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第7話 デートの始まり
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※
ピピピ、ピピピピピ――。
「ん……」
携帯のアラームを止めて身体を起こす。
ディスプレイを確認すると――時間は朝十時。
休日ということでのんびりしすぎた。
「……ん?」
ロック画面にメールが表示されている。
『今日のデート楽しみにしてるから、絶対来てよね。
遅れたらランチ奢ってもらうから』
続けて謎のマスコットキャラのスタンプが表示されていた。
着信時間は七時。
待ち合わせは十二時からなので、随分と早く起きていたようだ。
既読を付けてしまったので、一言……『遅刻はしなそうだ』と送っておいた。
我ながら、もう少し気の利いた言葉が出ないものかと思うが……寝惚けた頭ではこれが限界だ。
こんなでも、何も返信しないよりはいいだろう。
「……準備するか」
部屋を出てシャワーを浴びる。
ぼんやりとした頭が少しずつ覚醒して、同時に複雑な気持ちが沸き上がっていく。
『あたしのこと、もっとちゃんと意識してもらいたいから』
竜胆からのメールを思い出した。
俺は十分に竜胆を女の子として意識している。
それが伝わっていないのは、俺の及び腰な態度が原因だろう。
はっきりと、もう俺に関わらないでくれと伝えるべきだろうか?
だが、もしそうなったら、理由を求められるだろう。
正直に話すなら俺の過去のトラウマについて話すべきなのだと思うが……それは俺の心を踏みにじる行為と変わらない。
自分の黒歴史を自ら進んで話したいと思う人間などいないのだから。
「……はぁ――よし!」
溜息と共に不安を吐き出し浴室を出た。
約束した以上はなんとしても今日を乗り切るしかない。
どれだけ柔軟に竜胆の発言や行動に対応していけるかが鍵だろう。
※
「あれ? お兄ちゃん……今日はちょっとおしゃれさんですね?」
着替えてリビングに行くと、ソファに座ってテレビを見ている天音が首を傾げた。
「ああ、これから出掛ける予定があってな」
「ふえ!? お兄ちゃんが休日にお出かけですか!?」
続けて我が妹は声を上擦らせ、物珍しそうに目を丸める。
その様子は完全に驚愕の域だ。
「……たまたま用事が出来たんだ」
「も、もしかして、彼女さんができたんですか?」
「いや、そこは普通、友達って言わないか?」
俺が疑問を口にすると、天音は首を左右に振った。
「お兄ちゃんに限って言えば、友達よりはまだ彼女の方が可能性は高いです」
流石は俺の妹。
俺の事情を知っているからこその答えだろう。
本当によく理解している。
「どんな事情かはわかりませんが……お兄ちゃんがまた、誰かと繋がりを持とうとしてくれるのは嬉しいです。
一人ぼっちは寂しくて、悲しいですから」
天音は笑みを浮かべる。
優しいけれど少し複雑そうな顔を見て、俺の胸は締め付けられた。
今、心の中にあるこの感情は、妹を心配させてしまっていることへの情けなさと、そんな弱くて無力な自分への苛立ち……だろうか。
「ったく」
「わっ……お、お兄ちゃん、何するんですか?
頭をわしゃわしゃしないでください」
妹の髪の毛を両手で撫でた。
優しい妹への感謝と照れ隠しも合わせて。
「んじゃ、行ってくる。
夜には帰って来るから、夕飯は一緒に食べような」
「はい! 今度、良かったら彼女さんを紹介してくださいね」
「言っておくが彼女じゃない」
それだけ伝えて俺は家を出た。
時間は十一時を回ったところ。
待ち合わせの時間前には余裕で到着できそうだった。
※
待ち合わせの場所は最寄りの駅。
家から徒歩で十五分。
かなり余裕を持ってその場所に到着したはずなのだけど……。
「え? ……あれって……?」
俺の目を奪ったのは人目を引く金髪。
遠目からでも美少女とわかる端正な容姿。
普段と違うのは竜胆が今日は私服であるという点と……話す相手がいないからなのか、スマホを見つめる表情がどこか退屈……いや、不安そうなことだろうか。
だが、そのアンニュイな表情は耽美な芸術品のように、周囲の関心を集めている。
「あ……!」
俺を見つけると、竜胆は表情を明るくして嬉しそうに手を振ってくる。
その瞬間――バッ! と、駅前にいた男共の視線が動いた。
恐らくだが、この男たちは竜胆をナンパしようとしていたのだろう。
同時に、竜胆と出会った時のことを思い出す。
(……美少女も大変なんだな)
容姿が優れているというのも、いいことばかりじゃない。
抱えていた不安を察して、俺は足早に竜胆の元へと向かった。
「お前、いくらなんでも早すぎないか?」
「だって、皆友くんとのデート……楽しみだったから」
「っ……」
満面の笑みを向けてくる。
「……何時に来てたんだ?」
「あ~えっと、あたしも、さっき来たとこだよ」
惚けるように視線を逸らした。
俺に気を遣っているようだが、これは絶対もっと前から待っていたに違いない。
「本当のこと言わないと帰るぞ?」
「ぇ!? そ、それずるい!」
「ってことは、やっぱりもっと早くから待ってたんだな」
「あっ……え、えと……十時、くらい、から……」
少しだけ顔を伏せて窺うように俺を見る。
その竜胆の姿は、親に叱られている子供を連想してしまった。
クラスの人気者の竜胆凛華が普段は見せることのないギャップが、正直とても可愛らしく見えた。
「一時間以上も待ってたのかよ……」
「で、でも……皆友くんのこと考えてたら、あっという間だったけどね」
「ぅ……」
竜胆はただ純粋に、感じたことを口にしてくれているのだと思う。
でも、それだけで俺の顔が熱くなっていく。
「あ……そだ。どうかな?」
その場でくるりと回る竜胆。
白を基調とした落ち着いた柄のワンピースがふわっと浮いて、思わず目を奪われてしまう。
「可愛い?」
今のはちょっとあざとい。
可愛かったけど。
「……似合ってる」
「ふふっ、嬉し。
皆友くんに可愛いって思ってもらいたくて、がんばったんだから」
なんなんだよ……一体。
俺に可愛いと思ってもらって、竜胆に何の得があるんだ。
「ひ、昼……食べてないよな?」
「うん。
行ってみたいお店があるんだよね」
ぎゅ――と、竜胆に手を握られた。
「なっ……お前……」
「デートなんだから、このくらいはいいでしょ?」
柔らかな感触と、竜胆の体温が伝わってくる。
竜胆の手は小さくて、そんなのわかっていたことだけど、女の子なんだって実感が強まってくる。
(……やばい……手、汗ばんでないか?)
俺は明らかに緊張していた。
「……お、お前、こういうの慣れてるのか?」
「な、慣れてるわけ、ないじゃん。
男の子の手なんて握ったの、皆友くんが初めてだもん」
「え?」
「……お、男の子とデートするのも初めてだから……ちょっと緊張してる。
その……手、汗ばんでたら、ごめん」
うっすらと赤くなっていた頬が、真っ赤に染まっていく。
竜胆も緊張してたのか。
「み、皆友くんは……初めて、じゃない、よね?」
「女の子とデートするのがってことか?」
「……うん」
「いや、二人っきりは……初めてだ」
「そ、そうなんだ。
あたし……皆友くんの初デートの相手、なんだ……」
照れながら、竜胆は嬉しそうに笑った。
「と、とりあえず行こ。
お店、混んじゃうかもしれないから」
「あ、ああ」
俺たちはゆっくりと足を進める。
歩きながら竜胆は指を絡ませてきた。
恋人繋ぎ……という奴だろう。
「……っ」
「っ……」
お互いの間に会話はない。
でも、気まずさや不快感はない。
ただ互いを包む何とも言えない空気を、俺たちは感じ合っていたように思う。
こうしてギコチないながらも、二人の初デートが始まったのだった。
ピピピ、ピピピピピ――。
「ん……」
携帯のアラームを止めて身体を起こす。
ディスプレイを確認すると――時間は朝十時。
休日ということでのんびりしすぎた。
「……ん?」
ロック画面にメールが表示されている。
『今日のデート楽しみにしてるから、絶対来てよね。
遅れたらランチ奢ってもらうから』
続けて謎のマスコットキャラのスタンプが表示されていた。
着信時間は七時。
待ち合わせは十二時からなので、随分と早く起きていたようだ。
既読を付けてしまったので、一言……『遅刻はしなそうだ』と送っておいた。
我ながら、もう少し気の利いた言葉が出ないものかと思うが……寝惚けた頭ではこれが限界だ。
こんなでも、何も返信しないよりはいいだろう。
「……準備するか」
部屋を出てシャワーを浴びる。
ぼんやりとした頭が少しずつ覚醒して、同時に複雑な気持ちが沸き上がっていく。
『あたしのこと、もっとちゃんと意識してもらいたいから』
竜胆からのメールを思い出した。
俺は十分に竜胆を女の子として意識している。
それが伝わっていないのは、俺の及び腰な態度が原因だろう。
はっきりと、もう俺に関わらないでくれと伝えるべきだろうか?
だが、もしそうなったら、理由を求められるだろう。
正直に話すなら俺の過去のトラウマについて話すべきなのだと思うが……それは俺の心を踏みにじる行為と変わらない。
自分の黒歴史を自ら進んで話したいと思う人間などいないのだから。
「……はぁ――よし!」
溜息と共に不安を吐き出し浴室を出た。
約束した以上はなんとしても今日を乗り切るしかない。
どれだけ柔軟に竜胆の発言や行動に対応していけるかが鍵だろう。
※
「あれ? お兄ちゃん……今日はちょっとおしゃれさんですね?」
着替えてリビングに行くと、ソファに座ってテレビを見ている天音が首を傾げた。
「ああ、これから出掛ける予定があってな」
「ふえ!? お兄ちゃんが休日にお出かけですか!?」
続けて我が妹は声を上擦らせ、物珍しそうに目を丸める。
その様子は完全に驚愕の域だ。
「……たまたま用事が出来たんだ」
「も、もしかして、彼女さんができたんですか?」
「いや、そこは普通、友達って言わないか?」
俺が疑問を口にすると、天音は首を左右に振った。
「お兄ちゃんに限って言えば、友達よりはまだ彼女の方が可能性は高いです」
流石は俺の妹。
俺の事情を知っているからこその答えだろう。
本当によく理解している。
「どんな事情かはわかりませんが……お兄ちゃんがまた、誰かと繋がりを持とうとしてくれるのは嬉しいです。
一人ぼっちは寂しくて、悲しいですから」
天音は笑みを浮かべる。
優しいけれど少し複雑そうな顔を見て、俺の胸は締め付けられた。
今、心の中にあるこの感情は、妹を心配させてしまっていることへの情けなさと、そんな弱くて無力な自分への苛立ち……だろうか。
「ったく」
「わっ……お、お兄ちゃん、何するんですか?
頭をわしゃわしゃしないでください」
妹の髪の毛を両手で撫でた。
優しい妹への感謝と照れ隠しも合わせて。
「んじゃ、行ってくる。
夜には帰って来るから、夕飯は一緒に食べような」
「はい! 今度、良かったら彼女さんを紹介してくださいね」
「言っておくが彼女じゃない」
それだけ伝えて俺は家を出た。
時間は十一時を回ったところ。
待ち合わせの時間前には余裕で到着できそうだった。
※
待ち合わせの場所は最寄りの駅。
家から徒歩で十五分。
かなり余裕を持ってその場所に到着したはずなのだけど……。
「え? ……あれって……?」
俺の目を奪ったのは人目を引く金髪。
遠目からでも美少女とわかる端正な容姿。
普段と違うのは竜胆が今日は私服であるという点と……話す相手がいないからなのか、スマホを見つめる表情がどこか退屈……いや、不安そうなことだろうか。
だが、そのアンニュイな表情は耽美な芸術品のように、周囲の関心を集めている。
「あ……!」
俺を見つけると、竜胆は表情を明るくして嬉しそうに手を振ってくる。
その瞬間――バッ! と、駅前にいた男共の視線が動いた。
恐らくだが、この男たちは竜胆をナンパしようとしていたのだろう。
同時に、竜胆と出会った時のことを思い出す。
(……美少女も大変なんだな)
容姿が優れているというのも、いいことばかりじゃない。
抱えていた不安を察して、俺は足早に竜胆の元へと向かった。
「お前、いくらなんでも早すぎないか?」
「だって、皆友くんとのデート……楽しみだったから」
「っ……」
満面の笑みを向けてくる。
「……何時に来てたんだ?」
「あ~えっと、あたしも、さっき来たとこだよ」
惚けるように視線を逸らした。
俺に気を遣っているようだが、これは絶対もっと前から待っていたに違いない。
「本当のこと言わないと帰るぞ?」
「ぇ!? そ、それずるい!」
「ってことは、やっぱりもっと早くから待ってたんだな」
「あっ……え、えと……十時、くらい、から……」
少しだけ顔を伏せて窺うように俺を見る。
その竜胆の姿は、親に叱られている子供を連想してしまった。
クラスの人気者の竜胆凛華が普段は見せることのないギャップが、正直とても可愛らしく見えた。
「一時間以上も待ってたのかよ……」
「で、でも……皆友くんのこと考えてたら、あっという間だったけどね」
「ぅ……」
竜胆はただ純粋に、感じたことを口にしてくれているのだと思う。
でも、それだけで俺の顔が熱くなっていく。
「あ……そだ。どうかな?」
その場でくるりと回る竜胆。
白を基調とした落ち着いた柄のワンピースがふわっと浮いて、思わず目を奪われてしまう。
「可愛い?」
今のはちょっとあざとい。
可愛かったけど。
「……似合ってる」
「ふふっ、嬉し。
皆友くんに可愛いって思ってもらいたくて、がんばったんだから」
なんなんだよ……一体。
俺に可愛いと思ってもらって、竜胆に何の得があるんだ。
「ひ、昼……食べてないよな?」
「うん。
行ってみたいお店があるんだよね」
ぎゅ――と、竜胆に手を握られた。
「なっ……お前……」
「デートなんだから、このくらいはいいでしょ?」
柔らかな感触と、竜胆の体温が伝わってくる。
竜胆の手は小さくて、そんなのわかっていたことだけど、女の子なんだって実感が強まってくる。
(……やばい……手、汗ばんでないか?)
俺は明らかに緊張していた。
「……お、お前、こういうの慣れてるのか?」
「な、慣れてるわけ、ないじゃん。
男の子の手なんて握ったの、皆友くんが初めてだもん」
「え?」
「……お、男の子とデートするのも初めてだから……ちょっと緊張してる。
その……手、汗ばんでたら、ごめん」
うっすらと赤くなっていた頬が、真っ赤に染まっていく。
竜胆も緊張してたのか。
「み、皆友くんは……初めて、じゃない、よね?」
「女の子とデートするのがってことか?」
「……うん」
「いや、二人っきりは……初めてだ」
「そ、そうなんだ。
あたし……皆友くんの初デートの相手、なんだ……」
照れながら、竜胆は嬉しそうに笑った。
「と、とりあえず行こ。
お店、混んじゃうかもしれないから」
「あ、ああ」
俺たちはゆっくりと足を進める。
歩きながら竜胆は指を絡ませてきた。
恋人繋ぎ……という奴だろう。
「……っ」
「っ……」
お互いの間に会話はない。
でも、気まずさや不快感はない。
ただ互いを包む何とも言えない空気を、俺たちは感じ合っていたように思う。
こうしてギコチないながらも、二人の初デートが始まったのだった。
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