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第1部 〝ペットテイマー〟ここに誕生 第6章 アイリーンの街の危機
33. オーク軍本隊確認
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オークチャリオットの強襲から数日がたち、暦上では春になった。
今年は思いのほか雪深かったアーヴィンの街周辺ではまだ雪が残っているけれど、暖かくなってきて金属鎧も使えるようになっている。
私がオークチャリオットを撃退したあと、先輩方のおかげで生き残りのチャリオット兵やオークレンジャーたちが一掃されたらしい。
オークレンジャーのボルトも特別製の金属製できていて、同じ特別製の金属を使って作られたオークスカウトの革や鎧を使った盾じゃないと防げなかったらしいけど、森や林からは追い払うことに成功したようだ。
正直、空を飛んでいる私にはとってもありがたいよ。
下からボルトが飛んでくる恐れがないんだもん。
ダガーもまだ違和感はあるけれど、2日あればなんとか扱えるようになったし、それはもう少し鍛えていくしかないと思う。
骨にまで傷が入っていたということは、相当な重症だったはずだからね。
アダムさんの装備がなければ多分腕を貫通して体まで刺さっていたかと思うとゾッとする。
次はそんな凶暴なのと戦いたくないな。
さて、今日も見張りのお仕事……うん?
遠く、〝シラタマの丘〟よりも遠いところになにかがいる。
それも1匹2匹じゃなくてすごいたくさん。
あれってなに?
「ミネル」
『もう確認した。オークの集団じゃ。どうするシズク?』
「もう少しだけ側によってみよう。攻撃を受けない範囲で」
『心得た』
私はゆっくり、ゆっくりとミネルが確認したオークの集団へと近づいていった。
すると、豚頭のオークがうじゃうじゃいて……一般歩兵らしき連中ですら鉄の槍と剣に鉄の鎧を着ているし、もっと体格のいいオークになるとたぶん鋼の鎧を着込んでいる。
魔法使いみたいなオークもたくさんいるし……これってものすごくまずい?
『シズク、そろそろ引き上げ時じゃ。気付かれてしまえば矢の雨が襲いかかってくるかもしれぬ』
「だよね。アイリーンの街にこの情報を持ち帰ろう!」
私はすぐさま身を翻してこのことを街壁上で守っていた衛兵さんに連絡する。
すると、衛兵さんも「遂に来たか」と一言こぼしたあと、ひとりだけ見張りを残しすぐに階段下へと駆け込んでいった。
私には急いで冒険者ギルドにこのことを伝えるよう指示が出たので、冒険者ギルドまで飛んでいくことに。
冒険者ギルドのみんなも、私が空を飛んでやってきたことで緊張感が増したみたい。
そして、今日は受付をしていたリンネさんに詳しい話をしようとしたところ、サンドロックさんの執務室で話をするように命じられてしまった。
……他の冒険者のみんなも、装備のチェックに余念がないけどね。
「失礼します、ギルドマスター。シズクさんが飛んで戻りました」
「わかった。入れ」
「はい。シズクさん、どうぞ」
「失礼します。その……」
「前置きはいい。手短に、用件だけを伝えろ」
「わかりました。〝シラタマの丘〟の大分奥でオークの大軍勢を発見。普通のオークですら鉄製の鎧を身に包んでいます。魔術士みたいな恰好をしたオークまでは確認できました。それ以上の確認は身の危険があると判断したため不可能、帰投しています」
「わかった。十分過ぎる内容だ。〝シラタマの丘〟奥ってなると今日一日は、まだ準備する余力が残っていやがるな?」
「はい、ギルドマスター。いかがいたしましょう?」
「リンネ、戦える中位冒険者以上は全員かき集めろ。ギルド命令による徴集だ。逆らえば一発でギルド資格剥奪だとも付け加えな」
「わかりました。それでは、私はこれで」
サンドロックさんの指示を聞いたリンネさんが足早に部屋から退出していった。
私はこのあとどうすれば?
「シズク、お前の怪我の具合はどうだ?」
「それって武器を使えるかですよね? まだ違和感がありますがなんとか」
「よし、冒険者どもが集まるまでデイビッドと訓練をしろ。それで可能な限り感覚を取り戻せ。すまんが、オークとの決戦ではお前にも働いてもらうことになる」
「覚悟の上です。でも、デイビット教官をお借りしても大丈夫なんですか?」
「いまはあいつも待機任務中だ。体がなまらないように運動するにはちょうどいいだろう。本当は俺が相手をしてやりたいが、この先いろいろと折衝があるからな。お前はとにかく、無理をしない範囲で今日中に感覚を取り戻せ」
「はい!」
「いい返事だ。デイビッドのところまで案内する。デイビッドも手を抜かないだろうから気をつけろよ」
そのあとは冒険者たちが集まるまでデイビッド教官を相手にひたすら猛特訓を続けた。
私は想像以上に右手の握力が弱まっていたらしく、デイビット教官の剣や盾で何度もナイフを弾き飛ばされてしまう。
デイビット教官からは、もう鍛え直している時間はないから包帯かなにかをまいてダガーを弾き飛ばされないようにとアドバイスをいただいたよ。
今回の一件が終わったら、握力も鍛え直さなくちゃなぁ。
そして冒険者が集められる時間になり、ホールへ戻ってみると様々な恰好をした冒険者たちが集まっていた。
中には明らかに手傷を負っている人もいるし、休暇中だったのか私服姿の人たちまでいる。
ともかく、集められた冒険者を前にして、サンドロックさんは大声でこれからの予定を伝え始めた。
「集まったな、冒険者ども! これからアイリーンの街は厳戒態勢に入る! 冒険者が逃げ出すことは一切禁止だ! 敵はオークの大軍勢! シズクが空から偵察してきてくれた限りでは普通のオークだけでなくハイオークやオークマジシャンもいたようだ! おそらく、オークマジシャンの中にはオークシャーマンも混じっているだろう! そして、確認できなかった奥の方にはもっと上位の個体、オークバーサーカーやオークジェネラル、場合によってはオークキングやオークエンペラーが出てきている可能性すらある!!」
サンドロックさんの宣言に冒険者たちは一気にざわめき始めた。
私は知識不足だからわからないけど、オークジェネラルとかオークキング、オークエンペラーって名前からして強そうだもんね。
「心配するな! オークキングやエンペラーは俺が始末する! ジャネラルはデイビッドが相手をする! お前たちの仕事は街に少しでも被害が出ないように一般兵の駆除をできる限りすることだ!!」
一般兵、つまり普通のオークとかハイオークとかオークマジシャンだよね。
それだってあの数だと楽な仕事じゃない。
でも、街を守るためならやらないと!
「領主とも話をつけてきたが領主軍は街の防衛を第一にするそうだ! お前たちは気兼ねなく豚頭どもを倒してこい! 装備はこれから支給する! 自分の装備じゃオークに届かないような連中は前に出て受け取れ!」
そう言ってギルド職員さんたちが手渡していくのは黒い剣。
間違いなく、私が倒したオークスカウトから奪い取った金属でできた剣だ。
でも、私の剣に比べると輝きが足りないような……?
「シズク、お前のことだからあの剣とお前のダガーを比較しているんだろう?」
「デイビッド教官、私のダガーの方が黒いですけど輝いている気がします」
「あれは普通の魔鋼だけで作った剣だからだ。混ぜられていた魔法金属を取り除いて数打ち品として作り直してある。アダムさんは取り除いた魔法金属でお前のダガーを新調したかったみたいだが、それには量が足りなかったみたいだな」
「私はこのダガーだけでも十分ですよ?」
「オークの軍勢と戦うにはそれでも不安が残るということだ。ともかく、お前も初日は一般兵、普通のオークの数を減らしてくれ。2日目以降は追って指示する」
「わかりました。こういう戦いは未経験なので、指示をお願いします」
「ああ、絶対に死ぬなよ? 必ず生きて戻ってこい」
「もちろんです。メイナさんにも約束しましたから」
「それは心強いな。ともかく、明日からはオークとの戦争になる。食料の備蓄は1カ月分ほど。それまでに片付けられなければ、我々の負けだ」
「……キントキなら、倒した側から解体魔法と《ストレージ》でオーク肉を回収できますよ?」
「そういえばそうだったな。できる範囲で頼めるか、キントキ?」
「ワン! (任せてよ!)」
「任せてって言ってます」
「これで、我慢すれば食料も多少は余裕ができるか。ともかく、指示出しは終わった。明日は早い。今日はゆっくりと休め」
「わかりました。これで失礼します」
遂に始まるオークとの戦争。
負けてなんかあげないものね!
メイナさんにはたくさんのポーション類をもらっちゃったけど、その分の働きはしてみせる!
今年は思いのほか雪深かったアーヴィンの街周辺ではまだ雪が残っているけれど、暖かくなってきて金属鎧も使えるようになっている。
私がオークチャリオットを撃退したあと、先輩方のおかげで生き残りのチャリオット兵やオークレンジャーたちが一掃されたらしい。
オークレンジャーのボルトも特別製の金属製できていて、同じ特別製の金属を使って作られたオークスカウトの革や鎧を使った盾じゃないと防げなかったらしいけど、森や林からは追い払うことに成功したようだ。
正直、空を飛んでいる私にはとってもありがたいよ。
下からボルトが飛んでくる恐れがないんだもん。
ダガーもまだ違和感はあるけれど、2日あればなんとか扱えるようになったし、それはもう少し鍛えていくしかないと思う。
骨にまで傷が入っていたということは、相当な重症だったはずだからね。
アダムさんの装備がなければ多分腕を貫通して体まで刺さっていたかと思うとゾッとする。
次はそんな凶暴なのと戦いたくないな。
さて、今日も見張りのお仕事……うん?
遠く、〝シラタマの丘〟よりも遠いところになにかがいる。
それも1匹2匹じゃなくてすごいたくさん。
あれってなに?
「ミネル」
『もう確認した。オークの集団じゃ。どうするシズク?』
「もう少しだけ側によってみよう。攻撃を受けない範囲で」
『心得た』
私はゆっくり、ゆっくりとミネルが確認したオークの集団へと近づいていった。
すると、豚頭のオークがうじゃうじゃいて……一般歩兵らしき連中ですら鉄の槍と剣に鉄の鎧を着ているし、もっと体格のいいオークになるとたぶん鋼の鎧を着込んでいる。
魔法使いみたいなオークもたくさんいるし……これってものすごくまずい?
『シズク、そろそろ引き上げ時じゃ。気付かれてしまえば矢の雨が襲いかかってくるかもしれぬ』
「だよね。アイリーンの街にこの情報を持ち帰ろう!」
私はすぐさま身を翻してこのことを街壁上で守っていた衛兵さんに連絡する。
すると、衛兵さんも「遂に来たか」と一言こぼしたあと、ひとりだけ見張りを残しすぐに階段下へと駆け込んでいった。
私には急いで冒険者ギルドにこのことを伝えるよう指示が出たので、冒険者ギルドまで飛んでいくことに。
冒険者ギルドのみんなも、私が空を飛んでやってきたことで緊張感が増したみたい。
そして、今日は受付をしていたリンネさんに詳しい話をしようとしたところ、サンドロックさんの執務室で話をするように命じられてしまった。
……他の冒険者のみんなも、装備のチェックに余念がないけどね。
「失礼します、ギルドマスター。シズクさんが飛んで戻りました」
「わかった。入れ」
「はい。シズクさん、どうぞ」
「失礼します。その……」
「前置きはいい。手短に、用件だけを伝えろ」
「わかりました。〝シラタマの丘〟の大分奥でオークの大軍勢を発見。普通のオークですら鉄製の鎧を身に包んでいます。魔術士みたいな恰好をしたオークまでは確認できました。それ以上の確認は身の危険があると判断したため不可能、帰投しています」
「わかった。十分過ぎる内容だ。〝シラタマの丘〟奥ってなると今日一日は、まだ準備する余力が残っていやがるな?」
「はい、ギルドマスター。いかがいたしましょう?」
「リンネ、戦える中位冒険者以上は全員かき集めろ。ギルド命令による徴集だ。逆らえば一発でギルド資格剥奪だとも付け加えな」
「わかりました。それでは、私はこれで」
サンドロックさんの指示を聞いたリンネさんが足早に部屋から退出していった。
私はこのあとどうすれば?
「シズク、お前の怪我の具合はどうだ?」
「それって武器を使えるかですよね? まだ違和感がありますがなんとか」
「よし、冒険者どもが集まるまでデイビッドと訓練をしろ。それで可能な限り感覚を取り戻せ。すまんが、オークとの決戦ではお前にも働いてもらうことになる」
「覚悟の上です。でも、デイビット教官をお借りしても大丈夫なんですか?」
「いまはあいつも待機任務中だ。体がなまらないように運動するにはちょうどいいだろう。本当は俺が相手をしてやりたいが、この先いろいろと折衝があるからな。お前はとにかく、無理をしない範囲で今日中に感覚を取り戻せ」
「はい!」
「いい返事だ。デイビッドのところまで案内する。デイビッドも手を抜かないだろうから気をつけろよ」
そのあとは冒険者たちが集まるまでデイビッド教官を相手にひたすら猛特訓を続けた。
私は想像以上に右手の握力が弱まっていたらしく、デイビット教官の剣や盾で何度もナイフを弾き飛ばされてしまう。
デイビット教官からは、もう鍛え直している時間はないから包帯かなにかをまいてダガーを弾き飛ばされないようにとアドバイスをいただいたよ。
今回の一件が終わったら、握力も鍛え直さなくちゃなぁ。
そして冒険者が集められる時間になり、ホールへ戻ってみると様々な恰好をした冒険者たちが集まっていた。
中には明らかに手傷を負っている人もいるし、休暇中だったのか私服姿の人たちまでいる。
ともかく、集められた冒険者を前にして、サンドロックさんは大声でこれからの予定を伝え始めた。
「集まったな、冒険者ども! これからアイリーンの街は厳戒態勢に入る! 冒険者が逃げ出すことは一切禁止だ! 敵はオークの大軍勢! シズクが空から偵察してきてくれた限りでは普通のオークだけでなくハイオークやオークマジシャンもいたようだ! おそらく、オークマジシャンの中にはオークシャーマンも混じっているだろう! そして、確認できなかった奥の方にはもっと上位の個体、オークバーサーカーやオークジェネラル、場合によってはオークキングやオークエンペラーが出てきている可能性すらある!!」
サンドロックさんの宣言に冒険者たちは一気にざわめき始めた。
私は知識不足だからわからないけど、オークジェネラルとかオークキング、オークエンペラーって名前からして強そうだもんね。
「心配するな! オークキングやエンペラーは俺が始末する! ジャネラルはデイビッドが相手をする! お前たちの仕事は街に少しでも被害が出ないように一般兵の駆除をできる限りすることだ!!」
一般兵、つまり普通のオークとかハイオークとかオークマジシャンだよね。
それだってあの数だと楽な仕事じゃない。
でも、街を守るためならやらないと!
「領主とも話をつけてきたが領主軍は街の防衛を第一にするそうだ! お前たちは気兼ねなく豚頭どもを倒してこい! 装備はこれから支給する! 自分の装備じゃオークに届かないような連中は前に出て受け取れ!」
そう言ってギルド職員さんたちが手渡していくのは黒い剣。
間違いなく、私が倒したオークスカウトから奪い取った金属でできた剣だ。
でも、私の剣に比べると輝きが足りないような……?
「シズク、お前のことだからあの剣とお前のダガーを比較しているんだろう?」
「デイビッド教官、私のダガーの方が黒いですけど輝いている気がします」
「あれは普通の魔鋼だけで作った剣だからだ。混ぜられていた魔法金属を取り除いて数打ち品として作り直してある。アダムさんは取り除いた魔法金属でお前のダガーを新調したかったみたいだが、それには量が足りなかったみたいだな」
「私はこのダガーだけでも十分ですよ?」
「オークの軍勢と戦うにはそれでも不安が残るということだ。ともかく、お前も初日は一般兵、普通のオークの数を減らしてくれ。2日目以降は追って指示する」
「わかりました。こういう戦いは未経験なので、指示をお願いします」
「ああ、絶対に死ぬなよ? 必ず生きて戻ってこい」
「もちろんです。メイナさんにも約束しましたから」
「それは心強いな。ともかく、明日からはオークとの戦争になる。食料の備蓄は1カ月分ほど。それまでに片付けられなければ、我々の負けだ」
「……キントキなら、倒した側から解体魔法と《ストレージ》でオーク肉を回収できますよ?」
「そういえばそうだったな。できる範囲で頼めるか、キントキ?」
「ワン! (任せてよ!)」
「任せてって言ってます」
「これで、我慢すれば食料も多少は余裕ができるか。ともかく、指示出しは終わった。明日は早い。今日はゆっくりと休め」
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