あの時ちゃんと断っていればこんなことにはならなかった

多崎リクト

文字の大きさ
9 / 12

年越しえっち

しおりを挟む

「陸、お願い」

 すっかり大型犬に成長したくせに、こうしておねだりしてくる時は子犬のような目をしてくる。俺がその目に昔から逆らえないとわかっていてやっているのだから、本当に卑怯だ。

「俺、年越しの瞬間は陸と繋がってたい」

 悠の「お願い」に頭を抱える。

「いや、でも……」
「俺とセックスするのやだ?」
「嫌じゃないけど……」
「俺の事嫌い?」
「……すき」

 好きだけど、悠のお願いはちょっと恥ずかしい。別に普段からそういうことはするけれど、いざ言われてしまうと年越しの瞬間にそんなことをしている自分たちを意識してしまって、恥ずかしくてたまらなくなるだろうから。

「じゃあ、約束ね。今夜シよう?」
「うん……」

 わざわざ今からお願いしなくても、勝手にいい雰囲気にして、押し倒してくれたら良かったのに。
 約束させられたから妙に意識してしまう。

 俺はきっと来年も悠に弱いのだろうなと思いながら、やり残した掃除の箇所を思い浮かべた。うん、とりあえず掃除して忘れよう。





 悠と約束したのは昼頃の事だったから、夜まではずいぶんと時間があった。
 それでもずっと悠の言葉を思い出しては、忘れようと努力していたら、いつの間にか夜になっていた。

 年越し蕎麦はカップ麺で済ませて、ぼんやりとテレビを見る。

 風呂も入ったし。一応、ちゃんと、中まで綺麗にした。
 準備は万端なのだが、年越しまでまだ二時間はある。
 やるならとっととやれ、という気分ではあるが、だからと言って悠を誘うなんてこともできない。結局二人でソファーに並んで座りながら、年末のバラエティ番組を流し見している。
 悠はあんなことを言って俺を動揺させているくせに、すごく普通にしている。今だって楽しそうにテレビを見て笑っているし。

 こっちの気も知らないで、ずるいやつ。そう思って悠の整った顔を眺める。幼い頃の可愛かった悠君の面影もほんの少しはあるけれど、今はやっぱりカッコ良さが悠のほとんどを構成している。
 じいっと見ていたのがわかったのか、悠がこっちを見る。目が合って、微笑まれて、心臓がきゅんとする。

「ね、そろそろシよっか?」

 まだ年越しまで二時間あるのに。
 まるで俺が欲しがっているから仕方なくそうするみたいに。
 そもそも悠がしたがったくせに、こうして選択権をこちらに委ねるフリをしてくる。

 頷く以外ないってわかっていて聞いてくるのだから、本当に狡い男だ。

「……いいけど」

 でも、本当は自分だって悠を欲しいくせに、こうやって「流されて仕方なく」みたいにしている俺も狡い人間なんだろうな。



 ソファーに座る悠の上に背を向けて座らされて、腹にシートベルトをつけるみたいに悠の腕が回される。項に唇が触れて、くすぐったい。

「陸、陸の匂い……」

「ひゃっ」

 ぺろりと項を舐められて、悠から落ちそうになる。が、抱きしめられているため落ちずに済む。
 匂いって、ちゃんと洗ったつもりなんだけど。加齢臭とか気にしないといけないやつだろうか。

「いい匂い……俺、陸の匂い好き」

 舐めたり、軽く歯で撫でられたり、吸われたり。そんなことで気持ちよくなってしまう。
 尻の狭間にはすっかり勃起した悠のちんこが擦り付けられる。

「――あんっ♡」

 左手は俺のお腹にまわされたまま、右手の方が悪戯をし始める。セーターとシャツの間から上半身を撫でるように上ってきて、ぷくんと尖ったそこを撫であげる。

 恥ずかしくて悠の膝から逃げようとするが、お腹をぎゅうっと締め付ける腕がそれを許してくれない。

「あっ♡♡やだっ♡♡♡はずかしいっ♡♡」

 シャツの上からなぞられると直接触られるより気持ちよくて、そこがどんどん尖ってしまうのがわかる。

「陸の乳首、シャツの上からでも尖ってて、すごいえっちだね」
「あっ♡♡♡やだっ♡♡♡♡」
「やじゃないでしょ?こうやって摘んであげると気持ちいいもんね?」
「あんっ♡♡♡♡」

 シャツの上から強く摘まれて、声が抑えられない。もう片方も触って欲しいのに、左手はまだ俺を支えるために使われている。

「気持ちいい?」
「あっ♡♡♡きもちいっ♡♡♡ちくびきもちいいっ♡♡♡」

 強い力で抓られて、捏ねくり回されて、爪先でつつかれる。片方の乳首だけを執拗にいじめられて、また項を軽く噛まれる。
 お尻に擦り付けられたちんこはどんどん熱くなってくるし、早くそこに入れられたくてムズムズしてしまう。

「乳首両方弄って欲しい?」

 聞かれて頷くと、膝から下ろされて、ソファーに座らされる。座るといっても力が入らず、背もたれ部分に体を完全に預けていた。悠は向かい合って床に座りながらそれを見ている。

 セーターごとシャツを捲りあげられて、そのまま固定するように両手で持たされる。
 自分から悠に乳首を見せつけるような格好に顔が熱くなる。

 悠はじろじろと俺の乳首を眺めていたかと思うと、指先でつんつんとつついてくる。もどかしさに泣きそうになりながら悠に縋り付く。

「あっ♡ちゃんと、さわって♡♡♡」
「もっとグリグリされたい?」

 ふうっと息を吹きかけられる。舐められた時の感覚を思い出してしまう。

「うんっ♡♡グリグリして♡♡いっぱい吸って♡♡♡」

 はしたなく強請って、ようやく許してもらう。

 ――ちゅぱっ、ジュルルルッ


「やんんんんんっ♡♡♡」
「イッちゃった?」
「…………うん」


 あっけなく射精したことで現実を思い出す。下着が濡れた感覚が気持ち悪い。
 寒いだろうからとセーターとシャツはそのまま、スウェットパンツと下着だけ脱がされる。果たしてほとんど捲りあげられている服にどれだけの意味があるのか。

 下半身に下着一つ身につけていない状態でソファーに座らされるのは居た堪れない気持ちになる。ソファーに精液がついたらどうするんだとは思っても、結局興奮しているのは俺もそうで、場所を変えようとは言い出せなかった。
 ソファーの上でM字開脚させられ、腕は自分の足を支えるのに使っているから、シャツの真ん中を口に咥えさせられる。
 ちんこは先程射精したばかりだから精液で濡れていて、今すぐ拭き取りたいのにそれも許してもらえなかった。

 ……悠くんの変態っ。

 音にならない非難は悠にしっかり伝わったようで、それでも結局笑って流された。


「んんっ♡♡んぅっ♡」

 むにむにとお尻を揉まれると期待にそこがヒクヒクとしてしまう。お風呂で洗った時に少し慣らしたからたぶん簡単に入ってしまう。それを指摘されたら恥ずかしいのに、きっと興奮してしまうのだろう。

「んっ♡♡♡んむぅっ♡♡」
「柔らかいね……俺のためにちゃんと慣らしてくれたんだ?」
「ふぅっ♡♡♡」

 明るい部屋の中で、そんなところを悠に晒しているという事実が、ひどく恥ずかしい。
 テレビからはまだ笑い声が聞こえていて、年越しまではまだ時間がありそうだった。焦らさないでとっとと入れて欲しいようでいて、そんなに挿入され続けて意識を保てるだろうかという不安もある。

「んんんっ♡♡ふっ♡♡ふぅっ♡♡♡」

 どこに隠していたのか取り出されたローションで、中をたっぷりと濡らされる。そんなことしたらソファーが汚れてしまうのに。

「ごめんね、後でちゃんと拭くから」
「ひゃんっ♡♡♡」

 指を挿入されたまま、また乳首を舐められる。思わず咥えていたシャツを放してしまう。
 ずり落ちたシャツとセーターの中にすっぽりと悠の頭が覆われて、セーターの中の頭がもぞもぞと蠢く。視界が塞がれて不自由だろうにそのまま赤ん坊のようにちゅぱちゅぱとそこを吸われる。もう口を塞ぐものはないものだから、恥ずかしい声を抑えることもできなかった。

「あっ♡♡♡ゆうくんっ♡♡♡」

 俺の先走りとローションのせいでソファーはもうビショビショで。これ以上ここでこんなことを続けていけないと思うのに、俺の体ははしたなく悠を求めてしまう。

「おねが……もう、入れて……」

 堪えられずにねだると、セーターの中で悠がくすりと笑った。

「いいけど、そんなにぎゅうぎゅうされてたら、入れられないよ?」

 その言葉でようやく、セーターの上からぎゅうぎゅうと悠の頭を抱きしめていたことに気がついた。






 ――ゴーン


「あっ♡♡♡やっ♡♡♡ゆうくんっ♡♡♡」

 一度中に出されて、抜かずにそのまま続けるものだから、意識が少し飛んでいた。それでも我慢できない悠は勝手に、中の精液が泡立つほどピストン運動を続けていた。

「陸、起きた?もうすぐ年越しだよ?」
「やんっ♡♡♡あっ♡♡またイッちゃうからぁっ♡♡♡」
「トロトロで可愛いね……陸、好き」

 甘い声で囁かれるとすっかり水みたいになった精液がまたソファーを濡らす。二人の汗やら精液やらローションでぐちゃぐちゃになったソファーは、どうしよう、今すぐにでも買い替えたい。

「もっ、むりぃっ♡♡♡」
「ダメだよ、まだ年越ししてないし、百八回突いてないもん」
「あっ♡あっ♡やっ♡♡」

 百八回って、除夜の鐘じゃないんだから。悠は俺を殺す気なのか?

「ほら、陸、頑張って」
「むりっ♡♡♡もっ♡♡むりだからっ♡♡♡」

 年越しまであとどのくらい耐えればいいのか。ちらりと時計を見ると、あと十分ほどで日付が変わるようだ。
 あと十分、この責め苦に耐えれば、俺は寝ても許されるのだろうか。

「……っ?悠?」

 そこでピタリと悠の動きが止まる。と言っても中には悠のちんこが突き刺さったままである。

「百八回目は年が明けたら突くんだよ」
「へ?」

 悠が本当に数えてたのか、それとも適当なところで俺を焦らそうとしているのか――おそらく後者だろう。
 たしかに休ませて欲しかったけど、だったら一度抜いて欲しい。

「……っ♡」

 内壁が勝手にそれを締め付けて、中のちんこが大きくなる。もどかしく腰を揺らせば悠の手がシャツの中に入ってきて、咎めるように乳首をぎゅっと抓る。

「――ひゃんっ♡」
「ダメだよ、我慢して」
「……ゆうのいじわるっ」

 そのまま乳首を弄ってくれるわけでもなく、焦らされる。

「ゆう、おねがいっ」

 せめて乳首だけでも弄ってくれないだろうか。そう悠を見つめると「いいよ」と微笑まれた。

「でも俺は触らないから自分で触ってね」
「あんっ♡♡」

 自分の手をそこに導かれ、ぷっくりと尖った乳首に触れる。俺の乳首ってこんな形だっただろうか。
 恥ずかしいのに、触れてしまえば歯止めが効かなくて、そのまま乱暴に抓ったり引っ張ったりしてしまう。

「あっ♡♡♡やっ♡♡♡きもちいっ♡♡♡♡」
「陸、すごい……えっちな乳首」
「やだっ♡♡とまんないっ♡♡♡」

 今度は悠の手によって、セーターを捲りあげられる。悠の目の前に晒された乳首を、悠の目の前で弄っている。恥ずかしいのに、止まらない。
 悠は熱い視線をそこに注ぐだけで、触れようとはしてこない。あ、でも、中でまたちんこが大きくなった。

「腰、動いてるよ。我慢できない?」
「やだっ♡♡♡がまん、できなっ♡♡♡♡」
「ほら、もうすぐ年越しだから」
「やっ♡♡♡イきたいっ♡♡♡」

 悠に指摘されて、結局自分の腰が揺れていることに気づく。それを咎められたところでもう我慢なんてできるはずがない。
 はやく射精したい。解放されたい。奥までズプズプ突いて欲しい。

「ゆうっ♡♡♡ゆうくんっ♡♡♡♡」
「もうちょっとだよ。ほら、カウントダウンしてる」
「はやくっ♡♡♡おねがっ♡♡」

 乳首を弄っても、腰を揺らしても、射精できない。頭がおかしくなりそうで、必死で悠に助けを求める。
 カウントダウンって何だっけ?そもそも何でこんなに我慢させられてるんだっけ?

「さん、にー、いち、ぜろ」

 ぜろ、と悠が呟くと同時に、ちんこがズンと奥を突く。

「ひぁあああっ♡♡♡♡」
「……あー、潮吹いちゃった?」

 ビクビクと身体を震わせながら射精……射精したはずなのに、出たのは透明な液体で、精液じゃない。

「…………ゆ、ゆうぅ……」

 いい歳して、俺、おもらしした?
 涙ぐんで悠を見上げると、「おしっこじゃないよ」と撫でてくれた。

「これはね、陸がえっちだから、潮吹いちゃっただけだからね」
「……えっちじゃない」
「あんなにえっちなおねだりしてたのに?自分で乳首弄って気持ちよくなっちゃったのに?」

 先程までの自分の痴態を思い出して顔が熱くなる。

「…………もう、寝るから」

 悠から顔を隠しながら言うと、悠も頷いて中からちんこを抜いてくれる。最後、俺しかイッてないから、まだ勃起してるのに。
 そちらを見ないようにしていると、体を抱き寄せられて、ベッドに運ばれる。

 ソファー、掃除しないと……むしろ、粗大ゴミに出したい。新しいソファーは悠に買わせよう。
 悠なんて、おねしょしたりおもらししたりしては俺が慰めてやっていたのに。それがこんなに意地悪な大人になるなんて。

 うつらうつらしながら、俺を運ぶ悠の顔を見る。うん、好きだ。たぶん今年も、悠を甘やかしてしまうに違いない。

「……今年も、よろしく」

 それだけやっと呟いて、瞼を閉じる。
 今年も来年も、ずっとずっと一緒にいてくれますように。






 陸はベッドに運んでいる最中にすっかり眠ってしまった。
 正直まだ臨戦態勢だった俺は、ベッドで続きをするつもりだったのだが、すやすやと眠る陸を見るとさすがに可哀想に思えてきて寝かせてやることにした。新年早々無茶させすぎてしまったかもしれない。
 年越しの瞬間繋がっていたいなんて子供っぽい俺の我儘を受け入れてくれて、しかも可愛くてすごくえっちで。つい夢中になりすぎてしまったし意地悪も沢山してしまった。

「ん……ゆう」

 寝言で俺を呼ぶのもすごく可愛い。
 陸が風邪をひかないように後ろからぎゅっと抱きしめて、布団もしっかりかけて。
 精液はちゃんと掻き出したけど中が寂しそうだったからちゃんと俺のちんこも挿入してある。
 本当は眠っていても構わずに貪り尽くしたいけど、無理させすぎてしまった自覚はあるので、陸が目覚めるのをのんびりと待つ。時折乳首を撫でてやると、陸のそこが締め付けてきて、それだけでも十分気持ちいい。

「あんっ♡♡♡」

 寝てるはずだけど、意識がない状態でしっかり喘いでいる。昔からそうだったなあ。
 でもこんな風に悪戯されてても起きないって、結構危ないと思うのだけど。
 寝ぼけて逃げようとする陸の腰を掴んで深いところを抉る。



「やんっ――え、なんで?入ってる?」


 前立腺を抉られた衝撃で目が覚めたようで、陸が軽く混乱している。

「おはよ、陸。姫はじめしよ」
「やぁっ♡♡♡ゆうっ♡♡」

 目覚めたので先程までしていた遠慮はやめる。後ろからズンズンと突いてやる。

「も、むりだってばぁっ……やんっ♡♡」
「だから休ませてあげたでしょ」

 陸が寝てる間はちゃんと我慢していたのだから褒めて欲しい。

「ゆう、だめだってばぁっ……あっ♡あっ♡」
「それ、全然ダメって言い方じゃないって」

 ダメダメと言いながらもえっちにおねだりされてるようにしか聞こえない。
 新年早々奥さんがえろ過ぎて困ってしまう。でも奥さんの誘いを断る訳にはいかないので全力で応えることにする。


「やっ♡あっ♡♡はげしっ♡♡♡」
「陸、愛してる」
「んんんっ♡♡♡」
「今年もいっぱい子作りえっちしようね」


 結局陸は優しいので俺の我儘を聞いてくれた。
 でも、朝になってすっかり立てなくなった陸にしっかり怒られることになった。

 シーツを洗濯して、新しいソファーを買いに行く日を決めて、お雑煮を食べさせて、ようやく許してもらえたけれどね。

しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

あなたと過ごせた日々は幸せでした

蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

嫌われ者の長男

りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....

俺の彼氏は俺の親友の事が好きらしい

15
BL
「だから、もういいよ」 俺とお前の約束。

心からの愛してる

マツユキ
BL
転入生が来た事により一人になってしまった結良。仕事に追われる日々が続く中、ついに体力の限界で倒れてしまう。過労がたたり数日入院している間にリコールされてしまい、あろうことか仕事をしていなかったのは結良だと噂で学園中に広まってしまっていた。 全寮制男子校 嫌われから固定で溺愛目指して頑張ります ※話の内容は全てフィクションになります。現実世界ではありえない設定等ありますのでご了承ください

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

愛などもう求めない

一寸光陰
BL
とある国の皇子、ヴェリテは長い長い夢を見た。夢ではヴェリテは偽物の皇子だと罪にかけられてしまう。情を交わした婚約者は真の皇子であるファクティスの側につき、兄は睨みつけてくる。そして、とうとう父親である皇帝は処刑を命じた。 「僕のことを1度でも愛してくれたことはありましたか?」 「お前のことを一度も息子だと思ったことはない。」 目が覚め、現実に戻ったヴェリテは安心するが、本当にただの夢だったのだろうか?もし予知夢だとしたら、今すぐここから逃げなくては。 本当に自分を愛してくれる人と生きたい。 ヴェリテの切実な願いが周りを変えていく。  ハッピーエンド大好きなので、絶対に主人公は幸せに終わらせたいです。 最後まで読んでいただけると嬉しいです。

処理中です...