36 / 42
第36話 誤魔化しきれない気持ち
しおりを挟む
※
脱衣室で服を脱ぎ、俺は風呂場に入った。
シャワーヘッドを手に取り、温度を調整してお湯を出す。
心地よいと感じる適温にしてから、俺はシャワーを浴びた。
(……はぁ)
全身が温かくなっていく感覚が気持ちいい。
汗を流していると、身体の疲れが取れていくようだった。
ゆっくりとシャワーを浴びながら、シャンプーを出して頭を洗う。
両手でごしごしと乱雑に洗って、泡を流していると。
「……皆友くん」
「?」
気のせいだろうか?
竜胆の声が聞こえた気がした。
「皆友くん、いる、よね?」
「は……?」
気のせいじゃない、のか!?
「竜胆?」
「うん……入る、から」
返事が聞こえたかと思うと、浴室の扉がゆっくりと開く。
俺は慌ててタオルを取って腰に巻いた。
そのタイミングで、
「……お邪魔、します」
竜胆が浴室に入ってきた。
しかも、
「お前、その格好は……!?」
バスタオル一枚という姿で。
「は、恥ずかしいから、あまり見ないで……」
「す――すまない!」
俺は慌てて背中を向けた。
が、竜胆は抜群にスタイルが良く、バスタオルからはみ出していた二つの豊満な果実が、しっかりと俺の目に焼き付いてしまっている。
「って、なんでお前がここに!?」
「背中……流してあげたいと思って」
「……――はぁっ!?」
最初、竜胆の言葉の意味が理解できなかった。
「どうして急にそんな!?」
「これも、お礼……だから」
「お礼って……だとしても、バスタオル一枚で男の前に出るのは……」
「い、言っとくけど、誰にでもこんなことするわけじゃないから!
皆友くんに……だけだから」
俺にだけ――その言葉の破壊力に視界がグラッと揺れた。
頭を打ち抜かれたような衝撃が走り、胸の鼓動が強くなっていく。
「あたし……これでも勇気、出してるんだよ……」
「っ!?」
直後、背中に柔らかい感触が伝わってきた。
バスタオルの上からでもはっきりとわかる。
背中越しに感じる温もりは、竜胆のもので……。
「あたしに背中流されても、嬉しくない?」
「そ、そんなことは……」
聞こえてきたのは、心細そうな声だった。
竜胆の身体は微かに震えている。
勇気を出した結果――相手に受け入れてもらえなかったとしたら。
きっと竜胆の心の中にそんな不安があるのだろう。
この行動を起こすのに、どれだけ勇気が必要だったのだろうか?
俺の為に、こんなに頑張ってくれている竜胆の頼みを断れるわけがない。
「なら、お背中、流させて、ください……」
不安からなのか、敬語でお願いされてしまった。
「……わかった。
頼んでもいいか?」
「――うん!」
俺が答えると、竜胆の声が途端に明るくなった。
「座ればいいか?」
「あ、お、お願い」
立ったままだと流石に落ち着かない。
俺はバスチェアに腰を下ろす。
「ボディソープ、借りるね」
「ああ」
タオルを泡立てる音が聞こえてきた。
未だに振り向くことができないので、音くらいでしか状況がわからない。
「じゃあ、洗い始めるね」
宣言のままに、竜胆は泡でぬるっとしているタオルを背中に押し付けて、上下に動かした。
「痛くない?」
「優しすぎるくらいだから、もっと強くてもいいぞ?」
「わかった」
ごしごし――と、竜胆が力を入れて背中を洗ってくれている。
「……この、くらい?」
少し疲れたのか竜胆の口から吐息が漏れた。
「ちょうどいい感じで、気持ちいいよ」
「ほんと? 嬉しい。
……ねぇ、皆友くんってさ、普段から鍛えてるの?」
「どうしてだ?」
「……身体、すごく筋肉質だから」
一般的な高校生の基準からすれば、相当絞り込まれているように見えるかもしれない。
「格闘技、やってたりとか?」
俺が不良と争っているのを見たからこその考えだろう。
「……まぁ、そこそこ運動はしてたかな」
嘘はついていない。
昔からそれなりに身体を動かしていたのは事実だ。
「だから、こんなに逞《 たくま》しいんだね……」
「そんな風に言われると、少し照れるが……」
「ご、ごめん」
照れ隠しするように、竜胆は背中を洗ってくれている手を早く動かした。
「いや、あまり気にしないでくれ。
照れはするが……竜胆に逞しいって思われるのは、俺も悪い気はしない」
「そ、そっか……。
皆友くんって普段はそんなことないのに、実はすごく男らしいっていうか……力強くて、やっぱり、カッコいいなって……」
そこまではっきり言われると、かなり恥ずかしい。
何も言うことができずにいると、身体の洗う音が浴室に響く。
「ねぇ……皆友くん」
「うん?」
「こんなことでお礼に、なってるかな?」
「十分なくらいだ」
これは俺の本心だ。
だが、竜胆の望む返事は違ったのか、会話が止まってしまった。
「竜胆、どうかしたのか?」
「……あたしは、皆友くんに本当に感謝してる」
その想いは伝わっている。
こうしてお礼もしてくれているし、言葉も伝えてくれている。
俺にはそれだけで十分すぎるくらいだ。
「だから、あたしに出来ることがあったら、なんでも言ってほしい」
「わかった。
その時は頼らせてもらうよ」
「うん……」
小さく応えて……。
「そろそろ泡、流すね」
竜胆が背中を流してくれた。
「ありがとな」
「良かったら、頭も洗ってあげようか?」
「いや、そっちはもう済ませてあるから」
「……もっと何かしてあげたかったのに……」
小声だったけど、確かに聞こえた。
ちょっとだけ拗ねたような竜胆の声。
「ねぇ……皆友くん」
「うん? ――っ」
ぎゅ――と、後ろから抱きしめられた。
先程のように触れる程度ではない。
自分の気持ちを伝えるように、力強く。
ドキドキと、竜胆の鼓動の音が伝わってきていた。
「あたしを助けてくれて、救ってくれて……ありがとう」
竜胆が助かったのも、救われたのも、俺の力だけじゃない。
彼女自身の努力の結果――立ち向かう覚悟と勇気を持ったからだ。
だが、今だけは彼女の感謝の言葉を素直に受け止めておこう。
「俺は、自分がしたいことをしただけだから」
「ず、ずるいよ……そんなこと言われたら、あたし……皆友くんのこと、もっと……」
この行動には、彼女がもう一つ俺に伝えたいことがあった。
俺はそれを明確に理解してしまった。
それは疑いようのない明らかな好意だ。
あまりにも積極的な竜胆の行動に、俺は自分の気持ちを誤魔化しきれなくなって、胸が熱くなっていくのを感じていた。
だが、俺たちの関係を進める為に必要な最後の言葉が出てこない。
「そ、それじゃ、あたし、行くね」
「り、竜胆――」
間が持たなくなって竜胆が立ち上がったのと、俺が振り返り声を掛けたのが同時だった。
瞬間――
「ひゃ……!?」
「え?」
短い悲鳴。
「――っと!?」
慌てて立ち上がったせいで、足を滑らせた竜胆を俺は咄嗟に抱きしめた。
が――気持ちがいいくらい柔らかな二つの感触が、両手に広がった。
「あっ!?」
「んっ!?」
後ろから手を回すように抱き支えたせいで、俺は竜胆の胸元に触れてしまっていて――。
「――すまん!」
「だ、大丈夫!」
慌てて手を離す。
決してわざとではない。
不可抗力だ。
が、起こってしまった事実は変わらない。
「あ、あたし、そそっかしくてごめん。
皆友くんが、助けてくれたのはわかってるから」
「そう思ってくれると助かる……」
「うん――そ、それじゃ、あたし行くね」
それだけ言って、竜胆は逃げるように浴室から出て行った。
全身が熱くなっているのは、明らかにシャワーのせいだけではない。
(……風呂から出たら、どんな顔で竜胆と話せばいいんだ……!)
真剣に悩みながら。
俺は気持ちを落ち着けるのに、暫く時間が必要になるのだった。
脱衣室で服を脱ぎ、俺は風呂場に入った。
シャワーヘッドを手に取り、温度を調整してお湯を出す。
心地よいと感じる適温にしてから、俺はシャワーを浴びた。
(……はぁ)
全身が温かくなっていく感覚が気持ちいい。
汗を流していると、身体の疲れが取れていくようだった。
ゆっくりとシャワーを浴びながら、シャンプーを出して頭を洗う。
両手でごしごしと乱雑に洗って、泡を流していると。
「……皆友くん」
「?」
気のせいだろうか?
竜胆の声が聞こえた気がした。
「皆友くん、いる、よね?」
「は……?」
気のせいじゃない、のか!?
「竜胆?」
「うん……入る、から」
返事が聞こえたかと思うと、浴室の扉がゆっくりと開く。
俺は慌ててタオルを取って腰に巻いた。
そのタイミングで、
「……お邪魔、します」
竜胆が浴室に入ってきた。
しかも、
「お前、その格好は……!?」
バスタオル一枚という姿で。
「は、恥ずかしいから、あまり見ないで……」
「す――すまない!」
俺は慌てて背中を向けた。
が、竜胆は抜群にスタイルが良く、バスタオルからはみ出していた二つの豊満な果実が、しっかりと俺の目に焼き付いてしまっている。
「って、なんでお前がここに!?」
「背中……流してあげたいと思って」
「……――はぁっ!?」
最初、竜胆の言葉の意味が理解できなかった。
「どうして急にそんな!?」
「これも、お礼……だから」
「お礼って……だとしても、バスタオル一枚で男の前に出るのは……」
「い、言っとくけど、誰にでもこんなことするわけじゃないから!
皆友くんに……だけだから」
俺にだけ――その言葉の破壊力に視界がグラッと揺れた。
頭を打ち抜かれたような衝撃が走り、胸の鼓動が強くなっていく。
「あたし……これでも勇気、出してるんだよ……」
「っ!?」
直後、背中に柔らかい感触が伝わってきた。
バスタオルの上からでもはっきりとわかる。
背中越しに感じる温もりは、竜胆のもので……。
「あたしに背中流されても、嬉しくない?」
「そ、そんなことは……」
聞こえてきたのは、心細そうな声だった。
竜胆の身体は微かに震えている。
勇気を出した結果――相手に受け入れてもらえなかったとしたら。
きっと竜胆の心の中にそんな不安があるのだろう。
この行動を起こすのに、どれだけ勇気が必要だったのだろうか?
俺の為に、こんなに頑張ってくれている竜胆の頼みを断れるわけがない。
「なら、お背中、流させて、ください……」
不安からなのか、敬語でお願いされてしまった。
「……わかった。
頼んでもいいか?」
「――うん!」
俺が答えると、竜胆の声が途端に明るくなった。
「座ればいいか?」
「あ、お、お願い」
立ったままだと流石に落ち着かない。
俺はバスチェアに腰を下ろす。
「ボディソープ、借りるね」
「ああ」
タオルを泡立てる音が聞こえてきた。
未だに振り向くことができないので、音くらいでしか状況がわからない。
「じゃあ、洗い始めるね」
宣言のままに、竜胆は泡でぬるっとしているタオルを背中に押し付けて、上下に動かした。
「痛くない?」
「優しすぎるくらいだから、もっと強くてもいいぞ?」
「わかった」
ごしごし――と、竜胆が力を入れて背中を洗ってくれている。
「……この、くらい?」
少し疲れたのか竜胆の口から吐息が漏れた。
「ちょうどいい感じで、気持ちいいよ」
「ほんと? 嬉しい。
……ねぇ、皆友くんってさ、普段から鍛えてるの?」
「どうしてだ?」
「……身体、すごく筋肉質だから」
一般的な高校生の基準からすれば、相当絞り込まれているように見えるかもしれない。
「格闘技、やってたりとか?」
俺が不良と争っているのを見たからこその考えだろう。
「……まぁ、そこそこ運動はしてたかな」
嘘はついていない。
昔からそれなりに身体を動かしていたのは事実だ。
「だから、こんなに逞《 たくま》しいんだね……」
「そんな風に言われると、少し照れるが……」
「ご、ごめん」
照れ隠しするように、竜胆は背中を洗ってくれている手を早く動かした。
「いや、あまり気にしないでくれ。
照れはするが……竜胆に逞しいって思われるのは、俺も悪い気はしない」
「そ、そっか……。
皆友くんって普段はそんなことないのに、実はすごく男らしいっていうか……力強くて、やっぱり、カッコいいなって……」
そこまではっきり言われると、かなり恥ずかしい。
何も言うことができずにいると、身体の洗う音が浴室に響く。
「ねぇ……皆友くん」
「うん?」
「こんなことでお礼に、なってるかな?」
「十分なくらいだ」
これは俺の本心だ。
だが、竜胆の望む返事は違ったのか、会話が止まってしまった。
「竜胆、どうかしたのか?」
「……あたしは、皆友くんに本当に感謝してる」
その想いは伝わっている。
こうしてお礼もしてくれているし、言葉も伝えてくれている。
俺にはそれだけで十分すぎるくらいだ。
「だから、あたしに出来ることがあったら、なんでも言ってほしい」
「わかった。
その時は頼らせてもらうよ」
「うん……」
小さく応えて……。
「そろそろ泡、流すね」
竜胆が背中を流してくれた。
「ありがとな」
「良かったら、頭も洗ってあげようか?」
「いや、そっちはもう済ませてあるから」
「……もっと何かしてあげたかったのに……」
小声だったけど、確かに聞こえた。
ちょっとだけ拗ねたような竜胆の声。
「ねぇ……皆友くん」
「うん? ――っ」
ぎゅ――と、後ろから抱きしめられた。
先程のように触れる程度ではない。
自分の気持ちを伝えるように、力強く。
ドキドキと、竜胆の鼓動の音が伝わってきていた。
「あたしを助けてくれて、救ってくれて……ありがとう」
竜胆が助かったのも、救われたのも、俺の力だけじゃない。
彼女自身の努力の結果――立ち向かう覚悟と勇気を持ったからだ。
だが、今だけは彼女の感謝の言葉を素直に受け止めておこう。
「俺は、自分がしたいことをしただけだから」
「ず、ずるいよ……そんなこと言われたら、あたし……皆友くんのこと、もっと……」
この行動には、彼女がもう一つ俺に伝えたいことがあった。
俺はそれを明確に理解してしまった。
それは疑いようのない明らかな好意だ。
あまりにも積極的な竜胆の行動に、俺は自分の気持ちを誤魔化しきれなくなって、胸が熱くなっていくのを感じていた。
だが、俺たちの関係を進める為に必要な最後の言葉が出てこない。
「そ、それじゃ、あたし、行くね」
「り、竜胆――」
間が持たなくなって竜胆が立ち上がったのと、俺が振り返り声を掛けたのが同時だった。
瞬間――
「ひゃ……!?」
「え?」
短い悲鳴。
「――っと!?」
慌てて立ち上がったせいで、足を滑らせた竜胆を俺は咄嗟に抱きしめた。
が――気持ちがいいくらい柔らかな二つの感触が、両手に広がった。
「あっ!?」
「んっ!?」
後ろから手を回すように抱き支えたせいで、俺は竜胆の胸元に触れてしまっていて――。
「――すまん!」
「だ、大丈夫!」
慌てて手を離す。
決してわざとではない。
不可抗力だ。
が、起こってしまった事実は変わらない。
「あ、あたし、そそっかしくてごめん。
皆友くんが、助けてくれたのはわかってるから」
「そう思ってくれると助かる……」
「うん――そ、それじゃ、あたし行くね」
それだけ言って、竜胆は逃げるように浴室から出て行った。
全身が熱くなっているのは、明らかにシャワーのせいだけではない。
(……風呂から出たら、どんな顔で竜胆と話せばいいんだ……!)
真剣に悩みながら。
俺は気持ちを落ち着けるのに、暫く時間が必要になるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
社畜OLが学園系乙女ゲームの世界に転生したらモブでした。
星名柚花
恋愛
野々原悠理は高校進学に伴って一人暮らしを始めた。
引越し先のアパートで出会ったのは、見覚えのある男子高校生。
見覚えがあるといっても、それは液晶画面越しの話。
つまり彼は二次元の世界の住人であるはずだった。
ここが前世で遊んでいた学園系乙女ゲームの世界だと知り、愕然とする悠理。
しかし、ヒロインが転入してくるまであと一年ある。
その間、悠理はヒロインの代理を務めようと奮闘するけれど、乙女ゲームの世界はなかなかモブに厳しいようで…?
果たして悠理は無事攻略キャラたちと仲良くなれるのか!?
※たまにシリアスですが、基本は明るいラブコメです。
全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―
入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。
遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。
本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。
優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる