両親に殺された俺は異世界に転生して覚醒する~未来の俺は世界最強になっていたのでちょっと故郷を滅ぼすことにしました~

あぶらみん

文字の大きさ
88 / 123
第一部

捜索

しおりを挟む


炎の中を少年たちが走る。

黒々とした煙をあげ、火が爆ぜて家屋が崩れ落ちていく。皆が耕した畑が、家が、思い出が、何もかもが炎の中に呑まれて消えていく。


どうすることもできずその光景をただ見過ごすことしかできない。どうしようもない無力感が込み上げてきて、アルテアは歯を鳴らす。


一匹、または一匹とイーヴルが現出し、村を灰燼へとかえてゆく。今すぐにでもそいつらを討滅したい衝動に駆られるが、自分の後ろを着いて走る子供たちの姿をちらりと横目に入れた。

アルテアが理性を保てているのは彼らのおかげだ。


「お前ら、大丈夫か?もうすぐ屋敷に着くからな」


子供たちを元気づけように声をかける。

皆ひどく怯えている。当然だ。

それでもその恐怖とたたかい、泣き言ひとつ言わず自分の足で懸命に走っている。

そんな子供たちを放ったまま自分だけが怒りにまかせて暴れるわけにはいかない。

まずは彼らを安全な場所に送り届けることが先決だった。


「だ、大丈夫だ……アル兄!みんなも、大丈夫だな!?」

「うん!へいきだよ!」

「こ、これくらいなんともないぜ!」

「兄ちゃんがいるからな!」


アッシュが呼びかけると子供たちが口々に言った。

その健気な姿にアルテアの口元が自然と緩んだ。

これなら大丈夫そうだと安心し、次に腕に抱えた女性冒険者に目を落とす。顔から血の気が失われ、呼吸が弱くなっていた。

治癒の魔法をかけてはいるがアルテアのレベルでは気休めにもならない。

完治には程遠い。

一刻を争う状態だった。

炎を迂回するように家屋の少ない村の外れを駆け抜け緩やかな勾配を上がると、住み慣れた屋敷が見えた。


勢いよく門を開け放ち敷地内に飛び込んだ。敷地内は清然としていた。火の手も回っておらずここだけが日常の姿を保ったままだった。

まるでこの空間だけがすっぽりと現実から切り取られているような違和感。


結界魔法だろうか。

少し気になるアルテアだったが、今は一刻を争う事態だ。


急ぎ玄関の扉をノックする。

わずかな静寂のあと、ガチャりと鍵の開く重苦しい音がして中からターニャが顔を覗かせた。


「お入りください。ご無事で何よりです」


「ああ、ターニャもな」


短い言葉を交わしてさっと扉の中へ滑り込んだ。

子供たちが入り切ったのを確認して再びターニャが鍵をかける。

屋敷の中には避難してきた村人や冒険者たちの姿があった。

皆、不安と恐怖に襲われながらも肩を寄せ合い励ましあっていた。

気落ちした者はいるが、それでもその顔から希望は失われていなかった。

きっと父を信頼しているのだとアルテアは思い、少し誇らしくなった。


「怪我人だ。治療してやってくれ」


女性冒険者を近くのソファに寝かせてターニャに声をかけた。


「承知致しました。お任せ下さい」


女性の患部に手を当てて治癒魔法をかける。あっという間に傷口が塞がっていき、顔色にも血の気が戻った。弱く乱れていた呼吸も安らかなものに変わっている。

見守っていた子供たちも安堵したようにほっと息を漏らした。


「さすがだな」

「この程度、奥様の足元にも及びませんよ。危険な状態は脱しましたが油断は禁物です。改めて奥様に見ていただくのがよろしいかと」


「そうか……そういえば母さんとリーナは?」


辺りを見回して母と妹の姿が見当たらないことに気づいた。

一抹の不安が一瞬だけ胸をよぎった。


「別室に負傷者を集めております。奥様はそこで皆様の治療にあたっておられます。リーナ様もそちらに」


「そうか……無事なんだな。良かった……」


母と妹の無事を確認して胸を撫で下ろす。


「しかし村中の人のほとんどが集まったにしては数が少ないな。姿の見えない者たちは、やはり……」


「……ええ。まだ上階にも人はおりますが……少なくない数、犠牲者が出ております。それに……」


そう言ってターニャが口を噤んだ。

彼女にしては珍しく歯切れの悪い物言いにアルテアは嫌な予感がした。

少なくない数、死者が出ている。

それ以上にさらに悪いこと。一体何があったのか。


「どうした?何があったーー」


「アルくんっ!!!」


横合いから悲鳴にも似た痛切な声が聞こえて、言葉が途切れた。

反射的に声の方向に身体を向けると、よく見知った少女が自分に向かって飛び込んできた。トンという軽い衝撃が走って

わずかに身体を押されながらも、両腕で少女をしっかりと受け止めた。

最近はすっかり嗅ぎなれた甘い香りが鼻腔をくすぐる。


「無事だったか……ノエル」


胸に顔を埋める少女を慰めるように呼びかけた。

「うん……!アルくんも無事で良かったよぉ……!心配したんだからっ!」


「心配かけてすまなかったな…俺は大丈夫だから」


あやすように彼女の背中を擦りながら、

彼女の顔を見て自分も心底ほっとしていることに気づいた。

こんな時だと言うのに、彼女を見ているとささくれだった心が安らいだ。

しかしその安寧も長くは続かなかった。


「俺は大丈夫だから、そんなに泣くなよ」


「で、でも……いないの……イーリスちゃんが、どこにもいないの……!」


「え……?」


彼女の言葉を聞いて愕然とする。

咄嗟にターニャに顔を向けて、本当か?と視線で投げかけた。

ターニャは沈痛な顔でゆっくりと頷いた。


「屋敷にはおりません。逃げる際に外で見かけたかもしれない、という者はいるのですが……それだけです」


いつもより精彩を欠いたターニャの声が頭の中で反芻して、最悪の想像が頭をよぎった。

血を流し倒れる少女の姿。ぐっと身をつむってその悪夢の光景を払い除ける。


目を開けて、自分の腕の中で嗚咽を漏らす少女の姿をじっと見つめる。少女の震える 小さな身体を抱きしめながらゆっくりと頭を撫でた。


「きっとどこかに隠れてるんだ。俺が見つけてくるよ」


ずっと泣いていたのだろう。ノエルが顔を上げて腫れて赤くなった目でアルテアを見た。


「見つけてあげて……イーリスちゃんを…私の友達を……」

「ああ、必ず連れて帰る。約束だ」


「うう……うああああああん!!」


アルテアは少女の想いに応えるように、腕にぎゅっと力を込めて抱きしめた。



「止めないのか?」


扉の前まで見送りに来たターニャに聞いた。


「坊ちゃんの好きにさせよと、旦那様から言われております」


「父さんが……」


目を瞑り父に胸の内で感謝を告げて再びターニャに向き直る。


「ターニャ。母さんやノエルを……頼む」


「仰せつかりました。私の命にかえましても御守り致します」


「馬鹿……お前が死んだら全然意味ないだろ。命にかえるな。死ぬな。生きて守り通せ」


アルテアがそう言うとターニャは呆気にとられたように目を見開き、しばらくして口元を綻ばせた。


「ふふ……ますます旦那様に似てきましたね」


「俺は父さんの息子だからな。……実はな

俺の父さんの物真似はそっくりだって、村で評判なんだ」


アルテアが軽い調子でおどけてみせるとターニャは口に手を当ててクスクスと笑った。


「まさか坊ちゃんがそんな冗談を言うとは思いませんでした」


「俺もびっくりしてるよ。皆のおかげだ……だからこそ、失いたくない」


皆の姿がぱっと胸の内に思い浮かんだ。


「じゃあ、行ってくる。皆を頼む」


「ええ、おまかせを。いってらっしゃいませ」


ターニャに見送られ、アルテアは戦場に舞い戻った。



ーーーーーーーー



「イーリス!」


アルテアが少女の名前を呼ぶ。普段の彼からは想像がつかないほど、その顔には焦燥の色が強く出ていた。


「どこだ!いたら返事をしてくれ!」


アルテアは村中を駆け回り、人が隠れられそうなところを片っ端から調べていた。

魔素の淀みがひどくなっているのか、先程まで機能していた探知の魔法も当てにならなくなっていた。


家屋に取り残されているのではと、火が立ちこめる家屋にも迷わずに飛び込んだ。

そのせいで父親譲りの彼の端正な顔が

煤や灰ですっかり黒く染まっており、服も焼け、身体中に火傷を負っている。

それでもアルテアが足を止めることはなかった。


アルテアにとってイーリスという少女はそれ程までに大切な存在になっていた。

わずかな痕跡、反応を見逃すまいと意識を研ぎ澄まして捜索を続ける。

近くにある倒壊寸前の民家の中に気配を感じた。


「そこか……!?!」


すぐさま駆けつけるもそこに少女の姿はなく、かわりに一匹のイーヴルが獰猛な唸り声を上げていた。

普段の彼なら侵すはずのないミスだった。


「グオ゛オ゛オ゛オ゛ォォォ」


「くっ……!」


飛びかかるイーヴルの攻撃を上体を反らして躱しながら抜刀し、交差する一瞬で真っ二つに斬り捨てた。

どさりと地面に落ちる半身それぞれに魔法を叩き込んで消滅させ、倒壊する家屋から

飛び出した。


「はぁ……はぁ……くそっ……!」


「のう……お主、少し落ち着いたらどうだ。先程から同じことばかり繰り返しているぞ」


顔についた煤をぬぐいながら悪態をつくアルテアに、腰に下げた魔本が苦言を呈した。


「……俺なら大丈夫だ」


「私にはそうは見えんがな。今のお主は明らかに平静を欠いている。頭を冷やせーー」


「大丈夫だって言ってるだろ!」


アルテアが被せるように怒声を飛ばした。

強く握りしめた両手からわずかに血が滲んでいた。


「あいつを……はやく見つけてやらないとダメなんだよ!死ぬかもしれないんだぞ!そんなのは、いやだ。いやなんだよ……」


血みどろで倒れ伏したかつての仲間たちの姿に少女が重なる。胸を焦がすほどの焦燥感がずっと付きまとっていた。このまま自分は本当に身体の内側から燃やされてしまうのではないかと思えるほどだった。


「もう、親しい誰かが死ぬところを見るのはいやなんだ……」


アルテアは肩を震わせて絞り出すように言った。悲痛な叫びだった。冷静でないことくらい自分でもわかっていた。

だが冷静でいられるはずがなかった。

探知の魔法にもかからない。

必死で駆け回る以外に何ができるというのか。

アルテアの痛切な顔を見て、ハクは長い息を吐いた。

納得したように、あるいは呆れているように。


「あの娘がそんなに心配か?」


「ああ……」


「そうか。だがな、それはお主も同じだ」


そう言われてもアルテアには意味がわからなかった。腰の魔本を見つめて続きを待った。


「お主と親しい者もまた、お主のことを心配しているということだ。危険な目にあってはいないか、死んではいないか、と。今のお主と同じようにな」


ハクの言葉を聞いてアルテアが目を見張った。


「……他の誰かにとって、お主もまた大切な存在だと言うことを忘れるな。無茶をするなとは言わん。ただ……自分をもっと大事にしてやれ。誰かを救うために自分を傷つけてもいいことにはならん」


腰元で静かに揺れていたハクの動きが止まった。

表情こそないが、ハクも心配をしてくれているのだということは声から伝わった。

そしてハクに言われて改めて、自分がどれほど周りの人に心配をかけていたのかを自覚した。


「……すまん」


「わかればいい。顔を上げろ。前を向け。お主の探しものは……前を、遥か先を見ていなければ捕まらんぞ」


「ああ……!」


アルテアは自分の顔を両手でパンっと平手打ちして気を持ち直し、再び前へと歩き出した。

その背中を押すようにハクが言う。


「安心しろ、娘は生きておる」


「まさか……居場所がわかったのか?!」


ハクの言葉に、アルテアが驚き半分、期待半分といった様子で問いかける。


「……いや、勘だ。私の勘はよく当たる。文句あるか?」


「……年寄り特有の勘ってやつか。まあ、気休めにはなるよ」


肩透かしを食らってすっ転びそうになりつつも、アルテアは口の端を上げて意地悪く笑った。

いつの間にか焦燥感は消えていた。


イーリスは生きているというハクの言葉を、何故かすんなりと信じることができた。

そのおかげで先程よりも随分と落ち着いていることが自分でもわかった。

だがそれを認めるのが気恥ずかしくて、つい軽口で返してしまった。


「お主、レディに対して失礼だぞ!だいたい、私の神々しい姿を見たことがあるだろうが!どこが年寄りだ!」


「確かにバアさんではなかったな。小娘って感じだった」


魔本の中で見たハクの姿を思い出しながらアルテアが言った。

不思議と、初めて会った時からハクの言うことは信じることが出来た。

理由はわからない。

理由なんてないのかもしれない。

理屈を越えた繋がりがあるような気がした。


腰に下げたホルスターをガチャガチャと揺らしてぶつぶつ文句を言う魔本の表紙にそっと手を添えた。


「ありがとな」


顔は向けなかった。


「……お主に死なれては困る。それだけだ」


きっと魔本の中の少女もぷいと顔を背けているに違いない。なんとなくそう思った。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

八百万の神から祝福をもらいました!この力で異世界を生きていきます!

トリガー
ファンタジー
神様のミスで死んでしまったリオ。 女神から代償に八百万の神の祝福をもらった。 転生した異世界で無双する。

前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る

がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。 その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。 爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。 爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。 『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』 人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。 『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』 諸事情により不定期更新になります。 完結まで頑張る!

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
 異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。  億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。  彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。  四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?  道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!  気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?    ※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【本編完結】転生したら第6皇子冷遇されながらも力をつける

そう
ファンタジー
転生したら帝国の第6皇子だったけど周りの人たちに冷遇されながらも生きて行く話です

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

処理中です...