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青の季節 第5章ー忘れられた友情ー
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その日は久々にキミを連れて
街の方に来ていたんだ
少しでも いろんなモノを 覚えていられるように
街中の人ゴミで尚緒と綾夏を
見つめる女子高生が2人いた。
「ねぇ あれって綾夏じゃない?」
「あ、本当だ 一緒にいるのってお兄さんかなぁ」
2人は綾夏のクラスメートだった。
「あーやかっ!」
女子高生の1人が綾夏の肩を軽くたたいた。
「!」
ただ びっくりしている綾夏。
一瞬、尚緒の顔がこわばったような気がした。
「ねぇ どうしちゃったの?綾夏 全然学校来てないじゃん」
「学校辞めちゃったの?」
その問いかけに綾夏はポカンとしていた。
「…? 誰?」
「…ねぇ もしかして マジでいってるの? うちらのこと忘れたの?」
「真琴と里美だよ?」
綾夏はきょとんとして言った
「はじめまして 真琴さん、美里さん」
「何それ… ひどっ!」
真琴から笑顔は消えていた。
「……っ!!」
尚緒は2人の手を引き走った。
「え…?ちょっ…!」
「何!?」
いきなりの事に2人は驚きよろめいた。
「綾夏絶対そこを動くなよ!すぐ戻るから」
「…うん…」
―――――――――――――――…
……
「え…?」
「うそっ… 綾夏が!?だってそれって
高齢者とかの人に起きるって前にテレビで…」
「何で綾夏が!?」
「……」
ちょっぴりの間があって、尚緒は静かに言った。
「オレのせいなんだ…」
「は…?」
「どういう事?」
「綾夏はもう キミたちの事は思い出せない…
だからあいつの事は忘れてくれてかまわないから… ごめんっ!」
尚緒は辛さを振り切ってその場を走り去った。
「そんな事… 出来るわけないじゃん…」
「信じらんない…こんなの 信じられないよ―――っ!!」
ポロポロポロポロあふれだしてくる涙を
2人はどうすることもできずにいた。
そう
アルツハイマー症痴呆は本来
初老期あるいは高齢期に起こるもの
脳の神経細胞が病的に老化するのもだが
原因は不明らしい
発病すれば数年間にかかって 徐々に進行し、
数分前のことも覚えていられないくらい
記憶障害が進むと言われている
「遅くなってごめんな さぁ帰ろう」
「さっきの人 誰?」
「分からない ただの人違いだよ」
「そうなんだ あたし びっくりしちゃったー」
その綾夏の笑顔を見て泣けてくるのを
必死でこらえた。
to next→
街の方に来ていたんだ
少しでも いろんなモノを 覚えていられるように
街中の人ゴミで尚緒と綾夏を
見つめる女子高生が2人いた。
「ねぇ あれって綾夏じゃない?」
「あ、本当だ 一緒にいるのってお兄さんかなぁ」
2人は綾夏のクラスメートだった。
「あーやかっ!」
女子高生の1人が綾夏の肩を軽くたたいた。
「!」
ただ びっくりしている綾夏。
一瞬、尚緒の顔がこわばったような気がした。
「ねぇ どうしちゃったの?綾夏 全然学校来てないじゃん」
「学校辞めちゃったの?」
その問いかけに綾夏はポカンとしていた。
「…? 誰?」
「…ねぇ もしかして マジでいってるの? うちらのこと忘れたの?」
「真琴と里美だよ?」
綾夏はきょとんとして言った
「はじめまして 真琴さん、美里さん」
「何それ… ひどっ!」
真琴から笑顔は消えていた。
「……っ!!」
尚緒は2人の手を引き走った。
「え…?ちょっ…!」
「何!?」
いきなりの事に2人は驚きよろめいた。
「綾夏絶対そこを動くなよ!すぐ戻るから」
「…うん…」
―――――――――――――――…
……
「え…?」
「うそっ… 綾夏が!?だってそれって
高齢者とかの人に起きるって前にテレビで…」
「何で綾夏が!?」
「……」
ちょっぴりの間があって、尚緒は静かに言った。
「オレのせいなんだ…」
「は…?」
「どういう事?」
「綾夏はもう キミたちの事は思い出せない…
だからあいつの事は忘れてくれてかまわないから… ごめんっ!」
尚緒は辛さを振り切ってその場を走り去った。
「そんな事… 出来るわけないじゃん…」
「信じらんない…こんなの 信じられないよ―――っ!!」
ポロポロポロポロあふれだしてくる涙を
2人はどうすることもできずにいた。
そう
アルツハイマー症痴呆は本来
初老期あるいは高齢期に起こるもの
脳の神経細胞が病的に老化するのもだが
原因は不明らしい
発病すれば数年間にかかって 徐々に進行し、
数分前のことも覚えていられないくらい
記憶障害が進むと言われている
「遅くなってごめんな さぁ帰ろう」
「さっきの人 誰?」
「分からない ただの人違いだよ」
「そうなんだ あたし びっくりしちゃったー」
その綾夏の笑顔を見て泣けてくるのを
必死でこらえた。
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