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第三章 王都への旅
61.ウサギモドキ
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お腹にぎょろっとした緑色の目が浮き出た瞬間、うさぎと思っていたものの頭が4つに割れキバの生えた触手のようなものがアリスを襲う。
「へ?」
「アリス!」
「「やっぱり!」」
そばにいたエイシェルが咄嗟にアリスを突き飛ばす。
「くっ!」
「きゃっ!」
空を切ったウサギモドキの攻撃はそのまま直線上にいたフラムとフルームに襲いかかる
「フラム!フルーム!」
「舐めないで!」
「いっくよー!」
すでに抜刀していたフラムとフルームはウサギモドキの触手を剣でいなす。
キィンッ!キィンッ!
「くっ!こいつも堅いわね……!」
「こっちから仕掛けてたら危うく前の二の舞だったよ……」
フラムとフルームは前回の反省を活かし、まずは様子見に徹していた。
案の定ウサギモドキの触手が堅く、下手をすると剣が弾き飛ばされかねない程だった。
「しっかし……これは気持ち悪いわね……!」
「夢に出てきそうだよ……!」
フラムとフルームは気分が悪くなるものの我慢してウサギモドキの攻撃をさばいていた。
それもそうである。かわいいと思っていたうさぎのあたまが急にぱっくり割れてうにょうにょ動き始めたのだ。気持ち悪い以外の表現が思いつかないほどである。
「ぁ……あぁ……うさぎのあたまが……ぱかって……うにょって……」
「アリス!落ち着いて!」
エイシェルが叫ぶが、アリスはメンタルがやられていた。
あんなに可愛かった見た目から目の前でグロテスクなバケモノへと変貌したのだ。
トラウマになっても仕方がないことだった。
「フルーム!お腹狙える!?さっきから狙ってるんだけど防がれる!」
「おっけー!柔らかそうだもんね!」
フラムとフルームがウサギモドキの攻撃に慣れてきたところで、フラムが防戦から攻戦に切り替えた。
しかし、フラムの攻撃はウサギモドキの触手に阻まれて胴体へ攻撃が通らなかったのだ。
そこへすかさず攻撃を入れようとするフルーム。しかし、ウサギモドキはその小さな身体で大きくジャンプし大きく後ろに飛び退いた。
フラムも追いかけて剣を振るうがウサギモドキはぴょんぴょん跳ねて攻撃をかわす。
「このっ……!すばしっこい!」
「えぇい!ちょこまかと!」
ウサギモドキが防戦に入ってからフルームもフラムも攻撃が当たらずにイライラし始めていた。
そんな中エイシェルが声を上げる
「おれも加勢する!着地を狙うから出来るだけ大きく跳ねさせてくれ!」
「「了解!」」
アリスが落ち着いたところですかさずエイシェルがフラムとフルームに指示を出す。
フラムとフルームは指示された通りに跳ねさせる為2人で連携して逃げ場を無くす。
2人の剣が左右からウサギモドキの腹と頭の部分を捉えた。その瞬間ウサギモドキは高く跳んだ。
「今だよ!」
「今よ!」
2人から合図を貰ったエイシェルは既に弓を構えていた。
ウサギモドキが着地する瞬間を狙って矢を放つ。
パシュッ!
放たれた矢は真っ直ぐウサギモドキが着地するであろう場所へ飛ぶ。このままいけば胴体を捉えられる。そう思った時ウサギモドキは胴体にある緑色の目で矢を確認し、空中で身体を捻って触手で矢を受けた。
「くそ!」
仕留められなかったことに苛立つエイシェルだったがフルームとフラムから声が上がる。
「じゅーぶん!」
「まったくよ!」
今のウサギモドキの体勢はエイシェルの矢を触手で受けた為逆さになっていた。
2人はこの機を逃すまいとバランスを崩したウサギモドキに向かってもう一度挟み込むように剣を振るった。
そして、ウサギモドキの胴体にフラムとフルームの剣が左右から直撃する。
「キュッ!?」
ウサギモドキの胴体は2つの剣に思いっきり挟まれた。
ガキンッ!
しかし剣は弾かれてしまった。
「かっった!!?」
「なによこれ!?」
あまりの硬さに手が痺れるフラムとフルーム。
しかし、あまりの衝撃でウサギモドキも体勢を整えられずにいた。
そんな時声が聞こえた。
「……アイスボール!」
体勢を崩したウサギモドキを包むように氷の球が現れる。
「エイシェル!フラム!フルーム!多分あの胴体の目なら潰せるはず!この氷は即席だからすぐ壊れるわ!逃げられる前に早く!」
トラウマを植え付けられたアリスは最初こそ取り乱したがエイシェルが参戦したあたりからウサギモドキの様子を観察して魔法の準備をしていたのだ。
フラムとフルームの攻撃をかわすウサギモドキも剣を弾くタイミングがある。よく見てみるとどうやら胴体の目に剣が迫ったタイミングで剣を弾いていた。
つまり、それは目が弱点である可能性を示していた。
遠くから見ていたアリスはエイシェルの攻撃とフラムとフルームの追撃が予想できた。
この攻撃でダメなら胴体の目が弱点で決まりだろう。
その場合は動きを封じる必要がある。
そこまで瞬時に考えたアリスは即席で動きを封じる魔法の準備を始めていた。
落ちる場所さえ分かればその場所に水球を生み出すことは簡単である。
しかし身動きを封じるには固体で覆わなくてはならない。そのため、魔力を込めて瞬時に作り出した水球の熱を氷点下まで下げ氷の球を生み出したのだ。
氷の球を生み出すための魔力を込めるのに少し時間がかかったが、幸いウサギモドキもすぐには動けなかったため成功した。
3人はアリスの指示を聞きそれぞれ行動を起こす。
エイシェルは弓を再度構えて矢を放つ
フラムとフルームは弾かれた剣の反動を利用して身体を回転させる。
回転させた遠心力と共に再度剣をウサギモドキへ向けた。
エイシェルの放った矢はウサギモドキの胴体の目に刺さる。
しかし表面で止まっているようだった。そこへすかさずフラムとフルームの剣が迫る。
フルームは後ろから。フラムは前から挟み込むように剣の"腹"で叩いた。
ガシャンッ!
その結果、氷の球は割れウサギモドキへ刺さった矢が後ろに力が逃げることなく奥深く突き刺さる。
「ギィィィィィィィ!!」
ウサギモドキが甲高い声をあげる。
その声を境にウサギモドキはグッタリとして動かなくなった。
「……倒せた……のよね?」
フラムが思わず声を出して確認する。
それでもウサギモドキはピクリとも動かなかった。
「……はぁぁぁ……疲れたよ……」
「なんとかなったな……」
フルームはその場でへたり込み、エイシェルも緊張を解いた。
遠くから魔法で支援したアリスはというと
「うぅ……うさぎ……こわい……」
完全にトラウマを植え付けられていた。
少し休憩した4人は討伐したウサギモドキと、採集した山菜を持って下山した。
帰りは休んだこと、ゆっくり歩いたこともありアリスの息も上がることはなかった。
山菜を依頼人に届け、サインを貰った4人は冒険者ギルドへ向かうのだった。
「へ?」
「アリス!」
「「やっぱり!」」
そばにいたエイシェルが咄嗟にアリスを突き飛ばす。
「くっ!」
「きゃっ!」
空を切ったウサギモドキの攻撃はそのまま直線上にいたフラムとフルームに襲いかかる
「フラム!フルーム!」
「舐めないで!」
「いっくよー!」
すでに抜刀していたフラムとフルームはウサギモドキの触手を剣でいなす。
キィンッ!キィンッ!
「くっ!こいつも堅いわね……!」
「こっちから仕掛けてたら危うく前の二の舞だったよ……」
フラムとフルームは前回の反省を活かし、まずは様子見に徹していた。
案の定ウサギモドキの触手が堅く、下手をすると剣が弾き飛ばされかねない程だった。
「しっかし……これは気持ち悪いわね……!」
「夢に出てきそうだよ……!」
フラムとフルームは気分が悪くなるものの我慢してウサギモドキの攻撃をさばいていた。
それもそうである。かわいいと思っていたうさぎのあたまが急にぱっくり割れてうにょうにょ動き始めたのだ。気持ち悪い以外の表現が思いつかないほどである。
「ぁ……あぁ……うさぎのあたまが……ぱかって……うにょって……」
「アリス!落ち着いて!」
エイシェルが叫ぶが、アリスはメンタルがやられていた。
あんなに可愛かった見た目から目の前でグロテスクなバケモノへと変貌したのだ。
トラウマになっても仕方がないことだった。
「フルーム!お腹狙える!?さっきから狙ってるんだけど防がれる!」
「おっけー!柔らかそうだもんね!」
フラムとフルームがウサギモドキの攻撃に慣れてきたところで、フラムが防戦から攻戦に切り替えた。
しかし、フラムの攻撃はウサギモドキの触手に阻まれて胴体へ攻撃が通らなかったのだ。
そこへすかさず攻撃を入れようとするフルーム。しかし、ウサギモドキはその小さな身体で大きくジャンプし大きく後ろに飛び退いた。
フラムも追いかけて剣を振るうがウサギモドキはぴょんぴょん跳ねて攻撃をかわす。
「このっ……!すばしっこい!」
「えぇい!ちょこまかと!」
ウサギモドキが防戦に入ってからフルームもフラムも攻撃が当たらずにイライラし始めていた。
そんな中エイシェルが声を上げる
「おれも加勢する!着地を狙うから出来るだけ大きく跳ねさせてくれ!」
「「了解!」」
アリスが落ち着いたところですかさずエイシェルがフラムとフルームに指示を出す。
フラムとフルームは指示された通りに跳ねさせる為2人で連携して逃げ場を無くす。
2人の剣が左右からウサギモドキの腹と頭の部分を捉えた。その瞬間ウサギモドキは高く跳んだ。
「今だよ!」
「今よ!」
2人から合図を貰ったエイシェルは既に弓を構えていた。
ウサギモドキが着地する瞬間を狙って矢を放つ。
パシュッ!
放たれた矢は真っ直ぐウサギモドキが着地するであろう場所へ飛ぶ。このままいけば胴体を捉えられる。そう思った時ウサギモドキは胴体にある緑色の目で矢を確認し、空中で身体を捻って触手で矢を受けた。
「くそ!」
仕留められなかったことに苛立つエイシェルだったがフルームとフラムから声が上がる。
「じゅーぶん!」
「まったくよ!」
今のウサギモドキの体勢はエイシェルの矢を触手で受けた為逆さになっていた。
2人はこの機を逃すまいとバランスを崩したウサギモドキに向かってもう一度挟み込むように剣を振るった。
そして、ウサギモドキの胴体にフラムとフルームの剣が左右から直撃する。
「キュッ!?」
ウサギモドキの胴体は2つの剣に思いっきり挟まれた。
ガキンッ!
しかし剣は弾かれてしまった。
「かっった!!?」
「なによこれ!?」
あまりの硬さに手が痺れるフラムとフルーム。
しかし、あまりの衝撃でウサギモドキも体勢を整えられずにいた。
そんな時声が聞こえた。
「……アイスボール!」
体勢を崩したウサギモドキを包むように氷の球が現れる。
「エイシェル!フラム!フルーム!多分あの胴体の目なら潰せるはず!この氷は即席だからすぐ壊れるわ!逃げられる前に早く!」
トラウマを植え付けられたアリスは最初こそ取り乱したがエイシェルが参戦したあたりからウサギモドキの様子を観察して魔法の準備をしていたのだ。
フラムとフルームの攻撃をかわすウサギモドキも剣を弾くタイミングがある。よく見てみるとどうやら胴体の目に剣が迫ったタイミングで剣を弾いていた。
つまり、それは目が弱点である可能性を示していた。
遠くから見ていたアリスはエイシェルの攻撃とフラムとフルームの追撃が予想できた。
この攻撃でダメなら胴体の目が弱点で決まりだろう。
その場合は動きを封じる必要がある。
そこまで瞬時に考えたアリスは即席で動きを封じる魔法の準備を始めていた。
落ちる場所さえ分かればその場所に水球を生み出すことは簡単である。
しかし身動きを封じるには固体で覆わなくてはならない。そのため、魔力を込めて瞬時に作り出した水球の熱を氷点下まで下げ氷の球を生み出したのだ。
氷の球を生み出すための魔力を込めるのに少し時間がかかったが、幸いウサギモドキもすぐには動けなかったため成功した。
3人はアリスの指示を聞きそれぞれ行動を起こす。
エイシェルは弓を再度構えて矢を放つ
フラムとフルームは弾かれた剣の反動を利用して身体を回転させる。
回転させた遠心力と共に再度剣をウサギモドキへ向けた。
エイシェルの放った矢はウサギモドキの胴体の目に刺さる。
しかし表面で止まっているようだった。そこへすかさずフラムとフルームの剣が迫る。
フルームは後ろから。フラムは前から挟み込むように剣の"腹"で叩いた。
ガシャンッ!
その結果、氷の球は割れウサギモドキへ刺さった矢が後ろに力が逃げることなく奥深く突き刺さる。
「ギィィィィィィィ!!」
ウサギモドキが甲高い声をあげる。
その声を境にウサギモドキはグッタリとして動かなくなった。
「……倒せた……のよね?」
フラムが思わず声を出して確認する。
それでもウサギモドキはピクリとも動かなかった。
「……はぁぁぁ……疲れたよ……」
「なんとかなったな……」
フルームはその場でへたり込み、エイシェルも緊張を解いた。
遠くから魔法で支援したアリスはというと
「うぅ……うさぎ……こわい……」
完全にトラウマを植え付けられていた。
少し休憩した4人は討伐したウサギモドキと、採集した山菜を持って下山した。
帰りは休んだこと、ゆっくり歩いたこともありアリスの息も上がることはなかった。
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