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勇者から魔王へ
亜美視点その2
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壊せ全て…この世界の全て…壊せ壊せ壊せ
その言葉が永遠に繰り返されている…
クロ「ふ~ん耐えれるんだ…」
亜美「随分余裕ね…」
クロ「だって君恐らく半分も力出せてないでしょ…」
亜美「それはどうかしら…」
クロ「今の君の実力とその程度の出力じゃ僕を倒せないよ…」
亜美「そう…」
彼に向かって突っ込む
彼は構えず私を見ている
亜美「!?」
左右から炎の塊が飛んでくる
恐らく後ろも上も仕掛け済み…なら…
亜美「はぁ!」
彼女の固有魔法を発動する
亜美「風舞!」
炎の塊が風に巻き込まれ霧散する
横に逃げる…
目の前にクロが居た…
クロ「遅い…」
地面に叩きつけられる…
亜美「うぅ…」
もう少し力があれば…
なら…私にその体を寄越せ…全て壊してやる…
うるさい!黙れ!
強情だな…奴を倒したいのだろう?
確かに倒したい…だけどお前の手には乗らない!
なら死ぬぞ?
お前に乗っ取られるくらいなら死んだ方がマシだ!
そう言うと声は聞こえなくなる…
聞こえるのは先程から聞こえている雑音だけだ…
クロ「諦めなよ…暴走するよ?」
亜美「しないわ…貴方を倒す!」
クロ「申し訳ないけどここで失礼させてもらうよ…」
亜美「逃がさない!」
そう言って彼女は突っ込む
間合いに入った瞬間彼は消え、剣は空振りに終わる
亜美「………」
剣を手放すと先ほどまで聞こえていた声は聞こえなくなる…
また…逃げ…られ…た…
私は意識を失った…
その言葉が永遠に繰り返されている…
クロ「ふ~ん耐えれるんだ…」
亜美「随分余裕ね…」
クロ「だって君恐らく半分も力出せてないでしょ…」
亜美「それはどうかしら…」
クロ「今の君の実力とその程度の出力じゃ僕を倒せないよ…」
亜美「そう…」
彼に向かって突っ込む
彼は構えず私を見ている
亜美「!?」
左右から炎の塊が飛んでくる
恐らく後ろも上も仕掛け済み…なら…
亜美「はぁ!」
彼女の固有魔法を発動する
亜美「風舞!」
炎の塊が風に巻き込まれ霧散する
横に逃げる…
目の前にクロが居た…
クロ「遅い…」
地面に叩きつけられる…
亜美「うぅ…」
もう少し力があれば…
なら…私にその体を寄越せ…全て壊してやる…
うるさい!黙れ!
強情だな…奴を倒したいのだろう?
確かに倒したい…だけどお前の手には乗らない!
なら死ぬぞ?
お前に乗っ取られるくらいなら死んだ方がマシだ!
そう言うと声は聞こえなくなる…
聞こえるのは先程から聞こえている雑音だけだ…
クロ「諦めなよ…暴走するよ?」
亜美「しないわ…貴方を倒す!」
クロ「申し訳ないけどここで失礼させてもらうよ…」
亜美「逃がさない!」
そう言って彼女は突っ込む
間合いに入った瞬間彼は消え、剣は空振りに終わる
亜美「………」
剣を手放すと先ほどまで聞こえていた声は聞こえなくなる…
また…逃げ…られ…た…
私は意識を失った…
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