20 / 25
なんて立派な〇〇
しおりを挟む
妻は最近、編み物を始めた。
数カ月に一度、かぎ針編みで作った帽子などの写真を義母がLINEで送ってくる。
だから、一度編み物をやってみたかったらしい。
妻は自分の手袋を編んだ後、私に言った。
「次はニット帽を作ったろか?」
頭が冷えると全身が冷えるから、私は冬の間はニット帽を被っている。
ユニクロで買ったばかりだったが、せっかくなので妻にニット帽を作ってもらうことにした。
妻はニット帽を太めの毛糸で編み始めた。
次の日のスーパーからの帰り道、妻は言った。
「毛糸が足りんわ。もう1玉買いに行こや」
私と妻は毛糸を1玉買って帰った。
また、次の日。妻は言った。
「まだ、半分くらいやなー。もう2玉買うわ」
これで合計4玉。
手袋は1玉で編み終わっていたから、ニット帽を編むのは4倍毛糸を使うらしい。
「ニット帽は4玉も使うんやなー」
「そやな。大作ができそうやわ」
それから数日が経ち、ニット帽が出来上がった。
ちょうどその日はクリスマスだった。
「おー、クリスマスプレゼントやなー」と私は妻に言う。
一方の妻は「そやなー」と興味なさそうに答える。
妻からのクリスマスプレゼント(ニット帽)を手に取った私はこう思った。
――なんて立派な……
立派なニット帽だ。
どう立派かというと、存在感がすごい。
比較のためにユニクロのニット帽と並べてみよう。
左がユニクロのニット帽。右が妻の編んだニット帽だ。
サイズはユニクロの30%増しくらいだろうか……
そして、写真だと分からないと思うが、厚みはユニクロのニット帽の2~3倍ある。
大きくて分厚いから重いのだ。
妻がせっかく編んだので被ることにした。大きなニット帽を。
このニット帽は大きいので重い……肩が凝る。
皆さんが道を歩いていると、巨大なニット帽を被っているオジサンを見かけることがあるかもしれない。
そのオジサンはきっとこう思っているはずだ。
――サイズがおかしいけど、せっかく妻が編んでくれたし……被っとくか
だから、ここで皆さんにお願いしたい。
「帽子のサイズを間違ったオジサン」ではなく「帽子のサイズが変なのは分かっているけど、せっかくなので被っているオジサン」だと思ってもらえないだろうか?
これは、全国の帽子のサイズ間違いオジサンからのお願いだ。
***
さて、話をYouTubeに移そう。
私の妻は書道動画をYouTubeに投稿している自称ユーチューバーだ。そして、私は妻のアシスタントとして、妻の書く動画を撮影、編集、YouTubeに投稿している。
前回、2文字の書道動画を載せたら再生回数がイマイチだったと書いた。年末年始用に2文字動画をそれなりに作ってしまったので、とりあえず掲載してみた。
結果を発表しよう。
第1位 元旦 :2,443回
第2位 正月 :2,403回
第3位 七草 :1,397回
第4位 納会 :1,022回
第5位 賀正 : 535回
第6位 リア充: 346回
第7位 聖夜 : 136回
「聖夜」や「リア充」はイマイチだったが、中には健闘しているものもある。
1文字の書道動画でも再生回数が伸びないときはある。ひょっとしたら、2文字の書道動画はダメということではなくて、単純に掲載するタイミングなのかもしれない。
だから、これからもたまに2文字の書道動画を上げてみようと思う。
自称ユーチューバーにはチャレンジが必要だ。
我が家の戦いはまだ続く。
<続く>
数カ月に一度、かぎ針編みで作った帽子などの写真を義母がLINEで送ってくる。
だから、一度編み物をやってみたかったらしい。
妻は自分の手袋を編んだ後、私に言った。
「次はニット帽を作ったろか?」
頭が冷えると全身が冷えるから、私は冬の間はニット帽を被っている。
ユニクロで買ったばかりだったが、せっかくなので妻にニット帽を作ってもらうことにした。
妻はニット帽を太めの毛糸で編み始めた。
次の日のスーパーからの帰り道、妻は言った。
「毛糸が足りんわ。もう1玉買いに行こや」
私と妻は毛糸を1玉買って帰った。
また、次の日。妻は言った。
「まだ、半分くらいやなー。もう2玉買うわ」
これで合計4玉。
手袋は1玉で編み終わっていたから、ニット帽を編むのは4倍毛糸を使うらしい。
「ニット帽は4玉も使うんやなー」
「そやな。大作ができそうやわ」
それから数日が経ち、ニット帽が出来上がった。
ちょうどその日はクリスマスだった。
「おー、クリスマスプレゼントやなー」と私は妻に言う。
一方の妻は「そやなー」と興味なさそうに答える。
妻からのクリスマスプレゼント(ニット帽)を手に取った私はこう思った。
――なんて立派な……
立派なニット帽だ。
どう立派かというと、存在感がすごい。
比較のためにユニクロのニット帽と並べてみよう。
左がユニクロのニット帽。右が妻の編んだニット帽だ。
サイズはユニクロの30%増しくらいだろうか……
そして、写真だと分からないと思うが、厚みはユニクロのニット帽の2~3倍ある。
大きくて分厚いから重いのだ。
妻がせっかく編んだので被ることにした。大きなニット帽を。
このニット帽は大きいので重い……肩が凝る。
皆さんが道を歩いていると、巨大なニット帽を被っているオジサンを見かけることがあるかもしれない。
そのオジサンはきっとこう思っているはずだ。
――サイズがおかしいけど、せっかく妻が編んでくれたし……被っとくか
だから、ここで皆さんにお願いしたい。
「帽子のサイズを間違ったオジサン」ではなく「帽子のサイズが変なのは分かっているけど、せっかくなので被っているオジサン」だと思ってもらえないだろうか?
これは、全国の帽子のサイズ間違いオジサンからのお願いだ。
***
さて、話をYouTubeに移そう。
私の妻は書道動画をYouTubeに投稿している自称ユーチューバーだ。そして、私は妻のアシスタントとして、妻の書く動画を撮影、編集、YouTubeに投稿している。
前回、2文字の書道動画を載せたら再生回数がイマイチだったと書いた。年末年始用に2文字動画をそれなりに作ってしまったので、とりあえず掲載してみた。
結果を発表しよう。
第1位 元旦 :2,443回
第2位 正月 :2,403回
第3位 七草 :1,397回
第4位 納会 :1,022回
第5位 賀正 : 535回
第6位 リア充: 346回
第7位 聖夜 : 136回
「聖夜」や「リア充」はイマイチだったが、中には健闘しているものもある。
1文字の書道動画でも再生回数が伸びないときはある。ひょっとしたら、2文字の書道動画はダメということではなくて、単純に掲載するタイミングなのかもしれない。
だから、これからもたまに2文字の書道動画を上げてみようと思う。
自称ユーチューバーにはチャレンジが必要だ。
我が家の戦いはまだ続く。
<続く>
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
