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よきかな
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「いやー、さいこー!」
風呂場から兄カイルのご機嫌な声が響いてきた。
私が直した風呂場はただの浴槽じゃなかった。湯が自動で張られ、温度まで調節してくれる高機能魔道具付きのお風呂。まさか、こんな辺境の屋敷にこんな文明の利器が眠っていたなんて。前にここに住んでいた一家は、相当なお金持ちだったに違いない。
それにしても……。
「いままで大鍋と洗面器で済ませてたの、なんだったの……」
思わず天井を仰ぐ。ずっとツボにお湯を運んで冷たい廊下を行ったり来たりしていた日々を思い出すと、軽く泣けてくる。人生、知識は大事だ。いや、リペア魔法も大事だ。
風呂場に魔道具が設置されていたことを知って以来、私は屋敷中を歩き回り、ゴフじいさんが差し出す「壊れたけど捨てられなかったもの」を片っ端から修繕していった。
するとどうだ。気づけば、屋敷のあちこちが生まれ変わっていた。
まず、トイレ。
長らく我が家では「ツボに用を足す」スタイルが続いていた。羞恥と不便さのダブルパンチだ。だがリペアで壁のひびや管を直してみたら、出てきたのは自動で水を流し、洗浄までしてくれる魔道具式のトイレ。
初めて使ったときは衝撃だった。水が流れる音とともにツボ生活の思い出が水泡に帰した。
「おいリナ! これ、すげぇな! 座ったら勝手に流れる!」
「……兄様、大声で実況しないでください」
トイレひとつで、我が家の文化レベルが数段階跳ね上がった気がする。
次は台所。
かまどは煤だらけで火のつきも悪く、マール婆さんは毎日ため息をつきながら薪を割っていた。けれども壁の魔道具を直したら――なんと、つまみを回すだけで炎が現れる「魔導コンロ」が目を覚ました。
鍋を置けばすぐにお湯が沸き、煮込み料理も焦がさずに済む。さらに調理台の横の魔道具を直したら、汚れた食器を入れると勝手に洗ってくれるじゃないか。
「リナお嬢様のおかげで、指のひび割れが減りましたよ」
マール婆さんはしみじみと手を撫でながら言った。
たしかに、冷たい水で皿を洗っていた頃は手が荒れて痛々しかった。今は柔らかな手で私の髪を梳いてくれる。……これは大勝利だ。
洗濯場にも奇跡があった。
井戸水でじゃぶじゃぶ衣類を洗っていた日々よ、さらば。壊れた魔道具を直したら、大きな樽が回転して自動で洗ってくれる「洗濯機」だった。
脱水機能までついていて、干すときにはもう半分乾いている。
干し場に並ぶ洗濯物が風に揺れる光景は同じでも、その背後にある労力は天と地の差だ。ゴフじいさんが「腰の痛みが半分になった」と言って笑ったときは、ちょっと泣きそうになった。
そして、掃除魔道具。
壁に取りつけられた不思議な穴を直したら、魔力を流すたびに屋敷全体に風が走り、床や壁がピカピカになる。隙間風を塞いだ効果もあって、冷たい空気は入らなくなり、暖炉の火ひとつで部屋がずっと暖かい。
「リナお嬢様のおかげで家が暖かくなりましたよ」
マール婆さんが嬉しそうに笑った。
冬の夜、布団にくるまって震えていた日々はもう遠い。今では部屋の中がほんのり暖かく、毛布一枚でも十分眠れる。快適すぎて、逆に朝起きられなくなりそうだ。
屋敷の生活がどんどん便利になるにつれて、皆の時間にも余裕が生まれた。
マール婆さんは余った時間で刺繍を始めた。糸の模様が少しずつ広がっていくのを見ていると、私まで心が豊かになる気がする。
ゴフじいさんは暖炉の前で分厚い本を開くようになった。白いひげを撫でながら難しい本を読み耽る姿は、なんだか知恵袋そのものだ。
そして、二人は時間ができたからと、私やカイル兄様に読み書きや計算を教えてくれるようになった。
「算術は生活の基本ですぞ」
「文字は人を騙す契約書から身を守ってくれるのよ」
なるほど。勉強ってそういう実用性あるんだな……と、私は妙に納得した。兄様は「剣だけで十分だろ!」と渋っていたが、最終的には「リナがやるなら俺も」と机に向かうようになった。脳筋ゆえに単純だ。
気づけば、屋敷はただのボロ貴族の屋敷ではなくなっていた。
壊れたものを直すたびに隠された機能が蘇り、便利で快適で、そして少し誇らしい暮らしが形になっていく。
もちろん私は節約の女王として、この上なく満足している。
――だって、新しい家具も道具も買わなくていいのだから。
けれど、それ以上に嬉しいのは、家族や皆が笑って過ごせることだった。
「リナのおかげで毎日が楽しくなったな!」
「そうですとも。これからはきっと良い暮らしができますよ」
そんな言葉を聞くたびに、胸の奥が温かくなる。
私はベッドに横になり、目を閉じた。
隙間風はなく、部屋はぽかぽかだ。
静かな屋敷の中に、兄様の風呂上がりの鼻歌が響く。
「……うん。よきかな、よきかな」
私は小さくつぶやき、毛布にくるまって眠りに落ちた。
風呂場から兄カイルのご機嫌な声が響いてきた。
私が直した風呂場はただの浴槽じゃなかった。湯が自動で張られ、温度まで調節してくれる高機能魔道具付きのお風呂。まさか、こんな辺境の屋敷にこんな文明の利器が眠っていたなんて。前にここに住んでいた一家は、相当なお金持ちだったに違いない。
それにしても……。
「いままで大鍋と洗面器で済ませてたの、なんだったの……」
思わず天井を仰ぐ。ずっとツボにお湯を運んで冷たい廊下を行ったり来たりしていた日々を思い出すと、軽く泣けてくる。人生、知識は大事だ。いや、リペア魔法も大事だ。
風呂場に魔道具が設置されていたことを知って以来、私は屋敷中を歩き回り、ゴフじいさんが差し出す「壊れたけど捨てられなかったもの」を片っ端から修繕していった。
するとどうだ。気づけば、屋敷のあちこちが生まれ変わっていた。
まず、トイレ。
長らく我が家では「ツボに用を足す」スタイルが続いていた。羞恥と不便さのダブルパンチだ。だがリペアで壁のひびや管を直してみたら、出てきたのは自動で水を流し、洗浄までしてくれる魔道具式のトイレ。
初めて使ったときは衝撃だった。水が流れる音とともにツボ生活の思い出が水泡に帰した。
「おいリナ! これ、すげぇな! 座ったら勝手に流れる!」
「……兄様、大声で実況しないでください」
トイレひとつで、我が家の文化レベルが数段階跳ね上がった気がする。
次は台所。
かまどは煤だらけで火のつきも悪く、マール婆さんは毎日ため息をつきながら薪を割っていた。けれども壁の魔道具を直したら――なんと、つまみを回すだけで炎が現れる「魔導コンロ」が目を覚ました。
鍋を置けばすぐにお湯が沸き、煮込み料理も焦がさずに済む。さらに調理台の横の魔道具を直したら、汚れた食器を入れると勝手に洗ってくれるじゃないか。
「リナお嬢様のおかげで、指のひび割れが減りましたよ」
マール婆さんはしみじみと手を撫でながら言った。
たしかに、冷たい水で皿を洗っていた頃は手が荒れて痛々しかった。今は柔らかな手で私の髪を梳いてくれる。……これは大勝利だ。
洗濯場にも奇跡があった。
井戸水でじゃぶじゃぶ衣類を洗っていた日々よ、さらば。壊れた魔道具を直したら、大きな樽が回転して自動で洗ってくれる「洗濯機」だった。
脱水機能までついていて、干すときにはもう半分乾いている。
干し場に並ぶ洗濯物が風に揺れる光景は同じでも、その背後にある労力は天と地の差だ。ゴフじいさんが「腰の痛みが半分になった」と言って笑ったときは、ちょっと泣きそうになった。
そして、掃除魔道具。
壁に取りつけられた不思議な穴を直したら、魔力を流すたびに屋敷全体に風が走り、床や壁がピカピカになる。隙間風を塞いだ効果もあって、冷たい空気は入らなくなり、暖炉の火ひとつで部屋がずっと暖かい。
「リナお嬢様のおかげで家が暖かくなりましたよ」
マール婆さんが嬉しそうに笑った。
冬の夜、布団にくるまって震えていた日々はもう遠い。今では部屋の中がほんのり暖かく、毛布一枚でも十分眠れる。快適すぎて、逆に朝起きられなくなりそうだ。
屋敷の生活がどんどん便利になるにつれて、皆の時間にも余裕が生まれた。
マール婆さんは余った時間で刺繍を始めた。糸の模様が少しずつ広がっていくのを見ていると、私まで心が豊かになる気がする。
ゴフじいさんは暖炉の前で分厚い本を開くようになった。白いひげを撫でながら難しい本を読み耽る姿は、なんだか知恵袋そのものだ。
そして、二人は時間ができたからと、私やカイル兄様に読み書きや計算を教えてくれるようになった。
「算術は生活の基本ですぞ」
「文字は人を騙す契約書から身を守ってくれるのよ」
なるほど。勉強ってそういう実用性あるんだな……と、私は妙に納得した。兄様は「剣だけで十分だろ!」と渋っていたが、最終的には「リナがやるなら俺も」と机に向かうようになった。脳筋ゆえに単純だ。
気づけば、屋敷はただのボロ貴族の屋敷ではなくなっていた。
壊れたものを直すたびに隠された機能が蘇り、便利で快適で、そして少し誇らしい暮らしが形になっていく。
もちろん私は節約の女王として、この上なく満足している。
――だって、新しい家具も道具も買わなくていいのだから。
けれど、それ以上に嬉しいのは、家族や皆が笑って過ごせることだった。
「リナのおかげで毎日が楽しくなったな!」
「そうですとも。これからはきっと良い暮らしができますよ」
そんな言葉を聞くたびに、胸の奥が温かくなる。
私はベッドに横になり、目を閉じた。
隙間風はなく、部屋はぽかぽかだ。
静かな屋敷の中に、兄様の風呂上がりの鼻歌が響く。
「……うん。よきかな、よきかな」
私は小さくつぶやき、毛布にくるまって眠りに落ちた。
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