猫としての生活

コタツ布団

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4日目「お別れ」

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ゆき
「ん、んん?(眠ってしまったのか?私は、)あみは、あみ?」
 あみの体は冷たくなっていた。分かってはいた。あみが長くないのは、なのに、私の心は安堵と深い絶望でグチャグチャになって、目から涙が溢れ出てきた。
「あみ!あみ、ごめん、ごめんな、私が、私が死ぬべきだったのに、お前が、こんなに苦しむことなんてなかったのに、私が、お前を巻き込んだばっかりにこんな、こんな、」
「そうだよ、」
 私が泣き崩れている背後に、リビングの扉を開けて、みゆが言ってきた。
「ゆきちゃん、君がはじめからいなければ、君の大好きな幼馴染はこんな死に方しなかったのにね?」
 笑っていた、みゆは私を嘲笑うかのように、笑いながら私にそう言い放った。その言葉に私は納得しつつも、どこか、やるせない気持ちで一杯だった。
 その後、あみの死体を庭に埋めた。私はもう、何もかもがどうでもよくなってしまっていた。
 このまま、ただ生きて、死んでいく自身を恨みながら、私たちの日常はいつも通りやってくる。そう思いながら眠った。
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