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第2部 街を駆け巡る〝ペットテイマー〟 第6章 〝ペットテイマー〟ドラマリーンでのハント
66. ウルフ狩りのステップワンダーによるウルフ狩りの講習会
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新人冒険者を引率してやってきた一昨日下見をした林。
新人たちは全員、冒険者ギルドから武器を借りてきたみたい。
それぞれ、自分の武器に不安でもあったのかな?
「さて、ここが今日の訓練場所になる林です。ウルフもあまり群れていませんし、離れて行動しているので戦闘中に追加で割り込まれる心配も少ないです。時間もあまりありませんし早く始めましょう」
私は念のため林や森の中を歩くときの注意点を話してから林の中へと入って行く。
でも、林や森の歩き方にさえ感心されているのってどういうことだろう?
この先が心配だよ。
ともかく、先頭は私が、最後尾は受付のお姉さんが担当して林の中を数分歩んでいくと、ちょうどいい感じに1匹だけのウルフがいた。
お手本として倒して見せようかな。
私も冒険者ギルドから鉄製のナイフを借りてきているし。
「皆さん、この先にウルフが1匹います。ちょっと倒してきますのでよく見ていてください」
私は自分がウルフの風下側だということを確認すると、一気に飛び出してウルフを切りつけた。
今回はお手本を見せるため、ペットたちからはなんのスキルも借りていない素の状態。
私、腕が鈍ってないかな?
私に首筋を切りつけられたことで血を流しながらも、ウルフはこちらの方を振り向く。
でも、動きがかなり緩慢になってきちゃっているし、すぐにでも倒せるかな?
「Gru!」
ウルフが勢いをつけて飛び込んできたけど、やっぱり緩慢だ。
軽く横に避けつつ、もう一回首筋を切り裂いてみる。
すると、ウルフは着地と同時に倒れ込み動かなくなっちゃった。
うーん、いまの私じゃ数打ち品の鉄のナイフでもウルフはこの程度なんだ。
ともかく、みんなのところに戻って説明しなくちゃ。
「ええと、ウルフの理想的な狩り方はこうなります。注意点はなるべく胴体に傷をつけないようにすること。胴体が一番肉が多く、毛皮の査定でも評価が分かれる場所ですからね。本当に理想的なのはいまやったように首だけを傷つけて倒すことですが、非常に難しいです」
本当に難しいんだよね、こういうやり方って。
私も冒険者になる前はほとんどできなかったもの。
「最初は毛皮の売値を諦めて可食部だけ傷をつけないようにするか、足を折り動けなくしてとどめをさす。魔法使いや弓使いの方々は、首だと狙いにくいでしょうから腹を狙って動けなくしましょう」
「シズクさん。頭は傷つけてもいいんですか?」
「構いません。ね、ギルド職員さん?」
「問題ないですね。ウルフの頭部は可食部にならず、毛皮にすることもできない不要部分です。首を切って倒すのが後々洗う手間を考えれば最善ですが、頭を潰して倒してもらっても査定には響きません。そういう意味でも、弓使いや魔法使いの方々には早めに慣れてもらい、歩いているウルフの頭は撃ち抜ける程度になっていただきたいですね」
「らしいですよ。皆さんの稼ぎにも直結しますし頑張ってくださいね」
さて、狩り方の実演も終わったし今度は解体の手順を説明しなくちゃ。
解体ナイフはいつも使っているやつだから、新人冒険者たちよりもいいものだろうけど大目に見てね。
「次、解体です。まずはここからナイフを入れて……」
うん、解体手順も一通り説明終了。
お肉も毛皮も綺麗に取れたし、魔石も回収したから大丈夫だね。
「さて、基本的な内容は以上です。なにか質問のある人は?」
「じゃあ、解体用のナイフって高級なものを買った方がいいですか?」
「切れ味がいいものの方がいいですが、そこは稼ぎと相談してください。どんなに最初の切れ味がよくても、だんだん切りにくくなっていきます。そのためにも毎日のメンテナンスは重要ですが」
「ここでも毎日のメンテナンスですか……」
「当然です。武器・防具・解体道具。これらは毎日メンテナンスしないとすぐに使えなくなります。もちろん、それ以外にも解体した肉や毛皮などを入れる持ち運び用の荷袋だって毎日洗わないといけません。肉を持ち運べば血がつきますし、それが洗い落とされていないとすぐに荷袋が臭くなります。そうなるとせっかくの獲物も臭くなって評価に響きますし、場合によっては買い取りさえ拒まれます。とにかく使った道具は毎日メンテナンスしてください」
「はい。わかりました」
「他に質問のある人は?」
「あの、ナイフ使いは渡された武器が鉄なのですが、俺たちは青銅なんです。どうやって戦えば?」
そういえば、鉄製品を渡されていたのはナイフくらいでショートソードやショートランスは青銅製だったよね?
どういうことなんだろう?
「それは冒険者ギルドからの貸与品として冒険者ギルド関係者の私から説明いたしましょう。ドラマリーンでは付近に鉱山がないため、金属製品の物価が高いです。今回貸与品として用意したものはすべて大銅貨4枚で買える武器のみ。木製の弓や短いナイフはともかく、剣や槍を鉄でお渡しすることはできませんでした」
「それでは、どうやって戦えばいいのでしょう?」
「次のウルフは私が戦ってお手本にしましょう。私の武器は青銅製のショートソードです。シズク様、私が先導してもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
受付のお姉さんと前後を入れ替えて移動を再開。
今度は2匹のウルフを発見した。
お姉さんは素早く1匹目のウルフに飛びかかり、その頭を叩き割った。
そして、2匹目のウルフの攻撃もかわすとすぐにウルフの頭を殴り、動きを鈍らせて首の骨をたたき折る。
やることが大胆だけど確実だね。
本当に元Cランク以上の冒険者しか受付にはいないんだ。
「このように青銅の武器ではウルフを殴りつけて倒します。先手が取れるのでしたら一撃目で倒せるように。相手に飛びかかられそうな場合、攻撃を回避してから一撃軽くウルフに攻撃して隙を作り、次にウルフへ重い一撃を加えます。青銅製なので切れ味はあまりよくありません。ですが、ウルフ程度でしたら切らずとも何回か殴れば動きが鈍るので、頭か首を狙ってとどめをさしてください。大切なのは大振りになりすぎて隙をうまないことと、武器の重量任せで動かないことです」
なるほど、青銅の武器でウルフを退治する時ってああやればいいんだ。
でも、それが通用するのってゴブリンまでだよね。
「ゴブリンも青銅の武器で殴れば退治できますが、オークは青銅で殴っても傷ひとつ与えられません。オークを相手にしたければ鋼の武器を買いそろえてください」
あ、そこもきちんと説明するんだ。
さすがはギルド職員、気を遣ってるね。
「それでは、冒険者の中から2名、解体実習を。残りの方々は周囲の警戒です」
こうして私と受付嬢さんの実技披露が終わったあとは、林の中をさまよう……フリをしながら《気配判別》でウルフのいる方に歩き続けての実戦訓練と解体訓練。
人数が多いからひとりあたりの回数はあまり取れなかったけれど、ウルフ1匹倒すだけでも苦労することはわかってもらえたと思う。
さて、そろそろ帰る時間も近くなってきたし、ウルフの怖さも思い知ってもらおうかな。
新人たちは全員、冒険者ギルドから武器を借りてきたみたい。
それぞれ、自分の武器に不安でもあったのかな?
「さて、ここが今日の訓練場所になる林です。ウルフもあまり群れていませんし、離れて行動しているので戦闘中に追加で割り込まれる心配も少ないです。時間もあまりありませんし早く始めましょう」
私は念のため林や森の中を歩くときの注意点を話してから林の中へと入って行く。
でも、林や森の歩き方にさえ感心されているのってどういうことだろう?
この先が心配だよ。
ともかく、先頭は私が、最後尾は受付のお姉さんが担当して林の中を数分歩んでいくと、ちょうどいい感じに1匹だけのウルフがいた。
お手本として倒して見せようかな。
私も冒険者ギルドから鉄製のナイフを借りてきているし。
「皆さん、この先にウルフが1匹います。ちょっと倒してきますのでよく見ていてください」
私は自分がウルフの風下側だということを確認すると、一気に飛び出してウルフを切りつけた。
今回はお手本を見せるため、ペットたちからはなんのスキルも借りていない素の状態。
私、腕が鈍ってないかな?
私に首筋を切りつけられたことで血を流しながらも、ウルフはこちらの方を振り向く。
でも、動きがかなり緩慢になってきちゃっているし、すぐにでも倒せるかな?
「Gru!」
ウルフが勢いをつけて飛び込んできたけど、やっぱり緩慢だ。
軽く横に避けつつ、もう一回首筋を切り裂いてみる。
すると、ウルフは着地と同時に倒れ込み動かなくなっちゃった。
うーん、いまの私じゃ数打ち品の鉄のナイフでもウルフはこの程度なんだ。
ともかく、みんなのところに戻って説明しなくちゃ。
「ええと、ウルフの理想的な狩り方はこうなります。注意点はなるべく胴体に傷をつけないようにすること。胴体が一番肉が多く、毛皮の査定でも評価が分かれる場所ですからね。本当に理想的なのはいまやったように首だけを傷つけて倒すことですが、非常に難しいです」
本当に難しいんだよね、こういうやり方って。
私も冒険者になる前はほとんどできなかったもの。
「最初は毛皮の売値を諦めて可食部だけ傷をつけないようにするか、足を折り動けなくしてとどめをさす。魔法使いや弓使いの方々は、首だと狙いにくいでしょうから腹を狙って動けなくしましょう」
「シズクさん。頭は傷つけてもいいんですか?」
「構いません。ね、ギルド職員さん?」
「問題ないですね。ウルフの頭部は可食部にならず、毛皮にすることもできない不要部分です。首を切って倒すのが後々洗う手間を考えれば最善ですが、頭を潰して倒してもらっても査定には響きません。そういう意味でも、弓使いや魔法使いの方々には早めに慣れてもらい、歩いているウルフの頭は撃ち抜ける程度になっていただきたいですね」
「らしいですよ。皆さんの稼ぎにも直結しますし頑張ってくださいね」
さて、狩り方の実演も終わったし今度は解体の手順を説明しなくちゃ。
解体ナイフはいつも使っているやつだから、新人冒険者たちよりもいいものだろうけど大目に見てね。
「次、解体です。まずはここからナイフを入れて……」
うん、解体手順も一通り説明終了。
お肉も毛皮も綺麗に取れたし、魔石も回収したから大丈夫だね。
「さて、基本的な内容は以上です。なにか質問のある人は?」
「じゃあ、解体用のナイフって高級なものを買った方がいいですか?」
「切れ味がいいものの方がいいですが、そこは稼ぎと相談してください。どんなに最初の切れ味がよくても、だんだん切りにくくなっていきます。そのためにも毎日のメンテナンスは重要ですが」
「ここでも毎日のメンテナンスですか……」
「当然です。武器・防具・解体道具。これらは毎日メンテナンスしないとすぐに使えなくなります。もちろん、それ以外にも解体した肉や毛皮などを入れる持ち運び用の荷袋だって毎日洗わないといけません。肉を持ち運べば血がつきますし、それが洗い落とされていないとすぐに荷袋が臭くなります。そうなるとせっかくの獲物も臭くなって評価に響きますし、場合によっては買い取りさえ拒まれます。とにかく使った道具は毎日メンテナンスしてください」
「はい。わかりました」
「他に質問のある人は?」
「あの、ナイフ使いは渡された武器が鉄なのですが、俺たちは青銅なんです。どうやって戦えば?」
そういえば、鉄製品を渡されていたのはナイフくらいでショートソードやショートランスは青銅製だったよね?
どういうことなんだろう?
「それは冒険者ギルドからの貸与品として冒険者ギルド関係者の私から説明いたしましょう。ドラマリーンでは付近に鉱山がないため、金属製品の物価が高いです。今回貸与品として用意したものはすべて大銅貨4枚で買える武器のみ。木製の弓や短いナイフはともかく、剣や槍を鉄でお渡しすることはできませんでした」
「それでは、どうやって戦えばいいのでしょう?」
「次のウルフは私が戦ってお手本にしましょう。私の武器は青銅製のショートソードです。シズク様、私が先導してもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いします」
受付のお姉さんと前後を入れ替えて移動を再開。
今度は2匹のウルフを発見した。
お姉さんは素早く1匹目のウルフに飛びかかり、その頭を叩き割った。
そして、2匹目のウルフの攻撃もかわすとすぐにウルフの頭を殴り、動きを鈍らせて首の骨をたたき折る。
やることが大胆だけど確実だね。
本当に元Cランク以上の冒険者しか受付にはいないんだ。
「このように青銅の武器ではウルフを殴りつけて倒します。先手が取れるのでしたら一撃目で倒せるように。相手に飛びかかられそうな場合、攻撃を回避してから一撃軽くウルフに攻撃して隙を作り、次にウルフへ重い一撃を加えます。青銅製なので切れ味はあまりよくありません。ですが、ウルフ程度でしたら切らずとも何回か殴れば動きが鈍るので、頭か首を狙ってとどめをさしてください。大切なのは大振りになりすぎて隙をうまないことと、武器の重量任せで動かないことです」
なるほど、青銅の武器でウルフを退治する時ってああやればいいんだ。
でも、それが通用するのってゴブリンまでだよね。
「ゴブリンも青銅の武器で殴れば退治できますが、オークは青銅で殴っても傷ひとつ与えられません。オークを相手にしたければ鋼の武器を買いそろえてください」
あ、そこもきちんと説明するんだ。
さすがはギルド職員、気を遣ってるね。
「それでは、冒険者の中から2名、解体実習を。残りの方々は周囲の警戒です」
こうして私と受付嬢さんの実技披露が終わったあとは、林の中をさまよう……フリをしながら《気配判別》でウルフのいる方に歩き続けての実戦訓練と解体訓練。
人数が多いからひとりあたりの回数はあまり取れなかったけれど、ウルフ1匹倒すだけでも苦労することはわかってもらえたと思う。
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