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第6章:司書ですが、何か?
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王都の中はいくつもの川が流れている。
港に運び込まれた荷物を市場に持ち込むのに使われる運河だ。
市場で荷物を下ろした船は空荷になるので、代わりに乗客を乗せながら港に戻るらしい。
私は初めて乗る船の感覚に感動しつつ、運河の中から町を見上げていた。
「新感覚ですね。馬車と違ってガタガタと揺れませんし、風が冷たくて心地いいです」
フランツさんが爽やかな笑顔で頷いた。
「王都の観光スポットの一つだよ。
ヴィルマには馴染みがなかったのかな?」
「そりゃそうですよ。毎日かつかつの生活でしたから。
王都市民でしたけど、観光スポット巡りをする余裕なんてありませんでしたし」
船には私たち二人だけ――侍女や船頭は乗ってるけれど。
のんびりした時間を、二人だけで共有しながら船は進んでいく。
やがて船着き場に付き、私はフランツさんの手を借りて船を降りた。
「――ふぅ。悪くないですね、こういうの」
「たまにはいいだろう? さぁ、そろそろ十時を過ぎる。
店が開くから、馬車に乗って商店通りに行こうか」
気が付くと船着き場の傍に馬車が待機している。
なるほど、先回りってこういう事か。
私たちが乗りこむと、馬車は商店通りに向けて走り出した。
****
商店通りの入り口で馬車を降りると、私たちは通りに面したお店に立ち寄っていった。
服を見たり、アクセサリーを見たり、民芸品を見たり――気に入ったものは買ったけど、ほとんどは見て終わるだけ。
「なんだか悪いですね、冷やかしみたいで」
「全部を買っていたら、動けなくなるしお金も足りなくなるよ」
まぁそれはそうか。
ふと立ち寄ったアクセサリーショップで、ペアリングが目に留まった。
装飾もないシンプルな銀のリングが、不思議と気になって仕方がなかった。
「どうしたんだい――ああ、それは魔法銀の指輪だね」
「これが魔除けになるんですか」
魔法銀は魔導と親和性が高い金属だ。様々な術式を中に仕込むことで、防護具にもなるし物騒なものにもなる。
「これは――プレーンな指輪だし、純度も低い。
気に入ったなら、買っていくかい?」
私は少し考えてから「はい!」と元気よく応えた。
店の人から受け取った包みを早速開け、リングを中指に通す。
ペアリングの片方をフランツさんに差し出した。
フランツさんは戸惑いながら私に尋ねる。
「私に? 自分が付けるんじゃないのか?」
「ペアリングですよ? 一人でつけてどうするんですか」
「そりゃ、そうなんだけど……まいったな」
なんだか照れているフランツさんの手のひらに、ペアリングの片方を無理やり握らせた。
しばらく悩んでいたフランツさんは、諦めたように右手の中指にリングを通していた。
不思議な充足感で胸を満たしつつ、フランツさんの肘に掴まる。
「次はどこに行くんですか?」
「そうだな……そろそろお昼だ、食事ができる場所に行こう」
アクセサリーショップを出た私たちは、商店通りの一角に向けて歩き出した。
****
ちょっと豪勢なレストランの中に入ると、フランツさんが店員に名前を告げ、席に案内されて行った。
二人席に座るとメニューを眺め、ほどよくボリュームのある物を注文していく。
シードルとワインで乾杯した私たちは、料理が来るまで話をする事にした。
「どうだろうか、ここまで楽しめてるかな」
私はフフっと笑いながら応える。
「さぁ、どうでしょう? 当ててみてください」
「う~ん……楽しんでくれてる気がするんだけど、自信がないな」
「やれやれ、頼りない人ですねぇ」
軽く笑い合いながら、届いた料理に手を付けていく。
朝一で歩いたからか、肉料理もパクパク食べていける。
ふと気になって周囲を見ると、周りは貴族だらけ。
みんな上品に食事をする中、私一人が平民のマナーで食べていた。
「……もしかして、目立っちゃってます?」
「気にする事はないだろう。
食事は楽しんで食べるのが一番だ」
私はにっこりと微笑んで頷いた。
「どーかんです! マナーを気にしてたら、美味しい食べ方ができなくなります!」
私たちはパクパクと食べ続け、食後のお茶を飲む頃には二時になっていた。
「そろそろ次の場所に行こうか」
立ち上がったフランツさんの肘に掴まり、私たちはレストランを後にした。
****
馬車は中央通りに面した王都中央公園で止まった。
馬車から降りた私たちは、ゆっくりと公園の中を歩いて行く。
木々の緑は生命力に満ち溢れ、花壇には季節の花々が咲き誇っている。
私たちはのんびり足を前に進めながら、花の香りや色を楽しんだ。
ただ公園の景色を見るだけ――それだけなのに、なんだか私は心地良さを感じている。
右手を持ち上げて銀のペアリングを見つめてみる。気まぐれで買ってもらった指輪だけど、同じ物をフランツさんもしている。
それがなんだか心にくすぐったくて、つい顔がほころんでしまう。
ふと気が付くと空はオレンジ色に染まって居て、夕日が眩しく輝いていた。
「ヴィルマ、少しベンチに座ろうか」
私は促されるままにベンチに腰を下ろし、その隣にフランツさんが座った。
夕日を浴びる中、フランツさんが戸惑うように私に尋ねる。
「こんな感じの一日だったんだが、楽しんでもらえただろうか」
「――え? もうお終いなんですか? もっと他にないんですか?」
フランツさんが爽やかな笑顔で告げる。
「もう十六時を回っている。これ以上は日が落ちてしまうよ」
私は唇を尖らせて告げる。
「何を言ってるんですか! またこの前みたいに酒場にでも行きましょうよ!
そのあと、一緒に星空でも眺めたらいいじゃないですか!
少しはロマンティックを演出しようとか思わないんですか?!」
フランツさんがクスリと微笑んだ。
「そんなプランでいいのかい?
じゃあ、今度は酔い潰れないように注意しないとね」
「酔い潰れませんよ! ……たぶん!」
クスクスと笑うフランツさんが、寂しそうに公園の風景を眺めていた。
「……こんな時間を過ごせるのは、今日が最後か」
「なんで最後って決めつけちゃうんですか。
また機会があるかもしれないじゃないですか。
なんでそんな、いつもここ一番で腰が引けちゃうんですか」
「……そうだね。そうかもしれない。
だがヴィルマは来週から宿舎を出て、王宮で夜会に向けた所作の練習をするんだろう?
おそらくそのあとは新居に移り、宿舎に戻ることもない。
週末の飲み会も、昨日が最後ってことになるね」
それは――そう、なんだけど。
私もなんだかしょんぼりしてしまって、地面を見つめた。
私はぽつりと呟く。
「王族なんて、私に務まるんですかね」
フランツさんがフッと笑って応える。
「私には王族がどれほど大変かはわからないからな。
『大丈夫だ』と言ってあげたいが、おそらく大変だと思う。
ヴィルマはスーパー司書だけど、それ以外は不器用で元気だけが取り柄の女の子だ。
社交界はたぶん、辛い世界に感じると思う」
「……お爺ちゃんも言ってましたけど、亡国の王族って、何の意味があるんでしょう」
「ヴィルマやラーズさんには、途轍もない魔導の素質がある。
そしてラーズさんしか知らない、エテルナ王国の秘儀がある。
そのことに敬意を表したものだというのは、すぐに広まるだろう」
「そんな私が社交界に参加することに、意味がありますか?」
「私にはわからない。
けれど王族という権威を持つ以上、逃れることもできないはずだ」
そっか、そういうものなのか。
社交界とか、庶民の私には噂でしか知らない世界だ。
「社交界って、どんな世界なんですか。フランツさんは知ってるんですよね?」
「うーん、表向きは華やかだよ。
私たち下位貴族の世界なら、それほど大変でもない。
けれど上位貴族の世界は、とても過酷だと聞くね」
なんだかどんどん気持ちが暗くなっていく。
私はこれから、そんな世界に足を踏み入れるのか。
「――ああもう! 飲みに行きましょう! しんみりなんてしたくないです!」
私が立ち上がって声を上げると、フランツさんも立ち上がって手を差し出してきた。
「そうだな。酒でつまらないことを忘れてしまおう」
私はその手を取ると、公園の外で待つ馬車に向かって歩きだした。
港に運び込まれた荷物を市場に持ち込むのに使われる運河だ。
市場で荷物を下ろした船は空荷になるので、代わりに乗客を乗せながら港に戻るらしい。
私は初めて乗る船の感覚に感動しつつ、運河の中から町を見上げていた。
「新感覚ですね。馬車と違ってガタガタと揺れませんし、風が冷たくて心地いいです」
フランツさんが爽やかな笑顔で頷いた。
「王都の観光スポットの一つだよ。
ヴィルマには馴染みがなかったのかな?」
「そりゃそうですよ。毎日かつかつの生活でしたから。
王都市民でしたけど、観光スポット巡りをする余裕なんてありませんでしたし」
船には私たち二人だけ――侍女や船頭は乗ってるけれど。
のんびりした時間を、二人だけで共有しながら船は進んでいく。
やがて船着き場に付き、私はフランツさんの手を借りて船を降りた。
「――ふぅ。悪くないですね、こういうの」
「たまにはいいだろう? さぁ、そろそろ十時を過ぎる。
店が開くから、馬車に乗って商店通りに行こうか」
気が付くと船着き場の傍に馬車が待機している。
なるほど、先回りってこういう事か。
私たちが乗りこむと、馬車は商店通りに向けて走り出した。
****
商店通りの入り口で馬車を降りると、私たちは通りに面したお店に立ち寄っていった。
服を見たり、アクセサリーを見たり、民芸品を見たり――気に入ったものは買ったけど、ほとんどは見て終わるだけ。
「なんだか悪いですね、冷やかしみたいで」
「全部を買っていたら、動けなくなるしお金も足りなくなるよ」
まぁそれはそうか。
ふと立ち寄ったアクセサリーショップで、ペアリングが目に留まった。
装飾もないシンプルな銀のリングが、不思議と気になって仕方がなかった。
「どうしたんだい――ああ、それは魔法銀の指輪だね」
「これが魔除けになるんですか」
魔法銀は魔導と親和性が高い金属だ。様々な術式を中に仕込むことで、防護具にもなるし物騒なものにもなる。
「これは――プレーンな指輪だし、純度も低い。
気に入ったなら、買っていくかい?」
私は少し考えてから「はい!」と元気よく応えた。
店の人から受け取った包みを早速開け、リングを中指に通す。
ペアリングの片方をフランツさんに差し出した。
フランツさんは戸惑いながら私に尋ねる。
「私に? 自分が付けるんじゃないのか?」
「ペアリングですよ? 一人でつけてどうするんですか」
「そりゃ、そうなんだけど……まいったな」
なんだか照れているフランツさんの手のひらに、ペアリングの片方を無理やり握らせた。
しばらく悩んでいたフランツさんは、諦めたように右手の中指にリングを通していた。
不思議な充足感で胸を満たしつつ、フランツさんの肘に掴まる。
「次はどこに行くんですか?」
「そうだな……そろそろお昼だ、食事ができる場所に行こう」
アクセサリーショップを出た私たちは、商店通りの一角に向けて歩き出した。
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ちょっと豪勢なレストランの中に入ると、フランツさんが店員に名前を告げ、席に案内されて行った。
二人席に座るとメニューを眺め、ほどよくボリュームのある物を注文していく。
シードルとワインで乾杯した私たちは、料理が来るまで話をする事にした。
「どうだろうか、ここまで楽しめてるかな」
私はフフっと笑いながら応える。
「さぁ、どうでしょう? 当ててみてください」
「う~ん……楽しんでくれてる気がするんだけど、自信がないな」
「やれやれ、頼りない人ですねぇ」
軽く笑い合いながら、届いた料理に手を付けていく。
朝一で歩いたからか、肉料理もパクパク食べていける。
ふと気になって周囲を見ると、周りは貴族だらけ。
みんな上品に食事をする中、私一人が平民のマナーで食べていた。
「……もしかして、目立っちゃってます?」
「気にする事はないだろう。
食事は楽しんで食べるのが一番だ」
私はにっこりと微笑んで頷いた。
「どーかんです! マナーを気にしてたら、美味しい食べ方ができなくなります!」
私たちはパクパクと食べ続け、食後のお茶を飲む頃には二時になっていた。
「そろそろ次の場所に行こうか」
立ち上がったフランツさんの肘に掴まり、私たちはレストランを後にした。
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馬車は中央通りに面した王都中央公園で止まった。
馬車から降りた私たちは、ゆっくりと公園の中を歩いて行く。
木々の緑は生命力に満ち溢れ、花壇には季節の花々が咲き誇っている。
私たちはのんびり足を前に進めながら、花の香りや色を楽しんだ。
ただ公園の景色を見るだけ――それだけなのに、なんだか私は心地良さを感じている。
右手を持ち上げて銀のペアリングを見つめてみる。気まぐれで買ってもらった指輪だけど、同じ物をフランツさんもしている。
それがなんだか心にくすぐったくて、つい顔がほころんでしまう。
ふと気が付くと空はオレンジ色に染まって居て、夕日が眩しく輝いていた。
「ヴィルマ、少しベンチに座ろうか」
私は促されるままにベンチに腰を下ろし、その隣にフランツさんが座った。
夕日を浴びる中、フランツさんが戸惑うように私に尋ねる。
「こんな感じの一日だったんだが、楽しんでもらえただろうか」
「――え? もうお終いなんですか? もっと他にないんですか?」
フランツさんが爽やかな笑顔で告げる。
「もう十六時を回っている。これ以上は日が落ちてしまうよ」
私は唇を尖らせて告げる。
「何を言ってるんですか! またこの前みたいに酒場にでも行きましょうよ!
そのあと、一緒に星空でも眺めたらいいじゃないですか!
少しはロマンティックを演出しようとか思わないんですか?!」
フランツさんがクスリと微笑んだ。
「そんなプランでいいのかい?
じゃあ、今度は酔い潰れないように注意しないとね」
「酔い潰れませんよ! ……たぶん!」
クスクスと笑うフランツさんが、寂しそうに公園の風景を眺めていた。
「……こんな時間を過ごせるのは、今日が最後か」
「なんで最後って決めつけちゃうんですか。
また機会があるかもしれないじゃないですか。
なんでそんな、いつもここ一番で腰が引けちゃうんですか」
「……そうだね。そうかもしれない。
だがヴィルマは来週から宿舎を出て、王宮で夜会に向けた所作の練習をするんだろう?
おそらくそのあとは新居に移り、宿舎に戻ることもない。
週末の飲み会も、昨日が最後ってことになるね」
それは――そう、なんだけど。
私もなんだかしょんぼりしてしまって、地面を見つめた。
私はぽつりと呟く。
「王族なんて、私に務まるんですかね」
フランツさんがフッと笑って応える。
「私には王族がどれほど大変かはわからないからな。
『大丈夫だ』と言ってあげたいが、おそらく大変だと思う。
ヴィルマはスーパー司書だけど、それ以外は不器用で元気だけが取り柄の女の子だ。
社交界はたぶん、辛い世界に感じると思う」
「……お爺ちゃんも言ってましたけど、亡国の王族って、何の意味があるんでしょう」
「ヴィルマやラーズさんには、途轍もない魔導の素質がある。
そしてラーズさんしか知らない、エテルナ王国の秘儀がある。
そのことに敬意を表したものだというのは、すぐに広まるだろう」
「そんな私が社交界に参加することに、意味がありますか?」
「私にはわからない。
けれど王族という権威を持つ以上、逃れることもできないはずだ」
そっか、そういうものなのか。
社交界とか、庶民の私には噂でしか知らない世界だ。
「社交界って、どんな世界なんですか。フランツさんは知ってるんですよね?」
「うーん、表向きは華やかだよ。
私たち下位貴族の世界なら、それほど大変でもない。
けれど上位貴族の世界は、とても過酷だと聞くね」
なんだかどんどん気持ちが暗くなっていく。
私はこれから、そんな世界に足を踏み入れるのか。
「――ああもう! 飲みに行きましょう! しんみりなんてしたくないです!」
私が立ち上がって声を上げると、フランツさんも立ち上がって手を差し出してきた。
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