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第一部
決着
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どさりと大きな音をたててケンの巨躯が地に伏した。頬についた返り血を手の甲でぬぐいながらアルテアは残りのひとりを睥睨する。
その冷え冷えとする、まるで氷の刃のような目にソルドーが短い悲鳴を上げた。
「ま、待ってください……!は、話し合い……!そう、話し合いましょう!平和的にっ!」
一歩、また一歩と歩みをすすめるアルテアから逃げるように、ソルドーは後ずさりながら胸元をまさぐっていた。
「みっ、見逃してくれるなら!あなたにこれをお渡しします!」
そういって胸元からひし形の宝石のようなものを取り出して示すように掲げて見せる。アルテアはちらりとそれを見てから口を開いた。
「……そんなものはいらん。ただ誓え。二度と俺たちに関わらず、これまでの罪を償うと。そうすれば見逃してやる」
そう言って剣を鞘に収めるアルテアを見て、ソルドーはいやらしい笑みを浮かべて狂喜する。
「あ……ははは!そう言わず、受け取ってください。私からのせめてもの感謝の気持ちです──よぉ!!」
そう言って掲げた手を振りかぶり宝石を地面に叩き打ち付けた。割れた宝石から黒い光の粒子が漏れ出して大気に霧散し、巨大な何かを形作っていく。それを見ながらソルドーが甲高い笑い声を発しながら狂ったように叫んだ。
「ひゃーっはっはっはっは!甘ちゃんのガキが調子に乗りやがって!お前なんぞが私に命令するな……!誰が貴様の言うことなど聞くか!お前はここで死ぬんだよぉ!!!」
やがて黒い粒子ははっきりとした形となり、その威容を現した。サンドロット家の屋敷ほどあろうかというほどの、分厚く光沢のある鱗で覆われた巨体。その巨体の胴のあたりから体が三つ又に分かれ、その先はそれぞれ違った頭に繋がっていた。赤、青、緑。三つの頭を持った蛇。
「召喚石か」
呼び出された異形の生物を見つめながら、さして興味も驚いた様子もなさそうにアルテアは呟く。
「ひゃっはっは!その通り!恐怖で驚く余裕もないか?こいつはレッサーヒュドラ……中級冒険者で討伐隊が組まれるほどの大魔獣だ!」
嬉しそうに説明するソルドーを何ともいえない面持ちで見つめる。
先ほどまでの丁寧な言葉遣いはすっかり消え失せていて、あまりの豹変ぶりに呆れて閉口してしまう。
これがソルドーという男の本性で、今までは必死に取り繕っていただけなのかもしれない。そう考えたら逆に哀れに思えてくる。その視線に気づいたソルドーが顔を怒りで歪ませた。
「なんだぁ、その目は!いま!お前は!私に!生殺与奪を握られているんだ!泣いて詫びろぉ!!今までの私への無礼をっっ!!這いつくばって、命乞いをしろ!!そうすれば許してやるよぉおお!!」
アルテアはゆっくりとため息をついた。
「……くだらないな。でかいだけの蛇で俺を殺せると思ってるのか?」
あまりにも冷静な予想外の反応。
もはや同情的ですらある少年の顔にソルドーはますます苛立ちをつのらせる。
「いちいち癇に障るガキだ……そんなに死にたいなら殺してやる!
いけ、レッサーヒュドラ!!」
手を掲げ、巨大な蛇の魔獣に命令する。蛇はその命令に従うように六つの瞳にアルテアの姿を捉え、
甲高い雄叫びを上げた。
「キュアアアアアアアアアア!!!」
空気を引き裂き大地を割らんばかりの咆哮に、それまで黙って戦いを見守っていたノエルはかつてない恐怖を感じた。自分のために戦ってくれている少年が死ぬかもしれない。自分のせいで。そう思い、竦み上がる身体を奮い立たせて泣きそうな声を飛ばした。
「あ、アル君……!私のことはいいから……逃げて!」
逃げる。その言葉がアルテアの心に刺さる。それはもはや呪いだ。
かつて、自分は戦いから逃げて、その戦いで仲間はみんな死んでしまった。
自分のせいではないのかもしれない。自分がいても助けられなかったかもしれない。でも、自分がいたら助けられたかもしれない。
あるいは、みんなと一緒に死ぬことができたかもしれない。
いずれにせよ、ひとりだけ生き延びるのはもういやだ。
「心配するな、すぐ終わらせる」
アルテアは振り返ることなくそう言って、一歩前に踏み出した。
赤い頭を持ったレッサーヒュドラが、その口から煮えたぎるマグマのような火炎を放出する。
「波よ立て!」
地面から大量の水が立ち上り、炎の津波を相殺する。水の蒸発する高い音と共にあたり一帯がいっきに水蒸気に包まれた。
その水蒸気の中からアルテアが突き抜けるように中空に飛翔し、視界に大蛇の姿を再び捉える。
大蛇もすぐさま反応し、空中で身動きのとれないアルテアに三つ首揃えて一斉に攻撃をしかけた。
炎の弾、氷の槍、風の刃が一度に押し寄せる。
アルテアは臆することなく、慌てずに対抗魔法を発動してその全てを相殺した。
「キシャアアアアアアアッ!!」
まるで腹が立ったと言わんばかりに大蛇が叫ぶ。
「うるさいやつだ……【風よ吹け】!」
風を後方に発生させて空中で急加速。大蛇に向かって急降下、すれ違い様に一閃。
虚を突かれた大蛇は反応することすらできず、その首のひとつを撥ねられる。大蛇の首が重い音を響かせて地面に落ちた。
「あと二つ」
呟くように言うアルテアを、ソルドーがにやにやとした顔で見る。
「おやおや、最近のガキは数を数えることもできないらしいなぁ……
ヒュドラをよぉく見てみるんだな!」
「なるほど……少し面倒だな」
レッサーヒュドラの方へ目をやったアルテアがため息をつく。撥ね飛ばした首の断面がぶくぶくと泡のように膨れ上がって、首が再生していく。
「そいつは何度斬られても再生するんだ、お前に勝ち目はないんだよ!!あっひゃっひゃっひゃ!!」
狂ったように笑うソルドーにアルテアはいたって冷静に答える。
「斬ってわかった。再生という特性からか、そいつはあまり硬くない。いくらでもやりようはある」
「はぁ……?恐怖で気でもふれたか……強がりやがって!不愉快だ……殺れ、ヒュドラ!」
ソルドーの怒号に応じてヒュドラがそれぞれ攻撃をしかけてくる。
それを全て搔い潜り、アルテアは大蛇の懐に潜り込んで拳をためる。身体強化の魔法の出力を上げ、ためた拳を解き放った。
大蛇の胴体に鋭い券撃めり込み、受け止めきれない衝撃によってその巨体が宙に浮く。
「ギシャァッッッ!!」
苦悶に呻く大蛇の声。
「はあっ!!」
気合一声、アルテアはそのまま拳を振り抜いて大蛇を空に殴り飛ばした。
空高く舞い上がる大蛇の姿を目の当たりにしたソルドーが驚愕で絶句する。
「再生するなら、一撃で消滅させてやる」
アルテアは空に手を掲げて大蛇を掌に収めて照準し、魔力を練り上げ、魔法陣を成していく。
「契約により我に従え 雷霆の使徒 其に命ずるは 名も無き旅人 穿て 天の咆哮 千の雷 轟け 注げ 薙ぎ払え!」
詠唱により風系統に属する上級雷撃魔法が完成。
「雷竜撃滅咆天大砲!」
巨大な魔法陣から黄色い閃光が放たれ、天を貫いた。
まさに嵐のように吹き荒れる雷の奔流。その黄色い光帯が大蛇を呑み込み、爆発が空を舐めた。
一帯を照らす大爆発。天の轟きで雲が吹き飛び大地が揺れた。
濛々とした黒煙が晴れた後、そこには残るのは雷が奔る余韻だけだ。
三つ首の大蛇は、肉片ひとつ残さず空の藻屑と消えてしまった。
その冷え冷えとする、まるで氷の刃のような目にソルドーが短い悲鳴を上げた。
「ま、待ってください……!は、話し合い……!そう、話し合いましょう!平和的にっ!」
一歩、また一歩と歩みをすすめるアルテアから逃げるように、ソルドーは後ずさりながら胸元をまさぐっていた。
「みっ、見逃してくれるなら!あなたにこれをお渡しします!」
そういって胸元からひし形の宝石のようなものを取り出して示すように掲げて見せる。アルテアはちらりとそれを見てから口を開いた。
「……そんなものはいらん。ただ誓え。二度と俺たちに関わらず、これまでの罪を償うと。そうすれば見逃してやる」
そう言って剣を鞘に収めるアルテアを見て、ソルドーはいやらしい笑みを浮かべて狂喜する。
「あ……ははは!そう言わず、受け取ってください。私からのせめてもの感謝の気持ちです──よぉ!!」
そう言って掲げた手を振りかぶり宝石を地面に叩き打ち付けた。割れた宝石から黒い光の粒子が漏れ出して大気に霧散し、巨大な何かを形作っていく。それを見ながらソルドーが甲高い笑い声を発しながら狂ったように叫んだ。
「ひゃーっはっはっはっは!甘ちゃんのガキが調子に乗りやがって!お前なんぞが私に命令するな……!誰が貴様の言うことなど聞くか!お前はここで死ぬんだよぉ!!!」
やがて黒い粒子ははっきりとした形となり、その威容を現した。サンドロット家の屋敷ほどあろうかというほどの、分厚く光沢のある鱗で覆われた巨体。その巨体の胴のあたりから体が三つ又に分かれ、その先はそれぞれ違った頭に繋がっていた。赤、青、緑。三つの頭を持った蛇。
「召喚石か」
呼び出された異形の生物を見つめながら、さして興味も驚いた様子もなさそうにアルテアは呟く。
「ひゃっはっは!その通り!恐怖で驚く余裕もないか?こいつはレッサーヒュドラ……中級冒険者で討伐隊が組まれるほどの大魔獣だ!」
嬉しそうに説明するソルドーを何ともいえない面持ちで見つめる。
先ほどまでの丁寧な言葉遣いはすっかり消え失せていて、あまりの豹変ぶりに呆れて閉口してしまう。
これがソルドーという男の本性で、今までは必死に取り繕っていただけなのかもしれない。そう考えたら逆に哀れに思えてくる。その視線に気づいたソルドーが顔を怒りで歪ませた。
「なんだぁ、その目は!いま!お前は!私に!生殺与奪を握られているんだ!泣いて詫びろぉ!!今までの私への無礼をっっ!!這いつくばって、命乞いをしろ!!そうすれば許してやるよぉおお!!」
アルテアはゆっくりとため息をついた。
「……くだらないな。でかいだけの蛇で俺を殺せると思ってるのか?」
あまりにも冷静な予想外の反応。
もはや同情的ですらある少年の顔にソルドーはますます苛立ちをつのらせる。
「いちいち癇に障るガキだ……そんなに死にたいなら殺してやる!
いけ、レッサーヒュドラ!!」
手を掲げ、巨大な蛇の魔獣に命令する。蛇はその命令に従うように六つの瞳にアルテアの姿を捉え、
甲高い雄叫びを上げた。
「キュアアアアアアアアアア!!!」
空気を引き裂き大地を割らんばかりの咆哮に、それまで黙って戦いを見守っていたノエルはかつてない恐怖を感じた。自分のために戦ってくれている少年が死ぬかもしれない。自分のせいで。そう思い、竦み上がる身体を奮い立たせて泣きそうな声を飛ばした。
「あ、アル君……!私のことはいいから……逃げて!」
逃げる。その言葉がアルテアの心に刺さる。それはもはや呪いだ。
かつて、自分は戦いから逃げて、その戦いで仲間はみんな死んでしまった。
自分のせいではないのかもしれない。自分がいても助けられなかったかもしれない。でも、自分がいたら助けられたかもしれない。
あるいは、みんなと一緒に死ぬことができたかもしれない。
いずれにせよ、ひとりだけ生き延びるのはもういやだ。
「心配するな、すぐ終わらせる」
アルテアは振り返ることなくそう言って、一歩前に踏み出した。
赤い頭を持ったレッサーヒュドラが、その口から煮えたぎるマグマのような火炎を放出する。
「波よ立て!」
地面から大量の水が立ち上り、炎の津波を相殺する。水の蒸発する高い音と共にあたり一帯がいっきに水蒸気に包まれた。
その水蒸気の中からアルテアが突き抜けるように中空に飛翔し、視界に大蛇の姿を再び捉える。
大蛇もすぐさま反応し、空中で身動きのとれないアルテアに三つ首揃えて一斉に攻撃をしかけた。
炎の弾、氷の槍、風の刃が一度に押し寄せる。
アルテアは臆することなく、慌てずに対抗魔法を発動してその全てを相殺した。
「キシャアアアアアアアッ!!」
まるで腹が立ったと言わんばかりに大蛇が叫ぶ。
「うるさいやつだ……【風よ吹け】!」
風を後方に発生させて空中で急加速。大蛇に向かって急降下、すれ違い様に一閃。
虚を突かれた大蛇は反応することすらできず、その首のひとつを撥ねられる。大蛇の首が重い音を響かせて地面に落ちた。
「あと二つ」
呟くように言うアルテアを、ソルドーがにやにやとした顔で見る。
「おやおや、最近のガキは数を数えることもできないらしいなぁ……
ヒュドラをよぉく見てみるんだな!」
「なるほど……少し面倒だな」
レッサーヒュドラの方へ目をやったアルテアがため息をつく。撥ね飛ばした首の断面がぶくぶくと泡のように膨れ上がって、首が再生していく。
「そいつは何度斬られても再生するんだ、お前に勝ち目はないんだよ!!あっひゃっひゃっひゃ!!」
狂ったように笑うソルドーにアルテアはいたって冷静に答える。
「斬ってわかった。再生という特性からか、そいつはあまり硬くない。いくらでもやりようはある」
「はぁ……?恐怖で気でもふれたか……強がりやがって!不愉快だ……殺れ、ヒュドラ!」
ソルドーの怒号に応じてヒュドラがそれぞれ攻撃をしかけてくる。
それを全て搔い潜り、アルテアは大蛇の懐に潜り込んで拳をためる。身体強化の魔法の出力を上げ、ためた拳を解き放った。
大蛇の胴体に鋭い券撃めり込み、受け止めきれない衝撃によってその巨体が宙に浮く。
「ギシャァッッッ!!」
苦悶に呻く大蛇の声。
「はあっ!!」
気合一声、アルテアはそのまま拳を振り抜いて大蛇を空に殴り飛ばした。
空高く舞い上がる大蛇の姿を目の当たりにしたソルドーが驚愕で絶句する。
「再生するなら、一撃で消滅させてやる」
アルテアは空に手を掲げて大蛇を掌に収めて照準し、魔力を練り上げ、魔法陣を成していく。
「契約により我に従え 雷霆の使徒 其に命ずるは 名も無き旅人 穿て 天の咆哮 千の雷 轟け 注げ 薙ぎ払え!」
詠唱により風系統に属する上級雷撃魔法が完成。
「雷竜撃滅咆天大砲!」
巨大な魔法陣から黄色い閃光が放たれ、天を貫いた。
まさに嵐のように吹き荒れる雷の奔流。その黄色い光帯が大蛇を呑み込み、爆発が空を舐めた。
一帯を照らす大爆発。天の轟きで雲が吹き飛び大地が揺れた。
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