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第一章
一章 一話
しおりを挟む「ふわ~あ眠いなぁ」
僕はキブ。
今とある理由で旅をしている。
今、猛烈な眠気と空腹が僕を襲いかかっている……
ここ山だから、店とかないんだよ……
右の方に、カフェの様な所があった。
人が結構来ている……山なのによく来るな。
「そうだ、あそこで軽食的な奴だべよ~」
僕は、数分並んで店に入った。
内装は綺麗で、コーヒーの香りがした。
僕は、適当な席に座った。
「うわっ」
思わず声が出た。
メニューが多くて、スペシャルブレンド的な奴が多い。
僕は、アップルパイがあるのを見て頼んだ。
「ミルクティーと、アップルパイくださーい。」
すると、黒いネクタイをした店長?らしき人が来た。
髪は少しボサ目だった。するとその人は。
「分かりました、少々お待ち下さい。」
うん。正直に言ってちょっと怖い。
声低いし、敬語はいいけど、「無。」の顔で言われると怖い。
僕は、とりあえず待ってた。
何だか優しい曲が流れていたから、少し寝そうになっていた。
すると、ラジオが流れ始めた。
「リファ山でカラスが大量発生しています。一般市民の皆さんは…………」
カラス?ここ、リファ山だっけ?
僕は、少し首を傾げた。
気付いたら、店長?らしき人がいない。
ラジオで、少し気になったことが流れてきた。
「カラス抹殺団の皆さんは、直ちに向かってください。」
カラス抹殺団?
僕は、またまた首を傾げた。
……外から人の様な叫び声が、聞こえた。
僕は少し、ラジオのことやカラス。叫び声が気になった。
その叫び声をよく聞いてみた…意外と、近くのようだった。
よく聞くと何を言っているか分かる。
「助けてくれ!!! 誰か!!! カラスが!!!」
僕は、何もできずポカーンとしてた。
すると、誰か来た事が分かった。
「カラスは殺しましたよ。逃げてください。」
「あ、ありがとうございます! ヒィィ!」
……さっきの、店長?の声だった。
店長?は、カラスとやらが殺せるのだろうか?
僕は、また眠そうにしていた。
……僕は、いつからかうたた寝をしていた様だ。
一時間程度経っていた。
ラジオがまた流れていた。
「カラスの状態が落ち着きました。カラス抹殺団の皆さんは……」
どうやら、カラスという奴の状態が落ち着いたようだ。
さっき居た店長の様な人は、いつの間にか戻っていた。
僕は、その店長?の様な人に、カラスの事や、カラス抹殺団の事を聞こうとした……
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