聖者のミルクが世界を癒す

さちこ。

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「ほらほら、気持ちいいって言いな。気持ちいいって言ったらきっと怖くないよ、気持ちいいことがツラいはずないだろ。ほら、気持ちいいね。おしっこ穴グリグリされるの気持ちいいな」
 容赦ない快感が私を襲い続ける。射精欲はあるのだが、それよりも襲いくる快感の恐ろしさに萎縮してしまって陰嚢で渦を巻く精液が尿道を上がってこない。出したいのに出せない、心と体のバランスがおかしくなってしまっている。
 そんな所へあんな内容を耳元で囁かれると、私はもう何も抵抗など出来なかった。
「……はひっ?ひっ…ひぅぅぅぅうぅぁああぁあぁぁぁぁあ!!!!!おちんちん気持ちぃぃっ!気持ちいぃぃいぃ!気持ちぃぃぃぃ!きもちいいぃっ!!!!!!」

 ひたすらに気持ち良いと繰り返し快感を享受する。するとどうだろうか、先程まで感じていた恐怖は取り除かれ素直に快感のみを受け取ることができた。
「いい子いい子、ちゃんと気持ち良いって言えていい子。いい子にはご褒美だもんな、ほらイっちゃいな。精液出してもっと気持ちよくなっていいよ」
 脳内へ直接響くような彰の言葉に、快楽以外終えなくなっている私の頭はペニスへとすぐに射精の指令を出す。彰が気持ちいいと言えたご褒美に射精をしていいと許可をくれた、グツグツ煮え滾る精子を放出していいと言ってくれた。
「イっくぅぅぅうぅぅぅぅぅうううぅ!!!!!」
 射精の瞬間に手を離され、ペニスから吹き上がる精液が撒き散らされる。飛距離も量も五回目とは思えない程だ。

「うわぁ、噴水みたいに白いおしっこ吹き上げたなあ。こんなにいっぱい精液作れるエドガーの金玉凄い!そうだ、次は金玉ヨシヨシしてあげるからまだ精子いっぱい出そうな」
 五回も出してさすがにくったりしている私のペニスを手にした彰が次の射精を促してくる。連続射精で疲れてきているがこんな機会は次にいつあるかわからないのだ、この際枯れるまで搾り取って欲しい。ご褒美はどれだけもらっても嬉しいものだから。
「んっ…はぁぁぁ出すぅ……彰に金玉ヨシヨシしてもらって精液出すぅ……」
 とろんとした濡れた瞳で私を見上げる彰の姿に欲望がペニスに集中する。やわやわと握られる陰嚢からの刺激はこれまで一度も経験したことのないもので、未知の快感にゾクと肌が粟立った。
 先ほどの尿道口への刺激より穏やかなこともあって素直に快感を受け止められる。だが陰嚢への刺激だけでは到底射精まで辿り着けそうにない。

「…彰ぁ…金玉だけじゃなくておちんちんもゴシゴシして欲しいっ!気持ち良いけどっ…それだけじゃ精液だせないぃ…ひぉぉぉぉっ!!!」
 仕方ないな、という彰の表情に甘やかされているのを感じて胸がいっぱいになる。私の我儘な欲求に応えてくれて、陰嚢を揉むのと一緒に棹も扱いてくれた。
「どう?これで精液出せそう?今日はいい子のエドガーを甘やかす日だから、今みたいにして欲しいこと沢山言っていいんだぞ」
「ほんと?…んぉっ…僕の我儘聞いてくれるっ?」
「ああ、なにして欲しいんだ?」
「くぅぅ…あのねっ!僕っ、僕さっきみたいにおちんちんから精液出すところ近くで見て欲しいの!…ぉほぉぉっ……白いおしっこビュウって彰のお顔にかけたいよぉ……」
「へえ、エドガーは顔射したいのか。俺の顔に熱くてドロドロの精子ぶっかけて気持ちよくなりたいんだね」
 情欲に溺れた表情で彰が笑う。
「……ダメ?」
「ダメじゃないよ、でもそれならちょっとご褒美の内容変えるけどいいか?」
 握ったままだったペニスと陰嚢から手を離し私の首に腕を回す。上から覗き込まれて告げられた内容はどう転んでも私にとってはご褒美だった。
「今までのご褒美は俺が全部エドガーにやってあげてたけど、顔射したいならエドガーが自分でおちんちんシコシコするんだよ。俺はソファに座って見ててあげるから、エドガーが俺の目の前で射精してみせて。エドガーはいい子だから一人で精液ピュッピュ出来るよな?」
「っ出来るっ!!!僕一人でおちんちんシコシコして精子出せるっ!」
「ふふっ、元気なお返事」

 いい子、と顔中にキスを降らせて私の体から離れていく。深く腰掛け背凭れに体を預ける彰の前に立ち、片足をソファに上げて腰を付き出した格好をした私のペニスは再び硬度を持ち天を突いている。
 純粋に愛を捧げるべき人にこんな恥ずかしい格好を求められ、見られている。さらにこれから自慰を行うのだ、羞恥心と自尊心を上回る快感がペニスから先走りとなって溢れ出した。
 神がもたらした最高の美へと白濁した醜い欲望をブチまける。ほんの少し気後れしておずおずと添えた手だったが、触れてしまえば押さえなど効かなかった。
「っうぉぉぉ!彰ぁ……!見てっ!!!僕のおちんちん見てぇ……!」
 自慰を覚えたての頃の様なただ棹を擦るだけの拙い手の動きさえ、過ぎた快楽となって襲ってくる。
「ちゃんと見てるよ。ほら、頑張れ頑張れ。エドガーのおちんちん頑張って気持ちよくなろうとしてて偉いぞ。もっとゴシゴシしてごらん、頑張って」
「…んっ!っおぉあぁぁぁぁぁ……彰が見てくれてるっ!僕のおちんちん応援してくれてるっ!!気持ちいぃよぉ…彰あぁぁぁぁ!ぅおぉぉぉぉっ!!!!」

 彰の応援に私のペニスは俄然やる気を出して擦り上げる手の動きも早くなる。ペニスをじっと見つめる黒曜石の瞳は優しさに溢れていた。
 繰り返される応援の言葉に、幼い頃母に励まされながら行った乗馬の訓練を思い出す。あの時の母もこうやって優しい眼差しで私を応援してくれていた。
 ドクン、心臓が壊れたように大きく脈打つ。
 何も出来ない小さな子のように全てを委ねて甘やかされたいだけだと思っていた欲望は、彰を母親という存在へと押し上げていた。無条件に私を愛してくれる存在、どんな恥ずかしい姿も母の前では見せてよかった。なぜならその時の私は本当に幼子だったのだから。
「っぐぅぅぅ……!見てっ見ててっ!僕のおちんちん見ててぇ……」
「ふふ、上手だね、エドガーはおちんちんシコシコするのとっても上手だよ。俺の頑張れ、頑張れって応援で立派におちんちん育てること出来たね、いい子だ。一生懸命おちんちんに向き合って偉いぞ。頑張れ頑張れ、もうちょっと頑張って俺の顔に精液ぶっかけような」
 そんな風に優しく言われると、堪えることを知らない子どもになってしまった私は我慢なんて出来ない。
「キたぁぁぁぁあぁぁぁ!!!精液上がってきたよぉぉぉんぉぉ!……出るっ!ママのお顔に精子ぶちまけてイっくぅぅぅぅうぅぅぅぅううぅぅぅぅぅ!!!!!!!!」
 ぶびゅう、と何度も吹き上げる精液が彰の顔を汚していく。ペニスを応援するためにちょうど開いたままになっていた咥内へもドロドロの精子は飛び込んでいった。

 六回目というのにあまりの量に自分でも呆れ返る。驚いた表情をしていた彰だが、吐精が終わると口に溜まった私の精液をゴクリと飲み込んでいた。
「……ぁあママぁ……ママぁ…ママっ!」
 飲んでくれたことが嬉しくて、堪らずに抱き付けば背中に手を回して応えてくれる。
「ふふっ、俺のことママって呼ぶなんて。エドガーはいつの間に赤ちゃんになったんだ?可愛いなあ。おっきくて逞しくて頼り甲斐がある立派な大人でアルクの王様なのに俺の前では赤ちゃんみたいになるエドガー、凄く可愛い。いい子いい子、ママの可愛い坊やはぎゅってしてあげるね」
 そのままトントンと背中をあやすように叩かれる。そうだ、今の私は赤ん坊なのだからこの優しい腕に縋っていればいい。全身を温かい湯に包まれたような心地よさが押し寄せてくる。
「……ママぁ…好き…」
 急激に襲ってきた眠気にぼやけた頭で、今一番伝えなければならないことを告げた。
「ママも好きだよ、可愛いエドガー。おやすみ、良い夢を」
 ちゅっと胸元へキスをされる感触を最後に、私は眠りの世界へ落ちていった。
 この腕に愛を捧げるべき存在を抱き込んで、満ち足りて幸せなまま彰の胎内へ還っていく夢を見る。
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