自己啓発ROCK〜17クラブ

yukikoganei

文字の大きさ
23 / 31

第二十二話「舞亜鬼菜」

しおりを挟む


そこには激しめの地雷メイクをした、見知らぬ金髪の女が立っていた。



「矢崎拓矢...麟蛇を助けて...。」


拓矢は女の発した言葉に一瞬固まった。


「あたいは麟蛇の女の舞亞鬼菜、麟蛇を救えるのは、もうあんた達しかいないの‼︎」


拓矢「あぁ⁉︎何で俺があの蛇野郎を助けなきゃいけねぇんだよ!それにお前ら大勢庭鳥連れてんだろうが!お前らで何とかしろ‼︎」



舞亞鬼菜「斬閤会は壊滅状態..華人どものせいで。」


拓矢「何だと⁉︎」


舞亞鬼菜「麟蛇は仲間を56された華人どもに、復讐をしに一人でフリーバイクで向かったわ。」



拓矢「何で奴らにやられた!?」


舞亞鬼菜「華人が半グレ集団の勢力が増していく事を懸念し、斬閤会を壊滅させるため、斬閤会の一部が華人に暴動を起こしたと見せかけ56し、頭の麟蛇を煽りセントラルパークに誘き出したの、鶏冠が斬閤会を裏で売ったのよ。」


拓矢「それがどうした⁉︎俺には今関係ねぇ‼︎」


舞亞鬼菜「麟蛇も私も元々あなたと同じ、旧日本人の血を持っている...華人の破壊兵器の実験に失敗し、麟蛇も私もキメラの身体になってしまったの、あなたも今同じ道を行こうとしてる。」


拓矢「...」


舞亞鬼菜「言わば麟蛇もあんた達と同じ旧日本人、身体は違っても心の底では人の感情がまだ宿ってるの。」


拓矢「人の感情。」


舞亞鬼菜「そう、だから麟蛇を助けてあげて、あなたの能力と麟蛇の力があれば、華人にだってきっと対抗できるわ。」


拓矢「残念ながら、華人王って奴には俺の能力は聞かない。」


舞亞鬼菜「ならなんで、戦うの...」


拓矢「守りたい女がいる、ただそれだけだ。」


舞亞鬼菜「守りたい女...」


拓矢「それに蛇男は罠と分かって一人突っ込みに行ったんだよ、俺には何となく分かる、漢のPRIDEって奴がな。」



舞亞鬼菜「あんた...」



拓矢「あっちで蛇男とあったら何とかしとくぜ、お前のアイツを想う気持ちと、俺の今の気持ちが一緒だからな!」



拓矢は親指を立て、CB-WX改は満月のでた夜の街を走り出した。


----decided








しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち

ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。 クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。 それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。 そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決! その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...