動物の耳が生えたなら

mami

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本編

第1話 み、みみが...

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みんなは起きたら耳が生えてた経験ありますか?
きっと1度はみんな経験したことあるよね
だって...今まさにその状況なのだから
「いやいや、落ち着け俺。これは...そう、幻覚だ!」

「朝から何騒いでんだよ」

「おー、おはよう篠!なぁ、これ幻覚だよな?幻覚だと言ってくれ!」

「そう思いたいならそう思えばいいだろ。少なくとも俺には、立派な耳が生えているように見えるがな」


この世界には、稀にイヌ、ネコ、ウサギ、パンダなどのなんとも可愛らしい動物達の耳が人間の頭から生えてくるという異常現象が15年前から起きている。生えてきたら一生取れないということもあれば、「あっ...取れた!」という場合もある。特に問題はないとされ、薬の開発はされていない。
だが、この耳を持ったものしか知らない重大な問題がある。それは
「...っ!」
「どうした?」
いつ来るか分からない発情期だ

「いや...なんでもない」
こんなこと誰にも言えるはずがなく知名度は低い。

...何で俺が知ってるか?
兄がその1人だったからだ。
実際襲われたからな。ヤッてないけど

「そうか?だったら、早く準備しろよ。昨日の約束、忘れたなんて言わせねーからな」



約束...それは昨日の夕方のこと


「ちょっ...やだ、今朝シたばっかじゃん」

「あ?男は万年発情期なんだよ」 という言い争いをしているときのこと。つい
「あ...」

殴ってしまい

「...ってぇな」と痛みを感じるわけで...

沈黙が続き、謝ろうとしたら
「あとで付き合えよ」との返事がきた。で、今にいたる。
多分、買い物なんだろうけど

「篠さん、篠さん。マジ勘弁。これで行くとか恥ずかしすぎるでしょ」

「帽子あるだろ。それ被って黙ってついてこい」
本当、鬼畜 サディスト

まぁ、殴った俺も悪いんだけどさ...


その前に待って...もう大分ヤバいんだが

「あのさ、出かける前にシャワーいい?」
「は?何で」
ヌきたいから
「なんか汗かいちゃって」
「...はやくしろよ」

ヌくためになんて言ったら絶対ヤられる
あいつはそーゆう男だ


―1時間後―
「おい、史佳!おせーよ!」

「うわぁぁぁ...ごめんなさい、ごめんなさい!待って!もうちょっとだから」

「何がもうちょっとだ。1時間だぞ!早くしねーと犯すからな。即」

俺だって早く出たいけど...おさまんねーの!分かる?!分かんないよね、生えてないんだから



「...あがりました、申し訳ございませんでした」
「次はねーから」
「篠サマの心が広くて大変嬉しゅうございます」
「くるしゅうない」
多分それ使い方間違ってるけど、とりあえずツッコミを入れず本屋へ向かった。
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