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第1部
26 五つの体温
朝、ゆっくりと意識が浮かび上がる。
森の空気は冷たい。湿った土と草の匂いが、薄暗いテントの中に満ちている。布越しの淡い光が揺れて、まだ夢の続きみたいだ。
身体を起こそうとして、違和感に気づいた。
「……あれ?」
服が、少しはだけている。
首元が大きく開いていて、冷たい空気が直接触れた。指で襟をつまむ。妙に乱れている。
……寝相、悪かったのか?
昨夜は魔龍との戦闘で疲れ切っていたし、深く眠ったはずだ。たぶん無意識に暴れたんだろう。そうに違いない。
そう思って顔を上げた瞬間。
「……え」
狭い。狭すぎる。
このテントは本来二人用で、頑張って詰めれば三人がようやく寝られるくらいのサイズだ。
それなのに。
真横を見ると、指を絡めたまま、イオが逃がさないと言わんばかりに俺の腕を抱き込んでいた。
それに反対側では、レイン会長が腕枕をしていて、無表情のまま、吐息を首筋へ落とした。
そして、なんだか身動きが取れないと思ったら、足元ではリアムが逆さになって脚を絡め、柔らかな重みを押しつけてくる。
完全に、寝ている間に囲まれていた。
「……なんだこいつらは」
思わず呟く。
昨夜ここにいたのは、俺とイオだけだよな?
とそのとき、視界の上に影が落ちた。
ウィランが、俺の上に覆いかぶさるようにしてこちらを覗き込んでいる。
「カイル、やっと起きたんだね。このまま寝顔を堪能してても良かったけど」
「それよりこれって、どういう状況だ?」
「うーん、そうだね~。まず昨日自分がしたことは覚えてる?」
その言葉に、昨日独断で能力を使ったことを思い出し、これはウィランなりに叱っているのだと分かった。
「それは悪かったと思ってる。でも、みんなを失いたくなかったから、必死で……」
「そうだね。みんなのために動けるのは君の美点だよ。でも、自分の身体のことも考えないと」
そう言われると何も言えなくなる。
実際、前回の任務からそれほど経っていない。立て続けに能力を酷使したせいで、身体に負担が出ているのは自覚していた。
「もう勝手なことはしない。でも、どうやって助けに来た?」
「カイルは俺の能力、覚えてるでしょ?もし、カイルに危ないことがあったら、すぐ分かるよ」
そういえばそうだった。
ウィランは“境界把握”――危険や敵意を察知する能力に長けていて、組織の指揮を執っている。
それに、俺は常に、魔力が込められた細いネックレスを身につけさせられている。それで遠隔から危機を察知し、魔法で飛んできてくれたらしい。
「そっか。ありがと」
お礼を言ったそのとき、隣でイオが目を開けた。
「……兄上」
低く、まだ眠気の残る声。徐々に目が覚めていく。
そこで、イオの視線が、ゆっくりと他の三人へ向いた途端、空気が一瞬で冷えた。
「……どうして、この人たちが僕たちのテントに入っているんですか?」
声は静かだが、明らかに怒っている。
「寒かったからな」
背後から会長の声。どうやらイオの声で今起きたらしいが、どうにもイオには上から目線になっている。
「カイルは俺の隣が一番落ち着くんだ。そうだよなあ?」
肩に回された腕が、ぐっと俺を引き寄せる。有無を言わさないような鋭い視線を投げられ、辟易する。
「いや、落ち着くとか言った覚えは」
「兄上は優しいから、拒まないだけです」
イオが即座に遮る。
その声音に、わずかな棘。
「兄上は僕の……」
そこで言葉を飲み込むが、それに、いつの間にか起きていたリアムがくすりと笑った。
「義弟のくせに独占欲すご。身内だから贔屓されていることに気がつかないなんて可哀想だね~」
「うるさい」
イオの視線が鋭くなる。
「兄上は、昨夜は僕と二人で寝ていたんです」
“二人で”を強調する。
そこで、ウィランがふわりと微笑む。
「でも、朝になったら俺たちも気づいたらここにいたんだよね~?カイルがこんなにも魅力的なせいかな」
「そんなわけないんだから、いい加減なこと言うな」
「兄上に対してそんな感情抱かないでください。穢らわしい」
イオが即答する。ウィランのいつもの冗談に怒るのは真っ当だが、その勢いに、俺のほうが驚く。
それに、聞きたいことがあったんだった。俺の服がはだけていたことについて聞かなければ。
「そういえば、俺ってそんなに寝相ひどいのかな~?」
「兄上は悪くありませんよ」
服の乱れを直そうと手を伸ばした瞬間、ぴたりとイオの指が俺の首に触れる。
「……っ」
ひり、とした感触。
「首、赤いです」
「え?」
触ってみると、確かに少し熱を持っている。
「もしかして、虫に噛まれたかな?」
「森にあんな噛み方をする虫はいません」
きっぱりと言い切る。
その目が、背後のウィランへ向いた。それに対し、ウィランは不敵に笑う。
「なんのことかな?」
「……分かってるでしょう。兄上に触れないでください」
イオの声が、低く沈む。
「僕の兄上なのに」
その一言で、空気がぴんと張り詰めた。
リアムが面白そうに目を細める。
「へえ?“僕の”だって」
「悪いか」
「別に?でも、カイルはそうは思ってないみたいだけど」
ウィランが俺の手をそっと包む。
「カイルは、みんなに優しすぎるんだよ。でも――カイルが愛してるのは俺だけだよ?」
甘い声なのに、指先は離れない。
会長が俺の顎をくい、と持ち上げる。
「へぇ、そうか。だが、いずれわかる。最後に答えを出すのはこいつだ」
「だから答えとか、一体何の話?」
本気で分からない。
ただ一つ分かるのは、なぜか全員が何かに本気だということ。
イオが俺の腕を引き寄せる。
「兄上は、僕の味方ですよね?」
真っ直ぐな瞳。
怒っているのに、不安も混じっている。
……何に不安になっているのか分からないが。
「当たり前でしょ?俺はお前のお兄ちゃんなんだから」
そう言った瞬間。
イオが指先を強く握りしめた。
こんな全員のおかしな様子に、どうして朝なのにこんなに空気が重いんだと疑問に思う。
……まあ、きっと疲れているだけだろう。
昨日はいろいろあったし、みんな神経が張りつめているだけだ。
こうして一人ぼっちだった俺が、みんなと一緒にいられるなら、それだけで十分だと思った。
---
そんな奇妙な朝を経て、一行は森から学校へ帰還した。
校門をくぐると、石造りの校舎が朝日を反射して輝いている。生徒たちのざわめき、教師たちの慌ただしい足音。非日常から日常へと、無理やり引き戻される感覚。
あの魔龍については、原因不明で現在調査中――そう発表された。
椅子に座りながら、魔物討伐演習のポイント確認のため、生徒に1人1台ずつ配布されているタブレットを開く。
そこで画面に表示された数字に、息を呑んだ。
S級魔物、五人のみで討伐のため、大幅加算。
結果1人、10万ポイント。
横で一緒に確認していたウィランは一歩近づき、俺の耳元で柔らかく告げる。
「おめでとう、よかったねカイル。でも、次はちゃんと俺に相談してね」
優しい声音。
けれど、その指先は一瞬、俺の手首を強く握った。
魔物討伐演習は大成功で幕を閉じた。
予定外の出来事は多々あったが、結果は輝かしい。
けれど。
本当に終わったのは、演習だけだ。これから先、俺には試練が待っている。
もうすぐ、波乱のゲームが開始される時期だ。
四人との関係がずっと続けばいいのに、と願っても叶わない夢を心のなかで思った。
森の空気は冷たい。湿った土と草の匂いが、薄暗いテントの中に満ちている。布越しの淡い光が揺れて、まだ夢の続きみたいだ。
身体を起こそうとして、違和感に気づいた。
「……あれ?」
服が、少しはだけている。
首元が大きく開いていて、冷たい空気が直接触れた。指で襟をつまむ。妙に乱れている。
……寝相、悪かったのか?
昨夜は魔龍との戦闘で疲れ切っていたし、深く眠ったはずだ。たぶん無意識に暴れたんだろう。そうに違いない。
そう思って顔を上げた瞬間。
「……え」
狭い。狭すぎる。
このテントは本来二人用で、頑張って詰めれば三人がようやく寝られるくらいのサイズだ。
それなのに。
真横を見ると、指を絡めたまま、イオが逃がさないと言わんばかりに俺の腕を抱き込んでいた。
それに反対側では、レイン会長が腕枕をしていて、無表情のまま、吐息を首筋へ落とした。
そして、なんだか身動きが取れないと思ったら、足元ではリアムが逆さになって脚を絡め、柔らかな重みを押しつけてくる。
完全に、寝ている間に囲まれていた。
「……なんだこいつらは」
思わず呟く。
昨夜ここにいたのは、俺とイオだけだよな?
とそのとき、視界の上に影が落ちた。
ウィランが、俺の上に覆いかぶさるようにしてこちらを覗き込んでいる。
「カイル、やっと起きたんだね。このまま寝顔を堪能してても良かったけど」
「それよりこれって、どういう状況だ?」
「うーん、そうだね~。まず昨日自分がしたことは覚えてる?」
その言葉に、昨日独断で能力を使ったことを思い出し、これはウィランなりに叱っているのだと分かった。
「それは悪かったと思ってる。でも、みんなを失いたくなかったから、必死で……」
「そうだね。みんなのために動けるのは君の美点だよ。でも、自分の身体のことも考えないと」
そう言われると何も言えなくなる。
実際、前回の任務からそれほど経っていない。立て続けに能力を酷使したせいで、身体に負担が出ているのは自覚していた。
「もう勝手なことはしない。でも、どうやって助けに来た?」
「カイルは俺の能力、覚えてるでしょ?もし、カイルに危ないことがあったら、すぐ分かるよ」
そういえばそうだった。
ウィランは“境界把握”――危険や敵意を察知する能力に長けていて、組織の指揮を執っている。
それに、俺は常に、魔力が込められた細いネックレスを身につけさせられている。それで遠隔から危機を察知し、魔法で飛んできてくれたらしい。
「そっか。ありがと」
お礼を言ったそのとき、隣でイオが目を開けた。
「……兄上」
低く、まだ眠気の残る声。徐々に目が覚めていく。
そこで、イオの視線が、ゆっくりと他の三人へ向いた途端、空気が一瞬で冷えた。
「……どうして、この人たちが僕たちのテントに入っているんですか?」
声は静かだが、明らかに怒っている。
「寒かったからな」
背後から会長の声。どうやらイオの声で今起きたらしいが、どうにもイオには上から目線になっている。
「カイルは俺の隣が一番落ち着くんだ。そうだよなあ?」
肩に回された腕が、ぐっと俺を引き寄せる。有無を言わさないような鋭い視線を投げられ、辟易する。
「いや、落ち着くとか言った覚えは」
「兄上は優しいから、拒まないだけです」
イオが即座に遮る。
その声音に、わずかな棘。
「兄上は僕の……」
そこで言葉を飲み込むが、それに、いつの間にか起きていたリアムがくすりと笑った。
「義弟のくせに独占欲すご。身内だから贔屓されていることに気がつかないなんて可哀想だね~」
「うるさい」
イオの視線が鋭くなる。
「兄上は、昨夜は僕と二人で寝ていたんです」
“二人で”を強調する。
そこで、ウィランがふわりと微笑む。
「でも、朝になったら俺たちも気づいたらここにいたんだよね~?カイルがこんなにも魅力的なせいかな」
「そんなわけないんだから、いい加減なこと言うな」
「兄上に対してそんな感情抱かないでください。穢らわしい」
イオが即答する。ウィランのいつもの冗談に怒るのは真っ当だが、その勢いに、俺のほうが驚く。
それに、聞きたいことがあったんだった。俺の服がはだけていたことについて聞かなければ。
「そういえば、俺ってそんなに寝相ひどいのかな~?」
「兄上は悪くありませんよ」
服の乱れを直そうと手を伸ばした瞬間、ぴたりとイオの指が俺の首に触れる。
「……っ」
ひり、とした感触。
「首、赤いです」
「え?」
触ってみると、確かに少し熱を持っている。
「もしかして、虫に噛まれたかな?」
「森にあんな噛み方をする虫はいません」
きっぱりと言い切る。
その目が、背後のウィランへ向いた。それに対し、ウィランは不敵に笑う。
「なんのことかな?」
「……分かってるでしょう。兄上に触れないでください」
イオの声が、低く沈む。
「僕の兄上なのに」
その一言で、空気がぴんと張り詰めた。
リアムが面白そうに目を細める。
「へえ?“僕の”だって」
「悪いか」
「別に?でも、カイルはそうは思ってないみたいだけど」
ウィランが俺の手をそっと包む。
「カイルは、みんなに優しすぎるんだよ。でも――カイルが愛してるのは俺だけだよ?」
甘い声なのに、指先は離れない。
会長が俺の顎をくい、と持ち上げる。
「へぇ、そうか。だが、いずれわかる。最後に答えを出すのはこいつだ」
「だから答えとか、一体何の話?」
本気で分からない。
ただ一つ分かるのは、なぜか全員が何かに本気だということ。
イオが俺の腕を引き寄せる。
「兄上は、僕の味方ですよね?」
真っ直ぐな瞳。
怒っているのに、不安も混じっている。
……何に不安になっているのか分からないが。
「当たり前でしょ?俺はお前のお兄ちゃんなんだから」
そう言った瞬間。
イオが指先を強く握りしめた。
こんな全員のおかしな様子に、どうして朝なのにこんなに空気が重いんだと疑問に思う。
……まあ、きっと疲れているだけだろう。
昨日はいろいろあったし、みんな神経が張りつめているだけだ。
こうして一人ぼっちだった俺が、みんなと一緒にいられるなら、それだけで十分だと思った。
---
そんな奇妙な朝を経て、一行は森から学校へ帰還した。
校門をくぐると、石造りの校舎が朝日を反射して輝いている。生徒たちのざわめき、教師たちの慌ただしい足音。非日常から日常へと、無理やり引き戻される感覚。
あの魔龍については、原因不明で現在調査中――そう発表された。
椅子に座りながら、魔物討伐演習のポイント確認のため、生徒に1人1台ずつ配布されているタブレットを開く。
そこで画面に表示された数字に、息を呑んだ。
S級魔物、五人のみで討伐のため、大幅加算。
結果1人、10万ポイント。
横で一緒に確認していたウィランは一歩近づき、俺の耳元で柔らかく告げる。
「おめでとう、よかったねカイル。でも、次はちゃんと俺に相談してね」
優しい声音。
けれど、その指先は一瞬、俺の手首を強く握った。
魔物討伐演習は大成功で幕を閉じた。
予定外の出来事は多々あったが、結果は輝かしい。
けれど。
本当に終わったのは、演習だけだ。これから先、俺には試練が待っている。
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