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月の印②
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鳴麗は一体何が起こったのか分からず、月の色のような瞳を見開いた。自分の知識が正しければ、この行為は恋仲同士がするような事だったように思う。
父と母がこっそり台所で口付けたり、木の陰で恋人同士がしているのを目撃して、速歩きで通り過ぎたことがある程度だ。たけど水狼は幼馴染で、意識した事は無かったのに自分に対してそのように接してきた事に驚き頬を染めると、思わず水狼の胸板を押し退けた。
呼吸をする為に開いた唇の間から、舌先が挿入されそうになっておかしな感触を感じたからだ。
「ゃっ……! きょ、今日はもう帰るっ! またねっっ」
「えっ。ちょ、鳴麗……!」
赤面して、耳をピクピク動かした鳴麗はするりと水狼の胸板と扉の間から抜け出した。慌てて彼女を呼び止めようとしたが、脱兎のごとく今来た道を帰ってしまった。その後ろ姿を見ながら、水狼は軽くため息をついて頭を掻く。
「しくじったなぁ。鳴麗にきちんと印が出て成獣になるまで待てばよかった」
そうすれば、幼馴染ではなく狼族の雄として彼女に求婚する事ができる。
種族が違うので、自分の体力に彼女がついてこれるかは心配ではあるが、鳴麗の事が幼獣の時からずっと好きだった。
初めは男友達と同じように接していたが、成長するにつれて、鳴麗はだんだん可愛らしくなり彼女を雌として意識するようになった。そもそも色恋に疎い彼女に甘い言葉を囁かなかったのが、今夜の敗退の原因だ。
成獣になった自分の言葉が、彼女の発情期を誘発する可能性はある。
「またね、って事は嫌われた訳じゃねーか。鳴麗に嫌われたら、白虎様の元で仕事してる場合じゃなくなる」
苦笑しながら部屋に入ろうとすると、狼族の女が木の陰からこちらの様子を伺っているのに気付いた。
「お前は……」
顔見知りの雌だが、その格好からしても真っ当な職についているようには思えない。この雌と知り合ったのは、初めての発情期を迎えて気が立っていた時の事だ。
褒められた事ではないが、その日の食べる物も困っていた彼女に宿を貸す代わりに、雌雄の関係になった。
「水狼、可愛い彼女に振られちゃったわけ?」
「うるせぇな。璃茉。また雄の家から追い出されたのか」
「よくわかったね。鹿族の雄は、お金持っててイケメンなんだけど神経質すぎんのよ。ちょっとだけ居候させてくれない。次が見つかったら直ぐに出ていくから。お腹すいた~~なんか食べさせてよ!」
水狼はうんざりとした表情を浮かべたが、家のない雌をこのまま、香安に街に放り出す訳にもいかない。かといって早々に出ていって貰わなければ鳴麗に誤解されてしまう。
近所の目を気にするようにして、水狼は璃茉を家の中に入れた。
✤✤✤
鳴麗は、褐色の肌を赤らめながら唇を抑えて香安の街を走り抜けていた。夕方まで、水狼の家で古劇の感想を話し合うと思っていたが、それどころでは無くなってしまった。
水狼に、と言うか雄に初めてあんな事をされた鳴麗は頭が混乱してしまっていた。
それまで水狼は幼獣っぽい子だと思っていたのに、自分が思うよりも彼が成獣の雄になっていた事にショックを隠せない。
どうして彼が口付けたのか分からないが、月の印が関係しているように思える。
自分と同い年くらいの黒龍族の雌には、もうすでに月の印が現れているのだろうか。不安な気持ちを抱きながら、鳴麗は帰り道を歩いていた。
龍族は一人前になると、あの大空を駆ける事ができる。黒龍族は、もともと初めの黒龍は月の女神である常羲の娘と呼ばれ、月の光を頼りに夜を駆ける温厚な龍族だと言われていた。
それでも、有事の際は仕える玄天上帝の為にその強大な力を雄雌問わず発揮すると言う伝説あった。
気弱な鳴麗だったが、尊敬する玄武様の為に一人前になりたいと焦る気持ちを持っていた。
「あ、あれ……ここ、どこ?」
鳴麗は、闇雲に走ってしまい来たこともないような場所に迷い込んで、思わず立ち止まると不安そうにキョロキョロとあたりを見渡した。
建物も香安の城近くにある場所とはかけ離れていて古く汚い。どの國にも様々な事情で貧しい民が存在し玄武が救済措置を取っているものの、その指の間から抜け落ちた獣達が、悪い役人や悪党どもによって犠牲にされてしまうのだ。
継ぎ接ぎだらけの服を着た、少年や少女。
そして老人や妓楼で働く妓女や男妓などがチラチラとこちらを訝しむように見つめていた。
それともそのはず、こんな貧民街には似つかわしくない黒龍族の綺麗な着物を着た若い娘がいるのだ。
その区域の住人の多くは、カルマと同じく性別の定まらない狗族と、角が生え全身鱗にまみれ容姿の不気味さから忌み嫌われ迫害される蛟族がいた。
知らない場所に来ると、途端に方向音痴にはってしまう鳴麗は、元の区域に戻ろうと踵を返した。
すると、目の前に狗族と蛟族の若者が立っていて思わずぶつかってしまう。
「きゃっ……!」
「おっと……あんた、黒龍族の雌だな。金持ちの娘がこんな場所に何のようだ?」
「そりゃ決まってる『月の印』で疼いてるのさ。だからこんな所まで買いにきたんだ」
「それなら丁度いい、俺たちはそこいらの奴らより、あんたを満足させられるぞ」
鳴麗は彼らの言っている意味が分からず、不安そうに後退ったが、強引に手首を捕まれ暗い路地に引きずり込まれそうになると、青ざめて叫んだ。
「……?? は、離して下さい! 壺とかそういうのですか? か、買いません! 買いませんからっ!」
「あ、ごめんごめん。ちょっとお兄さん達、その子は俺の客なんだよ!」
聞き慣れた声がして、その場にいた者達が一斉にそちらを見ると、橙色の髪をしたカルマがにこやかに微笑んで手を振っていた。二人の若者は舌打ちすると手を離した。
それなりに稼ぎを得て、この当たりを牛耳っている組織に金を渡しているカルマの後ろ盾は強い。すっかり、尻尾を丸めて涙を浮かべている鳴麗にカルマは歩み寄った。
「カルマっ……怖かった! あの人たち何か分からないけど、私に買わせようとするんだもん」
「ははは……。鳴麗さん、なんでこんな所でウロウロしてたの? 家まで送ってくよ」
カルマは苦笑すると、泣きべそをかきそうになる鳴麗の背中をさすって、龍月の所まで送り届ける事にした。
世間知らずのお嬢様が、これ以上この場所に留まれば、悪い奴らに捕まり金品を強奪されてしまうことだろう。
父と母がこっそり台所で口付けたり、木の陰で恋人同士がしているのを目撃して、速歩きで通り過ぎたことがある程度だ。たけど水狼は幼馴染で、意識した事は無かったのに自分に対してそのように接してきた事に驚き頬を染めると、思わず水狼の胸板を押し退けた。
呼吸をする為に開いた唇の間から、舌先が挿入されそうになっておかしな感触を感じたからだ。
「ゃっ……! きょ、今日はもう帰るっ! またねっっ」
「えっ。ちょ、鳴麗……!」
赤面して、耳をピクピク動かした鳴麗はするりと水狼の胸板と扉の間から抜け出した。慌てて彼女を呼び止めようとしたが、脱兎のごとく今来た道を帰ってしまった。その後ろ姿を見ながら、水狼は軽くため息をついて頭を掻く。
「しくじったなぁ。鳴麗にきちんと印が出て成獣になるまで待てばよかった」
そうすれば、幼馴染ではなく狼族の雄として彼女に求婚する事ができる。
種族が違うので、自分の体力に彼女がついてこれるかは心配ではあるが、鳴麗の事が幼獣の時からずっと好きだった。
初めは男友達と同じように接していたが、成長するにつれて、鳴麗はだんだん可愛らしくなり彼女を雌として意識するようになった。そもそも色恋に疎い彼女に甘い言葉を囁かなかったのが、今夜の敗退の原因だ。
成獣になった自分の言葉が、彼女の発情期を誘発する可能性はある。
「またね、って事は嫌われた訳じゃねーか。鳴麗に嫌われたら、白虎様の元で仕事してる場合じゃなくなる」
苦笑しながら部屋に入ろうとすると、狼族の女が木の陰からこちらの様子を伺っているのに気付いた。
「お前は……」
顔見知りの雌だが、その格好からしても真っ当な職についているようには思えない。この雌と知り合ったのは、初めての発情期を迎えて気が立っていた時の事だ。
褒められた事ではないが、その日の食べる物も困っていた彼女に宿を貸す代わりに、雌雄の関係になった。
「水狼、可愛い彼女に振られちゃったわけ?」
「うるせぇな。璃茉。また雄の家から追い出されたのか」
「よくわかったね。鹿族の雄は、お金持っててイケメンなんだけど神経質すぎんのよ。ちょっとだけ居候させてくれない。次が見つかったら直ぐに出ていくから。お腹すいた~~なんか食べさせてよ!」
水狼はうんざりとした表情を浮かべたが、家のない雌をこのまま、香安に街に放り出す訳にもいかない。かといって早々に出ていって貰わなければ鳴麗に誤解されてしまう。
近所の目を気にするようにして、水狼は璃茉を家の中に入れた。
✤✤✤
鳴麗は、褐色の肌を赤らめながら唇を抑えて香安の街を走り抜けていた。夕方まで、水狼の家で古劇の感想を話し合うと思っていたが、それどころでは無くなってしまった。
水狼に、と言うか雄に初めてあんな事をされた鳴麗は頭が混乱してしまっていた。
それまで水狼は幼獣っぽい子だと思っていたのに、自分が思うよりも彼が成獣の雄になっていた事にショックを隠せない。
どうして彼が口付けたのか分からないが、月の印が関係しているように思える。
自分と同い年くらいの黒龍族の雌には、もうすでに月の印が現れているのだろうか。不安な気持ちを抱きながら、鳴麗は帰り道を歩いていた。
龍族は一人前になると、あの大空を駆ける事ができる。黒龍族は、もともと初めの黒龍は月の女神である常羲の娘と呼ばれ、月の光を頼りに夜を駆ける温厚な龍族だと言われていた。
それでも、有事の際は仕える玄天上帝の為にその強大な力を雄雌問わず発揮すると言う伝説あった。
気弱な鳴麗だったが、尊敬する玄武様の為に一人前になりたいと焦る気持ちを持っていた。
「あ、あれ……ここ、どこ?」
鳴麗は、闇雲に走ってしまい来たこともないような場所に迷い込んで、思わず立ち止まると不安そうにキョロキョロとあたりを見渡した。
建物も香安の城近くにある場所とはかけ離れていて古く汚い。どの國にも様々な事情で貧しい民が存在し玄武が救済措置を取っているものの、その指の間から抜け落ちた獣達が、悪い役人や悪党どもによって犠牲にされてしまうのだ。
継ぎ接ぎだらけの服を着た、少年や少女。
そして老人や妓楼で働く妓女や男妓などがチラチラとこちらを訝しむように見つめていた。
それともそのはず、こんな貧民街には似つかわしくない黒龍族の綺麗な着物を着た若い娘がいるのだ。
その区域の住人の多くは、カルマと同じく性別の定まらない狗族と、角が生え全身鱗にまみれ容姿の不気味さから忌み嫌われ迫害される蛟族がいた。
知らない場所に来ると、途端に方向音痴にはってしまう鳴麗は、元の区域に戻ろうと踵を返した。
すると、目の前に狗族と蛟族の若者が立っていて思わずぶつかってしまう。
「きゃっ……!」
「おっと……あんた、黒龍族の雌だな。金持ちの娘がこんな場所に何のようだ?」
「そりゃ決まってる『月の印』で疼いてるのさ。だからこんな所まで買いにきたんだ」
「それなら丁度いい、俺たちはそこいらの奴らより、あんたを満足させられるぞ」
鳴麗は彼らの言っている意味が分からず、不安そうに後退ったが、強引に手首を捕まれ暗い路地に引きずり込まれそうになると、青ざめて叫んだ。
「……?? は、離して下さい! 壺とかそういうのですか? か、買いません! 買いませんからっ!」
「あ、ごめんごめん。ちょっとお兄さん達、その子は俺の客なんだよ!」
聞き慣れた声がして、その場にいた者達が一斉にそちらを見ると、橙色の髪をしたカルマがにこやかに微笑んで手を振っていた。二人の若者は舌打ちすると手を離した。
それなりに稼ぎを得て、この当たりを牛耳っている組織に金を渡しているカルマの後ろ盾は強い。すっかり、尻尾を丸めて涙を浮かべている鳴麗にカルマは歩み寄った。
「カルマっ……怖かった! あの人たち何か分からないけど、私に買わせようとするんだもん」
「ははは……。鳴麗さん、なんでこんな所でウロウロしてたの? 家まで送ってくよ」
カルマは苦笑すると、泣きべそをかきそうになる鳴麗の背中をさすって、龍月の所まで送り届ける事にした。
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