一般系男子の中に俺が居る!

逃げ足が速い(早い)金属粘性生命体

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なんか絡まれたとよ

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HAPPY NEW YEAR


あけましておめでとうございます。今年も小説を上げていきたいと思いますので


今年もよろしくお願いします

────────────────────



「…おい」


「ん?」


教室の内装は高校とかと似たような配置になっている。列としては前方5列、奥行4列だ。3分の1が死んだのか所々空いている。


その中の窓側から2番目、奥行は3番目のところにいる男子生徒が口を開いた。


「どうした?ビリー」


「どうしたじゃないんだよ…シェリアはどうした…」


「彼女は…一番最初に死んでしまったぞ」


「…そうか…ひとつ聞いていいか?」


「なに?」


「なんでお前はそんなに軽く人の死を告げれるんだ?明らかにおかしいぞ?」


「そう…なのか?」


『俺もおかしいと思うぞ』


「そうなんだ…慣れてるからじゃないか?」


「慣れてる?」


「そうだよ?うちの親が気に入らないとすぐ人を殺すからな」


「そんな貴族なのかよ…」


『それでも空気を読むだろう…いやそんなことも気にしないのか』


ジークは人の生き死にに関して特に思うところはないのだろう…実際は生存確認を俺に聞いてくるあたり一応気にしてはいたのかな?


『死んだ生徒に関しては一応気にしてはいたよな?』


「関わりあいがあったから一応聞いといただけだなんだけど」


『ふーん』


「そんなのはどうでもいいんだよ!」


「だからどうした。いきなり大声を出して」


『そりゃお前、自分が好きな人が死んだらどうも思う』


「それは…嫌だな」


『そういう事だ、だからビリー?が怒ってるんだよ』


「そういう事か」


ジークはおそらく自身に関係があるかどうかで判断してるんだろうな、俺だって実際魔法かけてるから似たような感じだし。


「それで、どうすればいいんだ?」


「いや…もういい。過ぎた…事…だからな」


『諦めたか』


「そういえばカズ」


『ん?』


「お前死者蘇生できたよな?」


『一応できるな』


「本当か!」


『おっと…なんだ蘇生して欲しいのか?』


「そうだ!」


『だが…おすすめはしないな』


「なんでだよ…シェリアが生き返るんだからいいだろ!」


『遺体の状況によって、どうなるか分からん。それに…あるものになる可能性があるからやりたくはない』


「具体的にはどうなるんだ?」


『損傷が激しい場合はゾンビ、骨しかなかったらスケルトン。そして…ある適正がないと邪物になる』


「邪物って…なんだ?」


『生きとし生けるものを破滅に導こうとする存在の眷属だな』


「どれぐらいの強さになる?」


『死ぬ前の位階に合わせて強化されるから、第一位界未満だと村一つ消えるな』


「えぇ…それなら蘇生しなくてもいいだろ」


「…それでもいい…蘇生してくれ」


『そうか。なら明日向かうぞ』


話はまとまった。明日あの森に向かうとしようか。



─────────────────────


「…先生を忘れないでくれ…」







後書き

邪物


[─削除済み─]の眷属であり、目につくものは全て破壊する。植物も、動物も、魔物も、人も、神も、そして…自らの主でさえも。


第一種:村一つ

第二種:村複数

第三種:都市一つ

第四種:都市複数

第五種:国一つ

第六種:[─記録無し─]

第七種:[─記録無し─]

第八種:[─記録無し─]

第九種:世界一つ

第十種:[─記録無し─]


イレギュラー:協力的・無関心



[─開#しま@─]


[─#生※@─]


『…これを…聞いて…る者…気…付…………世…の…わりは…………破……する……あぁ…そ…姿……ど…してだ……』


[─#@※&─]

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