聖者のミルクが世界を癒す

さちこ。

文字の大きさ
100 / 112

100

しおりを挟む
 フリントさんの合図により部屋に入って来た人達の数は、ざっと見積もって50人以上いるだろうか。中には幾人か見知った顔もあった。共通するのは全員がちんこをこれでもかと勃起させている所。
 皆が待ちきれず我慢汁を溢しながら、俺を視姦するかのようにギラついた雄の目で見つめている。
「ではあなた方、メア神への愛の証である精液を聖者様へお掛けなさい」
 フリントさんの呼び声に事前に順番が決められていたのだろう、数人が前へ出てきた。そして湯船をぐるりと取り囲み、一斉にした事は俺を驚かすには十分だった。

 なんと彼らのちんこには精液を無駄打ち出来ないように、尿道にずっぷりとプジーが刺さっていたのだ。そのプジーの先端に付いた俺の下腹部に浮き上がった紋様と同じチャーム、それを手にし一斉に引き抜く男たち。
 喘ぎ声に混じって響くのは、塞き止められていた精液が吹き出す音。四方八方から高濃度の雄臭い精子が俺の体に、湯船にぶち撒けられていく。
「ぁあぁぁん……せーし来たぁ…俺の体にたぁっくさん精液ぶっかけられてるぅ。すぅぅぅぅ……濃ぉいよぉ…んはぁぁ…皆のザーメンブレンドされてぇ……臭いだけで気持ちよくなるぅ」
 彼らもフリントさんのように六日間オナ禁してきたのだろう。しかしフリントさんの様に信仰に裏打ちされた強い精神力でちんこに一切触らないという保証はない。だからプジーで尿道を塞き止めて精液を溢せないようにしていたのだ。

 顔の右横でゴシゴシとテクニックも何もなく扱いているのは、つい最近精通したばかりのような年若いライオンの獣人。その反対側には使い込んで黒ずんだちんこを筒状にした両手に捩じ込みエアセックスしている壮年のキリンの獣人。
 俺は熱に浮かされた目で周囲を見回し、どんどん降り積もる精子をうっとりと浴びていた。
 彼らはフリントさんよりもかなり早く精液を空にするので、その分交代も早くなる。何十人にもぶっかけられ続けた今は、湯船の半分ほどまで精液が溜まっており、残りの人数もちょうど半分くらいだろうか。

 ここに選ばれる基準が何なのか俺には分からない。全てはメアの意思のままに行われているからだ。
 メアに選ばれた、というだけで今まで顔も見たことがない人達が圧倒的多数の中、言葉を交わした事のある何人かが精液を扱き出していった。
 ついさっき気持ち良さそうに大量の精子シャワーを吹き上げたグレッグ。俺を寝取られる妄想に浸っているのか陶酔した表情で、それでも俺の顔面を目掛けて何度も精液をぶっかけたクリス。いつか神殿で俺の搾乳をした修道士の顔もあった。
 知っている人も知らない人も、皆一様にちんこを勃起させて精液を、メアへの愛と信仰を俺に捧げてくれている。その事が嬉しくて、メアが愛されていることが嬉しくて、俺を愛してくれている事が嬉しくて堪らなかった。

 どんどん落ちる精液に肌が触れるだけでも敏感に快感を拾い、濃くなる一方の雄の精臭に脳髄を焼かれていく。足元で一心不乱にちんこを擦っていた水牛の獣人が精子を出し切って、順番が来るのを待ち構えていた鶏の獣人に押し退けられるように下がっていった。
 その後も次々と入れ替わり射精する男たち。俺の体はもう肩まで精液に浸かり、本当に風呂に入っているようになっている。
 温かい湯のような精液を掬いボチャボチャ手から溢れ落ちていく様子を楽しむ。何十人もの精液がブレンドされた風呂からは、もうもうと雄臭い性の香りが立ち昇っていた。

 鼻孔から取り込んだ香りに脳を蕩けさせ、肌に触れる精子には子宮を疼かせられる。俺はもう濃すぎる雄フェロモンにグズグズに酔って口角が上がりっぱなしになっていた。
「……ぁはぁぁぁぁ…気持ちぃぃよぉ……あったかい精液風呂って凄いねぇ……気持ち良いねぇ。ぁんっ…シャワーみたいに頭から精子掛けられてるぅ……こってり精液でザーメンパックされてるぅぅ……」
 精子が顔に降り注ぐ度にビクビク体が反応してしまう。もう俺に理性なんて残っておらず、ドロドロに蕩けきっていた。

 ボチャッと重い音を立てて精子が絞り落とされ、最後のちんこが湯船から離れていく。最後の一滴が大量の精液に混じっていくのをうっとり見つめていると、いつの間に近くに来たのかフリントさんが声をかけてきた。
「彰様、これでもう清めの儀式は終わりました。どうぞお手を、次の儀式へとご案内いたします」
 快感に蕩けきった頭と力の入らない体を必死に動かして、何とか湯船の中に立ち上がる。体を伝って落ちる精液の感覚すら気持ちよくて、差し出されたフリントさんの腕にしがみついた。
 ノロノロと足を上げ湯船から抜け出て振り替えれば、いっぱいに満たされた精液が静かに揺れる水面があった。こんなに沢山の精液をみんな一生懸命出してくれたんだ、嬉しい。俺のために六日間もオナ禁して、俺に全部ぶっかけてくれて嬉しい。

 全裸のフリントさんにしがみつく俺へ向けられる何十もの目。その全てにメアへの愛と信仰があった。全身を這う沢山の視線、白濁液を滴らせる体に這う男たちの性欲が、愛が気持ちいい。
「……っぁんっ……みんなぁ…俺にたぁっくさん愛を注いでくれてぇ……っあ…ありがとぉ……。これからもぉっ…セックスとオナニーでメアにぃ……ぁあぁぁん…メアにいっぱい愛をあげてねっ…んぁっぁんっ……」
 まともに立っていられなくて、体のほとんどをフリントさんに預けている状態だけど、これだけは伝えたかったんだ。
 跪いて俺を見上げる皆の股間は、さっき六日分の精液を出しきったというのに、もう元気に勃ちあがっている。きっとこれから愛する人とセックスしたり、メアにオナニーで精液を捧げたりするのだろう。

 この場にいる人たちだけでなく、アルク中の人たちが幸せで愛に満ちた射精が出来るようにとメアに願って、俺は次の儀式へと向かっていった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

熱のせい

yoyo
BL
体調不良で漏らしてしまう、サラリーマンカップルの話です。

チョコのように蕩ける露出狂と5歳児

ミクリ21
BL
露出狂と5歳児の話。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

少年探偵は恥部を徹底的に調べあげられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

処理中です...