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前編
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「あの、レイラ・パトリー様……」
やたら上機嫌なデリスを放って、ウェイターに頼んだ水を飲みまくる。さすが公爵家。ただの水なのにお高い味がする。
内心、これだから金持ちはと言いながらも四杯目に突入したとき、とうとう御令嬢から声をかけられた。嫌だなー。面倒くさいなー。
「はい。なんでしょうか?」
悲しきかな……貴族の男は御令嬢を無碍にはできないのだ。
「あ、あの!よろしければ私と少しお話をしていただけませんか?」
頬を仄かに赤く染めた少女が、俺を見つめてお伺いをしてくる。お願いという形をしているが、ここで断ることはほぼ不可能だ。こういった貴族社会の面倒な社交辞令が嫌いで、これまでできるだけバックレてきたというのに。
「ええ。私などがお相手でよろしければ、喜んで」
あぁ、帰りたい……。
☆☆☆☆
「まぁ!ではまだ王都に戻られないのですか?」
「ビレッド地区って、あの何もないところでしょう?」
「でも、あそこには綺麗な湖があると聞きましたわよ」
「えぇ。精霊の湖というとても美しい湖があります。一度、行かれるとよいでしょう。ですがやはり少し遠いですので、機会があれば、ですが」
話しかけてきた度胸ある少女を皮切りに、周りを高い声で話し続ける御令嬢たちに囲まれて、俺は身動きが取れなくなってしまった。俺自身はあまり会話をしているわけではないのだが、女性が三人集まれば姦しいとはいえ、流石にこれは騒がしいというくらい勝手に盛り上がっている。
デリスは何やら令息たちに捕まっているし、誰かに呼ばれないことには俺は御令嬢たちの囲みから逃げられなさそうだ。望みはフィリア姉上だが、俺が結婚することを望んでいる彼女は助けてはくれないだろう。
「ねぇ、レイラ様はどう思いますか?」
「え?」
するっと左腕に絡みつく細い腕。むぎゅっと不躾に押しつけられた柔らかいそれ。周りの御令嬢方が殺気立つのが分かった。これだから、恋愛事が絡んだ女性は苦手なんだ。全員が全員こういうわけじゃないとは分かっているが、こういう女性は本当に苦手。前世を思い出して、よりそういう思いが強くなった気がする。
「あの」
「レイラ様、私のお父様が近々王都郊外の領地に別荘を建てようと思っておりますの。王都とは色々と違うことがありますでしょうから、お父様にアドバイスをしていただけませんか?」
俺や周りの様子など気にも留めず、よりその豊満な胸を押し当て、笑顔で父親を引き合いに出してくるこの御令嬢は、確か父上と仲の良い侯爵の一人娘だった気がする。アカデミーでは後輩だったために関わり合うこともなかったけど、一度縁談相手として写真(この世界のカメラみたいな魔法具で撮られたもの)が送られてきたことがあったから覚えている。結果は、この子自身が断固拒否したために無くなったんだけどね。それが、俺が痩せたら綺麗な手のひら返しだ。怖い怖い。
「それはあまりに不躾では?パトリー侯爵様が困っていらっしゃいますわよ!」
「私のお父様とレイラ様のお父様は、とても仲が良いのです」
それがどうしたと言いたいが、貴族社会において、親同士の交友関係は子どもにとって重要なステータスだ。俺と彼女の親の仲が良いというだけで、彼女はこの中で優位に立っている。しかし、それで諦めるようなお淑やかな女性は社交界でやっていけない。笑顔で嫌味の応戦が始まってしまった。品が失われていないのは流石だが、俺はもうここにいたくない。
デリス……は、今度は父上に捕まっていた。デリスの父親も一緒にいる。デリスでも、父上には逆らえないだろう。さっきは俺のものだとは言ったけど、身分差というものはどうしようもできない。これでデリスを責めることはお門違いだ。
それはそれとして、俺は今別の意味でもこの場を離れたいのだが。できれば早急に。
簡単に言うと、水を飲み過ぎた。多分、頑張って張り付けている笑顔も若干強張っていると思う。この状況にストレスを感じてしまっているからだろうか。急激にきてしまった。正直に言えば、限界が近い。
「あの」
「ではレイラ様!お父様のところに行きましょう?」
俺が必死に尿意と戦っている間に、決着がついたらしい。勝ったのは侯爵令嬢のようだ。色んな意味で絶望的だ……。せめて先にトイレに行かせて……。
脂汗をかきながら、侯爵令嬢にドナドナされる子牛の気分で引っ張られる俺を流石に神も哀れに思ったのだろうか。でも、神様。ちょっと人選ミスです……。
「おぉ!レイラじゃないか!久しぶりだな!」
「え……?」
「アカデミー以来じゃないか?積もる話もあることだし、あっちの静かな方で二人きりで話そうぜ!」
「え?あっ……⁉」
「ちょ、ちょっと!レイラ様⁉」
半ば引きずられるように、突然現れた男に会場の外に連れ出される。男が無理やり引きはがした侯爵令嬢が何やら騒いでいたが、男は気にすることはなかった。
俺は、会場の外に出たところで振り向いた男の顔を改めて見て、神を恨んだ。
「……ジェイス・ローレン」
「久しぶりだな。レイラ」
はにかむように笑う目の前のイケメンは、未来の騎士団長様だ。ジェイス・ローレンは、ローレン家という武芸に優れた家の嫡男で剣の天才。ローレン家の証である赤髪は燃えるように色づいて、金色の眼は戦場で鋭く敵を睨み、鷹の眼などと言われることもある、ゲームの攻略対象。なぜお前がここにいるんだ?
「強引に連れ出して悪かった。でも、レイラの体調が悪そうでつい……」
「ほら、顔も赤いし汗もかいてる」と、額の汗をハンカチで拭われて、俺は一時的に存在を忘れていた尿意を思い出してしまった。
「ちょ、ちょっとここで待ってて!」
「は?部屋に戻るなら付き添うぞ」
「ち、違う!トイレ!」
「へ……?」
ジェイスが豆鉄砲を食らった鳩みたいな顔をしている。しかし俺はもうダメだ。走りたいところを刺激を抑えるためにゆっくりと歩いてトイレに向かう。が、俺は大事なことを失念していた。
「あ」
「……どうした?」
「トイレの場所、分からない……」
ここは本邸だ。俺が長年引きこもってたのは別邸。トイレの場所を俺は知らない……。
「ううっ……もう限界なのにぃ」
「はぁ……ほんと、お前は昔から抜けてんな。トイレはこっちだ」
焦りから若干泣きそうな俺の手を引いて、ジェイスは俺をトイレまで連れていってくれた。誰にも見られなかったのは奇跡だよほんと。いい年して恥ずかしい……。
無事にトイレにたどり着いて色んなことから解放された俺は、恥ずかしすぎて結局少し泣いた。
※尿意を我慢してるときってエロイよねっていう性癖()
やたら上機嫌なデリスを放って、ウェイターに頼んだ水を飲みまくる。さすが公爵家。ただの水なのにお高い味がする。
内心、これだから金持ちはと言いながらも四杯目に突入したとき、とうとう御令嬢から声をかけられた。嫌だなー。面倒くさいなー。
「はい。なんでしょうか?」
悲しきかな……貴族の男は御令嬢を無碍にはできないのだ。
「あ、あの!よろしければ私と少しお話をしていただけませんか?」
頬を仄かに赤く染めた少女が、俺を見つめてお伺いをしてくる。お願いという形をしているが、ここで断ることはほぼ不可能だ。こういった貴族社会の面倒な社交辞令が嫌いで、これまでできるだけバックレてきたというのに。
「ええ。私などがお相手でよろしければ、喜んで」
あぁ、帰りたい……。
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「まぁ!ではまだ王都に戻られないのですか?」
「ビレッド地区って、あの何もないところでしょう?」
「でも、あそこには綺麗な湖があると聞きましたわよ」
「えぇ。精霊の湖というとても美しい湖があります。一度、行かれるとよいでしょう。ですがやはり少し遠いですので、機会があれば、ですが」
話しかけてきた度胸ある少女を皮切りに、周りを高い声で話し続ける御令嬢たちに囲まれて、俺は身動きが取れなくなってしまった。俺自身はあまり会話をしているわけではないのだが、女性が三人集まれば姦しいとはいえ、流石にこれは騒がしいというくらい勝手に盛り上がっている。
デリスは何やら令息たちに捕まっているし、誰かに呼ばれないことには俺は御令嬢たちの囲みから逃げられなさそうだ。望みはフィリア姉上だが、俺が結婚することを望んでいる彼女は助けてはくれないだろう。
「ねぇ、レイラ様はどう思いますか?」
「え?」
するっと左腕に絡みつく細い腕。むぎゅっと不躾に押しつけられた柔らかいそれ。周りの御令嬢方が殺気立つのが分かった。これだから、恋愛事が絡んだ女性は苦手なんだ。全員が全員こういうわけじゃないとは分かっているが、こういう女性は本当に苦手。前世を思い出して、よりそういう思いが強くなった気がする。
「あの」
「レイラ様、私のお父様が近々王都郊外の領地に別荘を建てようと思っておりますの。王都とは色々と違うことがありますでしょうから、お父様にアドバイスをしていただけませんか?」
俺や周りの様子など気にも留めず、よりその豊満な胸を押し当て、笑顔で父親を引き合いに出してくるこの御令嬢は、確か父上と仲の良い侯爵の一人娘だった気がする。アカデミーでは後輩だったために関わり合うこともなかったけど、一度縁談相手として写真(この世界のカメラみたいな魔法具で撮られたもの)が送られてきたことがあったから覚えている。結果は、この子自身が断固拒否したために無くなったんだけどね。それが、俺が痩せたら綺麗な手のひら返しだ。怖い怖い。
「それはあまりに不躾では?パトリー侯爵様が困っていらっしゃいますわよ!」
「私のお父様とレイラ様のお父様は、とても仲が良いのです」
それがどうしたと言いたいが、貴族社会において、親同士の交友関係は子どもにとって重要なステータスだ。俺と彼女の親の仲が良いというだけで、彼女はこの中で優位に立っている。しかし、それで諦めるようなお淑やかな女性は社交界でやっていけない。笑顔で嫌味の応戦が始まってしまった。品が失われていないのは流石だが、俺はもうここにいたくない。
デリス……は、今度は父上に捕まっていた。デリスの父親も一緒にいる。デリスでも、父上には逆らえないだろう。さっきは俺のものだとは言ったけど、身分差というものはどうしようもできない。これでデリスを責めることはお門違いだ。
それはそれとして、俺は今別の意味でもこの場を離れたいのだが。できれば早急に。
簡単に言うと、水を飲み過ぎた。多分、頑張って張り付けている笑顔も若干強張っていると思う。この状況にストレスを感じてしまっているからだろうか。急激にきてしまった。正直に言えば、限界が近い。
「あの」
「ではレイラ様!お父様のところに行きましょう?」
俺が必死に尿意と戦っている間に、決着がついたらしい。勝ったのは侯爵令嬢のようだ。色んな意味で絶望的だ……。せめて先にトイレに行かせて……。
脂汗をかきながら、侯爵令嬢にドナドナされる子牛の気分で引っ張られる俺を流石に神も哀れに思ったのだろうか。でも、神様。ちょっと人選ミスです……。
「おぉ!レイラじゃないか!久しぶりだな!」
「え……?」
「アカデミー以来じゃないか?積もる話もあることだし、あっちの静かな方で二人きりで話そうぜ!」
「え?あっ……⁉」
「ちょ、ちょっと!レイラ様⁉」
半ば引きずられるように、突然現れた男に会場の外に連れ出される。男が無理やり引きはがした侯爵令嬢が何やら騒いでいたが、男は気にすることはなかった。
俺は、会場の外に出たところで振り向いた男の顔を改めて見て、神を恨んだ。
「……ジェイス・ローレン」
「久しぶりだな。レイラ」
はにかむように笑う目の前のイケメンは、未来の騎士団長様だ。ジェイス・ローレンは、ローレン家という武芸に優れた家の嫡男で剣の天才。ローレン家の証である赤髪は燃えるように色づいて、金色の眼は戦場で鋭く敵を睨み、鷹の眼などと言われることもある、ゲームの攻略対象。なぜお前がここにいるんだ?
「強引に連れ出して悪かった。でも、レイラの体調が悪そうでつい……」
「ほら、顔も赤いし汗もかいてる」と、額の汗をハンカチで拭われて、俺は一時的に存在を忘れていた尿意を思い出してしまった。
「ちょ、ちょっとここで待ってて!」
「は?部屋に戻るなら付き添うぞ」
「ち、違う!トイレ!」
「へ……?」
ジェイスが豆鉄砲を食らった鳩みたいな顔をしている。しかし俺はもうダメだ。走りたいところを刺激を抑えるためにゆっくりと歩いてトイレに向かう。が、俺は大事なことを失念していた。
「あ」
「……どうした?」
「トイレの場所、分からない……」
ここは本邸だ。俺が長年引きこもってたのは別邸。トイレの場所を俺は知らない……。
「ううっ……もう限界なのにぃ」
「はぁ……ほんと、お前は昔から抜けてんな。トイレはこっちだ」
焦りから若干泣きそうな俺の手を引いて、ジェイスは俺をトイレまで連れていってくれた。誰にも見られなかったのは奇跡だよほんと。いい年して恥ずかしい……。
無事にトイレにたどり着いて色んなことから解放された俺は、恥ずかしすぎて結局少し泣いた。
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