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実践編<第1部>

◆日用品・クラフト #3

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◇基礎化粧品
薬局で売っている物で作る事が可能。トラブルがあった場合、何が原因か分からなくなるので、最初はエッセンシャルオイルを入れない。問題が無い事を確認してから、精油のラベンダー、ローズ系、レモン系等を使用、最初は1滴から始める。
光毒性があるので柑橘系は肌に付けない物で使用、保存料を使用していないから、少量ずつ作っている。

容器は、コンタクトレンズクリーナーや消毒液が入っていた物を再利用、ローズマリーやタイムなどのハーブが入っていた瓶なども良い。エタノールで洗浄してから使用、残った液体は芳香剤として再利用。

化粧水 
基本 精製水9:グリセリン1
ここから足したり引いたり、50ml作る場合、精製水45g、グリセリン4.5g、ビタミンC誘導体0.5g(尿素、お酒等季節によって添加する物を変えている)。

乳液
基本 キャリアオイル10g:乳化剤2g:グリセリン5g:精製水33g、合計50g
水と油は分離するので、マヨネーズと同じく乳化する必要がある。オイル(最初は日本薬局方オリブ油やホホバが無難)と乳化剤、グリセリンと精製水をそれぞれ温めて、乳化剤が溶けたらすべて混ぜる。分離したら、また温め直せば良い。グリセリンを入れないとサラッとした液体で、乳液感が薄い。

◇フェイススプレー
乾燥時に吹きかけて、潤いを与える。更にスクワランオイルを塗るとツッパリが減る。精油を入れると気分転換になるが、目に入らないように気を付ける。アンチエイジングにローズ系ね、あまり効果を感じられないけど…

◇ヘアスプレー
ほぼ柔軟剤と同じだが水を2倍入れて薄めている。精製水、グリセリン、クエン酸をスプレーに入れて振るだけ。薄荷を入れると夏はすっきり、精油のローズでふんわり、 イランイランでうっとり、スイートオレンジでうきうきといった感じ。グリセリンの代わりにオイルやエタノールを入れる場合もある。

◇入浴後の仕上げ
石鹸やシャンプーの洗浄剤はアルカリ性なので、リンスをするのと同じに考え、酸性側に戻す為、洗面器の中にお湯をはり、クエン酸を小さじ1程度加えて、洗髪、洗顔、清浄の仕上げをする。目に入ると刺激があるので、気を付ける事。
風呂場の石鹸カス掃除にもなって、一石二鳥。

◇パヒュームパウダー
資生堂好きなのだが、高くて買えないので、最近はシッカロール(ベビーパウダー)に好きなオーデコロンを垂らして使っている。

「これを使えば絶対に美しくなる化粧品」と言う、決定的な商品は未だ生まれていない。
全ての人に合うというコンセプトの元に、無難な物を作っている限り、ありきたりな製品しか作る事が出来ないのではないだろうか。
つまり、高くても安くても同じような物、結局手入れや環境の違いが美しさ・若々しさの差となる。

友達の顔にはしわが無い、「笑わないから」だそうだ。
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