【R18】月に叢雲、花に風。〜黄泉界編〜

蒼琉璃

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参、波乱の幕開け 茨の鳥籠―其の陸―

 若菜はそっとベッドに降ろされた。
 そして、義弟が陰茎を取り出す様子を見ると、耳が熱くなってしまった。
 遠い昔、二人が幼い子供だった頃。
 陰陽寮に引き取られるまで、彼女達は一緒に水浴びをした事もあった。
 しかし小さく幼かった、可愛い義弟の面影はもはやなく、しっかりとした大人の男性になっている。

「ちゃんと言えたな、義姉さん。恥ずかしがってても分かるぜ。若菜は俺が最愛だもんな」

 朔の陰茎を覆うように、淫紋が刻まれ、若菜が読む事が出来ない、不可思議な呪文が浮かぶ。銀河の管理者だけが知る、言語だろうか。
 ともかく目の前のそれは淫らで雄々しく、神聖ささえ感じられた。

「久し振りだからな。楽しみだろ? 義姉さんは、淫紋付きの魔羅が好きだったよな。もう……今宵は、俺の事以外は考えるな」
「う、うん……でも、あまり激しくしないで。そ、それは気持ち良すぎちゃうから……私、体が持たなくなっちゃう」

 淫紋の効力を身をもって知っている若菜は、横たわったまま恥ずかしそうに目を伏せた。朔は、そんな若菜を愛しく思い、羞恥に慄く彼女に股を開いて、自分の両脚を持つように指示した。
 朔は彼女の無垢で、清楚な花弁を陰茎の先端で撫でた。そして、柔らかく爽やかな香りのする性愛の女神の愛液を纏わせると、一気に挿入する。

「~~~~ッッ♡♡」

 その瞬間、若菜は弓なりに背中を反らして絶頂に達する。蜜色の甘い瞳から快楽の涙が飛び散った。

「はっ……善処するって言いてぇけどな。挿れた瞬間にイクのずりぃって……可愛すぎる。すげぇ本気汁だな……。若菜の女陰、中出しされたみたいに泡立ってる。なぁ、俺の魔羅は、晴明や須佐之男とは比べ物にならないくらい、硬くて大きくて長いだろ?」

 若菜は、恥ずかしそうに頷く。
 朔の陰茎に刻まれた淫紋は、薄桃色に光って霊気を纏っていた。ゆっくりと、若菜の体を慣らすように先端ギリギリまで抜いて、根元まで挿入する。その動きに若菜は瞳を潤ませ、耳まで赤面し、体を震わせながら淫らに喘いだ。

「あっ♡ はぁっ♡ あっあっあっあっ♡……朔ちゃん、んっ、やぁぁ♡ ゆっくり動いてるのに、はぁぅっ……んぁ、きもち……いいっ」

 淫紋付きの魔羅から与えられる快楽は、両脚を開いたまま、固定する力も、全て抜けてしまいそうなほどである。白濁した愛液が、朔が突き上げる度に泡立って、つぅっと流れ落ちた。
 その様子に、朔は劣情を募らせて熱い吐息を漏らす。

「はっ……ん……はっ、若菜のこの濃い泡にも、命を生み出す力があるっ………な。俺の魔羅に絡み付く度に、星雲が動く、はぁっ……」
「はっ……はっ、あっ……んんっ♡ ひぁっ、朔ちゃんっ……あっっ♡ んんっ、はぁっ♡ やぁあっ、やぁっ、んん゙~~~~ッッ♡♡」

 いつか、若菜が天帝の後継者を妊むまで、二人が交わる度に、この銀河には無数の小さな星や、新しい生命が産まれくる。
 国生みならぬ、星生みである。
 慈愛の女神と愛し合う度に、朔の創造神としての力が、満ちていくせいだろうか。それとも最愛の人を慈しむ度に、銀河に生命力が注がれるからか。
 朔は若菜を焦らすかのように、ゆっくりと、陰茎を上下に動かす。入口付近でグリグリと回したその瞬間に若菜は仰け反り、またしても絶頂に達した。

「はっ、くぁっ……快感二倍だからさ、数回動かしただけでイクっ……な。義姉さんの腟内なかも、俺を欲しがるようにいやらしく先端に絡み付いて……、射精しちまった。ほら……とろとろの女陰から俺と、義姉さんの溢れ物が出ている」

 朔は妖艶に呻くと、陰茎の先端をゆっくりと引き抜く。
 どろりと白い天帝の欲望の液体が、若菜の薄桃色の慎ましい膣口から、溢れた様子を見ると朔は息を飲んだ。
 義姉は交わる度に瑞々しく、肌艶が良くなり、肉感的で美しくなる。性愛の女神から溢れる穢れは、酷く男のさがを刺激した。ある意味、性別関係なく他人を、無意識のうちに虜にしてしまう彼女の能力は、恐ろしくもある。
 朔はもう一度先端を押し当て、ぐっと奥まで挿入すると、虜になるように素早く、リズミカルに突き上げた。

「ひぁぁあっ♡んんッ、ふぁぁぁっ♡ あぁあっ、だめ、はげしいよぉ、朔ちゃん、ひっ、おくぅ、んぁぁ、きもちいいっ、だめ♡ はぁぁぁっ♡ あぁっ♡あんっ♡ ~~~~ッッ♡ イクッ、イッちゃうからぁ!」
「はぁ、はっ、はぁ、奥が気持ち良いんだろ? こうやって、俺に分からせられるのがっ……、好きな癖に。嘘つき義姉さんの腟内なか、すげぇ動くっ……気持ち、いいんだろ? 種違いの義弟の淫紋珍宝で、何回アクメする気? ……はぁっ、可愛いな……若菜、愛してる……はぁっ!」

 朔は、ぐっと若菜の両脚を抑えつけると、幾層にも複雑に絡み付く媚肉に呻いて、腰を動かす。
 呼吸を乱しながら朔は、若菜の腟内を出入りする度に、腟内の天井の粒で擦られ、蠢き、締め付ける極上の蜜壺に酔いしれた。暖かい彼女の腟内なかは、タコの吸盤のように容赦なく吸い付いてくる。
 若菜は咽び泣きながらぎゅっと、彼の首に抱きついた。

「愛してるっ、朔ちゃんっ、大好きっ……はぁっ、あっあっあっ♡ やぁぁっ♡朔ちゃんに一杯っっ、わ、分からせて欲しいのっ、~~~~ッッッ♡♡ ひぐっ、はっ、いっ……やぁぁ、らめっ、それっ、あぁぁすごいっ♡♡ だめぇ、気持ちいいのくるぅっ」

 若菜の透き通った甘く、柔らかな嬌声に、朔はどうしようもなく、愛しさが込み上げてきた。
 そのまま種付けするように伸しかかると、パンパンと腰を叩きつける。若菜が一番感じる場所に、先端が届くとそこを擦った。
 朔の陰茎は、若菜の腟内なかで動くには少々きつく感じるような大きさだったが、愛液で濡れそぼったそこは、絶妙にぴったりと、お互いの心地の良い最適な形に収まって、二人の快感を高めていく。

「~~~~ッッッ♡♡ ああっ、それだめっ、死んじゃう、きもちぃぃ♡ イクッ、イッちゃうう♡♡ んぁぁ、朔ちゃん、こわれちゃうっ、おかしくなっちゃう、んぁぁあ~~~♡♡」
「はぁっ、義姉さん、唾液垂らすくらい気持ちいいの? はっ、くぅ……なぁ、天帝の魔羅は堪んねぇだろ。はぁっ、やべぇ、はぁっ、淫紋効果でっ……俺もめちゃくちゃ気持ちいいっ、食われそうだ、いつも以上に効くっ、もう、我っ……慢出来ねぇっ」

 朔は更に激しく腰を動かした。
 二人の結合部からじゅぷじゅぷと卑猥な音が鳴り響き、愛液が飛び散る。
 淫紋を通じて、二人の感覚は共有されているかのように、どろどろと快楽に溶け合っていた。
 若菜が、両足をピンと天高く伸ばした瞬間に、義弟の白濁した液体が、子宮に注ぎ込まれて溢れた。

「はぁ……はぁ……はっ……朔ちゃん……」
「はぁ……ん、はぁ、はっ……好きだ……俺の力が果てるその日まで、俺の持てる全てをもって、若菜を愛したい。誰よりも愛してる」
「朔ちゃん……。私の命も心も全部、永遠に貴方の物だよ。愛してる……ずっと、どんな事が起きようとも、朔ちゃんを愛してるよ」

 再愛の義姉を、真剣な眼差しで見つめた朔は、若菜の髪を撫でながら、切なく囁いた。全身が喜びに震える感覚がする。どんなに囁いてもその想いを表現出来ないほど、大事な存在だ。
 深く口付け、舌を絡ませると、今度は若菜の片足を肩にかけて、魔羅を深く挿入した。

「ひやぁぁっ♡♡ あっ♡あっ♡あ♡ イッたばかりなのにぃっ……、あっ、はっ、奥、擦れてっ、はっ、ああっ! 入口も奥も気持ちいいっ、~~~~~ッッ♡」
「はぁっ、ほんと、俺をそんなに煽るなよ……っ、はぁっ……何度もイクから腟内、きつっ……これ以上俺を、義姉さんに堕としてどうすんの? はぁっ……はぁ、もう知らねぇから」

 朔は、快楽に切なく焦らされて若菜の耳元で囁く。何を思ったのか、彼は透明な粒を着けた手袋をその場で創造した。
 それはまるで意思を持つかのように、朔の手に着けられる。
 そして、若菜の愛らしい花芽を粒で刺激して、側面体位のまま突き上げた。
 子宮口付近の一番敏感な場所をゴリゴリ突き上げられ、無数の粒で花芽を擦られると、若菜は目を見開いてビクビク震えて嬌声を漏らす。朔が腰を動かす度に、そこを刺激されて、頭の中で花火が飛び散ってしまうほど感じた。

「~~~~ッッッ♡ ゃ、それ、なぁにっ、あっ♡あっ♡あぁ♡ らめ、それで、こすらなっ……やっやっ、ひぁぁん♡ あぁ♡ さくちゃん、こわれちゃ、ゆるして、きもち、~~~~ッッ♡ また、いッッ♡♡」

 朔もまた、若菜と同じように理性を失いそうになりながら、耽っていた。
 愛らしい声も、暖かく慈悲深く抗いがたい快楽を与えてくれる、唯一無二の腟内も、交われば交わるほどお互いを深く知り、更に相手を求めて一つになりたくなる。
 若菜は蜜色の瞳を潤ませ、突き上げられる度に、キラキラとした透明の愛液を淫らに飛ばした。
 粒のついた指がにゅるにゅると花芽を擦りつけ、媚肉を割いて奥を突き上げられる度に、若菜は幾度となく激しい快楽の渦に巻き込まれた。

「はっ、もう、我慢出来な、若菜一緒にっ……射精っ……る!!」
「はぁっ、さくちゃ、んやぁ♡ すきっ、すきっ、あっ♡あっ♡ぁあっ♡♡ やぁっ、いっしょに、いっしょにっ、~~~~ッッッ♡♡」

 朔が、ぎゅっと脚を抱きかかえていた腕に力を入れた瞬間に、若菜は瞳を閉じて義弟と同時に絶頂した。大量の白濁した液体が注がれて、魔羅の間から流れ落ちる。シーツに垂れたそれは不思議な事に、地面へ吸い込まれていった。

「はぁ……、いくら抱いても満足しねぇ……もっともっと若菜を快楽に堕として壊したくなる。はぁ、義姉さん、もっと分からせてやるからな……はぁ」
「ふぁっ……さ、朔ちゃん、もうっ……だめだよぉ……ひぁっ!」

 朔は義姉の汗ばんだ神御衣を、完全に脱がせた。彼もまた美しい星雲の下で全裸になると、若菜の華奢な腰を抱く。濡れてひくひくと蠢く薄桃色の花弁に、四つん這いの状態で挿入し、上半身を立たせる。
 朔は、若菜の喉元に腕を回し反対側の乳房を掴むと、もう片方は腰を抱きながら動かした。

「あっ、んああっ♡あっ♡あっ♡ はぁあっ、んんっ……んぅ、だ、だめ、ふかいっ、気持ちいいっ……はっ、あんっ、いっちゃうっ♡ ああっ♡ ひぅっ♡ おかっ……しくなっちゃうっ……!! さくちゃっ、だめだめ、そこ擦ったらっ! ~~~~~ッッ!」

 朔の動きに翻弄されるように、若菜の体が揺さぶられる。朔の陰茎は、若菜の重力を使って蜜壺を擦り、子宮口付近をノックした。溢れた自らの子種を掻き出して、また彼女の腟内を一杯にするため、強弱をつけて腰を上下に動かし、かき混ぜるように腰を回した。
 それから再び、若菜の花芽まで指を這わせ、ぼつぼつと突起した指でシコシコと扱き始めた。その行為に咽び泣くように、甘い声で若菜は鳴いた。  
 
「義姉さん、これ気に入っただろ? はぁ、ここは女の……っ、魔羅だからな。こうやって擦ると堪らねぇだろ、はっ、はぁっ 淫紋珍宝で突かれながら、花芽扱かれるの最高だよな?」
「あっ、あぁあぁっ♡♡ ひっ、きもちいいのとまんないっ、だめ、だめ、イクッ、やぁぁあ♡♡ さくちゃん、さくちゃんがお腹の中にっ、いっぱいっ、ひっ、ああっ♡♡ ~~~~ッッ♡」

 朔の巨根が、花芽の裏を擦り最奥にある突起部分を容赦なく擦ると、若菜は潮吹きをしながら絶頂に達した。絶倫の天帝に、何度もイかされ白濁した欲望を注がれると、若菜の瞳はとろんと熱を帯びる。
 力が抜けて、シーツに倒れこんだ義姉を一心不乱に突き上げた朔は、覆い被さるように抱きしめながら耳朶を舐めた。

「んぃいっ……♡♡これやだぁっ♡♡これ以上はっもう、無理ぃ♡♡♡ 朔ちゃん、はっぁ、奥気持ちいい、んぁぁ♡♡ 一緒にっ、若菜と一緒にイって♡」 

 快楽に思考が溶け、幼い子供のように甘くおねだりする若菜に、朔は呼吸を荒くさせながら動きを激しくさせて、とうとう二人は同時に達した。
 注がれる度に、余韻を煽るかのように小さな快感が押し寄せてきた。

「はぁ……善処するって言ったのにな……義姉さん、すまない。俺の悪い癖だ」
「はぁ……ううん。朔ちゃん……私、とても幸せだよ」

 若菜は朔に抱きつくと、彼の胸板に縋り付いた。嫌な予感も悪い事が起きるのではないかという不安も、朔の抱擁で全て掻き消されて行くような気がしていた。
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