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第二章 出会い
17.勧誘
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エイシェルは冒険者ギルドに着き、受付で一通りの説明を受けた後冒険者登録をしていた。
ランク:E
名前:エイシェル
職業:弓使い
(短剣もあるけど、メインは弓だし、弓使いが妥当なところかな)
エイシェルは出来たばかりの自分の冒険者カードを眺めながらそう思った。
ふと、エイシェルの目に本棚が映った
「あの、すみません。あそこの本棚って勝手に読んでもいい…んですか?」
慣れない敬語でぎこちなくなるものの、何か魔法の手がかりがないかと思い受け付けに聞く。
「はい。冒険者の方であればどなたでもご利用いただけます。一部は貸し出しもしていますのでご希望がありましたらお申し付けください」
「ありがとう…ございます」
エイシェルは受付にお礼を言い、本棚へ向かいながら本棚を眺める
この国の歴史や勇者の伝記など記録書物が多く置かれているようで魔法に関する書物はとても少なかった。
「これは……『誰でもわかるはじめての火属性魔法』か……」
(あれは何属性魔法になるんだろう。見たままで当てはめると闇属性とかになるんだろうか)
エイシェルは魔法に詳しくはない為、推察して探すしかなく文字通り手探り状態であった
関係しそうな本を探して本棚を眺めていると急に声をかけられた。
「こんにちは!あなたも冒険者なんですよね?急ですみません。依頼を手伝って欲しいのですが……お話聞いてくれませんか?」
声をかけてきたのは肩にかからない程度の長さのブロンドヘアーの女の子だった。
ウェーブがかかってフワリとした髪に整った顔立ちがとても可愛らしい。
背はエイシェルよりも少し低く全体的に華奢な印象を受けた。
エイシェルがいた村には幼い子供はいたが、同年代の人がいなかった為どう反応して良いのか困っていた。
特に同年代の女の子なんて会話したこともない為とても困っていた。
追い討ちをかけるようにその女の子は上目遣いでお願いのポーズをとっている。
その体勢のせいで慎ましいと思っていたものが少し存在感を出してくる。
顔が熱くなるのを感じたエイシェルはつい訳の分からないことを口走る
「え?お、俺に話して、ます?」
「他に誰がいるんですか?」
当然である。ここには2人しか居ないのだから。
エイシェルは観念して話を聞くことにした。
「あ……は、はい、まず話を聞かせて、ください」
緊張と慣れない敬語でたどたどしくなってしまったのは仕方がないことであった。
「ありがとう!こっちまでお願い!」
その女の子は急にフランクになり、エイシェルはいきなり手を取られ受付まで引っ張られた
(女の子の手ってこんなに柔らかいのか……)
ますます緊張して気が気ではないエイシェルであった。
「えっと、畑を荒らすイノシシの魔物の討伐なんだけど、Eランクの冒険者だと2人以上じゃないと受注できないみたいなの。だから一緒に受けてもらえたら嬉しいんだけど……どうかな?」
どうやらこの女の子もEランクの冒険者で、依頼の条件が達成できずに困っているようだった。
(イノシシの魔物……村を襲ったヤツと同じ種類かもしれない……)
「その、イノシシの魔物の大きさは分か、りますか?」
「えぇっと……」
「依頼内容によると高さ2mほどある大きなイノシシの魔物のようです」
回答に困った女の子の代わりに受付のお姉さんが回答してくれた。
「2m……結構な大物だな……。この前のヤツよりちょっと大きいかもしれない……」
つい心の声が漏れ出てしまったがエイシェルは気付かない
「えぇっとー……どう、かな……?討伐自体はわたしがやるから一緒に受注してくれるだけでいいんだけど……?」
その女の子は不安そうに確認してきた。
(あー、不安にさせちゃったか。俺も稼がなきゃいけないし、何より困っている人を見捨てられない)
「……分かりました。俺も依頼を受けます」
「やったぁ!ありがとう!上手くいった時の報酬は半分こでよろしくね!」
(いや、流石に何もしてなくて半分はもらえないな……俺にもやらせてもらおう)
「ただ、俺にも討伐やらせて、ください」
「うん!よろしく!……あと、敬語じゃなくていいわよ?なんか喋り辛そうだし」
「そ、そうか?それなら助かる。あまり慣れてなくて……」
エイシェルにとって敬語じゃなくて良いとの申し出は渡りに船であった。
そうして2人は初めての依頼に向かうのだった。
「あ、すみません……この野菜の籠預かってもらっても…いいですか?」
エイシェルはちゃっかり受付に荷物を預かってもらうのだった。
ランク:E
名前:エイシェル
職業:弓使い
(短剣もあるけど、メインは弓だし、弓使いが妥当なところかな)
エイシェルは出来たばかりの自分の冒険者カードを眺めながらそう思った。
ふと、エイシェルの目に本棚が映った
「あの、すみません。あそこの本棚って勝手に読んでもいい…んですか?」
慣れない敬語でぎこちなくなるものの、何か魔法の手がかりがないかと思い受け付けに聞く。
「はい。冒険者の方であればどなたでもご利用いただけます。一部は貸し出しもしていますのでご希望がありましたらお申し付けください」
「ありがとう…ございます」
エイシェルは受付にお礼を言い、本棚へ向かいながら本棚を眺める
この国の歴史や勇者の伝記など記録書物が多く置かれているようで魔法に関する書物はとても少なかった。
「これは……『誰でもわかるはじめての火属性魔法』か……」
(あれは何属性魔法になるんだろう。見たままで当てはめると闇属性とかになるんだろうか)
エイシェルは魔法に詳しくはない為、推察して探すしかなく文字通り手探り状態であった
関係しそうな本を探して本棚を眺めていると急に声をかけられた。
「こんにちは!あなたも冒険者なんですよね?急ですみません。依頼を手伝って欲しいのですが……お話聞いてくれませんか?」
声をかけてきたのは肩にかからない程度の長さのブロンドヘアーの女の子だった。
ウェーブがかかってフワリとした髪に整った顔立ちがとても可愛らしい。
背はエイシェルよりも少し低く全体的に華奢な印象を受けた。
エイシェルがいた村には幼い子供はいたが、同年代の人がいなかった為どう反応して良いのか困っていた。
特に同年代の女の子なんて会話したこともない為とても困っていた。
追い討ちをかけるようにその女の子は上目遣いでお願いのポーズをとっている。
その体勢のせいで慎ましいと思っていたものが少し存在感を出してくる。
顔が熱くなるのを感じたエイシェルはつい訳の分からないことを口走る
「え?お、俺に話して、ます?」
「他に誰がいるんですか?」
当然である。ここには2人しか居ないのだから。
エイシェルは観念して話を聞くことにした。
「あ……は、はい、まず話を聞かせて、ください」
緊張と慣れない敬語でたどたどしくなってしまったのは仕方がないことであった。
「ありがとう!こっちまでお願い!」
その女の子は急にフランクになり、エイシェルはいきなり手を取られ受付まで引っ張られた
(女の子の手ってこんなに柔らかいのか……)
ますます緊張して気が気ではないエイシェルであった。
「えっと、畑を荒らすイノシシの魔物の討伐なんだけど、Eランクの冒険者だと2人以上じゃないと受注できないみたいなの。だから一緒に受けてもらえたら嬉しいんだけど……どうかな?」
どうやらこの女の子もEランクの冒険者で、依頼の条件が達成できずに困っているようだった。
(イノシシの魔物……村を襲ったヤツと同じ種類かもしれない……)
「その、イノシシの魔物の大きさは分か、りますか?」
「えぇっと……」
「依頼内容によると高さ2mほどある大きなイノシシの魔物のようです」
回答に困った女の子の代わりに受付のお姉さんが回答してくれた。
「2m……結構な大物だな……。この前のヤツよりちょっと大きいかもしれない……」
つい心の声が漏れ出てしまったがエイシェルは気付かない
「えぇっとー……どう、かな……?討伐自体はわたしがやるから一緒に受注してくれるだけでいいんだけど……?」
その女の子は不安そうに確認してきた。
(あー、不安にさせちゃったか。俺も稼がなきゃいけないし、何より困っている人を見捨てられない)
「……分かりました。俺も依頼を受けます」
「やったぁ!ありがとう!上手くいった時の報酬は半分こでよろしくね!」
(いや、流石に何もしてなくて半分はもらえないな……俺にもやらせてもらおう)
「ただ、俺にも討伐やらせて、ください」
「うん!よろしく!……あと、敬語じゃなくていいわよ?なんか喋り辛そうだし」
「そ、そうか?それなら助かる。あまり慣れてなくて……」
エイシェルにとって敬語じゃなくて良いとの申し出は渡りに船であった。
そうして2人は初めての依頼に向かうのだった。
「あ、すみません……この野菜の籠預かってもらっても…いいですか?」
エイシェルはちゃっかり受付に荷物を預かってもらうのだった。
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