【R18】月に叢雲、花に風。〜黄泉界編〜

蒼琉璃

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壱、 天上で女神は囀る―其の伍―

「中々良い前座だったなぁ。美しい女共が絡み合う姿は、目の保養になるぞ。さぁ、お前は下がってろ」

 膝に乗せた若菜が、項垂れて必死に呼吸を整えていると、満足そうに笑った須佐之男が、紅雀に捌けるように指示する。
 残りは吉良と由衛のみになるが、若菜の乳房を揉み、触り心地の良い濡れた花弁を擦りながら、須佐之男は二人の男を交互に見ると、値踏みをする。

「いやぁ……も、もぅ、許して……はぁっ……お願いです、もぅ……んぅ、はぁっ、はっ」
「さて、いよいよお前らの番がやってきたぞ。ははっ、若菜。見てみろよ、お前の眷属度共の魔羅が服の下でそそり勃ってる。あいつらは、御主人様の女陰に、魔羅をぶち込んで種付けしたくて仕方ねぇんだろうな。畜生共は分かりやすくて良いなぁ。来い、狐は後回しだ」

 須佐之男は、愛らしい若菜の小さな花芽を指で捏ねながら、先程自分に噛み付いてきた由衛を無視し、吉良を人差し指で手招きする。吉良は、常々若菜の事を妹のように大事に思っているので、霊力を直接彼女から吸収する以外は手を出したくないと思っていたのだが、須佐之男に逆らえる筈もない。
 隣で由衛が、不満そうに小さく舌打ちする。
 
『すまねぇなァ、嬢ちゃん。この神さんは荒事が好きな野郎みてぇだ。せめて嬢ちゃんが怖くねぇようにしてやるよ』

 とはいえ、若菜の痴態を目の前にすれば彼女の放つ魅惑の霊力も相まって、雄として興奮する。二重の甘い蜜色の瞳は、涙で潤んでいるし若菜の肌や髪からは、優しい花の香りがして、封じた筈の支配欲が掻き立てられるような気になるのだ。
 若菜を見ていると、愛らしさと庇護欲と官能が入り混じり、めちゃくちゃにしたくなってしまう。

「うん……吉良」
『そんなに泣いちまってよ、若菜。可愛い顔が台無しじゃねェか。俺達の忠誠は嬢ちゃんにしかねェよ。歯の浮いた言葉はでぇっ嫌れぇだけど、俺達眷属はみんな嬢ちゃんをそれぞれ、好いてるんだからよ』

 吉良は優しく若菜の頬を撫でてやると、絶頂に達して薄桃色に染まった白い乳房を片手で掴み、乳輪に舌を絡める。

「こりゃ、とんだお涙頂戴だなぁ。感動的な御神楽でも始める気か? 折角の宴だ。さっきの奴等とは異なるやり方で、若菜をイカせてみろよ。お前だって飽きてきただろ?」

 若菜の顎を掴むと、須佐之男は自分の方に顔を向ける。頑に頭を振る様子を見ると須佐之男は楽しげに笑った。
 吉良は、須佐之男を睨み付けると若菜の唇を狗のように舐め、ヌルッと生暖かい舌を挿入した。

「んっ……ふぅっ……!? ふぁぁ、んっ……やぁ、吉良っ……はっ、あっ、んっ……あっあっ、触手、はぅ、はぁっ……やぁっ♡」

 吉良の背中に現れた、狗神の呪詛である触手が、乳房に絡みつき蛇のような先端から現れた舌先で、チロチロと絡みついてきた。
 そして、吉良の指がさんざん濡れた花弁を辿ると中指と薬指を挿入する。先程まで好いた女が奉仕していた腟内なかは熱く、媚びるように絡みつく。
 吸盤のように媚肉が指に吸い付くと、吉良はムラムラと雄の興奮を覚えた。誰もが若菜の名器に惹かれるが、眷属にとっては彼らとは異なっていた。
 仕える主への、純粋ないつくしみの思いが込み上げ、奉仕できる事にこれ以上ない幸せを感じる。

『飼いいぬにとっちゃあ、御主人様の匂いが一番ってモンだなァ』
「んっ、やんぅっ……はっ、はぁっ……ん、吉良っ……はっ……あ、あっ、ああっ♡ あんっ、やらぁ、んっ、吉良、はっ、そこは、責めないで、お願いっ」

 吉良は、若菜と舌を絡めながらザラザラとした天上部分と、花芽付近を指で愛撫する。ぬちゅ、ぬちゅっと指を動かす度に、若菜は甘い吐息を吐いて、切なく喘いだ。
 指でかき混ぜ、上下に動かされると、快感で子供のようにむせび泣いた。吉良の腕に手を置いて牽制する。
 触手達は若菜の柔らかな乳房の下に入ると、優しく持ち上げるように愛撫した。触手の先端は、愛らしくツンと固くなって反応する若菜の乳頭を咥え、丁寧に吸い上げる。

『そんなしおらしく懇願したって、嬢ちゃんの腟内なかは、俺の指がお気に召してるみてぇだなァ? 前も後ろも知らねェ仲じゃあ、あるめぇし?』
「んぁぁっ♡ はげ、激しぃよぅ、あっあっあ♡ ~~~~ッッ♡ きらぁ、らめ、あっ、あんっ、ひっ、だめ、だめ、本当にさっきも、沢山イクしたのにっ」

 吉良の指の動きが激しくなると、それに合わせて、若菜は愛液を飛び散らせる。ニヤリと笑みを浮かべた吉良は、達した余韻でヒクヒクする腟内なかを堪能するように、また指を動かした。
 そして、もう片方の手でしとどに蜜で濡れた後孔までくると、中指を挿入しゆっくりと狭い腸内を愛撫する。

「~~~~ッッ♡ やぁ、吉良、抜いてっ、あっ、あっ、あっあっあ、それ、やぁぁ、変になるからぁっ……んくっ、はぁぁっ♡」
「おい、まさかお前……菊門まで眷属の魔羅に捧げてるのか? ド変態な女神様だなぁ。それも有り難い慈愛精神か? ほら、抵抗するなよ」
「ち、ちが、私、変態なんかじゃないよ、違うもんっ、あ、やあぁあぁ♡♡」

 須佐之男の片手で両手首を拘束され、嘲笑うようにしながら、愛らしい花芽をぬりゅぬりゅと指の腹で撫でた。吉良の指が、互い違いに花弁と菊門の中で動かされると、目の前がチカチカするほど気持ち良くなり、須佐之男にもたれ掛かったまま、ビクビクと背中を反らした。
 吉良は、ハッハッと犬のように息を乱して、主の雌の香りに徐々に狂わされていく。

『なァ、若菜。俺と由衛でやったろ。あンまりにも俺達が霊力を使いきっちまったもんだから前孔と後孔で、餌を貰ったじゃあねェか。それに、嬢ちゃんを救う為にもやった事もある。忘れてねェだろ?』

 なァ、由衛と吉良が彼を見ると、由衛はギリギリと唇を噛んでいた。度重なる仲間の愛撫を見せ付けられ、限界まで我慢をして勃起した陰茎は、若菜の腟内なかを欲してイキリ立っていた。
 若菜が人間の時から、いずれ形成逆転し、妻にしたいと思っていた由衛にとっては、他の眷属達との交わり、いや彼女が夫をもった事さえ屈辱だった。天帝に嫁いだ後も娶りたいという、その気持ちは変わらない。

「あ~~♡ あっ、あっあっあ、しょくしゅゅ、あっ♡あんっ♡ はぁ、イクっ♡やぁ、んん~~♡ 前も後ろも気持ちいいっ、凄い気持ちいいっ、はっ、やっやっ、~~~~♡」

 吉良の指が抜かれると、二本の触手が交互にニュルニュルと、若菜の前後の穴に挿入はれ、淫らに蠢いた。陰茎のように大きくはなく、それでいて器用に壁を刺激するので若菜は瞳を閉じながら、愛らしく喘いだ。
 そして、狗神の舌で花芽を転がすように舐める。快感を感じる場所を全てを刺激され、須佐之男に腰を固定されながら、若菜は幾度めかの絶頂に達した。

「どうだ、若菜。中々楽しい余興だろう? はぁ、俺の体にもお前の無垢な霊力が入ってくる。さぁ、そろそろ本物の魔羅が欲しくなってきたんじゃないか? 子宮の入口までガンガン突かれたいだろ」
「~~~~ッッ♡ はっ、はぁ~~~♡ ひっ、ぁ、あっあっ、死んじゃうっ、あぁっ♡ もっ、はぁ、あ♡ んぁっ、やっやっ、イクの止まらなっぃ゙♡ んんぅ、らめぇ♡ 私、お漏らし、しちゃいそうだから、きらあぁぁ♡」
『はぁっ……構わねぇぞ。主様の小水なら飼い犬は喜ぶってェもんだ』

 じゅぶ、ぬちゃ、くちゅ、と触手が若菜を追い詰めるように激しく前後に蠢くと、若菜は何度も絶頂に達する。そして、とうとう黄金の聖水を漏らした。
 人間の小水は不浄のものだが、伊邪那美イザナミの小水からは、水の女神が生まれたなどという、逸話もある。天上の女神のそれには御利益があるのだろう。もちろん女神となった若菜にも聖なる力が宿っていた。

「いやぁっ、あぁあっ♡♡」
「いいぞ、快楽でお漏らしか……、良い水芸だぞ、若菜! ハッハッハ」

 触手を抜いた瞬間にお漏らしすると、吉良はそれを口で受け止めた。黄金色の無味無臭だが、高天原の水源のように清らかで、運気が上がるような気がする。
 ようやく解放された若菜は、須佐之男の膝の上で、項垂れるように呼吸を整える。吉良に下がるように命令をした彼は、ぐったりする若菜の両腿を、抱えて言った。

「さぁて、最後はお前の番だぞ。先程から魔羅を膨らませて我慢しているだろう? 俺は優しい神だぜ。どうやら生意気にもそいつは、御主人様に懸想けそうしているようだからなぁ? 俺が挿れる前にお前のちっぽけな魔羅で、こいつの腟内なかを解させてやるよ」
「い、やぁ……須佐之男様、お漏らしまでして……私……もう、終わらせて下さい……朔ちゃん……晴明様……」

 まるで若菜を自分の所有物のような勘違いをした扱いだ。それは心底腹立たしい悪狐だったが、由衛にとってこれを利用する手はない。強かで狡賢い狐である事は、今も昔も変わらないのだ。
 由衛は、畳に両手を付くとお辞儀をして、ゆっくりと顔を上げる。

『――――これはこれは、須佐之男様。この狐に騙されず、私の姫様への懸想を見抜かれるとは流石に御座いまする。愛する姫の為ならこの由衛、どのような事でも致しましょう。命だって惜しくはない。心苦しいですが、姫の女陰が傷まぬようにする為ならば、解させて頂きまする』
「はっ、芝居くせぇな。種付けはするなよ」

 まるで処女を貫く儀式のように、由衛は恭しく頭を下げた。若菜が天界へ向かい、女神となってからというもの、彼女に触れる事すら叶わなくなってしまった。
 若菜の側までくると、太腿に口付ける。

「だ、だめ……由衛! 霊力を与える意外でお夜伽するなんて……朔ちゃんと晴明様を裏切りたくない」

 霊力を与える行為でさえ、罪悪感と戸惑いで一杯になるというのに。だが、陰陽師の服から取り出した由衛の勃起したそれを見ると、若菜は潤んだ瞳で頬を染めて、いやいやと頭を振った。
 しかし、由衛は若菜の濡れた花弁の間に陰茎を添えると、蜜を纏うように擦る。そして若菜の華奢な手を掴むと、自分の頬に添えた。

『あぁ、姫……本当に貴女は酷い方だ。私がどれだけ、昔から姫の事をお慕いしているかも知らずに……。愛しています、姫。愛しています……お預けを喰らい、この時を長い間、待ち侘びておりました』
 
 若菜の小指と薬指の間に、赤い舌を這わせると、ヌプリと陰茎の先端を若菜の腟内なかに挿入し、恍惚として耳をしならせると、熱い吐息を吐く。
 入口の巾着のような狭さだけでも、直ぐに達して子種を吐き出してしまいそうだ。

「はぅっ……ゆぇ、やぁっ……ん、んんっ、本当にだめだよぅ……はぁっ、はぁっ……ん」
『あぁ……あぁ、極上だ。天上の華っ……! 入口だけでももちませぬ……はぁっ、愛する姫様の腟内なかを堪能せねばな……ゆっくりと、味わって、解さねばなりませんね』

 須佐之男に足を固定され、幼子のような無垢の慎ましい花弁に、亀頭だけが悪戯に出入りを繰り返すと、若菜は呼吸を乱しながら由衛の胸板を押す。意地悪に結合部を開いて、須佐之男は、固くなった花芽を指の腹で撫で回した。

「頑な女だ。お前は俺のように大蛇を倒せる程の力はないだろう。しかし体は許しても心は許さない強さがある。俺は、そういう芯の強い女が大好なんだ。何度手折ってもたち直るから飽きない。何度も初々しく俺の魔羅で、快楽に堕とせる楽しさがあるからな。俺から離れられないようにして、安倍晴明とやらから寝取ってやるぞ。そいつとの寝床で俺を、思い出せよ? 若菜……兄貴の用が済んだら必ず奪いに来るぞ」
『少々……っ、喋り過ぎですよ、須佐之男様。今は私の番に御座います……ゆえ!』

 怒気を孕んだ声で由衛はそう言うと、根元まで陰茎を挿入した。

「~~~~!? ッッ♡♡」
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