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青の季節 最終章ーそれでも一緒にー
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気付いたら もう 4年も経っていた
キミを見ているとまるで
スローモーションで子供に戻るように見えてきた
それでも ボクは歩くことや食べることを忘れてしまわないようにと
一緒に歩いて 一緒に食べた 何をするにも一緒でなければ
きっとキミは すべてを忘れてしまうから―――――――…
「そう 急がなくていいよ ゆっくりとな 急ぐと転ぶよ」
「あ… な… お にゃ…」
綾夏はよろめきながらやっとの思いで尚緒のもとへ歩いていた
「上手いじゃないかぁ」
「あ… いや…と」
こうして 5年もの日々はあっという間に過ぎたんだ
現在――――――――――――
「へぇー そんな事あったんだぁ…」
「意外にお前も苦労してきたんだな」
「苦労なんかしてないさ 妹は今でも生きてるんだよ」と空を見上げた。
「え?」
同僚2人は口をそろえた
言葉も何もかも忘れたキミは ひとつだけ 忘れなかったことがあったね
それは どうしてだか ボクにはわからなかったけど
「な お…にぃ… あいやと…」
嬉しかったよ ボクの名前 最後まで覚えていてくれたんだね
キミと戦った 5年もの月日は大変だったけど
苦痛になんかならなかったよ
あの日キミがいてくれなければと思うと
ボクはこうして生かされていなかったよ
空の色とおなじように いまもずっと輝いて
ひとつの星より もっと もっと 輝いていて
そしたらボクは 空を見上げては キミを思い出すから
END
キミを見ているとまるで
スローモーションで子供に戻るように見えてきた
それでも ボクは歩くことや食べることを忘れてしまわないようにと
一緒に歩いて 一緒に食べた 何をするにも一緒でなければ
きっとキミは すべてを忘れてしまうから―――――――…
「そう 急がなくていいよ ゆっくりとな 急ぐと転ぶよ」
「あ… な… お にゃ…」
綾夏はよろめきながらやっとの思いで尚緒のもとへ歩いていた
「上手いじゃないかぁ」
「あ… いや…と」
こうして 5年もの日々はあっという間に過ぎたんだ
現在――――――――――――
「へぇー そんな事あったんだぁ…」
「意外にお前も苦労してきたんだな」
「苦労なんかしてないさ 妹は今でも生きてるんだよ」と空を見上げた。
「え?」
同僚2人は口をそろえた
言葉も何もかも忘れたキミは ひとつだけ 忘れなかったことがあったね
それは どうしてだか ボクにはわからなかったけど
「な お…にぃ… あいやと…」
嬉しかったよ ボクの名前 最後まで覚えていてくれたんだね
キミと戦った 5年もの月日は大変だったけど
苦痛になんかならなかったよ
あの日キミがいてくれなければと思うと
ボクはこうして生かされていなかったよ
空の色とおなじように いまもずっと輝いて
ひとつの星より もっと もっと 輝いていて
そしたらボクは 空を見上げては キミを思い出すから
END
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