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本編
虚妄2
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逢珠真を抱きしめたまま、桜子は学校を訪れた理由を簡単に説明した。逢珠真を拉致するよう命令した犯人が判明した為、彼女は犯人の職場へ向かい、雨之神との契約や取引を今後一切しないとその大企業の社長と息子に断言。氷雨から預かっていた書類を全て渡し、桜子は颯爽とその大企業を後にした。最後まで息子が「俺と結婚する為に来たんじゃないのか!?」と醜く喚いていたが、そんな男に彼女は「私への腹いせに幼い子どもを拉致して危険に晒すような方と誰が結婚したいというの?」と吐き捨てた。桜子が立ち去る直前、電話が鳴りっぱなしになり、その内容は全て取引停止や契約の取り消しに関するものばかりで二人はその対応に追われ、桜子を気にする暇もなくなってしまった。
「氷雨から逢珠真くんが拉致されたって聞いて、この子の無事を確認しに来たんです。それと、先生方にもご迷惑をおかけしてしまったお詫びを。霧島先生、大事な生徒達を危険に晒してしまい、誠に申し訳ありませんでした」
逢珠真が狙われた理由と犯人について説明した後、桜子は深々と幸平に頭を下げて謝罪した。
「頭を上げてください。桜子さんのお子さんは、ご無事ですか?」
「えぇ。親切な方が守ってくださったので。ね? 逢珠真くん」
「はい!」
「なんで逢珠真くん?」
「他の方達には秘密にしていただきたいのですが、実は『ひいくん』はこの子なんです。厄介なストーカーから私を守る為に、逢珠真くんが私の息子になってくれたんです」
「ぇえ!? 逢珠真くんが、桜子さんの子ども!?」
「桜子さん、息子がいるって。逢珠真のことだったんですか!?」
「半分嘘で半分本当よ。逢珠真くんは氷雨の子だから、私の甥なのよ」
「甥? あの、桜子さんと峯滝さんの関係をお聞きしても?」
「えぇ。氷雨は双子の兄なんです。顔立ちが似ているでしょう?」
衝撃の事実に、幸平達は開いた口が塞がらなくなった。確かに桜子の顔立ちは氷雨とそっくりだ。彼女が「息子がいる」と嘘を吐いたのはストーカーから自分の身を守る為だった。その嘘を訂正しなかったのは、逢珠真が目立ってしまうのを避けたかったから。普通の小学生として平穏に過ごしてほしくて、桜子は息子がいる設定を通したのだ。けれど、完全に嘘という訳ではなく、桜子も逢珠真を大切にしていた。それはもう我が子のように可愛がっているという。
「ストーカー対策で色々と考えはしたんですけどね」
「私には結婚相手がいる、でしょ? 氷雨は貴方を選ぼうとしたけど、速攻で断ったわよね?」
「えぇ。私には心に決めた方がいますので。演技であっても誤解を招くようなことはしたくありません」
分かっていたことなのに、幸平は二人の会話を聞いてズキッと胸が痛んだ。やっぱり、彼は峯滝さんが好きなんだ、と確信する。時雨が心に決めた相手となれば、氷雨か桜子しか考えられない。二人は幼馴染みで、昔からこの距離感だという。二人は美男美女。幸平の両親や恋鞠など足元にも及ばない美しさを持ち合わせている。品のない卑しい連中とは違い、この二人は気品に満ち溢れていた。時雨の隣に並ぶ氷雨を思い出して、幸平は首を横に振って現実逃避した。
桜子が逢珠真と手を繋ぎ、車を停めてある駐車場へ歩き出そうとした直後、カシャッ! というシャッター音が何処からか聞こえてきた。その音に気付いたのは桜子と時雨と幸平の三人。子ども達は気付いた様子もなく、桜子にずっと目を向けて「桜子さん、やっぱり綺麗」と呟いている。
「さくらこさん?」
「視線を感じたけれど、気のせいね」
「まだ安心はできませんから、急いで駐車場まで行きましょう」
もしも、があってはいけないと、時雨が歌織と省吾の手を握り駐車場へと急ぐ。子ども達を車に乗せ、桜子と時雨は端末を確認した。二人が予想していた通り、桜子の息子に関する内容がSNSに投稿されていた。証拠の写真もあり、今夜八時に公開する予定だという。
「まあ! どうしましょう! このままだとあの子の写真が公開されてしまうわ!」
「落ち着いてください。桜子さん。投稿者に連絡して、画像を削除してもらいましょう。お金を用意すれば聞いてくれる筈です」
「お金って、一体いくら用意すればいいのよ!? 五千万!? 一億!? いいえ。あの子を守る為ですもの。五億用意しましょう!」
「ぷっ、ご、五億……そ、そうですね! 五億あれば、きっと削除してくれますよ!」
遠くの方からガサッと物音がして、二人は言葉とは裏腹に悪どい笑みを浮かべた。まさか桜子の発言を鵜呑みにしたのだろうか。数時間以内に五億なんて用意できる訳がないし、銀行の窓口は既に閉まっている。仮に窓口が開いていて「今すぐ五億下ろしたい」と言っても相手を困らせるだけであり、あらゆる意味で不可能な金額なのは少し考えれば分かること。まあ、そもそも用意する気など一切ないのだからどれだけ高額でも問題はないのだが。
「この画像は、氷雨が何時も送迎している公園だわ」
「十九時三十分。この時間までに五億用意して公園に来い、ということでしょうね」
「分かったわ! 急いで五億用意するわ!」
「霧島先生も心配ですね。桜子さん、一人で大丈夫ですか?」
「えぇ。勿論。時雨こそ、一人で大丈夫なの?」
「愚問ですね。私を誰だと思っているんですか?」
「心配する必要はなかったわね。それじゃあ、逢珠真くん達を送り届けたら急いで準備しましょう」
助手席に桜子が乗り、運転席に時雨が乗る。後部座席に三人が乗っていて、みんな不安そうな表情を浮かべていた。二人の焦った表情を車の中から見ていたから心配させてしまったらしい。二人は一度振り返って「心配しないで。私達は平気だから」と告げて優しく微笑んだ。
省吾と歌織の両親は共働きで、母親が帰宅するのは十八時から十九時の間。賢吾と竣介は二十時前後だという。二人を自宅に送り届け、桜子も車から降りてそれぞれ手紙を渡した。
「お父さんとお母さんが帰ったら、一度連絡してくださいと伝えてくれますか?」
「は、はひ」
「わ、分かりました」
「ありがとう。それじゃあ、私達はこれで。二人ともきちんと戸締りしてね」
歌織と省吾の頭をそっと撫で、桜子は再び車に乗る。後部座席の窓を開けて逢珠真も二人に「また明日!」と挨拶を済ませると、氷雨の自宅へ車を走らせる。
「桜子さん、すっごく綺麗だったね」
「あぁ。テレビで見るより何倍も綺麗だった」
流石は氷雨の双子の妹。この事実も驚きだが、桜子の息子が逢珠真だということも驚きだった。実際は甥になるらしいが、桜子にとって彼は愛する我が子同然だという。
あんな美人兄妹に愛されている逢珠真って一体……
「もしかして、逢珠真くん。化身の伴侶、だったりする?」
「え? まさか! そんなんこと、ある訳……いや、あるかも、な」
今日初めて会った時雨も氷雨と負けず劣らずの美形だった。何故彼の周囲には美人が集まるのか。化身は生まれつき容姿が整っており、年齢も自由自在に変えることができるという噂がある。氷雨が化身で逢珠真が彼の伴侶なら全て納得できてしまう。しかし、それを証明するものは何もなく、歌織と省吾は「き、気のせいだよね!」と言い合って無理矢理話を終わらせた。
「氷雨から逢珠真くんが拉致されたって聞いて、この子の無事を確認しに来たんです。それと、先生方にもご迷惑をおかけしてしまったお詫びを。霧島先生、大事な生徒達を危険に晒してしまい、誠に申し訳ありませんでした」
逢珠真が狙われた理由と犯人について説明した後、桜子は深々と幸平に頭を下げて謝罪した。
「頭を上げてください。桜子さんのお子さんは、ご無事ですか?」
「えぇ。親切な方が守ってくださったので。ね? 逢珠真くん」
「はい!」
「なんで逢珠真くん?」
「他の方達には秘密にしていただきたいのですが、実は『ひいくん』はこの子なんです。厄介なストーカーから私を守る為に、逢珠真くんが私の息子になってくれたんです」
「ぇえ!? 逢珠真くんが、桜子さんの子ども!?」
「桜子さん、息子がいるって。逢珠真のことだったんですか!?」
「半分嘘で半分本当よ。逢珠真くんは氷雨の子だから、私の甥なのよ」
「甥? あの、桜子さんと峯滝さんの関係をお聞きしても?」
「えぇ。氷雨は双子の兄なんです。顔立ちが似ているでしょう?」
衝撃の事実に、幸平達は開いた口が塞がらなくなった。確かに桜子の顔立ちは氷雨とそっくりだ。彼女が「息子がいる」と嘘を吐いたのはストーカーから自分の身を守る為だった。その嘘を訂正しなかったのは、逢珠真が目立ってしまうのを避けたかったから。普通の小学生として平穏に過ごしてほしくて、桜子は息子がいる設定を通したのだ。けれど、完全に嘘という訳ではなく、桜子も逢珠真を大切にしていた。それはもう我が子のように可愛がっているという。
「ストーカー対策で色々と考えはしたんですけどね」
「私には結婚相手がいる、でしょ? 氷雨は貴方を選ぼうとしたけど、速攻で断ったわよね?」
「えぇ。私には心に決めた方がいますので。演技であっても誤解を招くようなことはしたくありません」
分かっていたことなのに、幸平は二人の会話を聞いてズキッと胸が痛んだ。やっぱり、彼は峯滝さんが好きなんだ、と確信する。時雨が心に決めた相手となれば、氷雨か桜子しか考えられない。二人は幼馴染みで、昔からこの距離感だという。二人は美男美女。幸平の両親や恋鞠など足元にも及ばない美しさを持ち合わせている。品のない卑しい連中とは違い、この二人は気品に満ち溢れていた。時雨の隣に並ぶ氷雨を思い出して、幸平は首を横に振って現実逃避した。
桜子が逢珠真と手を繋ぎ、車を停めてある駐車場へ歩き出そうとした直後、カシャッ! というシャッター音が何処からか聞こえてきた。その音に気付いたのは桜子と時雨と幸平の三人。子ども達は気付いた様子もなく、桜子にずっと目を向けて「桜子さん、やっぱり綺麗」と呟いている。
「さくらこさん?」
「視線を感じたけれど、気のせいね」
「まだ安心はできませんから、急いで駐車場まで行きましょう」
もしも、があってはいけないと、時雨が歌織と省吾の手を握り駐車場へと急ぐ。子ども達を車に乗せ、桜子と時雨は端末を確認した。二人が予想していた通り、桜子の息子に関する内容がSNSに投稿されていた。証拠の写真もあり、今夜八時に公開する予定だという。
「まあ! どうしましょう! このままだとあの子の写真が公開されてしまうわ!」
「落ち着いてください。桜子さん。投稿者に連絡して、画像を削除してもらいましょう。お金を用意すれば聞いてくれる筈です」
「お金って、一体いくら用意すればいいのよ!? 五千万!? 一億!? いいえ。あの子を守る為ですもの。五億用意しましょう!」
「ぷっ、ご、五億……そ、そうですね! 五億あれば、きっと削除してくれますよ!」
遠くの方からガサッと物音がして、二人は言葉とは裏腹に悪どい笑みを浮かべた。まさか桜子の発言を鵜呑みにしたのだろうか。数時間以内に五億なんて用意できる訳がないし、銀行の窓口は既に閉まっている。仮に窓口が開いていて「今すぐ五億下ろしたい」と言っても相手を困らせるだけであり、あらゆる意味で不可能な金額なのは少し考えれば分かること。まあ、そもそも用意する気など一切ないのだからどれだけ高額でも問題はないのだが。
「この画像は、氷雨が何時も送迎している公園だわ」
「十九時三十分。この時間までに五億用意して公園に来い、ということでしょうね」
「分かったわ! 急いで五億用意するわ!」
「霧島先生も心配ですね。桜子さん、一人で大丈夫ですか?」
「えぇ。勿論。時雨こそ、一人で大丈夫なの?」
「愚問ですね。私を誰だと思っているんですか?」
「心配する必要はなかったわね。それじゃあ、逢珠真くん達を送り届けたら急いで準備しましょう」
助手席に桜子が乗り、運転席に時雨が乗る。後部座席に三人が乗っていて、みんな不安そうな表情を浮かべていた。二人の焦った表情を車の中から見ていたから心配させてしまったらしい。二人は一度振り返って「心配しないで。私達は平気だから」と告げて優しく微笑んだ。
省吾と歌織の両親は共働きで、母親が帰宅するのは十八時から十九時の間。賢吾と竣介は二十時前後だという。二人を自宅に送り届け、桜子も車から降りてそれぞれ手紙を渡した。
「お父さんとお母さんが帰ったら、一度連絡してくださいと伝えてくれますか?」
「は、はひ」
「わ、分かりました」
「ありがとう。それじゃあ、私達はこれで。二人ともきちんと戸締りしてね」
歌織と省吾の頭をそっと撫で、桜子は再び車に乗る。後部座席の窓を開けて逢珠真も二人に「また明日!」と挨拶を済ませると、氷雨の自宅へ車を走らせる。
「桜子さん、すっごく綺麗だったね」
「あぁ。テレビで見るより何倍も綺麗だった」
流石は氷雨の双子の妹。この事実も驚きだが、桜子の息子が逢珠真だということも驚きだった。実際は甥になるらしいが、桜子にとって彼は愛する我が子同然だという。
あんな美人兄妹に愛されている逢珠真って一体……
「もしかして、逢珠真くん。化身の伴侶、だったりする?」
「え? まさか! そんなんこと、ある訳……いや、あるかも、な」
今日初めて会った時雨も氷雨と負けず劣らずの美形だった。何故彼の周囲には美人が集まるのか。化身は生まれつき容姿が整っており、年齢も自由自在に変えることができるという噂がある。氷雨が化身で逢珠真が彼の伴侶なら全て納得できてしまう。しかし、それを証明するものは何もなく、歌織と省吾は「き、気のせいだよね!」と言い合って無理矢理話を終わらせた。
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