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STAGE2
第29話 下位神
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※
超神ベアルと邪神ファルガ。
二人の神が今、俺の前で並んで正座していた。
「……さて、これで落ち着いて話ができるな」
「は、はい……」
超神ベアルはもう帰ってもらってもいいのだが、なぜか進んで正座している。
俺の力に屈した証なのか、絶対服従だとでもいうように。
「俺は事情があってこの世界をお前の支配から解放しないとならない」
「は、はぁ……」
「俺と戦うか?」
「いやいやいやいや!! そんな無茶無理無謀をするなら、世界とかどうでもいいです!」
巨人は顔をぶんぶんと左右に振った。
正直でよろしい。
『アル……長嶺の指名は、世界の支配を目論むファルガの討伐だったな?』
『うむ』
『なら世界が解放された場合はどうなる?』
『ファルガからの世界の開放が目的なのだ。使命は達成と考えていいだろう』
ならこれで、長嶺の使命は完了したとみていいだろう。
『だがその場合、この世界を新たに管理する神を派遣する必要があるな』
『放置というわけにはいかないわけだ』
『管理者は必要だ。そうでなければ不慮の事態への対応ができぬからな』
前に言っていたエネルギーの存在限界がどうとか言うのか。
異世界の転移や転生も、そのエネルギーの調整をするのに行われてると言ってたもんな。
世界に置いておけるエネルギーの限界を超えると、何らかの障害を起こり、最悪は世界が消滅する可能性もある……だったか・
(……この世界にも多くの命がある以上、自分勝手な無責任はできないわな)
さて、そうなると……だ。
『管理者の候補は直ぐに見つかるか?』
『代理であればな。正式な任命は管理局の女神たちが行うだろう』
少し時間がかかるということか。
なら、
「ファルガ……お前が力を奪った神は、今どこにいるんだ?」
「ガブリンの奴は力を奪ったあとは……適当に投げ飛ばしてしまって、大陸のどこかにいると思うのですが……」
この世界の元神はガブリンという名前らしい。
『そいつを見つけて管理者にするほうが早いか?』
『それもいいが……悪魔如きに負けた神ではな……』
確かに不安は残る。
ファルガはそこまで強い悪魔ではなかった。
だが、
『様子だけでも見に行ってみるか。力を奪われて苦労しているかもしれない……』
『貴様もお人好しよなぁ……まあ、好きにするがいい。我はお前が何をするかを見届けよう』
アルは俺を止めることはない。
俺が何を成すのかを楽しみたいのだろう。
それともう一つ、唯一の友である俺と世界を見て回りたいのかもしれない。
「ファルガ……世界を解放して、今後無駄な争いをしないという条件を飲むなら、お前を見逃してやる」
「そ、そんなことでいいのなら今直ぐにでも!」
「もし約束を破ったら……消し飛ばすぞ?」
「破りません! 絶対服従の契約を結ばせていただきます!」
そこまで言うなら、もう十分だろう。
「人も襲うなよ?」
「勿論! 人の恐怖を蓄えても上がる力は微々たるものだと理解しました。……一生、届かぬ力があることもわかったので……」
なぜかファルガは目を輝かせて俺を見ていた。
それはまるで、子供が初めて英雄をように眩しい。
「わかった。それともう一つ聞きたい」
「うん?」
「お前、管理局の女神については誰に聞いた?」
「悪魔王ロロ様です」
「ロロ?」
「はい……管理局の女神や、超神ベアル……それに、ガブリンについて聞かされました。奴らは悪魔を下賤と罵り、存在を消そうとしていると……」
アルが本当に悪魔を消そうとしているなら、それこそ一瞬だと思うが……。
俺はベアルに目は向けた。
「わ、私は知りませんよ! 初耳です! 初耳! そもそも仕掛けられなければ、こちらからは悪魔のことなんて放置ですよ!」
「悪魔王様が嘘を吐いたというのか!?」
「そもそも悪魔王ロロなど聞いたことがない!」
ファルガとベアルが睨み合う。
『アル? 聞く必要もないと思うが……』
『悪魔王という地位もロロという名も、全く聞いたことがない』
『だよな』
となると、今回の話を仕組んだのはその悪魔王という奴だろう。
「ファルガ、今からロロに会えるか?」
「それは難しいです。こちらからお会いできる方ではないので……」
なら、もし障害になるようなら対応すればいいか。
「わかった。じゃあ俺はガブリンを探してくるから、何かあったら連絡してくれ」
「かしこまりました!」
「あ、あの~……わ、私はどうしたら?」
恐る恐る、ベアルが聞いてきた。
「ベアル、ガブリンの居場所を特定できるか?」
「ま、まあ……力を奪われたとはいえ、元神ではあるので……コンタクトは取れるかと思います」
「なら、ここに連れ戻してくれ。それが終わったら自由にしてくれていいぞ」
「かしこまりました!」
自由にと伝えた為か、ベアルは声を跳ねさせた。
そして、深々と頭を下げてから超神ベアルは姿を消す。
これなら思いのほか、直ぐに見つかりそうだ。
「え~と……狭間くん、よく状況がわからないんだけど……」
「もう、だいたい解決した」
「すごい……あっという間だったね。ボク、何もできなかったよ……」
申し訳なさそうに長嶺は視線を逸らす。
だが、それは仕方ないことだ。
「俺は長嶺が無事でいてくれただけで、十分に嬉しかったよ」
「っ……も、もう……! どうして真顔でそんなこと言えるの! ぼ、ボク……勘違いしちゃいそうになる、から……」
「勘違い?」
「も、もういいの! とにかく、女の子をキュンとさせるの禁止!」
長嶺は人差し指をピッと立てながら、俺にそう宣言したのだった。
「とにかく、変なことを言ったつもりはないんだが悪かった」
「はあ……いいよ。狭間くん、いい人だから誰にでも優しいんだもんね……でも、女の子誰にでも優しいの禁止!」
「禁止が多いな……」
思わず苦笑してしまった。
「さて……あとは、ファルガが力を吸い取った神様を探して、そいつに世界の管理権を戻せば長嶺の使命は完了だ」
「じゃあベアルさんが、戻ってくるのを待つ感じだね」
「ああ、もう少し辛抱してくれ」
「辛抱なんて……ボクは狭間くんと二人でなら、この世界を見て回ってみたいなぁと思ってたから……」
「なら全部終わったあとに、また戻ってくればいいさ」
「できるの!?」
「ああ、転移で飛べば一瞬だ」
「な、なんだか旅行気分みたいな感じだね」
異世界旅行……と、考えると、まあ悪くはないかもしれない。
「――お待たせしました! ガブリンを連れてきました」
なんと先程消えたベアルがもう戻って来ていた。
しかも、その隣にはスタイルのいい少女が立っていて――。
「あれ?」
「あ!?」
「ふえっ!?」
顔を見た瞬間――俺と長嶺、そしてガブリンの声が重なった。
これは完全に予想外だった。
何せ目の前にいたのは、
「狭間に、長嶺ちゃん!?」
俺たちの同級生である楠木夢美(くすのきゆめみ)だったのだから。
超神ベアルと邪神ファルガ。
二人の神が今、俺の前で並んで正座していた。
「……さて、これで落ち着いて話ができるな」
「は、はい……」
超神ベアルはもう帰ってもらってもいいのだが、なぜか進んで正座している。
俺の力に屈した証なのか、絶対服従だとでもいうように。
「俺は事情があってこの世界をお前の支配から解放しないとならない」
「は、はぁ……」
「俺と戦うか?」
「いやいやいやいや!! そんな無茶無理無謀をするなら、世界とかどうでもいいです!」
巨人は顔をぶんぶんと左右に振った。
正直でよろしい。
『アル……長嶺の指名は、世界の支配を目論むファルガの討伐だったな?』
『うむ』
『なら世界が解放された場合はどうなる?』
『ファルガからの世界の開放が目的なのだ。使命は達成と考えていいだろう』
ならこれで、長嶺の使命は完了したとみていいだろう。
『だがその場合、この世界を新たに管理する神を派遣する必要があるな』
『放置というわけにはいかないわけだ』
『管理者は必要だ。そうでなければ不慮の事態への対応ができぬからな』
前に言っていたエネルギーの存在限界がどうとか言うのか。
異世界の転移や転生も、そのエネルギーの調整をするのに行われてると言ってたもんな。
世界に置いておけるエネルギーの限界を超えると、何らかの障害を起こり、最悪は世界が消滅する可能性もある……だったか・
(……この世界にも多くの命がある以上、自分勝手な無責任はできないわな)
さて、そうなると……だ。
『管理者の候補は直ぐに見つかるか?』
『代理であればな。正式な任命は管理局の女神たちが行うだろう』
少し時間がかかるということか。
なら、
「ファルガ……お前が力を奪った神は、今どこにいるんだ?」
「ガブリンの奴は力を奪ったあとは……適当に投げ飛ばしてしまって、大陸のどこかにいると思うのですが……」
この世界の元神はガブリンという名前らしい。
『そいつを見つけて管理者にするほうが早いか?』
『それもいいが……悪魔如きに負けた神ではな……』
確かに不安は残る。
ファルガはそこまで強い悪魔ではなかった。
だが、
『様子だけでも見に行ってみるか。力を奪われて苦労しているかもしれない……』
『貴様もお人好しよなぁ……まあ、好きにするがいい。我はお前が何をするかを見届けよう』
アルは俺を止めることはない。
俺が何を成すのかを楽しみたいのだろう。
それともう一つ、唯一の友である俺と世界を見て回りたいのかもしれない。
「ファルガ……世界を解放して、今後無駄な争いをしないという条件を飲むなら、お前を見逃してやる」
「そ、そんなことでいいのなら今直ぐにでも!」
「もし約束を破ったら……消し飛ばすぞ?」
「破りません! 絶対服従の契約を結ばせていただきます!」
そこまで言うなら、もう十分だろう。
「人も襲うなよ?」
「勿論! 人の恐怖を蓄えても上がる力は微々たるものだと理解しました。……一生、届かぬ力があることもわかったので……」
なぜかファルガは目を輝かせて俺を見ていた。
それはまるで、子供が初めて英雄をように眩しい。
「わかった。それともう一つ聞きたい」
「うん?」
「お前、管理局の女神については誰に聞いた?」
「悪魔王ロロ様です」
「ロロ?」
「はい……管理局の女神や、超神ベアル……それに、ガブリンについて聞かされました。奴らは悪魔を下賤と罵り、存在を消そうとしていると……」
アルが本当に悪魔を消そうとしているなら、それこそ一瞬だと思うが……。
俺はベアルに目は向けた。
「わ、私は知りませんよ! 初耳です! 初耳! そもそも仕掛けられなければ、こちらからは悪魔のことなんて放置ですよ!」
「悪魔王様が嘘を吐いたというのか!?」
「そもそも悪魔王ロロなど聞いたことがない!」
ファルガとベアルが睨み合う。
『アル? 聞く必要もないと思うが……』
『悪魔王という地位もロロという名も、全く聞いたことがない』
『だよな』
となると、今回の話を仕組んだのはその悪魔王という奴だろう。
「ファルガ、今からロロに会えるか?」
「それは難しいです。こちらからお会いできる方ではないので……」
なら、もし障害になるようなら対応すればいいか。
「わかった。じゃあ俺はガブリンを探してくるから、何かあったら連絡してくれ」
「かしこまりました!」
「あ、あの~……わ、私はどうしたら?」
恐る恐る、ベアルが聞いてきた。
「ベアル、ガブリンの居場所を特定できるか?」
「ま、まあ……力を奪われたとはいえ、元神ではあるので……コンタクトは取れるかと思います」
「なら、ここに連れ戻してくれ。それが終わったら自由にしてくれていいぞ」
「かしこまりました!」
自由にと伝えた為か、ベアルは声を跳ねさせた。
そして、深々と頭を下げてから超神ベアルは姿を消す。
これなら思いのほか、直ぐに見つかりそうだ。
「え~と……狭間くん、よく状況がわからないんだけど……」
「もう、だいたい解決した」
「すごい……あっという間だったね。ボク、何もできなかったよ……」
申し訳なさそうに長嶺は視線を逸らす。
だが、それは仕方ないことだ。
「俺は長嶺が無事でいてくれただけで、十分に嬉しかったよ」
「っ……も、もう……! どうして真顔でそんなこと言えるの! ぼ、ボク……勘違いしちゃいそうになる、から……」
「勘違い?」
「も、もういいの! とにかく、女の子をキュンとさせるの禁止!」
長嶺は人差し指をピッと立てながら、俺にそう宣言したのだった。
「とにかく、変なことを言ったつもりはないんだが悪かった」
「はあ……いいよ。狭間くん、いい人だから誰にでも優しいんだもんね……でも、女の子誰にでも優しいの禁止!」
「禁止が多いな……」
思わず苦笑してしまった。
「さて……あとは、ファルガが力を吸い取った神様を探して、そいつに世界の管理権を戻せば長嶺の使命は完了だ」
「じゃあベアルさんが、戻ってくるのを待つ感じだね」
「ああ、もう少し辛抱してくれ」
「辛抱なんて……ボクは狭間くんと二人でなら、この世界を見て回ってみたいなぁと思ってたから……」
「なら全部終わったあとに、また戻ってくればいいさ」
「できるの!?」
「ああ、転移で飛べば一瞬だ」
「な、なんだか旅行気分みたいな感じだね」
異世界旅行……と、考えると、まあ悪くはないかもしれない。
「――お待たせしました! ガブリンを連れてきました」
なんと先程消えたベアルがもう戻って来ていた。
しかも、その隣にはスタイルのいい少女が立っていて――。
「あれ?」
「あ!?」
「ふえっ!?」
顔を見た瞬間――俺と長嶺、そしてガブリンの声が重なった。
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