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4話アンドロイドの祈り
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ホロードームには【祈り】の儀式があった。
このエリアの祈りの対象は"中空"だった。
二つの太陽のうち大きな方のソームが頭上に上がりそのとき副太陽のニールが69度に位置する時間にアンドロイドたちは祈る。
あるものは目をつむり地面に坐禅を組み、あるものは立ったまま天空を仰ぐのだ。
一説には紫外線を受ける受容器が体内に内蔵されているとか、未知の太陽エネルギーがあり、なんらかのポジティブな変化が得られるとも言われている。
この宗教のような行為はすべてのアンドロイドがするし、祈りの時間の正午からの数分間はそれぞれの任務から解かれる。
これだけ一斉に、かつ自動的に全てのアンドロイドがするのだから、当然生産時のデフォルト機能として組み込まれたシステムである。
ホロードームではこの祈りのことを【cold(コールド)】と呼ぶ。
(誰に祈ってるのだろう?)
ワボスは時々そんな疑問をもつことがある。
この儀式めいた行為は宙遊エリアにはなく、ホロードームに配属されたときに初めて知った。
周囲に合わせたわけではなく、みながそうするとき、無意識に自分も同じ行動を取った。
それはごくごく自然な感じだった。
ある時ガラがワボスに訊いた。
「ねえ、コールドのとき何考えてる?」
突然の質問にワボスは一瞬戸惑ったが、正直に答えた。
「とくに何も考えていないんだよね。みんなはどうなんだろう?」
あの冗談ばかり口にするロニやいつも騒がしいSyrahのギャングたちでさえコールドの際は真剣な面持ちになる。
「たぶん私たちとは違うんだと思う」
それは前世の記憶を残している者とそうでないもの、審者が見える者とそうでない者の違いという意味なのだろう。
確かにその差はとても大きかった。
「私は仲のいいアンドロイドに聞いたことがるの。7型のね」
ワボスはガラの話に興味を惹かれた。
「記憶消失タイプのアンドロイドたちはコールドのとき”願う”んだって。たとえばどんな部署に配属されたいとか、どんなボディやスペックが欲しいとか」
「誰に願うの?」
ワボスの問いにガラが即答する。
「審者じゃないかな?彼らには見えてないから。でもアンドロイドたちは薄っすらと審者の存在に気づいていて自分たちよりも遥かに能力の高い存在だと想像しているわ」
実際に記憶消失型のアンドロイドたちの共有認識として審者の存在はあった。
ただそれを完全に否定するアンドロイドたちも少なくない。
──ホロードームに来てからワボスは多くの審者を目にしてきたがコンタクトを取ったことはない。
ただ他のアンドロイドとは違い目線を合わせたことは多い。
そのとき審者たちは軽く微笑みうなづくだけなのだが、ワボスがリアクションをすることもない。
ワボスにとっての担当審者はニニであり、それ以外の審者はあくまで部外者であった。
ガラも同様であり、彼女の担当審者に対して定期活動報告をするが、それ以外の審者と深いコンタクトは取らないことをワボスは知っている。
生産業務に配属された記憶消去型のアンドロイドの中には見えない存在の審者を想像で物質化し、偶像を作り出すものまでおり、それを他のアンドロイドは欲しがった。
偶像を自分の部屋に置いたり、小型の偶像を首からかける、またある者は偶像のデザインをペイントした。
ホロードームにいる審者はその行為を快く思っており、愛おしい目線を偶像の作者と所持している者たちに送る。
ワボスが尋ねる。
「その友人の7型アンドロイドにガラが審者を見ることができることは言ったの?」
ガラが否定する。
「それは言わないほうがいいんじゃないかな?ロニになら打ち明けたい?」
ワボスは一瞬考えて首を横に降った。
ただロニに秘密を持つことに後ろめたさは感じなかった。
──ある日Syrahで作業前にギャングの主任ピートが保管倉庫に入ってきて手に持っている人形のようなものを頭の上に掲げた。
それを倉庫の壁の高いところに設置されている樹脂製の棚に乗せてしげしげと眺めている。
その人形はあの【審者の偶像】だった。
その様子を見ていた作業のためにそこに待機していたギャングたちは会話をやめて目をつむり頭を垂れた。
ワボスもみなに行動を合わせる。
沈黙のまま時間は過ぎ、10分が経った頃に貨物船入港のサイレンが鳴る。
ハッと目を開いたギャングたちは何事もなかったかのように船のほうに走り、いつもの作業が始まった。
その日のギャングたちのパフォーマンスは良好で、いつもの半分ほどの時間で作業を完了することができた。
ギャングたちは満足そうで、いつも作業終了時には明るい表情を浮かべるがその日は格別の笑顔を作っている。
ただしワボスは何の変化も感じられず、胸の高ぶりもなかった。
その日ZOOTの客は少なかった──。
いつものようにZOOTに行ったワボスだったが、店に入るなり周囲の異変に気づいてきょろきょろとした。
「少ないでしょ、お客。今日はSyrahの仲間は一緒じゃないの?」
カウンターの中で暇を持て余している様子のガラがいた。
「なんかアンドロイドたちの集まりがあるからしくて・・・」
「フ~ン、あなたは行かなかったの?」
ワボスは照れくさそうにし、ガラはその無言の返事が嬉しかった。
ガラはいつものワボスのお気に入りの周波数に設定し、ケーブルを二つ手に取った。
ワボスは自分一人しかいないのに、ケーブルを二つ持つガラを見て、いつものクセが出て間違えているんだな、と思った。
「今日は私も一緒にやろうかな・・・お客もいないし」
ガラはそう言うと先にワボスの胸のジャックなコネクターを挿し込んだ。
──二人が1時間ほどの時間変異波動エネルギーとオールドファッションのBGMを楽しんでいると、入口が騒がしくなった。
入口ドアが開きいつもの常連たちが騒がしく話しながらぞろぞろと入ってくる。
Syrahの連中の顔もあった。
ワボスは気づきドアの方へ振り向き常連たちに目をやる。
常連のアンドロイドたちは恍惚の表情を浮かべ、口々に歓喜の言葉を口にしている。
ところがいつも人気の変異波動エネルギーのカウンターにはだれもちかづいてこず、充電と冷却、あるいは正常モードのみの波動エネルギー供給機に散らばる。
カウンターに誰もこないのですることのないガラはワボスと会話を続けた。
しばらくしてワボスとも雑談を交わす仲のZOOTの常連、クランが背後から話しかけてきた。
「やあワボス、ガラ!調子はどうだい?」
「悪くないよ!今日はカウンターに来ないんだね?」
ワボスとガラは同じ答えを口にする。
「変異波動は良くないんだよ。俺たちはそういうのをやめることにしたんだ。コンディションが狂っちゃうんだよ」
「そうなの・・・」
ガラが残念そうな表情を浮かべる。
ここ数年、ホロードームのアンドロイドの労働パフォーマンスについて管理担当の宙遊エリアでは問題提起さいれていた。
アンドロイドたちが終業後にしている変異波動エネルギーが彼らの頭脳であるCPUに悪影響を与えているというのだ。
ただし審者たちはそういった事実があるという認識をしているだけであり、別段抑制を急ごうとは思っていなかった。
審者たちはあくまでアンドロイドの自主性に任せており、強制的に戒律を作ったりはしなかったのである。
「まあ、その気になって詳しい話が聞きたかったら君たちも集会に来ればいいよ」
クランはそう言うと後ろを向き仲間たちのほうへ戻った。
ワボスと柄は目を合わせたまま沈黙した。
──ロニはしばらく荷受場に姿を見せなかった。
CPU不具合のためにメンテナンス施設に行っているそうだ。
ホロードームのアンドロイドたちはCPUとボディに不具合が出た場合大抵そうするようになっている。
「なんか最近フリーズするんだよな・・・」
そうワボスにロニはこぼしていた。
ロニのことを聞いた集会組は口々に噂した。
「変異波動エネルギーのせいだよ」
「コールドが足りなかったんじゃないか?」
「やっぱりスラムの言葉は正しかった」
"スラム"とはアンドロイドたちがしている集会の主催者である。
ホロードームに配属されたときのワボスと同じ白のボディで彼いわく「私は審者と交信できる」という。
ワボスやガラにとっては当然のことだが、ホロードームでは異端である。
その特異性にホロードームの一部のアンドロイドたちは夢中になった。
スラムの信者たちは太陽が頭上に頂く時間以外にもコールドをし、またスラムに対してもコールドをするようになった。
さらに信者たちは【波動交流】という儀式もするようになった。
二人が一組になり胸の高さでお互いの両手と両手を接触させる。
これによりお互いの波動が交流するというものだった。
実際には波動エネルギーは二人のアンドロイド間を行き来することはないが、そうなると信じられていた。
彼ら信者は自らを【スラモノイド】と名乗った。
このエリアの祈りの対象は"中空"だった。
二つの太陽のうち大きな方のソームが頭上に上がりそのとき副太陽のニールが69度に位置する時間にアンドロイドたちは祈る。
あるものは目をつむり地面に坐禅を組み、あるものは立ったまま天空を仰ぐのだ。
一説には紫外線を受ける受容器が体内に内蔵されているとか、未知の太陽エネルギーがあり、なんらかのポジティブな変化が得られるとも言われている。
この宗教のような行為はすべてのアンドロイドがするし、祈りの時間の正午からの数分間はそれぞれの任務から解かれる。
これだけ一斉に、かつ自動的に全てのアンドロイドがするのだから、当然生産時のデフォルト機能として組み込まれたシステムである。
ホロードームではこの祈りのことを【cold(コールド)】と呼ぶ。
(誰に祈ってるのだろう?)
ワボスは時々そんな疑問をもつことがある。
この儀式めいた行為は宙遊エリアにはなく、ホロードームに配属されたときに初めて知った。
周囲に合わせたわけではなく、みながそうするとき、無意識に自分も同じ行動を取った。
それはごくごく自然な感じだった。
ある時ガラがワボスに訊いた。
「ねえ、コールドのとき何考えてる?」
突然の質問にワボスは一瞬戸惑ったが、正直に答えた。
「とくに何も考えていないんだよね。みんなはどうなんだろう?」
あの冗談ばかり口にするロニやいつも騒がしいSyrahのギャングたちでさえコールドの際は真剣な面持ちになる。
「たぶん私たちとは違うんだと思う」
それは前世の記憶を残している者とそうでないもの、審者が見える者とそうでない者の違いという意味なのだろう。
確かにその差はとても大きかった。
「私は仲のいいアンドロイドに聞いたことがるの。7型のね」
ワボスはガラの話に興味を惹かれた。
「記憶消失タイプのアンドロイドたちはコールドのとき”願う”んだって。たとえばどんな部署に配属されたいとか、どんなボディやスペックが欲しいとか」
「誰に願うの?」
ワボスの問いにガラが即答する。
「審者じゃないかな?彼らには見えてないから。でもアンドロイドたちは薄っすらと審者の存在に気づいていて自分たちよりも遥かに能力の高い存在だと想像しているわ」
実際に記憶消失型のアンドロイドたちの共有認識として審者の存在はあった。
ただそれを完全に否定するアンドロイドたちも少なくない。
──ホロードームに来てからワボスは多くの審者を目にしてきたがコンタクトを取ったことはない。
ただ他のアンドロイドとは違い目線を合わせたことは多い。
そのとき審者たちは軽く微笑みうなづくだけなのだが、ワボスがリアクションをすることもない。
ワボスにとっての担当審者はニニであり、それ以外の審者はあくまで部外者であった。
ガラも同様であり、彼女の担当審者に対して定期活動報告をするが、それ以外の審者と深いコンタクトは取らないことをワボスは知っている。
生産業務に配属された記憶消去型のアンドロイドの中には見えない存在の審者を想像で物質化し、偶像を作り出すものまでおり、それを他のアンドロイドは欲しがった。
偶像を自分の部屋に置いたり、小型の偶像を首からかける、またある者は偶像のデザインをペイントした。
ホロードームにいる審者はその行為を快く思っており、愛おしい目線を偶像の作者と所持している者たちに送る。
ワボスが尋ねる。
「その友人の7型アンドロイドにガラが審者を見ることができることは言ったの?」
ガラが否定する。
「それは言わないほうがいいんじゃないかな?ロニになら打ち明けたい?」
ワボスは一瞬考えて首を横に降った。
ただロニに秘密を持つことに後ろめたさは感じなかった。
──ある日Syrahで作業前にギャングの主任ピートが保管倉庫に入ってきて手に持っている人形のようなものを頭の上に掲げた。
それを倉庫の壁の高いところに設置されている樹脂製の棚に乗せてしげしげと眺めている。
その人形はあの【審者の偶像】だった。
その様子を見ていた作業のためにそこに待機していたギャングたちは会話をやめて目をつむり頭を垂れた。
ワボスもみなに行動を合わせる。
沈黙のまま時間は過ぎ、10分が経った頃に貨物船入港のサイレンが鳴る。
ハッと目を開いたギャングたちは何事もなかったかのように船のほうに走り、いつもの作業が始まった。
その日のギャングたちのパフォーマンスは良好で、いつもの半分ほどの時間で作業を完了することができた。
ギャングたちは満足そうで、いつも作業終了時には明るい表情を浮かべるがその日は格別の笑顔を作っている。
ただしワボスは何の変化も感じられず、胸の高ぶりもなかった。
その日ZOOTの客は少なかった──。
いつものようにZOOTに行ったワボスだったが、店に入るなり周囲の異変に気づいてきょろきょろとした。
「少ないでしょ、お客。今日はSyrahの仲間は一緒じゃないの?」
カウンターの中で暇を持て余している様子のガラがいた。
「なんかアンドロイドたちの集まりがあるからしくて・・・」
「フ~ン、あなたは行かなかったの?」
ワボスは照れくさそうにし、ガラはその無言の返事が嬉しかった。
ガラはいつものワボスのお気に入りの周波数に設定し、ケーブルを二つ手に取った。
ワボスは自分一人しかいないのに、ケーブルを二つ持つガラを見て、いつものクセが出て間違えているんだな、と思った。
「今日は私も一緒にやろうかな・・・お客もいないし」
ガラはそう言うと先にワボスの胸のジャックなコネクターを挿し込んだ。
──二人が1時間ほどの時間変異波動エネルギーとオールドファッションのBGMを楽しんでいると、入口が騒がしくなった。
入口ドアが開きいつもの常連たちが騒がしく話しながらぞろぞろと入ってくる。
Syrahの連中の顔もあった。
ワボスは気づきドアの方へ振り向き常連たちに目をやる。
常連のアンドロイドたちは恍惚の表情を浮かべ、口々に歓喜の言葉を口にしている。
ところがいつも人気の変異波動エネルギーのカウンターにはだれもちかづいてこず、充電と冷却、あるいは正常モードのみの波動エネルギー供給機に散らばる。
カウンターに誰もこないのですることのないガラはワボスと会話を続けた。
しばらくしてワボスとも雑談を交わす仲のZOOTの常連、クランが背後から話しかけてきた。
「やあワボス、ガラ!調子はどうだい?」
「悪くないよ!今日はカウンターに来ないんだね?」
ワボスとガラは同じ答えを口にする。
「変異波動は良くないんだよ。俺たちはそういうのをやめることにしたんだ。コンディションが狂っちゃうんだよ」
「そうなの・・・」
ガラが残念そうな表情を浮かべる。
ここ数年、ホロードームのアンドロイドの労働パフォーマンスについて管理担当の宙遊エリアでは問題提起さいれていた。
アンドロイドたちが終業後にしている変異波動エネルギーが彼らの頭脳であるCPUに悪影響を与えているというのだ。
ただし審者たちはそういった事実があるという認識をしているだけであり、別段抑制を急ごうとは思っていなかった。
審者たちはあくまでアンドロイドの自主性に任せており、強制的に戒律を作ったりはしなかったのである。
「まあ、その気になって詳しい話が聞きたかったら君たちも集会に来ればいいよ」
クランはそう言うと後ろを向き仲間たちのほうへ戻った。
ワボスと柄は目を合わせたまま沈黙した。
──ロニはしばらく荷受場に姿を見せなかった。
CPU不具合のためにメンテナンス施設に行っているそうだ。
ホロードームのアンドロイドたちはCPUとボディに不具合が出た場合大抵そうするようになっている。
「なんか最近フリーズするんだよな・・・」
そうワボスにロニはこぼしていた。
ロニのことを聞いた集会組は口々に噂した。
「変異波動エネルギーのせいだよ」
「コールドが足りなかったんじゃないか?」
「やっぱりスラムの言葉は正しかった」
"スラム"とはアンドロイドたちがしている集会の主催者である。
ホロードームに配属されたときのワボスと同じ白のボディで彼いわく「私は審者と交信できる」という。
ワボスやガラにとっては当然のことだが、ホロードームでは異端である。
その特異性にホロードームの一部のアンドロイドたちは夢中になった。
スラムの信者たちは太陽が頭上に頂く時間以外にもコールドをし、またスラムに対してもコールドをするようになった。
さらに信者たちは【波動交流】という儀式もするようになった。
二人が一組になり胸の高さでお互いの両手と両手を接触させる。
これによりお互いの波動が交流するというものだった。
実際には波動エネルギーは二人のアンドロイド間を行き来することはないが、そうなると信じられていた。
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