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第三章 王都への旅
59.心配
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エイシェル達が依頼者の家を出て行ってから45分ほど経過した頃、エイシェル達が帰ってきた。
「アリス!?無事か!?」
「まってよー!」
「あなたが無事なら大丈夫でしょ!」
エイシェルがいの一番に駆け込んでくる。
急激な魔力の消費を感じた為、アリスに何かあったと思ったのだ。フルームとフラムを遅れて到着する。
「あ、エイシェル、みんなおかえり。……そういえばそうだったわね……心配かけてごめんなさい、でもなんともないわ」
「そうか……いや、無事ならいいんだ。ただ、何があったかくらいは教えてくれるか?」
「えぇ。でも、その前に薬草を渡してあげて?」
エイシェルはアリスのことが心配で何があったのかすぐに確認したかった。しかし、アリスに指摘されて冷静になる。ただでさえ時間制約のある依頼なのだ。
「……君たちは面白いな。離れていても仲間の異変に気づけるのか……。まぁいい。まずは薬草を確認させてもらおう」
部屋の奥でエイシェルとアリスのやりとりを見ていた依頼人は聞きたいことがたくさんあった。
まず、四肢欠損を治せるヒールなど聞いたことがない。そして魔法の行使で明らかに弱ったアリスのことを遠方から察知しているエイシェル。どうしてそんなことができるのか。
男の興味はとても強かった。
だが、今ではない。
まずは自分のやるべき事をやると自制し薬草に手を伸ばした。
「ふむ……この色、茎のしなり、香り……大丈夫そうだ。量もこれだけあれば十分だろう。これから調合するから先にサインをしておこう」
そういうと男は受付証明書に依頼達成のサインを書き入れた。
「…….そうだ。あんた、夕方にでもまた来てくれないか?」
「わたしですか?」
「あぁ。出来れば渡したいものがあるんだ。みんなで来てくれていい」
「分かりました。夕方に伺いますね」
アリスは呼び出しを受けたため夕方にまたくる事を約束した。
最初は怖かったが話してみると、とても信念がしっかりしていて優しい人であったため、アリスはなにも抵抗なく素直に返事をすることができた。
アリスが返事をすると男は満足した顔で奥の部屋へ入って行った。
「さて、これで依頼は無事達成だが……アリス?何があった?」
「実は……」
アリスはエイシェル達が出発してからのことを説明した。依頼人が過去に怪我をしたこと、左足がなくなってしまったこと、それを機に回復薬の研究を始めたこと。……アリスが足を治したこと。だから生命力が一気に減ったのだと。
説明が終わると各々感想がとぶ
「足を生やしたですって!?……そんなの前代未聞よ……。聖女と祭り上げられてもおかしくないわね……」
「やっぱりアリスかっこいいなぁ……」
「その魔法……生命力をどのくらい使ったんだ?」
エイシェルが鋭いところをつく。
「う、わたしの分全部です……」
「……だろうと思ったさ……」
「いやいやいやいや、全部って普通死んじゃうでしょ!?」
「例の魔法のおかげで生きてたってことね…」
アリスは正直に答えた。どうせエイシェルにはバレている。なら正直に話す他なかった。
ジェミニの魔法で生命力を共有している為、アリスの生命力全て消費したと思っても、実際にはアリスとエイシェル消費が分割される。
結果、アリスもエイシェルも自身が半分ほどの生命力を消費したのとほぼ同じ状況であった。
アリスはそんなに生命力を魔力に変換した理由をはなす
「だって、足をイチから再生させるなんてどのくらい魔力が必要かわからなかったから……思わず全力でやっちゃった……ごめんね?」
アリスはイタズラがバレた子供のように怒られないか不安になりながら説明する。
それをみたエイシェルは思わずため息を吐く。
「……この魔法の繋がりは分からないことばかりなんだから、突然繋がりが切れるとかあるかもしれない……。そうなったらどうなるか……。オレもヒトのことを言えたタチじゃないがアリスももっと自分のことを大切にして欲しい。……心配なんだ」
エイシェルはアリスが心配だったため思わず説教めいた話をしてしまった。それだけ心配だったのだ。
「うーん……その時はその時でなんとかなるんだけど……。うん、そうね。気をつけるわ。心配してくれてありがと!」
アリスはエイシェルがいう事態を想定していないわけではなかったので、ちょっと言い訳を言いそうになったが、エイシェルが心配してくれたことが嬉しかった為、エイシェルの言うことを素直に受け入れた。
「お、おぅ…….お互いに気をつけないとな」
エイシェルはアリスの満面の笑みにそれ以上何も言えなくなってしまった。
エイシェルは朝からアリスに構いすぎている気がしてちょっと恥ずかしくなってしまったのだ。
「……ねぇフルーム?今のちょっと気になったんだけど……」
「だめだよお姉ちゃん。考えたら負けだよ。私は聞かなかったことにする……!」
フラムはアリスの"なんとかなる"発言が気になったのだ。ただ、これ以上の驚きは頭が拒否反応を示す為、フルームはあえて考えないようにしたのだ。
アリスが規格外すぎて常識が崩れていく2人だった。
冒険者ギルドに戻った4人は早速完了報告をすることにした。
「セラスさん、これお願いします」
エイシェルが受付証明書を取り出し受付のカウンターに置いた
「あら、何か質問とかかしら?依頼人の家なら……」
「あ、もう終わらせてきたんで」
「……え?」
セラスが受付証明書を確認すると依頼完了のサインが書かれていた。
「確かに終わってるわね……前に受けた人は依頼人を見つけられなかったとか言ってたけど……」
「あ、多分奥の部屋にいたんだと思います。一見部屋があるとは思えない見た目でしたから……」
アリスはあえてぼかした表現をした。堂々と隠し部屋と言っていたので他言は避けたのだ。
「え?じゃあ普通に薬草を摘んで届けただけなの?」
「摘んで届けるまでにかなり走りましたけどね……」
セラスがただ摘んで届けたかのように言うのでちょっとは大変だったんだぞと言わんばかりにエイシェルが指摘する。
すると予想外のところから声が上がる。
「特に帰りはすごい勢いだったよね。すごい必死に走ってたよ」
「私達置いていかれたものね。……全力で走ったのに置いていかれたものね……」
「ち、ちょっと2人とも?今それをいわなくても……あー!悪かったって!」
とうとうエイシェルまでいじり出したフラムとフルーム。2人とも本気で走る羽目になった為、仕返しと言わんばかりに蒸し返す。
その様子を見ていたアリスがこの波に乗らないはずがなく……
「……なになにー?そんなに早く戻ろうとしてくれたのー?」
アリスもニヤニヤしながらエイシェルをいじる。単純に嬉しかった気持ちを誤魔化したかったのだ。
……誤魔化しきれずに少し顔が赤いのは仕方がなかった。
「アリスまで!?もう勘弁してくれ……!」
「……若いっていいわね……」
セラスはエイシェルが女性陣にからかわれているのを見てポツリと感想を述べた。
「アリス!?無事か!?」
「まってよー!」
「あなたが無事なら大丈夫でしょ!」
エイシェルがいの一番に駆け込んでくる。
急激な魔力の消費を感じた為、アリスに何かあったと思ったのだ。フルームとフラムを遅れて到着する。
「あ、エイシェル、みんなおかえり。……そういえばそうだったわね……心配かけてごめんなさい、でもなんともないわ」
「そうか……いや、無事ならいいんだ。ただ、何があったかくらいは教えてくれるか?」
「えぇ。でも、その前に薬草を渡してあげて?」
エイシェルはアリスのことが心配で何があったのかすぐに確認したかった。しかし、アリスに指摘されて冷静になる。ただでさえ時間制約のある依頼なのだ。
「……君たちは面白いな。離れていても仲間の異変に気づけるのか……。まぁいい。まずは薬草を確認させてもらおう」
部屋の奥でエイシェルとアリスのやりとりを見ていた依頼人は聞きたいことがたくさんあった。
まず、四肢欠損を治せるヒールなど聞いたことがない。そして魔法の行使で明らかに弱ったアリスのことを遠方から察知しているエイシェル。どうしてそんなことができるのか。
男の興味はとても強かった。
だが、今ではない。
まずは自分のやるべき事をやると自制し薬草に手を伸ばした。
「ふむ……この色、茎のしなり、香り……大丈夫そうだ。量もこれだけあれば十分だろう。これから調合するから先にサインをしておこう」
そういうと男は受付証明書に依頼達成のサインを書き入れた。
「…….そうだ。あんた、夕方にでもまた来てくれないか?」
「わたしですか?」
「あぁ。出来れば渡したいものがあるんだ。みんなで来てくれていい」
「分かりました。夕方に伺いますね」
アリスは呼び出しを受けたため夕方にまたくる事を約束した。
最初は怖かったが話してみると、とても信念がしっかりしていて優しい人であったため、アリスはなにも抵抗なく素直に返事をすることができた。
アリスが返事をすると男は満足した顔で奥の部屋へ入って行った。
「さて、これで依頼は無事達成だが……アリス?何があった?」
「実は……」
アリスはエイシェル達が出発してからのことを説明した。依頼人が過去に怪我をしたこと、左足がなくなってしまったこと、それを機に回復薬の研究を始めたこと。……アリスが足を治したこと。だから生命力が一気に減ったのだと。
説明が終わると各々感想がとぶ
「足を生やしたですって!?……そんなの前代未聞よ……。聖女と祭り上げられてもおかしくないわね……」
「やっぱりアリスかっこいいなぁ……」
「その魔法……生命力をどのくらい使ったんだ?」
エイシェルが鋭いところをつく。
「う、わたしの分全部です……」
「……だろうと思ったさ……」
「いやいやいやいや、全部って普通死んじゃうでしょ!?」
「例の魔法のおかげで生きてたってことね…」
アリスは正直に答えた。どうせエイシェルにはバレている。なら正直に話す他なかった。
ジェミニの魔法で生命力を共有している為、アリスの生命力全て消費したと思っても、実際にはアリスとエイシェル消費が分割される。
結果、アリスもエイシェルも自身が半分ほどの生命力を消費したのとほぼ同じ状況であった。
アリスはそんなに生命力を魔力に変換した理由をはなす
「だって、足をイチから再生させるなんてどのくらい魔力が必要かわからなかったから……思わず全力でやっちゃった……ごめんね?」
アリスはイタズラがバレた子供のように怒られないか不安になりながら説明する。
それをみたエイシェルは思わずため息を吐く。
「……この魔法の繋がりは分からないことばかりなんだから、突然繋がりが切れるとかあるかもしれない……。そうなったらどうなるか……。オレもヒトのことを言えたタチじゃないがアリスももっと自分のことを大切にして欲しい。……心配なんだ」
エイシェルはアリスが心配だったため思わず説教めいた話をしてしまった。それだけ心配だったのだ。
「うーん……その時はその時でなんとかなるんだけど……。うん、そうね。気をつけるわ。心配してくれてありがと!」
アリスはエイシェルがいう事態を想定していないわけではなかったので、ちょっと言い訳を言いそうになったが、エイシェルが心配してくれたことが嬉しかった為、エイシェルの言うことを素直に受け入れた。
「お、おぅ…….お互いに気をつけないとな」
エイシェルはアリスの満面の笑みにそれ以上何も言えなくなってしまった。
エイシェルは朝からアリスに構いすぎている気がしてちょっと恥ずかしくなってしまったのだ。
「……ねぇフルーム?今のちょっと気になったんだけど……」
「だめだよお姉ちゃん。考えたら負けだよ。私は聞かなかったことにする……!」
フラムはアリスの"なんとかなる"発言が気になったのだ。ただ、これ以上の驚きは頭が拒否反応を示す為、フルームはあえて考えないようにしたのだ。
アリスが規格外すぎて常識が崩れていく2人だった。
冒険者ギルドに戻った4人は早速完了報告をすることにした。
「セラスさん、これお願いします」
エイシェルが受付証明書を取り出し受付のカウンターに置いた
「あら、何か質問とかかしら?依頼人の家なら……」
「あ、もう終わらせてきたんで」
「……え?」
セラスが受付証明書を確認すると依頼完了のサインが書かれていた。
「確かに終わってるわね……前に受けた人は依頼人を見つけられなかったとか言ってたけど……」
「あ、多分奥の部屋にいたんだと思います。一見部屋があるとは思えない見た目でしたから……」
アリスはあえてぼかした表現をした。堂々と隠し部屋と言っていたので他言は避けたのだ。
「え?じゃあ普通に薬草を摘んで届けただけなの?」
「摘んで届けるまでにかなり走りましたけどね……」
セラスがただ摘んで届けたかのように言うのでちょっとは大変だったんだぞと言わんばかりにエイシェルが指摘する。
すると予想外のところから声が上がる。
「特に帰りはすごい勢いだったよね。すごい必死に走ってたよ」
「私達置いていかれたものね。……全力で走ったのに置いていかれたものね……」
「ち、ちょっと2人とも?今それをいわなくても……あー!悪かったって!」
とうとうエイシェルまでいじり出したフラムとフルーム。2人とも本気で走る羽目になった為、仕返しと言わんばかりに蒸し返す。
その様子を見ていたアリスがこの波に乗らないはずがなく……
「……なになにー?そんなに早く戻ろうとしてくれたのー?」
アリスもニヤニヤしながらエイシェルをいじる。単純に嬉しかった気持ちを誤魔化したかったのだ。
……誤魔化しきれずに少し顔が赤いのは仕方がなかった。
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