魔王山田、誠実に異世界を征服する

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第二部《転生者VS転生者》編

第122話【魔王山田、銭湯を普及させる】

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ライエル王国に出発する前日の夜。山田は近所の銭湯を訪れ、湯船に身を沈めていた。

もうもうと立ち込める湯気の中、銭湯内は大勢の住民で賑わい、あちこちで子供たちが楽しげに駆け回る声が響いている。

「あー明日からしばらく風呂なしかぁ。まだ魔王国ですら満足に普及してないしなぁ」

独り言のように漏らした山田の隣で、同じく湯に浸かっていたダリスが、天井を見上げながら応じた。

「最初は自分も温かい湯に入って何の意味が、と思っていましたが一度良さがわかるともうやめられませんね」

「だろ? シシリアもここに引っ越す理由って風呂だったりして」

「ありえますね。マギアにある数カ所の専用施設は1ヶ月以上先まで予約で埋まっているとか城で聞きました」

「サイリスもボヤいてたな。役所への苦情の半分以上はそれらしいし」

周囲の喧騒――他愛もない笑い声や水飛沫の音を眺めながら、ダリスがしみじみと言葉を紡いだ。

「こういう平和な光景を守らないといけませんね」

「あぁ、そうだな」

短く返した山田の視線の先には、湯気の中に揺れる魔族たちの日常があった。

 * * *

自宅へと戻ると、部屋からサイリスが静かに出てきた。

「おかえりなさい。子ども達はやっと眠りました」

「そっか、あとで顔だけ見に行くよ。明日からしばらく空けることになるけどすまない」

山田の言葉に、サイリスは静かに首を横に振った。

「今は帝国への対応を優先してください。ダリス司令が言っていたように敗れたら全て終わりですから」

「わかった。サイリスは仕事どうするんだ」

「両親が来てくれますので。あと乳母の件も親戚でひとり前向きな返事をもらえました」

「それはありがたい。また後日お礼しないと」

一息つき、茶を口に含んだ山田の表情が、ふと険しいものに変わった。

「サイリス、正直に言うけどかなり嫌な予感がしてるんだ」

「勇者、ですか?」

「あぁ、実は唐突に現れたことも含めて一連の流れはある程度見当がついてるんだ。以前島で過ごしたときのこと覚えてるか?」

「もちろんです」

「今度の勇者はあのとき話せなかった俺の秘密と関係してるんだ」

その告白に、サイリスが驚愕して目を見開く。

「ワーグに潜入させた工作員がモルドラスの商人として接触したけど、奴が対話の席についた時点で確定したんだ」

「そうだったんですね」

「ただ、奴の魂胆が読めなくてね。工作員の報告じゃ、明るい青年らしいんだ。勇者としての評判も良い。だが、オーレリアもモルドラスも先頭に立ってあっさり滅ぼした」

「対話継続の条件としてモルドラスに手を出すなと言ってきたのもよくわかりませんね」

山田は重いため息をつき、深く椅子に身を預けた。

「そもそもなんで皇帝の下で働いているんだ? しかも帝国の貴族にまでなってるようだし」

「そうですね。皇帝もしくは帝国に、勇者が従うほどのメリットがあるのかもしれません」

(善人のツラをしたサイコ……バトルジャンキー……あのクソ女神が送り込んできたからには必ずなにかある。ハーレム脳なら貴族になったのも説明がつく)

「ワーグには引き続き探らせるけど、恐らく勝利できても甚大な損害が出る戦いになると思う。そして通信手段の有無は戦局に大きく影響する」

「わかりました。魔王国の防衛は私と軍で徹底的に強化しますので帝国の対策はお願いします」

二人は視線を交わし、力強く頷き合った。

 * * *

それから数日後。ライエル王国の首都カレスタ。その一角にある豪華絢爛な商人ギルド会館の一室で、山田は……呆れていた。

「なんでライラとイリヤがいるんだ。チェイスまで」

そこには、当初の目的であった鉄を取り扱うゲオルグと、物流を担うバルガスの姿だけではなく、ギルドの主要メンバーが勢揃いしていた。

「2人と秘密の相談なんて私が許しません」

「ライラの言う通りだね」

ライラが語気を強めて断言し、隣でイリヤが事も無げに同意する。板挟みとなったバルガスは、申し訳なさそうにしきりに頭を下げた。

「申し訳ございません、魔王様。最優先とのことで諸々中止したら2人に感づかれてしまいまして……」

「はぁ……どうしようかな。今回ばかりは冗談抜きで秘密にしたいんだけど……」

困り果てて額を押さえる山田に、イリヤが不敵な笑みを向ける。

「随分信用がないんだね、喋ったりしないよ」

「時間がないから仕方ない。喋ったら魔王国に永久出禁で商会に岩降らせるから覚悟しろよ」

山田の物騒な警告に、主要メンバーになったばかりのチェイスが目に見えて震え上がる。対照的にライラは、秘密の予感に目を輝かせて身を乗り出した。

「ゲオルグ、ファーレンのギルドの連中と話をさせてほしいんだ。口が固く、鉱石に詳しい奴に来て欲しい。カシウスとシンシアにもしばらく秘密にしたいから会合場所も調整してくれ」

「承知しました。なるべく離れた場所で準備します」

「頼む。親衛隊に空路で運ばせるから話が終わったらすぐにでも向かってくれ」

重々しく頷くゲオルグの横で、山田は次にバルガスへと向き直った。

「バルガス、大量の鉱石を運ぶ荷馬車の調達を頼む。軍を使ってもいいんだが、帝国が迫ってるからできたら手を借りたい」

「ご指名頂き、ありがとうございます。商会を挙げて迅速に準備いたします」

やり取りを横で聞いていたイリヤが、興味を抑えきれない様子で口を挟んだ。

「なにか新しい鉱石が出たのかい?」

「まぁな」

「何の鉱石なんですか?」

素っ気ない態度にも怯まず、ライラが詰め寄る。その熱意に負けたように、山田は観念して言葉を継いだ。

「やれやれ。詳細は言わないが、特別に教えてやる。離れた場所とやりとりができるようになる。この世界の常識が変わる」

その一言が落ちた瞬間、部屋を支配していた活気が止まった。商人たちは困惑した様子で沈黙し、数秒ののちにイリヤが疑問を口にする。

「それは手紙とは違うのかい?」

「全然違う、離れた場所で即時に情報が共有できるようになるんだ」

さらに数秒。山田の言葉の意味を、商人の嗅覚がようやく咀嚼し終えた。

「「「えっ?!」」」

重なり合った驚愕の声。一転して、彼らの表情は真剣な眼差しに変わった。

「ファーレンの店にここから即時に指示が出せるのかい?」 「そうだな」

「ま、魔王様。馬車がトラブルに遭ったときもすぐにわかるということでしょうか」 「いずれはそうなる」

次々と浴びせられる質問に答えていく山田だったが、椅子を倒して立ち上がったライラが山田に歩み寄り、その肩をガシッと力強く掴む。

「魔王様、やはりうちの商会で相談役になってください! 何が欲しいんですか、お金ですか。お金ですよね。いくらですか」

「おい、何を訳のわからないことを。ていうか手を離せ、あと顔近い近い」

「離しません! その鉱石は私の世界征服に必要です!」

詰め寄るライラを、イリヤたちが引き剥がす。ライラは憤然とした表情を隠さず、さらに言い放った。

「今日は引き下がりますが、いずれゲオルグの商会を乗っ取ります」

「ちょ、ちょっと……何を言ってるんですか! あなたは服飾専門でしょう!」

狼狽えるゲオルグの姿に呆れつつ、山田はライラに問いを投げかける。

「それよりも帝国で流通してるライラ商会の商品はどうするんだ」

「それはむしろ魔王様に聞きたいぐらいです。ファーレンで販売した商品がモルドラス経由で転売されてるみたいなんです」

「モルドラスが占領されたからしばらく止まるだろうけど、あっちに出店して帝国の内情探ってきてくれない?」

山田が軽い調子で提案すると、ライラは一転して怪訝な顔を向けた。

「それは断固としてお断りします。わかってて言ってますよね、うちの大事な子達が奴隷にされたりしたらどうするんですか」

「まぁね。というわけで、ゲオルグとバルガスは早速動いてくれ。報酬は弾むから」

二人が深く頷くと、イリヤが脈絡なく言った。

「ところで魔王様、この前レイラ様に誘われて風呂というものに入ったんだけど気に入ってね。魔王様が大量に作ってるって聞いたから私の商会に売ってくれないかい?」

「……は?」

虚を突かれた山田の耳に、ライラの弾んだ声が重なる。

「あ、私も商会専用のが欲しいです! 魔王国で工房に併設したお風呂は共同利用ですし」

「おいおいおいおい。どういうことだ。なんで王国に風呂があるんだ、レイラに売ってないぞ」

「そうなんですか? 王城にありましたよ」

当然のように返される答えに、山田の全身が小刻みに震え始める。絞り出すような声が、冷たく室内に響いた。

「後でレイラをきっちり問い詰めてやる……」

 * * *

ギルド会館を後にした山田は、その足でライエル王城へと向かい、出迎えたレイラの前で仁王立ちになった。

「訴えてやる」

唐突な山田の宣言に、レイラは困ったような苦笑いを浮かべる。

「いきなり何を言ってるんですか、お兄様」

「白々しい、わかってるくせに」

山田が鋭い視線を向けると、レイラはバツが悪そうにそっと顔を背けた。

「ライラさん達から聞いたんですね。だって、なかなか売ってくれないから。どうしても欲しかったんです!」

「白状したな。頭が良い奴に見学やら体験をさせるとこうなるから嫌なんだ」

レイラは叱責を受けながらも、わずかに嬉しそうな色を瞳に浮かべた。

その様子を見守っていたライエル王が、助け舟を出すように穏やかに口を開く。

「山田殿、きっちり対価は支払いますので娘を許してやってくれませんか。それに、最初のひとつが完成するまで相当苦労したのです」

背後に控える参謀長ジーナスも、王の言葉を補足するように援護に回った。

「魔導具を扱う商会や詳しい者を集めたのですがうまくいかず、皆が魔王国の技術の高さに驚いていました」

「ふん、まぁいいや。公衆衛生は大事だからな。王国で量産できそうなら売って欲しいぐらいだ、マギアを優先してるせいで地方から非難轟々なんだ」

レイラの表情がぱっと明るく華やいだ。

「ありがとうございます! 頑張りますね」

その後、山田は城の奥へと案内された。入室した部屋では、この地に駐留している第2軍団長ガイアが、規律正しく敬礼して出迎えた。

山田は改めて帝国の情勢を伝え、ファーレンへと向かう真の目的を明かした。通信技術の概要を耳にしたガイアやレイラたちは、一様に驚愕の表情を浮かべる。

「風呂とは比較にならないぐらいの機密だから絶対に漏らすなよ。軍事だけでなく、商売でも圧倒的な差が出てしまうからな」

レイラが真剣な面持ちで尋ねた。

「どれほどの影響が出るか想像がつきません。ただ、私達に話してしまって大丈夫なのですか?」

「もう王国は魔王国にとっても重要な軍事拠点だからな。ゲオルグやバルガス達の動きをサポートしてくれ」

「わかりました」

レイラが頷く。続いて、ガイアが最前線の現状を山田に報告した。

「魔王様、副軍団長のジーグにファーレン方面を指揮させていますが正直に申しまして盤石とは言い難いようです」

「そうだろうなぁ。混乱させた張本人が言うのもなんだけど、戦後処理の真っ最中に帝国が隣に来てしまったし」

「幸い、黒曜騎士団の動きは迅速で、正規軍も騎士団の下でなんとか形を取り戻しつつあります」

山田は一度大きく溜息を吐き、思考を巡らせた。

「帝国の出方を見て現在配備してる第1軍に加えて禁軍も出すけど、戦況次第でファーレンから難民が雪崩れ込む想定もしておいてくれ」

「了解しました。兄からの報告ですが、モルドラスからの難民も少なくない数で、どの都市も対応に追われているようです」

「カシウスとシンシアに頑張ってもらうしかないな。あと、ずっと言いそびれてたけど前勇者のスランの件は神聖国の宣言に乗っかることにする」

「そんな! それでは道理が……」

思わず声を上げたレイラに、山田は諭すような口調で言葉を重ねた。

「実際、俺が倒したことにする方がなにかと都合がいいだろ。王様かレイラのどちらが名乗り出ても王国は混乱する。今の状況でそんなことをすれば敗北へまっしぐらだ」

俯くレイラを見て、ライエル王が説いた。

「レイラ、我々王家の人間は民のことを最優先に考える責務がある。以前も言ったが、私の責任でもある。共に飲み込むのだ」

山田が続けた。

「レイラだけじゃなく全員に言っておく。今度の勇者はスランとは比較にならない怪物だ。それに規格外の皇帝もいる。こいつらを仕留めないと全員地獄行きだ。肝に銘じろ」

それを聞いてレイラは顔を上げ、覚悟を決めたように深く頷いた。山田は、ふっと元の調子に戻る。

「伝達は以上だ。それじゃ、早速ファーレンに行ってくるよ」

部屋を後にしようとする山田を、レイラが引き止める。

「お兄様、大事な話がありますのであちらの用事が済んだら一度立ち寄って頂けますか?」

「ん? 今聞いておきたいところだけど、あんまり時間ないしな。わかった、帰りに寄るよ」

レイラの願いを快諾し、山田はガイアと共に足早に部屋を出ていった。

静まり返った室内で、ジーナスがポツリと独り言のように口を開いた。

「私の勘違いかもしれませんが、魔王様はいつもと少し様子が違った気が。焦り、といいますか……」

「いえ、私も感じました。先ほどのお話も、新しい勇者のことを知っているような印象を受けました」

「はい。なんらかの情報を掴んでいるのかもしれません」

二人の会話を静かに聞いていたライエル王が言った。

「山田殿は人智を超えた存在なのだ。天敵である勇者についてもなんらかの知見があるのだろう」

「そうですね。私達は私達にできることをして対応しましょう」


【Invocation Protocol: ARIA/Target:YAMADA】
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