【完結】ただのADだった僕が俳優になった話

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初主演舞台《ドキュメンタリー》

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本日、相田彼方の初主演舞台『革命の日』の初日

楽屋のドアには、正絹を使ったのれんが掛けられている

職人が染め上げたその布に、大きく名前が刺繍されていて、舞台の題名も刺繍されている

一目見て高級な物だと分かるのれんは、魔除けの意味合いがある

初舞台では問題が多発、次の初主演舞台は取り止めになった事もあり、今回は何事もなく大千秋楽まで駆け抜けれるようにと、旦那さんであり、役者の先輩でもある叶響が贈ったものだ

共演者やスタッフが、相田彼方の楽屋前を通ると、そののれんの美しさに目を奪われ立ち止まる



座長である相田彼方の所には、ひっきりなしに関係者が挨拶に来る

「相田さん、めっちゃ人来ますね。」

「そうですね…本当は自分から行きたいんですけど、楽屋に居ないと探されちゃうんですよ、僕。」

笑いながらも、化粧台に向かい顔のマッサージに余念がない

我々が密着取材を始めたのは、相田彼方が舞台の主演をすると発表があった1か月後だ

密着取材の交渉に時間がかかった
何故ならば、現在彼のスケジュールは過密で、彼の集中力が切れてしまうと体調を崩す恐れがあったからだ

我々はどうしても相田彼方という人物を撮りたかった

ADだった彼が、異例の抜擢であの赤松監督の映画に出演し、事務所主催の舞台へも入所数ヵ月で出演を果たした

彼の評判はとても良い
共演した事がある人や監督、スタッフにまで絶賛されている

相田彼方とは本当はどんな人物なのか、我々はどうしても知りたかった

事務所と何度も交渉し、幾つかの禁止事項を守るならばと許可がでた

禁止事項1 プライベートを詮索しない(特に叶響に関して)
禁止事項2 稽古中、休憩時以外話しかけない
禁止事項3 叶響との時間は邪魔しない(叶響の機嫌が悪くなる)
禁止事項4 本人が断った事は、すぐに止め諦める
禁止事項5 待ち合わせ場所以外で、待ち伏せや撮影、インタビューは禁止

もし破れば、その時点で撮影はできなくなる

我々は必ず守ると約束し密着取材が始まった

密着1日目

相田彼方はその日『革命の日』の顔合わせと本読みの為、これから舞台稽古をするスタジオに来ていた

まだ誰も来ていない中、相田彼方は他の仕事の台本を読み始めた

瞬きもせずジッと台本を読み微動だにしない

これが事務所が言っていた彼の集中力なのだろうか

関係者が集まり出すと、一人一人に自分から挨拶に行く

スタッフにまで挨拶をしに行く姿には驚いた

今まで色々な人を密着取材した中で、スタッフにまで挨拶するなんて、初めて見る光景だった

「おはようございます。主人公ライトを演じます相田彼方です。舞台での主演は中止になったものを含まなければ、これが初めてとなります。
至らない点はどんどんご指導ください。先輩後輩関係なく、意見を出し合い、皆が納得のいく舞台を作り上げたいと思っています。よろしくお願いいたします。」

割れんばかりの拍手が起こり、相田彼方は深く一礼し席に着く

全員の挨拶が終われば、本読みが始まる

相田彼方はただ台本を読むだけではなく、他の人の台詞中、何やらメモを採っていた

休憩時、早速メモの事を聞いてみる

「メモですか?あれは、後で確認したい事を書いてたんです。」

「確認したいことですか?」

「はい、次は場面毎に互いの解釈の擦り合わせをしていくので、聞いてもらってたら分かると思います」

そして休憩後、場面毎の擦り合わせが始まった

「このシーンって、ライトが思い悩むシーンだから、親友まで暗い感じだとこっちのシーンとの感情の幅ができすぎてしまうと思うんですが…」

「確かに…」

「じゃあーーーーーー」


彼を中心にどんどん意見が出てきて、まだ初日にもかかわらず、カンパニーが纏まり始めた



相田彼方のスケジュールは本当に過酷だった

早い日で朝6時からスタジオに入り、朝のニュースでの番宣を2番組終わらせ、そのまま撮影へ向かう
移動の車の中で、今日の撮影分の台本を確認しお昼まで撮影したと思えば、またすぐに移動


移動の車の中で、ご飯を食べつつ次は舞台の台本を開いていた

稽古場に着くとすぐ発声練習やストレッチを済ませて、メンバーに合流する

先程まで持っていた台本はマネージャーに預けたまま、帰りまで一度も使わなかった

立ち稽古が始まるまでに、彼は全ての台詞を覚えていた

稽古が終わったのは18時、今日はもう終わりかと思えば、事務所へ行きファンクラブ用の写真撮影と動画撮影があると言われた

ただ着いて行き、カメラを回し、インタビューしているだけの我々でさえ疲れていた

相田彼方は移動中以外ずっと動きまわっているのに、疲れた顔一つ見せず、写真撮影では笑顔を作っていた

動画の撮影は、叶響との撮影だった

今日、初めて見るリラックスした表情で、これが彼の素の姿なのだと思った

柔らかい笑顔に、豊かな表情、叶響に甘える彼は、1人で仕事をしている時とのギャップが凄い

こういった所も彼の人気の1つなのだとわかった気がした


彼を密着取材し始めて2カ月


この日はドラマのクランクアップ


けど撮影が押していた

共演者の他の仕事が押して、遅れて来たためだった

「撮影が終わって挨拶したら、すぐにあっちの車に彼方と乗ってください。席はカメラマンさんは助手席に。」

相田彼方のマネージャーからそう指示された

相田彼方はNGを出すことなく一発でOKが出た

モニターチェックの間に急いで着替えた彼は、OKが出てすぐに大きな声で挨拶をし、車に走る

我々も後に続くが、相田彼方は足も早かった

助手席に滑り込むように乗ると、運転席には叶響のマネージャーが座っている

「お疲れ様です。彼方君のマネージャーは残って彼方君の代わりに挨拶をしなければならないので、迎えに来たんですよ。」

もう一人の密着取材のスタッフは3列シートの3列目に乗った

車には叶響も乗っていて、シートの2列目で相田彼方をすでに膝枕していた

2人が揃うと、常にイチャついている気がする

「忙しい時はね、こうやって短い時間でも2人の時間を作ってあげたいんですよ。
2人共ストイックだから…仕事に影響が出ないように、プライベートも充実させないと、潰れてしまいますから。」


叶響のマネージャーが車を運転しながら教えてくれた

確かに、どの職業でも仕事ばかりの日々だと気が滅入る
プライベートが充実していたら、多少無茶しても頑張れる
そういった所は、芸能人も我々も、変わらないのかもしれない


これから2人は、生放送の歌番にゲスト出演をする

相田彼方がミュージカルコーナーに出る事が決まったのは、つい2日前の事だった

叶響と出る予定だったミュージカル俳優が、喉に小さなポリープができ、出演ができなくなった

そのミュージカル俳優の代打に、その俳優から相田彼方へ直接連絡が来て頼まれ、急遽出演することになったのだ

我々はこれ程、過密スケジュールをこなしている俳優を知らない

彼は現在俳優をしながら、大学にも通っている

通っていると言っても、テストの時だけ大学に行き、授業は動画が送られてくるので、それで勉強をし、レポートを月に2回提出している

元々は通学していたが、一気に有名人になった彼は、変装をして大学に通っていたがすぐにバレてしまい、行く度に学生に囲われて授業に遅刻してしまう事が続いた

中には、自称相田彼方の友人を名乗る者まで現れ、問題を起こしたりする学生まで出てきてしまったために、大学側と事務所が協議して現在の形に落ち着いたらしい
忙し過ぎて、単位が足らず、1年留年してしまったが、もうすぐ卒業を迎える

知れば知るほど、相田彼方と言う人物は、努力家で、真面目、周りをよく見ていて、人からの信頼が厚い青年だった

そして、それを支える事務所と自身も多忙な叶響が居て、相田彼方は真っ直ぐ歩み続けているのだろう



そして我々の密着取材もこの日が最後となる


初主演舞台、本番当日

相田彼方は誰よりも先に会場入りをして、客席の一番後ろに座った

「なぜ客席に?」

スタッフは、舞台を見下ろす彼に尋ねてみた

「僕達役者は、いつも舞台に居るじゃないですか。お客さんの目線と、僕達の目線って全然違うんですよ。
この一番後ろから観るお客さんに、僕達の演技が見えるように、身ぶり手振りはしっかり大きくやらないといけない。
でもずっと稽古や本番をしていると、どんどんその身ぶり手振りが小さくなっちゃうんです。
だから、毎公演、必ず一番後ろから舞台を見るようにしています。」

「緊張しませんか?これだけお客さんが入るのかって。」

「んー…緊張はしますね。けど、わくわくもします。
実は、一番後ろから舞台を見るように教えてくれたのは、響なんです。」

「叶さんですか。」

「はい。初舞台の時、緊張し過ぎてた僕に、お客さんからどう見えるのか、自分の目で見るようにと、客席に連れて行ってもらって。
あの時、緊張はあったけど、お客さんがより楽しんでくれるように、本番ではああしよう、こうしようって考える事ができて。
失敗したらどうしようっていう不安から解き放たれました。」

「良い意味の緊張だけが残ったんですね。」

「そうなんです。あの日の舞台の感動は忘れられません。舞台ってこんなに素晴らしい物なんだって気づかされた1日でしたから。」

スタッフは、この時の相田彼方について語った

「相田さんって、普段良い意味で飾ってなくて、普通の青年なんですよね。でも客席から舞台を見つめる目は、本当にプロなんだなって。いろんな役者さんを取材してきましたが、何年も舞台に立ってきた人の目をしてました。」



舞台が始まる30分前までに、相田彼方はストレッチや発声練習、台詞の確認をしていた
自分でメイクするのが下手らしく、メイクはマネージャーがいつも担当するそうだ

事務所の人からは、相田彼方の顔つきが変わったら、話しかけないようスタッフは言われていた

我々は初め、どういう意味か分からなかったがその時が来て驚いた

喋らなくなったと思ったら、少しタレ目な目は鋭い眼光を放ち、常に上がっている口角は下がっていて、普段の相田彼方とは180度違う彼がそこに居た

彼は静かに、鏡の前に立ち、ジッと鏡に映る自分を見つめている

何をしているのか気になるが、話しかける事ができないスタッフは、ドアの前に叶響が来ている事に気がついた

叶響に手招きされ、廊下に出る

「あれ、何してるんだと思います?」

「いや…全く分からなくて。」

「あれはね、自分の役を最後まで落とし込んでいるんですよ。」

「最後までですか?」

「そう。舞台に上がれば、彼は相田彼方ではなくなるんです。役者にはね、2通りの人間が居ます。
1つ目が、役を役としてしっかり演じれる人。
2つ目が、役に入りこんでその人生を生きる人。」

「人生を生きるですか…」

「憑依型って言い方もされますね。役が憑依している間は、相田彼方の仕草や話し方など欠片も表に出てきません。舞台の幕が上がり、下がるまで、ずっとその役のままなんですよ。」

我々はこの時、叶響の言葉を理解できなかった

しかし、舞台の幕が上がり、下がるまでにその意味を理解することとなったのだ


「響?」

先ほどの表情から、普段の相田彼方へと戻っている

「お疲れ。これ、差し入れな。皆にも渡してあるから、これは彼方がちゃんと食べろよ?」

2人は自然に手を繋いで楽屋へ入っていく


「今日は全部観ていくの?」

「ああ。マチネを観終わったら、近くで仕事があるから、終わったらここで待っとくよ。」

「わかった。他に誰か来てる?」

「マチネは俺と志野だけだな。ソワレの方に、昴と六花と平野さんが顔を出すって言ってたよ。他にも数人来るって言ってた。
そういえば、ロビーの花見た?」

「まだ見てないんだよね。マチネが終わったら見に行こうと思ってる」

「ジャック達からも来てたぞ。」

「えぇ!?海外からわざわざ??」

「うん。しかも凄く派手で目立ってた」

「うーん…楽しみなような、怖いような…」

2人はカメラの前でも自然体で、まるで自宅で寛いでいるかのように見えてくる


暫くして舞台が始まる時間となり、叶響は客席へ、相田彼方は廊下で出演者と舞台スタッフと共に円陣を組んでいた


「舞台初日!舞台裏にもカメラが入ってるけど!ブチかまして行くぞ!!」
「「「「おう!!」」」」
「双方戦い抜け!!」
「「「おう!!」」」
「「「生きるぞーー!!」」」
「「「「おーーー!!!」」」」

円陣の後は、役者やスタッフ関係なく一人一人と握手をし、時には背中を叩き合い「よろしく」と挨拶していく

そして我々は目撃する

相田彼方が、役者仲間や監督、スタッフ達からも、叶響と対等に演じぬけるのは相田彼方だけだと言われる所以を…




舞台裏
他の演者は戻って来るとカメラに手を振ったり、一言コメントを残して去っていく

しかし、相田彼方だけは違った

カメラに一切目を向けず、素通りしていく

物語の中で彼は革命の中心人物を演じていて、その仲間とは、舞台の上と同じ口調、態度で話している

思わず、相田彼方と同じ事務所で今回出演している北条環に声をかけた


「ああ、カナちゃんは本番中はいつもあれだねぇ。」

「いつから、あんな感じなんですか?」

「初舞台の時からだよ。本人もあんな感じになるって分かってなかったから、周りの方が戸惑ったね。」

「やっぱり役のままだったんですか?」

「うん。けど異変に気づいたのは、響さんと一切喋ってなかったからなんだよ」

「喋ってないだけで?」

「いやいや、あの2人付き合う前から今みたいな感じだったのに、喋らなくなるなんてありえないから!」

その言葉に、楽屋での2人が蘇る

「確かに…喧嘩でもしたのかって思っちゃいますね」

「そう、僕達が気まずくなっている事に響さんが気づいて、カナちゃんの所へ話しかけに行ったんだ。『初めまして、私は遠い国から来ました、学者の長谷部と申します。』って。」

「え??」

「驚きでしょ?でもそこから2人は話し始めたんだ。後から響さんが言ってたんだけど、役が憑依しているから、カナちゃんが生きていた時代にいなかった響さんを認識してなかっただけだって。
それを聞いて鳥肌たったんだよねぇ…」

「認識していないとか、あるんですか…?」

「うん。けどだからって、この作品みたいに敵役の人が居ても攻撃的になったりはしないよ?
んー…難しいけど、彼が生きているのは物語の中だから、物語の中が現実で、ここは非現実世界なんだよ。
敵役に自分から話かけたりはしないけど、話しかけられたら返事はしてるし。」


「はぁ…けど他の役者さん達は戸惑いません?」

「事前に本人が説明してるし、僕達って他の役者の情報共有って結構してるから、カナちゃんの事を知ってる人は共演してなくても、こうなるって大抵聞いてるんだ。
実際初めて見た人は、逆に感動する人もいるよ」


北条環はそう言って舞台へ戻っていった

舞台が終わり、一度幕が降りた

事前に観客には伝えられていたのか、拍子が響き渡る

相田彼方を探すと、舞台の上に居た彼ではなく、本来の相田彼方の顔へと戻っていた

その後カーテンコールを行い、座長として観客へ挨拶していた

我々はあの時の叶響の言葉が蘇った

『舞台の幕が上がり、下がるまで、ずっとその役のままなんですよ。』

その言葉の意味を我々は目の前で見せつけられたのだった



相田彼方を密着取材して2カ月

初めは、ファンだけじゃなく共演者やスタッフにまで人気がある、彼の本性を引き出せたら…なんて性格の悪いことを考えていた

しかし、彼は我々が思っていた以上に素晴らしい人物だった

移動中少しずつではあるが、インタビューをすることができた

「相田さんは、どうしてこんなに頑張れるんですか?」

「んー…僕ね、響の隣に立って、高め合える役者になりたいって思ったんです。
叶響っていう先輩は、僕の原点で、追いかける背中で、越えたい背中でもある。
まだまだ追いつけないけど、諦めたくないから。
今が正念場だと思ってるので、どれだけしんどくても、初心を忘れず突き進むんです」


とても良い笑顔で彼はそう言った


「叶さんに憧れていたのはADをしている時からですか?」

「違いますよ。逆に、響の事は苦手でした。住んでいる世界が全く違う人だと思っていたし、初対面があの『涙の花束を』だったんで。
しかも現場は凄くピリピリしてて、響の迫力ったらもう…」

「ああ、スポンサーのごり押し事件ですね。あれがキッカケで相田さんはこの世界に入ったんでしたね。」

「はい、突然監督に呼ばれて『咲夜』を演れって言われたんです。
ただのADが世界の赤松に逆らえるわけないじゃないですか。
理由も分からずどうしようって感じだったんですが、響から事の経緯を説明されて。
本気でやってほしいって言われたんですよね。」

「でもその時、相田さんは演技経験ないですよね?」

「ないです、ないです。でもあの時、響の思いに答えたいって思ったんですよ。でもねぇ…やっぱり素人だから、響に演じさせられてて…悔しかったし、響の凄さが分かって、僕もこんな人になりたいって思ったんですよね。」

「それ、皆さん言うんですよ。叶響に演技させられたって。どういう意味なんですか?」

「響って、同じ台本を貰っているのに、作者の意図を完璧に把握しているんです。しかも台本を貰った後の顔合わせの時点で、ですよ。
こっちがそれとズレた演技をしそうになっていたら、それも見抜いて、誘導されちゃうんです。
『涙の花束を』の時も、『華月』と『咲夜』の関係性が同性愛だって、響は目線1つで僕に理解させたんですよ。
監督以外誰も同性愛が隠れているなんて気づいてなかったのに。」

「目線1つでですか……」

「怖いですよね。一度響の頭の中を覗いてみたいです。どうしたらあんな風になれるのか、見てみたい」

彼はそう言って笑った

最後に、特別に叶響がインタビューに答えてくれた

「彼方は、元々立川さんが見つけた原石なんですよ」

「立川さんって、立川龍之介さんですか?」

「そうです。彼方がADをしていた時、たまたま台詞合わせをして貰って、彼方の才能に気づいたって言っていました。
彼方が現場に居れば、いつも台詞合わせに付き合わせたそうです。」

「あの立川さんが…」

「彼方はこれから、どんどん成長しますよ。
色々な役をやって、経験を積んでいって、世界で活躍する俳優になる」

「すでに海外からオファーが来ているとか。」

「ええ。また一緒に海外へ行く予定です。情報解禁まで楽しみにしててください」


相田彼方という人物を語るのは難しい

日々魅力が増える青年で、言葉で表現できる程度の人物ではなかった

これからも彼の活躍が楽しみで仕方ない

最初は相田彼方の粗を探せるなら探してみたい、なんて思っていた取材班は、蓋を開けてみれば、相田彼方という人物の魅力に引き込まれ、今ではファンの1人となってしまった


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