9 / 88
第1章
複雑な人間関係2
しおりを挟む
二人が城に戻ると、案の定、クラウスが笑顔で扉の前に立っていた。二人に「お帰りなさい」と挨拶をした後、クラウスは笑顔のまま「随分と遅かったですね」と言う。
クラウスに今迄の事を簡潔に説明すると、リベルテは足早にその場から立ち去ろうとする。
「リベル。帰って来たのならユリウス様に報告なさいと何度も……待ちなさい! リベル!」
クラウスの注意の言葉も聞かず、リベルテは去って行ってしまった。
「全く、あの子は……」
去って行ったリベルテの姿を眺め、深い溜息を吐くクラウスの姿は、まるで問題児を抱えた母親の様だ。鬘と眼鏡を外しながらクラウスを眺め、夕は思わず「お母さん?」と呟いてしまう。瞬間、クラウスが振り返り、笑顔のまま「何か言いましたか?」と夕に問う。
優しい笑顔の筈なのに、やはり何処か黒さを含んだクラウスの笑みに恐怖を感じ、夕は慌てて「何でもありません!」と言ってクラウスとの距離を取る。しかし、クラウスは夕に近づくと、何の前触れも無く手を握った。瞬間、手から鬘と眼鏡が落ちる。
いきなり手を握られ、驚く暇もなく、クラウスは夕の手を握ったまま城の中へ入って行く。落ちた鬘と眼鏡を素早く片付ける使用人達にお礼も言えないまま、クラウスは綺麗な笑みを浮かべて「部屋までご案内します」と言って優雅に歩き始めた。
「リベルと何か話しましたか?」
宮殿の様な豪華で広い廊下を歩いている時、クラウスにそう聞かれ、夕はリベルテとの会話を思い出す。リベルテとは世間話をしただけだと夕が答えると、クラウスは「そうですか」と言って話を続けた。
「彼と話していて、何か疑問に思いませんでしたか?」
「疑問、ですか?」
「えぇ。ユリウス様に対する態度、とか」
「…………」
クラウスはリベルテとユリウスの事を良く知っているのだろう。ユリウスが子どもだった頃から、ずっとユリウスに仕えていると言う話を思い出す。
ユリウスに長年仕えている従者なら、リベルテがユリウスを敵視する理由も、クラウスは知っているに違いない。
そう思いはするものの、自分が踏み込んではならない領域だと思い夕は口を噤む。二人の事は気になるが、リベルテの憎しみに満ちた表情を思い出すと、聞くべきではないと判断した。
「兄弟喧嘩、と言ってました。些細な理由で、と」
リベルテが言っていた言葉を、夕はクラウスに伝えた。クラウスは夕の言葉を復唱し「まだ、あの子の事を引きずっているのですね」と呟く。
クラウスの言葉に更に疑問を抱くが、夕は知りたいと言う気持ちを抑え、「でも『自慢の兄だった』とも……」と言って話を逸らす事にした。
「ユリウス様は、凄い方ですね。美形で、性格も良くて、王子様で、皆から慕われていて……」
「ユリウス様が幼かった頃は、大変苦労しました」
「噂で聞きました。ユリウス様は、髪の色が原因で周りから命を狙われていたと」
「えぇ。この国では、銀と黒を持つ者は『不幸を招く』と言われていますから。銀髪は月の夜に産まれた証でもあるのです。この世界では、十五年に一度だけ月が出るのです。月は『不吉の象徴』と言われています。ですから、月の夜に産まれた子はバケモノが憑いた子『ツキモノ』と呼ばれ、忌み嫌われていました」
「ツキモノ、ですか……」
ユリウスの説明を聞き、夕は夢の中で助けた子供の事を思い出す。何人もの兵士に命を狙われ、自分の事を「バケモノ」と言っていた。
呪われたツキモノと、涙を流して叫んでいた事を思い出し、夕はその子どもに会いたくなった。
「銀色の髪を持つ方はユリウス様しか居りません」
クラウスの言葉に夕は驚き疑問を抱く。銀色の髪に蒼い目をした子どもの事を聞くが、クラウスは「銀髪の方はユリウス様、一人しか存在しません」と言う。
そんな筈はないと思うも、クラウスが言っている事は真実だ。この世界に来て、銀色の髪に蒼い目をした子どもを、夕は一度も目にしていない。ユリウスの妹だとばかり思っていた夕は、子どもが無事かどうか気になった。
ちゃんと生きているのか、悲しんでいないか、命を狙われていないか……
「大丈夫、かな」と、悲しそうな表情をして呟く夕の姿を視界に入れ、クラウスは夕に何も言わず、ゆっくりと足を進めた。
「此処は……」
クラウスに手を引かれ、案内されたのは鈴の部屋では無く、2人が最初に居た神殿の様な部屋だった。
日は沈み切り、神殿の天井を見上げると、満天の星空が夜を覆い尽くしていた。握っていた夕の手を離すと、クラウスはランプに火を灯し、神殿の中を照らす。
「もう少しだけ、私の話に付き合って頂いても宜しいですか?」
そう言って、クラウスは夕に優しく微笑んだ。断る理由も無いので、夕は「はい」と答える。クラウスは天井を見上げ、口を開いた。
「銀色の髪に蒼い目をした子どもの事を気にしているようですが、何かあったのですか?」
「えっ? あ、その、信じて貰えないと思うんですけど、子どもを助けた事があるんです。夢の中で、ですけど……」
「夢、ですか?」
「はい。命を狙われていたみたいで、子どもに何て事をって思って……」
「子どもなら、貴方は誰でも助けるのですか?」
「多分、助けると思います」
「何故ですか?」
「何故って、護るべき存在だから?」
「…………」
「あの子、泣いてたんです。自分の事を『バケモノ』だと『呪われたツキモノ』と言って……自分の存在を否定したくなる程、追い詰められた状態だったんです」
「…………」
「俺、どうしても放って置けなくて、あの子を安心させたくて、生きてほしくて……どうすれば元気になってくれるだろうって、何をすれば笑ってくれるだろうって、そればかり考えてて……」
「それで『産まれて来てくれて、ありがとう』ですか……」
「っ」
子どもに言った台詞を言い当てられ、夕は驚き、クラウスを凝視する。「よく分かりましたね」と夕が感心していると、クラウスは悲しそうな表情をし、ゆっくりと話し始めた。
「幼かった頃のユリウス様と、境遇が似ていましたから……」
「ユリウス様も?」
「えぇ。髪の色が原因で。あの頃の私とユリウス様は、非常に険悪な仲でした」
「え? 仲、悪かったんですか?」
「それはもう。あの頃の私は、ユリウス様ではなく、ユリウス様の肩書きを守る事に必死だったのです。ユリウス様は、この世界にとって、とても重要な方の一人でしたから。自分の身は自分で守れる様に教育しておりました。何時、誰が敵になっても、動揺することなく、冷静に判断できる様に……」
「英才教育ですか?」
「それが妥当な言葉でしょうね。ですが、私の教育は、幼いユリウス様には厳し過ぎたのです。褒める事はせず、甘えも一切許さず、弱点を克服する事ばかり指摘し続けました。ユリウス様の心が、悲鳴を上げている事には全く気付かずに……」
「…………」
「ユリウス様が兵士達に襲われたと報告を受けたのは、丁度その頃でした。命を狙われ、ユリウス様が殺されそうになった時、ユリウス様を救って下さった方が居たんです。その方は、会って間もない赤の他人同然のユリウス様の命を救い、心をも救って下さいました」
「…………」
「私は、二人の様子を物陰から見守る事しか出来ませんでした。ユリウス様の本心を聞き、あの方の言葉を聞き、其処で漸く、最も重要な事を忘れていた事に気付いたんです。ユリウス様は、とても重要な存在である以前に、大人が護らなければならない、幼い子どもである事を。厳しさや突き放すような冷たい言葉ではなく、人の温もりと安心出来る優しい言葉が、ユリウス様に必要だった事を……あの方は、教えて下さったんです」
「そう、だったんですか」
クラウスの話を聞き、確かに似ていると思った。夕が助けた子どもと、幼い頃のユリウスの境遇は酷似していた。銀色の髪に、蒼い目をした子ども。髪と目の色も、ユリウスと同じ……偶然にしては共通点が多過ぎると、夕は思った。
「あの方と出会って以来、ユリウス様は必死に努力なさいました。『あの方に無様な姿は見せられない』と仰って……」
「ユリウス様が、ですか?」
「とても一途なんです。ユリウス様が考えるのは、何時も『あの方』の事ばかり。他の事には全く興味を示さず、常に無表情だと言うのに……貴方と出会ってから、ユリウス様はとても嬉しそうです」
ユリウスの過去をクラウスから聞き、夕は幼いユリウスを助けた人物について考えていた。ユリウスが今でも会いたいと思う程、幼い彼に生きる希望を与えた人物。
どんな人か非常に気になる。この世界の何処かに居るだろうか。あの子どもも、若しかしたら、その人に保護されているかもしれない。
「クラウスさん! ユリウス様を救った人を探すの、手伝っても良いですか!」
「はい!?」
クラウスは言った。ユリウスは夕と出会ってからずっと嬉しそうだと。しかし、夕はクラウスの話を最後まで聞いていなかったらしく、ユリウスを救った人は他に居ると考えてしまっていた。
夕の事をずっと話していたと言うのに、夕はその事に全く気付かなかった。狼狽えるクラウスの手を取り、夕は「俺も会ってみたいです!」と目を輝かせながら言う。
それ、お前だよ。他に誰が居る?
思わず敬語も忘れ、本音をぶち撒けそうになるのを我慢し、クラウスは苦笑いを浮かべる。真実を伝えようとするも、タイミングを逃し「この城に居るのは、確かですよ」と、伝えるのが精一杯だった。
クラウスに今迄の事を簡潔に説明すると、リベルテは足早にその場から立ち去ろうとする。
「リベル。帰って来たのならユリウス様に報告なさいと何度も……待ちなさい! リベル!」
クラウスの注意の言葉も聞かず、リベルテは去って行ってしまった。
「全く、あの子は……」
去って行ったリベルテの姿を眺め、深い溜息を吐くクラウスの姿は、まるで問題児を抱えた母親の様だ。鬘と眼鏡を外しながらクラウスを眺め、夕は思わず「お母さん?」と呟いてしまう。瞬間、クラウスが振り返り、笑顔のまま「何か言いましたか?」と夕に問う。
優しい笑顔の筈なのに、やはり何処か黒さを含んだクラウスの笑みに恐怖を感じ、夕は慌てて「何でもありません!」と言ってクラウスとの距離を取る。しかし、クラウスは夕に近づくと、何の前触れも無く手を握った。瞬間、手から鬘と眼鏡が落ちる。
いきなり手を握られ、驚く暇もなく、クラウスは夕の手を握ったまま城の中へ入って行く。落ちた鬘と眼鏡を素早く片付ける使用人達にお礼も言えないまま、クラウスは綺麗な笑みを浮かべて「部屋までご案内します」と言って優雅に歩き始めた。
「リベルと何か話しましたか?」
宮殿の様な豪華で広い廊下を歩いている時、クラウスにそう聞かれ、夕はリベルテとの会話を思い出す。リベルテとは世間話をしただけだと夕が答えると、クラウスは「そうですか」と言って話を続けた。
「彼と話していて、何か疑問に思いませんでしたか?」
「疑問、ですか?」
「えぇ。ユリウス様に対する態度、とか」
「…………」
クラウスはリベルテとユリウスの事を良く知っているのだろう。ユリウスが子どもだった頃から、ずっとユリウスに仕えていると言う話を思い出す。
ユリウスに長年仕えている従者なら、リベルテがユリウスを敵視する理由も、クラウスは知っているに違いない。
そう思いはするものの、自分が踏み込んではならない領域だと思い夕は口を噤む。二人の事は気になるが、リベルテの憎しみに満ちた表情を思い出すと、聞くべきではないと判断した。
「兄弟喧嘩、と言ってました。些細な理由で、と」
リベルテが言っていた言葉を、夕はクラウスに伝えた。クラウスは夕の言葉を復唱し「まだ、あの子の事を引きずっているのですね」と呟く。
クラウスの言葉に更に疑問を抱くが、夕は知りたいと言う気持ちを抑え、「でも『自慢の兄だった』とも……」と言って話を逸らす事にした。
「ユリウス様は、凄い方ですね。美形で、性格も良くて、王子様で、皆から慕われていて……」
「ユリウス様が幼かった頃は、大変苦労しました」
「噂で聞きました。ユリウス様は、髪の色が原因で周りから命を狙われていたと」
「えぇ。この国では、銀と黒を持つ者は『不幸を招く』と言われていますから。銀髪は月の夜に産まれた証でもあるのです。この世界では、十五年に一度だけ月が出るのです。月は『不吉の象徴』と言われています。ですから、月の夜に産まれた子はバケモノが憑いた子『ツキモノ』と呼ばれ、忌み嫌われていました」
「ツキモノ、ですか……」
ユリウスの説明を聞き、夕は夢の中で助けた子供の事を思い出す。何人もの兵士に命を狙われ、自分の事を「バケモノ」と言っていた。
呪われたツキモノと、涙を流して叫んでいた事を思い出し、夕はその子どもに会いたくなった。
「銀色の髪を持つ方はユリウス様しか居りません」
クラウスの言葉に夕は驚き疑問を抱く。銀色の髪に蒼い目をした子どもの事を聞くが、クラウスは「銀髪の方はユリウス様、一人しか存在しません」と言う。
そんな筈はないと思うも、クラウスが言っている事は真実だ。この世界に来て、銀色の髪に蒼い目をした子どもを、夕は一度も目にしていない。ユリウスの妹だとばかり思っていた夕は、子どもが無事かどうか気になった。
ちゃんと生きているのか、悲しんでいないか、命を狙われていないか……
「大丈夫、かな」と、悲しそうな表情をして呟く夕の姿を視界に入れ、クラウスは夕に何も言わず、ゆっくりと足を進めた。
「此処は……」
クラウスに手を引かれ、案内されたのは鈴の部屋では無く、2人が最初に居た神殿の様な部屋だった。
日は沈み切り、神殿の天井を見上げると、満天の星空が夜を覆い尽くしていた。握っていた夕の手を離すと、クラウスはランプに火を灯し、神殿の中を照らす。
「もう少しだけ、私の話に付き合って頂いても宜しいですか?」
そう言って、クラウスは夕に優しく微笑んだ。断る理由も無いので、夕は「はい」と答える。クラウスは天井を見上げ、口を開いた。
「銀色の髪に蒼い目をした子どもの事を気にしているようですが、何かあったのですか?」
「えっ? あ、その、信じて貰えないと思うんですけど、子どもを助けた事があるんです。夢の中で、ですけど……」
「夢、ですか?」
「はい。命を狙われていたみたいで、子どもに何て事をって思って……」
「子どもなら、貴方は誰でも助けるのですか?」
「多分、助けると思います」
「何故ですか?」
「何故って、護るべき存在だから?」
「…………」
「あの子、泣いてたんです。自分の事を『バケモノ』だと『呪われたツキモノ』と言って……自分の存在を否定したくなる程、追い詰められた状態だったんです」
「…………」
「俺、どうしても放って置けなくて、あの子を安心させたくて、生きてほしくて……どうすれば元気になってくれるだろうって、何をすれば笑ってくれるだろうって、そればかり考えてて……」
「それで『産まれて来てくれて、ありがとう』ですか……」
「っ」
子どもに言った台詞を言い当てられ、夕は驚き、クラウスを凝視する。「よく分かりましたね」と夕が感心していると、クラウスは悲しそうな表情をし、ゆっくりと話し始めた。
「幼かった頃のユリウス様と、境遇が似ていましたから……」
「ユリウス様も?」
「えぇ。髪の色が原因で。あの頃の私とユリウス様は、非常に険悪な仲でした」
「え? 仲、悪かったんですか?」
「それはもう。あの頃の私は、ユリウス様ではなく、ユリウス様の肩書きを守る事に必死だったのです。ユリウス様は、この世界にとって、とても重要な方の一人でしたから。自分の身は自分で守れる様に教育しておりました。何時、誰が敵になっても、動揺することなく、冷静に判断できる様に……」
「英才教育ですか?」
「それが妥当な言葉でしょうね。ですが、私の教育は、幼いユリウス様には厳し過ぎたのです。褒める事はせず、甘えも一切許さず、弱点を克服する事ばかり指摘し続けました。ユリウス様の心が、悲鳴を上げている事には全く気付かずに……」
「…………」
「ユリウス様が兵士達に襲われたと報告を受けたのは、丁度その頃でした。命を狙われ、ユリウス様が殺されそうになった時、ユリウス様を救って下さった方が居たんです。その方は、会って間もない赤の他人同然のユリウス様の命を救い、心をも救って下さいました」
「…………」
「私は、二人の様子を物陰から見守る事しか出来ませんでした。ユリウス様の本心を聞き、あの方の言葉を聞き、其処で漸く、最も重要な事を忘れていた事に気付いたんです。ユリウス様は、とても重要な存在である以前に、大人が護らなければならない、幼い子どもである事を。厳しさや突き放すような冷たい言葉ではなく、人の温もりと安心出来る優しい言葉が、ユリウス様に必要だった事を……あの方は、教えて下さったんです」
「そう、だったんですか」
クラウスの話を聞き、確かに似ていると思った。夕が助けた子どもと、幼い頃のユリウスの境遇は酷似していた。銀色の髪に、蒼い目をした子ども。髪と目の色も、ユリウスと同じ……偶然にしては共通点が多過ぎると、夕は思った。
「あの方と出会って以来、ユリウス様は必死に努力なさいました。『あの方に無様な姿は見せられない』と仰って……」
「ユリウス様が、ですか?」
「とても一途なんです。ユリウス様が考えるのは、何時も『あの方』の事ばかり。他の事には全く興味を示さず、常に無表情だと言うのに……貴方と出会ってから、ユリウス様はとても嬉しそうです」
ユリウスの過去をクラウスから聞き、夕は幼いユリウスを助けた人物について考えていた。ユリウスが今でも会いたいと思う程、幼い彼に生きる希望を与えた人物。
どんな人か非常に気になる。この世界の何処かに居るだろうか。あの子どもも、若しかしたら、その人に保護されているかもしれない。
「クラウスさん! ユリウス様を救った人を探すの、手伝っても良いですか!」
「はい!?」
クラウスは言った。ユリウスは夕と出会ってからずっと嬉しそうだと。しかし、夕はクラウスの話を最後まで聞いていなかったらしく、ユリウスを救った人は他に居ると考えてしまっていた。
夕の事をずっと話していたと言うのに、夕はその事に全く気付かなかった。狼狽えるクラウスの手を取り、夕は「俺も会ってみたいです!」と目を輝かせながら言う。
それ、お前だよ。他に誰が居る?
思わず敬語も忘れ、本音をぶち撒けそうになるのを我慢し、クラウスは苦笑いを浮かべる。真実を伝えようとするも、タイミングを逃し「この城に居るのは、確かですよ」と、伝えるのが精一杯だった。
341
あなたにおすすめの小説
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
呪われた辺境伯は、異世界転生者を手放さない
波崎 亨璃
BL
ーーー呪われた辺境伯に捕まったのは、俺の方だった。
異世界に迷い込んだ駆真は「呪われた辺境伯」と呼ばれるレオニスの領地に落ちてしまう。
強すぎる魔力のせいで、人を近づけることができないレオニス。
彼に触れれば衰弱し、最悪の場合、命を落とす。
しかしカルマだけはなぜかその影響を一切受けなかった。その事実に気づいたレオニスは次第にカルマを手放さなくなっていく。
「俺に触れられるのは、お前だけだ」
呪いよりも重い執着と孤独から始まる、救済BL。
となります。
【完結】テルの異世界転換紀?!転がり落ちたら世界が変わっていた。
カヨワイさつき
BL
小学生の頃両親が蒸発、その後親戚中をたらいまわしにされ住むところも失った田辺輝(たなべ てる)は毎日切り詰めた生活をしていた。複数のバイトしていたある日、コスプレ?した男と出会った。
異世界ファンタジー、そしてちょっぴりすれ違いの恋愛。
ドワーフ族に助けられ家族として過ごす"テル"。本当の両親は……。
そして、コスプレと思っていた男性は……。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
異世界オークションで売られた俺、落札したのは昔助けた狼でした
うんとこどっこいしょ
BL
異世界の闇オークションで商品として目覚めた青年・アキラ。
獣人族たちに値踏みされ、競りにかけられる恐怖の中、彼を千枚の金貨で落札したのは、銀灰色の髪を持つ狼の獣人・ロウだった。
怯えるアキラに、ロウは思いがけない言葉を告げる。
「やっと会えた。お前は俺の命の恩人だ」
戸惑うアキラの脳裏に蘇るのは、かつて雨の日に助けた一匹の子狼との記憶。
獣人世界を舞台に、命の恩人であるアキラと、一途に想い続けた狼獣人が紡ぐ、執着と溺愛の異世界BLロマンス。
第一章 完結
第二章 完結
第三章 完結
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる