【R18】月に叢雲、花に風。〜黄泉界編〜

蒼琉璃

文字の大きさ
17 / 36

四、黄泉下り―其の壱―

 あれから、一ヶ月ほど経っても晴明は天魔界から帰って来る事はなかった。再び、彼の様子を伺う為に、天帝は天魔界を覗き見たのだが、やはり晴明の姿は、どこにも見当たらない。
 心配した若菜と天帝は、晴明の動向を探るべく、天界人に文を頼んだが、第六天魔王から帰って来た答えは驚くべき物だった。

「晴明様が、どうして黄泉国に……?」

 どうやら、文によると晴明は霧雨に口止めしていたが、彼は居ても立ってもおられず、愛する妻の為に、その約束を違えたようだ。

「全く、危険な真似をしやがって。俺の加護があるから、あいつは死ぬ事はないはずだ。陰陽師の神ならば、死者とも渡り合えるだろうが……説教してやりてぇ」
「もしかして、藍雅ちゃんを助けに行ったのかな。でもこんなに長い間帰って来ないだなんて、何かあったのかもしれないよ」

 若菜には黄泉国が、どれほど広大な場所なのか、想像もつかない。天帝も均等を崩さぬ限り、死の世界には干渉をしないので、知り得ないはずだ。
 例えば黄泉国は半年、数年掛けても全ての場所を探しきれないほど広大な場所なのだろうか。若菜が感じていた不安が、どんどん形になってしまいそうで恐ろしく、俯いた。
 朔の言い付けを守り、この一ヶ月間天界で、大人しくしていた彼女はとうとう覚悟を決めたように、膝に置いていた両手に力を込める。

「朔ちゃん、私……天魔界に降りて、霧雨さんにお話を聞きに行きたい。もしかしたら、天魔界で晴明様の事が聞けるかもしれないし、霧雨さんの事も心配なの」
「はぁ……言うと思った」

 朔は義姉の性格を良く知っている。
 陰陽師の頃から誰かが妖魔や悪霊に困っていれば、どんなに貧しくて、身分の低い人間であっても、手を差し伸べて救おうとしていた。
 実際、彼女にはそれだけの実力があったので、優しさが命取りになる事もあった。朔は不意に若菜の手首を掴むと、胸に引き寄せ抱き締める。

「このまま、安全な鳥籠に義姉さんを閉じ込めておきたい。俺は、若菜を危険な目に合わせないと誓ったからな。そうでなくとも、高天原であんな目に合ったんだ」
「朔ちゃん……」

 朔は、若菜の柔らかな頬を包みこんで額に口付ける。どれほど、最愛の義弟が自分を心配しているのかが伝わり、若菜は胸が痛んだ。若菜もこの鳥籠の中で、最愛の朔と共に平和で愛に満ちた生活を送りたい。
 けれども、もう一人の夫である晴明が欠けてしまっては、本当の幸せとは言えないだろう。
 全知全能の力を持つ創造主、この銀河の管理者は、その絶大な力故に自分自身も檻の中に居るようなもので、不自由である。
 戦友として、彼女の伴侶として、晴明を心配しているのは、若菜と同じで変わりないだろう。

「止めれば、義姉さんの心に後悔を残すだろう? 俺は、若菜の苦しむ姿は見たくねぇんだ。晴明の事は俺も信じているが……くれぐれも無茶をしないでくれ。その魂に深く、天帝の加護を付ける」

 朔は若菜の心臓に手を当てると、キラキラと光る、まるで小宇宙の星々のような粒子が、体の奥に宿り、若菜は全身が温かくなるのを感じた。
 若菜は口にこそ出さなかったが、必要とあらば、冥界を下る覚悟は出来ていた。朔はそんな、義姉の計画に気付いていたのだろう。

「朔ちゃん……私を信じてくれてありがとう。必ず、朔ちゃんの元に戻ってくるから」
「ああ……分かってるさ。これで仮に黄泉国に行っても、魂の穢れを払い、自分を保つ事が出来る。死ぬ事はないだろう。だが、万が一命の危機が迫ったら、強く俺に向けて願ってくれ。どこに居ても、何があろうとも、必ず俺は若菜を助けに行く」

 若菜は、この時ほど朔の言葉が心強いと思った事はなかった。若菜にとって朔は、帰る場所なのだから。

 ✤✤✤

 朔は、眷属達を天魔界で留まらせるべきだと若菜に提案した。神使は神々よりも力が弱く、黄泉国では死の穢れに耐えられないだろうと、考えたからだ。
 天帝の加護を受ければ、共に黄泉国へ行けるかもしれない。しかし、若菜としても、家族のような眷属達をそんな危険な目に合わせるのは、心苦しかった。

「本当に、ごめんなさい」

 天界に創造された眷属達の屋敷には、満開の桜の花が咲く。キョウの都で見た雲一つない青空がここにも広がり、穏やかな優しい風が吹いていた。
 ここには、若菜の慈愛と性愛の神通力が隅々まで行き届いている。性愛とはすなわち生命の源でもあり、様々な花が咲き乱れ、鹿や兎なども元気に駆け回っている。
 そんな穏やかな中で、話を聞いた眷属達は取り囲むようにして、縁側に座る若菜を心配した。

『姫、せめて……天魔界の大穴とやらの場所まで、私を連れて行って下さい。いいえ、出来る事ならば、危険な真似はお辞め下さいませ! あの晴明様なら、殺しても死にませんから、きっと大丈夫です』
『てめぇ、俺達だろうが、この色ボケ狐。そんな危険な場所にゃあ、嬢ちゃんを行かせるのは絶対反対だぜ。しっかし、嬢ちゃんは頑固だからなぁ』 
『それに、御主人様の命令にゃ、私らは逆らえないよぅ。朔の加護があるってんなら、大丈夫だと思いたいね。必ず助けに来るんだろう?』
『若菜様……若菜様、白露はとても心配です』

 眷属達の反応は、若菜が想像した通りだった。誰もが当たり前に主人である女神を心配し、控えめに反対をしている。こうして、大事にして貰える事は、幸福な事だと彼女は実感した。

「ありがとう。皆の事は大事な大事な家族のように思っているし、危険な目に合わせたくないの。朔ちゃんのお話しだと、私はともかく、神使には危険な場所みたい。だから……天魔界で私の事を待っていてくれる?」

 心苦しく思いながら、若菜は四人を見上げて言った。通常は自分が死なない限り、彼らは生きていられるが、死の世界で、それが通用するのか分からない。
 家族、戦友、そのような言葉では片付けられないほど、えにしのある四人だ。彼女の申し訳そうな真剣な訴えに、由衛は感極まって、バッと若菜の手を取る。

『阿修羅王の時と同様、我々はいつでも姫の元へ駆け付けます。私の命は最愛の貴女様の為にあります故……。天帝に掛け合ってでも、私は姫を追い掛けるつもりです』
「う、うん……」

 吉良や紅雀を押し退けて、由衛は若菜にグイグイと迫る。由衛なら、地獄の底まで追い掛けて来そうで、若菜は心配になる。
 若菜が気圧されるように笑みを浮かべると、白露がふと何かの気配に気付いたように、顔を上げ振り返り慌てて膝をつくと、深々と頭を垂れた。
 その様子に、若菜と他の三人が視線を向ける。

「天照大神様……?」

 いつの間にかそこに立っていたのは、流れるような黒髪を垂らし、凛として涼しい顔立ちの美丈夫、天照大神だった。
 天国の長は等しく、姿の視えない天帝と謁見するので、天照大神が天界に居ても不思議ではないが、若菜の眷属が居るこちらに彼が訪れる事など、今まで一度もなかった。
 若菜が立ち上がると、眷属達が道を開け、八百万の総大将である彼に跪く。

「若菜姫、急な訪問で申し訳ない」
「い、いいえ。天照大神様。どうなさったのですか。御用ならば私の方から、出向きますのに」
「良い。天魔界へ向かう前に、高天原でそなたと話したい事がある」

 若菜は不思議に思って首を傾げた。どうして天魔界へ向かう事を、天照大神が知っているのだろう。

「もしかして、さ……天帝様からお聞きになられたのですか?」

 神々の長達は、若菜が天帝の側近である晴明の妻として、ここに居ると認識していたので、怪しまれる事はなかった。
 晴明が天魔界へ向かう事は、恐らく誰にも告げなかっただろう。そうなれば、天照大神に告げたのは、天帝である朔しかいない。

「そうだ。安倍晴明の事を天帝から聞いた」

 天照大神は、ふと高潔な美貌に笑みを浮かべた。このか弱く思える性愛の女神は、思いの外勇気がある。若菜は、眷属達へ先に天魔界へと向かうように命じた。
 彼らが、その場から姿を消すのを確認すると、天照大神がゆっくりと若菜に綺麗な手を差し伸べる。一瞬、戸惑ったものの若菜はその手を取った。

「あっ……ここは」

 瞬きをする間もなく、若菜は高天原に移動していた。青々とした水田、天から降る柔らかな花弁に、清らかな優しい香りがする。今日の高天原にも、天照大神が司る、太陽がさんさんと輝いていた。
 若菜と天照大神の側には、巨大な高床式の神社、天照大神の住まいが見える。
 主人が戻ると、その気配を察したかのように、鶏の長い尾を持つ神使達が出迎える。若菜達は、彼らを横目に大きな鳥居を潜り、敷地の中心へと向かった。

「そなたをここに呼ぶのは、高天原に上がった時以来だな」
「はい。それも遠い昔のように感じます」

 大きな平入り出口の階段を上ると、そこには、意外な人物が居た。

 ――――須佐之男と月読尊。

 一瞬、若菜は体を硬直させた。
 夜の世界から出て来た月読尊は、不機嫌そうな表情をしているし、天照大神が追い出すと言っていた、自分を慰め物にした須佐之男は、ニヤリと口端に笑みを浮かべている。

「ど、どうして……二柱おふたりが?」

 若菜は驚き困惑したように、背の高い天照大神を見上げる。恐らく、若菜の反応はだいたい天照大神も予想済みだったのだろう、苦笑して彼女を見下ろした。

「俺は、一刻も早く夜の国に帰りたいが、大事な若菜姫の為に渋々来たのだ。俺はともかく、何故この高天原中で、鼻摘み者になったこいつが居るのか説明して貰いたいな、兄上」
「それはこちらの台詞だな。腰抜けの月読尊は、もうとっくの昔にご隠居しているだろう。なんの役に立つんだか。この俺の『女』に惚れてるらしいが、引き籠もりの兄貴が、美しい女神を振り向かせる事など出来るはずもない」

 月読尊と須佐之男の間には、ピリピリと張り詰めたような空気が立ち込め、一発触発になっていた。冷静な天照大神は、二人の弟を落ち着かせるように咳払いをして、話し始める。

「須佐之男の報告によると、以前より、天魔界の果てで、黄泉国らしき場所を神使の烏に見張らせていた。そこが酷い地鳴りが相次ぎ、何かが起きていると言う。これだけなら、そなたへの無礼を咎め、生爪を全部剥ぎ、高天原から追い出すつもりだったが、そうこうしているうちに大穴が出現し、地獄の釜が開いてしまったのだ。黄泉国の神であろうと思われる少年が、使者として天魔界へ降り立った。そして身分の高い天魔の女人を、連れ去ったようだ」

 恐らくそれが、藍雅なのだろう。話を聞けば、以前から須佐之男は、天魔界にある黄泉国と思わしき場所を、長い間監視させていたようだ。

「その女性は……第六天魔王の王妃様です」
「我の嫌な予感は当たったな」
「何故、黄泉国は第六天魔王の妃を拐かしたんだ……?」

 世捨て人の月読尊も、不審そうに眉をひそめて、首を傾げる。須佐之男は若菜の言葉に天照大神を目配せした。彼はその視線を受けると、険しい表情をして黙り込んでしまった。
 須佐之男が、話を続ける。

「そいつらが去った後も、黄泉国は開いたままだ。死者が飛び出して来る様子はないがな。人間の魂ごときが、簡単に抜け出せないほど深いのか知らねぇけど。しかし、俺の神使は、役目を忘れずに戻ってきたんだ」

 ――――神使が戻ってきた。
 その言葉に、若菜は希望を持つ。神よりも力の弱い神使が無事に戻って来られるならば、朔の杞憂である。晴明も無事であるはずだ。

「それじゃあ」
「魂は奪われ、肉体は穢れ腐れて屍のようだったが、母上の文を持って帰ってきんだ。その場でこの俺が殺したがな」
「そんな……」
 
 神使が、屍になり果てたと聞くと崖から突き落とされたような気持ちになる。
 須佐之男が母上と呼ぶのは、火の神を産んで、亡くなった伊邪那美イザナミの事だろうか。けれど神話によると、三貴神は父である伊邪那岐イザナギが愛する妻を求めて黄泉国まで行き、命からがら逃げて帰ってきた時に、父の『禊』から生まれた神様のはずだ、と若菜は考え込む。

「伊邪那美は母ではない。あの者は黄泉国を支配する女神だ。会った事もないお前の事を、息子だと思うはずがない」
「黙れ! 母上の文には俺に会いたいと記されていたのを、兄貴も見ただろ。今黄泉国では大変な事が起こっているとな。それは、地上にも天魔界にも影響が起こる事だと仰っている。母上は俺を頼りにし、助けを求めたんだ。だから、俺は行くぞ」

 須佐之男の剣幕に、若菜はビクリと肩を震わせた。そんな若菜の肩を、月読尊がやんわりと抱き寄せる。
 須佐之男は、伊邪那美の事を実の母として慕っている。
 一度は、母恋しさに黄泉国に行くと駄々をこねて、父を怒らせ勘当されてしまった神だ。天照大神は哀れみにも似た瞳で実弟を見ると、小さく溜息をつき、さらに話を続けた。

「若菜姫も、黄泉下りをした晴明を追うつもりだろう?」
感想 0

あなたにおすすめの小説

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました

由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。 ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。 遠い存在になったはずの彼。 けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。 冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。

彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中

桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。 やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。 「助けなんていらないわよ?」 は? しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。 「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。 彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

女の子がほとんど産まれない国に転生しました。

さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。 100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳 そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。 当面は2日に1話更新予定!