飼い猫ライフฅ(^ΦωΦ^ฅ)化け猫じゃないから許してねw

mitokami

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01 野良猫ライフ終了(ΦωΦ)☆

001 真夏の夜の出会い

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 真夏の糞程暑い夜、まだ昼間の熱を残すアスファルトの上で、仰向けに倒れている人間を見掛けた。横から見る限り汗だくだし、熱中症で倒れでもしたのかな?と、元人間であったよしみで人命救助でもしてやろうか?と、まず、生死の確認の為、人間の額を踏み付け顔を覗き見ると、その人間は、何度か道端みちばたや公園で目が合った事のある育ちが良さ気な青年だった。…にしても、酒くっさぁ~…、酷い酔っ払い加減やねぇ~……。と、思った矢先、社会に出て間もなそうな幼さが見え隠れする青年がゆっくりと目を開ける。

 私と目が合った綺麗な御顔立ちの青年は、汗で顔に張り付いた少し長めの髪を掻き上げ、私に対して、人間が相手ならばイチコロだったであろう色気の有る満面の笑みを浮かべ「君!今日、僕の家に泊まっていかない?一緒に寝ようよw」って…、おいおい…早々に何ですのん?ナンパですか?(≡゚Д゚≡)☆
私が野良猫で無く人間であれば、何かしら勘違いして御持ち帰りするか…、何かあってはイケナイと「酔っ払いが落ちてますよ~」って通報する所やよ?しかも、この青年、阿呆あほ程に酔っ払ってるし……。酔いが覚めた後、この記憶あるの?連れ帰られるのは構やしないけど、中身は密かにオバチャンですよw良いですか?( ๑´艸`)ウフフ

 でも、もしかして連れ帰った翌日の朝、後悔して捨てたりとかするんじゃないの?捨てるだけじゃ飽き足らず、昔、団地に住んでた頃、近所の爺さんがやらかしてたみたいに、入れ物に監禁して保健所で殺処分とか言う落ちに収まるとかは止めてよね?大丈夫?(;^ω^)ฅ
私が自分の言葉が通じないとは思いつつ「本気で言ってんのかい?にゃ~(¬¬)」と投げ掛けた言葉に対して青年は、またもや微笑み「一生大切にするから、側に居てよ」と言って私を両手で捕まえ、持ち上げ、私を重心に勢い良く起き上がり、私が逃げられない様に抱き抱え、脱兎のごとく、青年が住んでいるワンルームの部屋へと私を連れ込みやがった。Σ( ̄Д ̄;)

 その道中、私は抵抗する事無く連行され、物思いにふける。[一生大切にする]とか、人間だった頃に一度で良いから言われてみたかったよ。死後、猫に生まれ変わってから言われるとか…無いわぁ~…、前世の若い頃「恋愛ドラマや漫画みたいな台詞せりふ言われてみたい]って、神頼みした事もあるけど…、台詞だけなのに、願いが叶うの遅過ぎくない?神様が叶えてくれる願いって、そんなモノなのか……。残念、無念で、残酷だよねぇ~。今現在は猫だから、人間にトキメク事も無いし、ちょっと、虚し悲しいんですけどw(^=ω=^)


 こうして辿り着いた青年が一人暮らししているのであろうアパートの一室。玄関直ぐに置かれた洗濯機の上で、笑っている様なデザインの通販会社の箱が御出迎えしてくれた。奥には収納付きのベッドと、可動式の台の上にノートパソコン。壁一面の大半を占拠する備え付けの棚と大容量の衣類が掛けられるハンガーラックには、使わない衣類にクリーニング屋で御馴染みのピニールが掛けられ、管理されている御様子だ。
片付いていて良いのだが、何て生活感の薄い部屋なのだろう。床には見た感じ機能を停止しているであろう御掃除ロボ。小型のキッチンの方など使用履歴が見えない感じだ。一見した感じ、単身所用の新生活セットで売られてそうな冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、炊飯器の姿はあるが…((゚ー゚;≡ ;゚ー゚))食器棚やテーブルセット等が無い……。

 そんな部屋に帰った青年の第一声は「折角、猫が居るのに乗って遊んで貰えないじゃないか!」って…え?あぁ~…動画サイトとかで時々見掛けるアレね…、アンタさん、その為に私を連れ帰ったんかい?床に付いた傷の雰囲気から、踏んで壊しただろ?残念だったねぇ~…、でも、総ての猫が御掃除ロボの上に乗る訳じゃないよ?機械系に対しては、音を怖がって逃げる猫もいるからね?強要は絶対に駄目だぞ……。(; ・`д・´)+

 こうして始まった新生活。青年はエアコン入れて涼しくなった部屋にて、大手通販会社ゾンさんの箱に、玄関付近にあるクロゼットから取り出した冊子を千切り入れ「姉さんと、こうやって拾ってきた動物の寝床作ったなぁ…」と独り言。その後、私を抱いてベッドで寝やがった。(|li=ω=)。o○
私は、と言うと…、コレを寝床とか言ってたけど…トイレが無いから、この箱をトイレにするとしよう…、取り敢えず、トイレにするのにフローリングの上は不味かろうし…玄関で使うかな?と、玄関まで箱を押して移動…、そして用を足し…、部屋を探索…、見る所も少なく、青年の側で仮眠を取って、目覚まし時計が鳴り、起きる気配がないので、青年の腹の上に飛び乗って起こしてやった……。+( ・`ω・´)๑

 私を自分で連れ帰った青年は、思った通りに目を覚ますと私の存在に驚き、慌てて誰かに電話する。「ハジメちゃん!どうしよう!猫拾っちゃった!!」って…、その電話、朝も早くから迷惑じゃね?通信アプリでメッセージ打って既読待ちした方が良い時間ではなかろうか?と思った数十分後…、移動用のケージに猫トイレ等の猫グッズを持参した隣の家の人間が…、青年の部屋にやって来るのであった……。って、ハジメちゃんって隣人かよwΣ(・ω・;)
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