いつもえっちな目に遭う俺を魔法少女♂が助けに来てくれたと思ったら……

多崎リクト

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おまけ「耕平の事情」

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「お前また見てただろ、絶対しないからな」

 そう言ってスドーの手を振り払うと、結界の外にいた。正直いつものことなのでもうそこまで怒っていなかったのだが、恥ずかしいというのが大きい。須藤に見られているからと興奮してしまうのも事実だし、須藤がいるから最後までされることはないだろうという安心感もあった。
 それでもこれでまた流されてしまえば、結局耕平もそれを期待して捕まっていたのだと思われかねない。須藤は中を洗浄しないとと言って追いかけてくるが、耕平はもう青の粘液の効果を知っている。媚薬効果はないのだからこのままでも問題ないだろう。それよりも、試験前だから次の講義を受けなければ。

 そう思ってそのままにしていたのがいけなかった。




(なんだ、これ……)

 体の中で何かが蠢いている。いや、何かと言っても心当たりはある。
 ――青だ。
 スドーの攻撃を受けた時、青は確かに耕平の内から出ていったはずだった。だが、今耕平の中で動いているものはそうとしか考えられない。粘液が残っているのだと思っていたがそうではなく青の一部だったのだろう。

(やばい、ここは……)

 ここは結界の中ではない。それに講義中で、周囲には友人や顔見知りがいる。
 隣の席には須藤がいて、耕平の様子には気づかず、ホワイトボードに書かれた言葉を眺めていた。耕平が大変だというのに何故気づかないのだろうか。洗浄しようと迫ってきた須藤を拒絶したのは自分だというのに、今のこの状況が須藤のせいに思えてくる。

(んっ♡だめ、うごいちゃ……バレる……っ♡)

 声が出ないように堪えるが、アナルの中を好き勝手に刺激されてしまうとどうしてもペニスが勃起してしまう。こんなところで一人で勃起しているところなんて見られたらどう考えても変態だ。それはまずい。
 もじもじと椅子に座り直したところでトイレを我慢しているようにしか見えないだろうし、それで青の動きが止まるわけでもない。アナルを刺激しながらも、一部が外へ這い出し、それがペニスへ絡みつく。

(あっ♡♡だめ、でちゃう……♡♡)

 自分で触っているわけではないのに、まるで人前でオナニーしている変態のような気分だ。最悪なのに青を止めることもできず、ただその快楽を受け入れることしかできない。
 緩慢な動きで、普段ならそれだけでは達せないだろうに、体がこのシチュエーションに興奮してしまっている。

(隣に雅紀がいるのに……っ♡♡)

 今にも達しそうだ、と思ったところで、須藤がこちらを見る。様子がおかしいと気づいたわけではないようで、耕平の機嫌が直っただろうかとこちらを窺っているようだった。
 須藤に見られている。意識したらもう駄目だった。中の青を思いきり締め付けてしまい、その反動で青が前立腺をぐっと押す。ペニスに触れていた部分は大きく先端を包み込むようになっており、これなら下着を汚さないかもしれないと思った、次の瞬間にはその部分に精液を漏らしていた。

「…………っ♡♡♡」

 完全に抑えていたはずの声が僅かに漏れる。

(バレていない……よな?)

 そっと呼吸を整えながら隣を見ると、須藤が鼻息荒くこちらを見ていた。
 あ、バレてる。





 講義が終わるとすぐに須藤に腕を引かれ、近くのトイレへ連れ込まれた。

「ま、雅紀……ダメだって」
「さっきは気持ちよさそうにしてたね……大学でオナニーしてたの?」
「ちがっ……スライムが」
「だから洗おうって言ったのに、耕平が嫌がるから」
「…………ううっ」

 その通りだったので言い返せずに唸っていると、ズボンと下着を脱がされ、「お尻こっち向けて」タンクに手をついて、尻を須藤に向けさせられる。

「雅紀、これやだ……」
「でもまたスライムが悪さするかもよ?」
「うう……」

 タンクに手をつき、便器を跨ぐようにして尻を突き出す。蓋されたままだが、須藤の前で粗相をするような恰好が恥ずかしい。
 須藤がどんな表情をしているか見えないのがまだ救いだ。アナルをまじまじと見つめられ、尻を軽く揉まれる。

「ひっ♡♡」
「さっきイってたのに下着汚れてなかったね」
「スライムが、ちんこ包んでたから……ぁっ♡」
「精液スライムに飲まれちゃった?ズルいなあ」

 ふにふにと尻を揉まれると力が抜け、タンクを抱きしめるようにしてなんとか体を支える。

「はやく……っ♡」

 早く、どうして欲しいのだろう。自分でもわからない。体内に残る青を全部出してもらわないとまた大変なことになってしまうから、それは間違いないのだけど。でもそれ以上にその先を期待している。
 とろとろになったスライムじゃなくて、もっと熱くて硬いものに、ゴリゴリして欲しい。

「んっふうっ♡♡」
「耕平、声抑えて」
「むりぃ♡♡」

 耕平の両手はタンクに掴まるので精一杯だったし、アナルを指で弄られては声を我慢なんてできない。むしろさっきよく我慢できたものだと思う。

「じゃあこれ噛んでて」
「――んぐっ♡♡」

 口内に何かの布を放り込まれる。何だろう。雄のにおいが口いっぱいに広がる。
 先ほどまで自分が穿いていた下着を口内に突っ込まれたのだ。変態め。周囲にバレたくはなかったので仕方なくその布を噛みしめる。

「んっ♡♡っふっ♡♡」

 アナルに入った指が、とろとろになったスライムを搔き出していく。スライムは耕平の中から出てくると、すぐにうねうねと体を動かしてトイレの外へ消えていった。

「……ふ、ぅ……♡」
「これで綺麗になったかな」

 ちゅぽんっと恥ずかしい音を立てて須藤の指がアナルから抜ける。たしかにもう体内にはスライムは残っていないような気がしたが、もうそれどころではなかった。アナルがムズムズして堪らない。
 咥えていた下着を吐き出すと、振り向いて、須藤の目をじっと見る。

「……綺麗になったか、雅紀のちんこで確かめて♡」
「うん」

 しがみついてたタンクから手を離され、蓋したままの便座に須藤が座る。その上に向かい合うように座らされ、キスで口を塞がれたところで、ペニスがそこに触れた。

「――んっ♡♡♡」

 耕平の声は全て須藤の口内に消えていき、音にならなかった。自重ですぐにペニスが奥まで入り、「ふっ♡♡」入れられた衝撃でもう達してしまう。
 須藤はイッたばかりで力の入らない耕平の腰を掴むと、そのまま揺すってくる。

「ぁっ♡♡んんっ♡♡」

 キスで塞がれているため言葉にならないが、何とか逃げようと首を横に振る。だめ、まだ、イッたばかりだから辛い。須藤はわかっているだろうに意地悪く耕平を揺さぶり続ける。
 口内に入ってきた須藤の舌を軽く噛んでやるが、ひるんだ様子もなく、唾液を送り込まれる。飲み切れない唾液が口の端から零れ落ちて、拭いたいと思うが、須藤から手を離せばそのまま転がり落ちてしまいそうだった。
 体が揺れる度に便座がギシギシと音を立てる。成人男性が二人で座るようなものではない。割れたら弁償しないといけないのではないだろうか。
 もしもそうなったら須藤に全額払わせよう。そこまで考えたところで、快楽が脳内を支配していく。


 ここが大学だということも忘れ、淫らな行為に耽り、我に返った時には須藤のシャツが耕平の出したものでぐっしょりと濡れてしまっているのだった。



――――

ここで一応おしまいですが、クルトエンドな番外編か読みたいとリクエスト頂いているのでもう少し書くかも……。
ひとまず、お付き合いありがとうございました!
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感想 1

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みんなの感想(1件)

ティーヤマ
2021.11.10 ティーヤマ
ネタバレ含む
2021.11.10 多崎リクト

いつも読んでくださってありがとうございます😊
そうなんです、家バレしてるので実は引き込もっても無駄なんですよね(*´艸`)

解除

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