67 / 77
第67話 パワハラ再び?
しおりを挟む
朝比奈夕凪と朝比奈夜猫は美少女姉妹として人気だった。美亜のやつが良く嫉妬丸出しの批判をしていたな。
夕凪さんは俺の2つ上で、夜猫は同い年だ。
「夜猫ちゃん、もしかして夕凪ちゃんは精神に……」
夜猫は頷く。
「わかった。外で話そうか」
「……ごめんねお姉ちゃん。これ、お姉ちゃんの好きなお菓子いっぱい買ってきたから食べてね」
「あ……ありがとう……夜猫」
俺たちは病室を後にし、5階のバールームで夜猫より話を聞く。
「夜猫ちゃん、夕凪ちゃんの病状は?」
「PTSD。簡単に言うと、トラウマを思い出すと発作を起こす病気です」
「復帰は……」
「今のところは……無理ですね。体が治っても、戦うことはできないと思います」
メンタル的な部分でシーカーを引退する人間は少なくない。オーパーツでも精神までは強化できないからな。ただでさえ血生臭い職業だ。時には人が死ぬ様を見るし、ホラー映画でしか見ない化物を相手にすることもある。言っちゃなんだが、当然のようにシーカーをやれている人間の方が異常と言える。
「原因はやはり、例の襲撃か」
「そうです。オーパーツを剥ぎ取られ、生身になったお姉ちゃんを……奴らは……踏みつけて……!」
夜猫は怒りを表情に出しながら語る。
如月は「酷い……」と顔を背けた。
「相手は全員男で、お姉ちゃんは寄ってたかって暴力を振るわれたから……きっと、凄く怖かったんだと思う。魔物よりも、ずっと……」
夜猫は丸テーブルに乗せた拳を握る。
「……絶対に許さない。アイツらは私が倒します。お姉ちゃんの跡は、私が継ぎます!」
「夕凪ちゃんのオーパーツを受け継ぐ気かな?」
「はい!」
「オーパーツを受け継ぐ? そんなこと可能なのか?」
オーパーツは適合者しか使えない。そう簡単に譲渡可能なわけがない。
「彼女たちは特別なんだよ。2人は同時に託戦の儀を受け、2人は同時に同じオーパーツに選ばれた。マント型オーパーツ、クロシュ・ハントは2人を包み込んだんだ」
そんな事例、聞いたことない。かなりレアな事だろうな。姉妹だから魂の形も似ていたのかもしれない。
「結局夜猫ちゃんがオーパーツを譲って、今に至るというわけだ」
自分も適合したのに姉にオーパーツを譲ったのか。
信頼か、愛情か。なんにせよ、大切な姉だったんだな。
「私も捜索に混ぜてください! お願いします!」
「いいよ~。葉村君と如月ちゃんと一緒に行動するといい」
「はぁ!?」「えぇ!?」
ジトーっと、夜猫は嫌そうな目で見てくる。
「アンタら、どっちがシーカー?」
コイツ、俺達のことまったく知らないのか。
だとしたら、一旦ここは……。
「こっちの女子がシーカーだ。名前は如月小雪。俺はサポーターの葉村志吹だ」
「ふーん、等級は?」
「Cだ」
「C!? 嘘でしょ。こんな足手まといが居て勝てる相手じゃないです!!」
夜猫はアビスに訴えかける。
「僕らについてきたら君が足手まといになるよ。いくら適合しているとはいえ、まだ完璧にオーパーツを扱えるわけじゃないでしょ?」
「それは……はい。たまにお姉ちゃんに借りて練習してましたけど、実戦は全然……」
夜猫はキッと睨んでくる。
「見るからに弱そう……腕、なんか変だし。こんなのと行動するぐらいなら私だけで……」
「夜猫、言うことを聞きなさい」
一色さんがなだめると、夜猫は背中を丸くする。
「一色先輩……で、でもぉ」
いきなり撫で声になったな。一色さんに弱いのか?
「我儘を言う子は、嫌い」
「うぅ……わかりました。従います」
「それでいい」
一色さんが夜猫の頭を撫でる。すると夜猫は本物の猫のように喉をゴロゴロと鳴らした。
「夜猫ちゃんは一色ちゃんに命を救われたことがあってね、それ以来一色ちゃんにベタ惚れなんだ」
アビスが小声で教えてくれる。
「さてと、早速調査を開始したいけど……手がかりがないんだよねぇ。そのオーパーツ集団、痕跡を完璧に消しているんだ。足跡や魔力の残滓も、途中でパッタリ途切れている」
転移系のオーパーツか。
いきなり集団で現れたり、どのギルドも追跡できていないことを考えるとそれしかないよな。
「夜猫ちゃん。襲ってきた相手の特徴とか、細かく教えてくれない?」
「全員無個性な男でした。ガラが悪い、ぐらいしか特徴は……あ! 1人だけ、女が居ました。その女は特徴的でしたね」
「どんな特徴があった?」
「頬から首に掛けて蛇のタトゥーがありました。確かハクダ、とか呼ばれてましたね」
俺と一色さんは目を合わせる。
その特徴と合致する人物に、俺たちは会っている。
――蛇屋永華。
地下街の番人を名乗っていた女性だ。
「アビス様」
一色さんが伝えてくれるようだ。
「そのタトゥーの女性、零番地区で見かけました。我々には蛇屋永華と名乗ってました」
「零番地区か。よし、早速調べよう――と言いたいところだが、僕があそこに行くと目立ち過ぎるな」
ネームバリューが高すぎる。
アビスが地下街に降りたらすぐさまその噂は地下街全域に広がるだろう。もし蛇屋さんが今回の襲撃事件に関わっているとして、アビスが来たとわかったら必ず身を隠す。
「地下街の捜索はそっちのチームに任せようかな」
「はい! お任せください!」
夜猫は興奮気味に立ち上がる。
「ほら、行くわよ部下共!」
「まさか、お前がこのチームのリーダーなのか?」
「当然でしょ!」
夜猫はバックパックから黒いマントを出す。
――クロシュ・ハント。
自在に伸縮するマント。その対応力の高さは周知されており、オーパーツの中でもかなりの当たりの部類だ。
「……待っててねお姉ちゃん。お姉ちゃんを虐めた全員の首、取ってくるから……!」
夜猫の翡翠の瞳が妖しく輝く。
どこか危うさを感じずにはいられない奴だ。
「マジで足引っ張たら許さないから。特にサポーターのアンタ!」
「うっ……」
この感じ、思い出すな……あの成瀬美亜を。
夕凪さんは俺の2つ上で、夜猫は同い年だ。
「夜猫ちゃん、もしかして夕凪ちゃんは精神に……」
夜猫は頷く。
「わかった。外で話そうか」
「……ごめんねお姉ちゃん。これ、お姉ちゃんの好きなお菓子いっぱい買ってきたから食べてね」
「あ……ありがとう……夜猫」
俺たちは病室を後にし、5階のバールームで夜猫より話を聞く。
「夜猫ちゃん、夕凪ちゃんの病状は?」
「PTSD。簡単に言うと、トラウマを思い出すと発作を起こす病気です」
「復帰は……」
「今のところは……無理ですね。体が治っても、戦うことはできないと思います」
メンタル的な部分でシーカーを引退する人間は少なくない。オーパーツでも精神までは強化できないからな。ただでさえ血生臭い職業だ。時には人が死ぬ様を見るし、ホラー映画でしか見ない化物を相手にすることもある。言っちゃなんだが、当然のようにシーカーをやれている人間の方が異常と言える。
「原因はやはり、例の襲撃か」
「そうです。オーパーツを剥ぎ取られ、生身になったお姉ちゃんを……奴らは……踏みつけて……!」
夜猫は怒りを表情に出しながら語る。
如月は「酷い……」と顔を背けた。
「相手は全員男で、お姉ちゃんは寄ってたかって暴力を振るわれたから……きっと、凄く怖かったんだと思う。魔物よりも、ずっと……」
夜猫は丸テーブルに乗せた拳を握る。
「……絶対に許さない。アイツらは私が倒します。お姉ちゃんの跡は、私が継ぎます!」
「夕凪ちゃんのオーパーツを受け継ぐ気かな?」
「はい!」
「オーパーツを受け継ぐ? そんなこと可能なのか?」
オーパーツは適合者しか使えない。そう簡単に譲渡可能なわけがない。
「彼女たちは特別なんだよ。2人は同時に託戦の儀を受け、2人は同時に同じオーパーツに選ばれた。マント型オーパーツ、クロシュ・ハントは2人を包み込んだんだ」
そんな事例、聞いたことない。かなりレアな事だろうな。姉妹だから魂の形も似ていたのかもしれない。
「結局夜猫ちゃんがオーパーツを譲って、今に至るというわけだ」
自分も適合したのに姉にオーパーツを譲ったのか。
信頼か、愛情か。なんにせよ、大切な姉だったんだな。
「私も捜索に混ぜてください! お願いします!」
「いいよ~。葉村君と如月ちゃんと一緒に行動するといい」
「はぁ!?」「えぇ!?」
ジトーっと、夜猫は嫌そうな目で見てくる。
「アンタら、どっちがシーカー?」
コイツ、俺達のことまったく知らないのか。
だとしたら、一旦ここは……。
「こっちの女子がシーカーだ。名前は如月小雪。俺はサポーターの葉村志吹だ」
「ふーん、等級は?」
「Cだ」
「C!? 嘘でしょ。こんな足手まといが居て勝てる相手じゃないです!!」
夜猫はアビスに訴えかける。
「僕らについてきたら君が足手まといになるよ。いくら適合しているとはいえ、まだ完璧にオーパーツを扱えるわけじゃないでしょ?」
「それは……はい。たまにお姉ちゃんに借りて練習してましたけど、実戦は全然……」
夜猫はキッと睨んでくる。
「見るからに弱そう……腕、なんか変だし。こんなのと行動するぐらいなら私だけで……」
「夜猫、言うことを聞きなさい」
一色さんがなだめると、夜猫は背中を丸くする。
「一色先輩……で、でもぉ」
いきなり撫で声になったな。一色さんに弱いのか?
「我儘を言う子は、嫌い」
「うぅ……わかりました。従います」
「それでいい」
一色さんが夜猫の頭を撫でる。すると夜猫は本物の猫のように喉をゴロゴロと鳴らした。
「夜猫ちゃんは一色ちゃんに命を救われたことがあってね、それ以来一色ちゃんにベタ惚れなんだ」
アビスが小声で教えてくれる。
「さてと、早速調査を開始したいけど……手がかりがないんだよねぇ。そのオーパーツ集団、痕跡を完璧に消しているんだ。足跡や魔力の残滓も、途中でパッタリ途切れている」
転移系のオーパーツか。
いきなり集団で現れたり、どのギルドも追跡できていないことを考えるとそれしかないよな。
「夜猫ちゃん。襲ってきた相手の特徴とか、細かく教えてくれない?」
「全員無個性な男でした。ガラが悪い、ぐらいしか特徴は……あ! 1人だけ、女が居ました。その女は特徴的でしたね」
「どんな特徴があった?」
「頬から首に掛けて蛇のタトゥーがありました。確かハクダ、とか呼ばれてましたね」
俺と一色さんは目を合わせる。
その特徴と合致する人物に、俺たちは会っている。
――蛇屋永華。
地下街の番人を名乗っていた女性だ。
「アビス様」
一色さんが伝えてくれるようだ。
「そのタトゥーの女性、零番地区で見かけました。我々には蛇屋永華と名乗ってました」
「零番地区か。よし、早速調べよう――と言いたいところだが、僕があそこに行くと目立ち過ぎるな」
ネームバリューが高すぎる。
アビスが地下街に降りたらすぐさまその噂は地下街全域に広がるだろう。もし蛇屋さんが今回の襲撃事件に関わっているとして、アビスが来たとわかったら必ず身を隠す。
「地下街の捜索はそっちのチームに任せようかな」
「はい! お任せください!」
夜猫は興奮気味に立ち上がる。
「ほら、行くわよ部下共!」
「まさか、お前がこのチームのリーダーなのか?」
「当然でしょ!」
夜猫はバックパックから黒いマントを出す。
――クロシュ・ハント。
自在に伸縮するマント。その対応力の高さは周知されており、オーパーツの中でもかなりの当たりの部類だ。
「……待っててねお姉ちゃん。お姉ちゃんを虐めた全員の首、取ってくるから……!」
夜猫の翡翠の瞳が妖しく輝く。
どこか危うさを感じずにはいられない奴だ。
「マジで足引っ張たら許さないから。特にサポーターのアンタ!」
「うっ……」
この感じ、思い出すな……あの成瀬美亜を。
32
あなたにおすすめの小説
お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!
IXA
ファンタジー
30年ほど前、地球に突如として現れたダンジョン。
無限に湧く資源、そしてレベルアップの圧倒的な恩恵に目をつけた人類は、日々ダンジョンの研究へ傾倒していた。
一方特にそれは関係なく、生きる金に困った私、結城フォリアはバイトをするため、最低限の体力を手に入れようとダンジョンへ乗り込んだ。
甘い考えで潜ったダンジョン、しかし笑顔で寄ってきた者達による裏切り、体のいい使い捨てが私を待っていた。
しかし深い絶望の果てに、私は最強のユニークスキルである《スキル累乗》を獲得する--
これは金も境遇も、何もかもが最底辺だった少女が泥臭く苦しみながらダンジョンを探索し、知恵とスキルを駆使し、地べたを這いずり回って頂点へと登り、世界の真実を紐解く話
複数箇所での保存のため、カクヨム様とハーメルン様でも投稿しています
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランゼウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
2月11日にHOTランキング男性向けで1位になりました。
皆様お陰です、有り難う御座います。
追放された回復術師は、なんでも『回復』できて万能でした
新緑あらた
ファンタジー
死闘の末、強敵の討伐クエストを達成した回復術師ヨシュアを待っていたのは、称賛の言葉ではなく、解雇通告だった。
「ヨシュア……てめえはクビだ」
ポーションを湯水のように使える最高位冒険者になった彼らは、今まで散々ポーションの代用品としてヨシュアを利用してきたのに、回復術師は不要だと考えて切り捨てることにしたのだ。
「ポーションの下位互換」とまで罵られて気落ちしていたヨシュアだったが、ブラックな労働をしいるあのパーティーから解放されて喜んでいる自分に気づく。
危機から救った辺境の地方領主の娘との出会いをきっかけに、彼の世界はどんどん広がっていく……。
一方、Sランク冒険者パーティーはクエストの未達成でどんどんランクを落としていく。
彼らは知らなかったのだ、ヨシュアが彼らの傷だけでなく、状態異常や武器の破損など、なんでも『回復』していたことを……。
レベル1の時から育ててきたパーティメンバーに裏切られて捨てられたが、俺はソロの方が本気出せるので問題はない
あつ犬
ファンタジー
王国最強のパーティメンバーを鍛え上げた、アサシンのアルマ・アルザラットはある日追放され、貯蓄もすべて奪われてしまう。 そんな折り、とある剣士の少女に助けを請われる。「パーティメンバーを助けてくれ」! 彼の人生が、動き出す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる