動物の耳が生えたなら

mami

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本編

第3話 好きだよ

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2人は今、手を繋ぎながら歩いている。途中、ベンチがありそのまま座った。
考え込む動作をした後、篠はこう俺に問う

「こんな所で...雰囲気壊すようなこと言いたくなかったんだけどさ、お前は俺のことどう思ってる?」

いきなり何かと思えば...そんなの決まってるだろう

「好きだよ」

面と向かって好きと伝えたのはいつぶりだろう。
今思えば、篠は俺に対して毎日のように「好きだ」って言うけど、俺はめったに言わない。もしかして、不安にさせたりしたのかな...?

「ごめん...急にこんなこと。安心した」

不安にさせた俺も俺だよな…ごめん。

言ってやんないけど!

まぁ、でもいつもと違う篠見れて、驚いたけどちょっと嬉しいかも...なんて思ったりした。

普段言わない『ごめん』とか、白い肌がほんのり赤みがかったのとか、新鮮で面白くて...すごく愛おしい。


だからちょっと調子に乗りたくなって
「なぁ、篠。お前じゃなくて、名前で呼んでよ」って言ってみた。

「呼んでんだろ?ちゃんと」

「あんま言ってくんないじゃん」

「気が向いたらな」と返された。

そのまま篠に押し倒され本屋のときよりも深いキスをした。

ここが外だというのも忘れたかのように積極的な篠に...流されそうになる。




あ、ちょっとヤバイ...かも

「ん...篠、もうやめて」

「やめて?もっとの間違いだろ」

「やっ...ほんとに...もう」




また...朝みたいになりそうだから



「...お前」と言い、篠の口角が少し上がったように見えた

すると、いきなりズボンの上から下肢を触られた。
急なことに、思わず身体がはねる。

篠が俺のを見ながらこう言った。

「キスだけで勃ったんだ」

「え...?」

目線を下に移すと、確かに俺のそこは少し膨らんでいるように見えた。
ただうまく思考が働かず、俺は否定する事しか出来ない。

「ち、ちが」

「何が違うんだよ」

違う...この耳のせいなんだ。これさえなければ…

『あはは、何それ~』
『すげーだろ、その先生』

声がする方へ顔を向けると、男女のカップルが話しながら歩いているのが見えた。
奇跡的にあちらからは見えない位置にあるベンチであったため、バレる心配はない
...そんなことを考えていると

「あー、なるほど」

すごく近い距離で篠の声が聞こえた

前を見ると、お互いの鼻と鼻の先が触れそうになる距離に篠の顔があった

「外だから興奮してるんだ」

「そ、それも...違う!」

「じゃあ、何でさっきのカップルの声が聞こえた途端にこれ、反応したんだよ」

もうそこは、先ほどよりも大分膨らんでいて、すぐにでも爆発しそうなくらいになっていた。
な、なんで...?

「違う、これは...」

「へー。まだそんなこと言うんだな」

ズボンを脱がさないまま、篠は下肢を優しく触ったり、時々強く触ったりした。

「や、ちょ...篠...もうっ…服...汚れる、から」

「だから?イけよ、そのまま。ちゃんと見ててやるから」

「やだ...このままじゃ...服...」

「そんなに服が気になんの?じゃあ、自分で脱ぐ?それとも脱がされたい?つか...『ここ』どこだか分かって言ってる?」

あ...そっか...。ここ外、だ。
篠に流されて、どこかも分からなくなるまで夢中になっている自分がすごく恥ずかしい。

ありえない。

でも...じゃあどうしたら

「あ、今日観たいドラマの再放送の日だったわ。急ぐぞ、早くイけ」

「は、はぁ?!何だよそれ...あっ」

ドラマの再放送と俺のチンコとどっちが大事なんだよ...!あーーー、もう泣けるよ!泣きたい!


「ん...やだ...っ」

「素直じゃねーな」

そう言い朝生えてた耳を舐められた。

意外にも生えてきた耳も性感帯の部位に入っていたのか…あっけなく絶頂した。もちろんズボンもパンツも履いたまんま...中すげーぐちょぐちょだし...気持ち悪い

「変態だな」

「ならお前はド変態だよ...どうすんだよ、これ」

「俺がおんぶして家まで...」

「却下」

結局、俺は篠の背中に隠れながら家に帰った。



篠「これが本当の?」
史佳「羞恥プレイ」
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