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第1章:希代の聖女
第14話 エルメーテ公爵家(9)
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目が覚めると、夕暮れに染まる自分の部屋のベッドに居た。
ベッドサイドに目を向けると、アンリ兄様がこちらを見つめていた。
「目が覚めたか? 身体の具合はどうだ? 苦しくはないか?」
なんだか、急に言葉が増えたな?
どうしたんだろう?
「大丈夫です、お兄様。それより、お水を一杯いただけますか?」
「ああ、わかった」
アンリ兄様は、私が起き上がるのに手を添えて助けてくれたあと、コップに水を注いで手渡してくれた。
……至れり尽くせり? 本当に何があった?
馬に乗る前まで、無愛想で不器用な男の子だったよね?
戸惑いながらコップの水を飲み干し、私は一息ついた。
「ふぅ。さすがにあれだけの奇跡を使うと、今の体力では苦しいものがありますね」
「そんなに消耗することをしたのか?」
「何年もかけて身体に蓄積していた毒物を、全て消し去りましたから。ただ傷を癒すより、ずっと消耗したんです。
お母様は本当に危ない所でしたわ。あのままだったら、一年以内に命がなかったでしょう」
前回の人生でエルメーテ公爵やアンリ公爵令息が私――というかシュミット宰相派閥の人間に殺意を向けていたのは、この毒殺の真実を知ったからじゃないだろうか。
いつ知ったのかはわからないけれど、大切な家族を殺されたとすれば殺意くらい抱いて当然だ。
こんな時期に亡くなっていたのだとすれば、私がエルメーテ公爵家の次男や三男を知らないのも納得できた。
私はふと思い出してアンリ兄様に尋ねる。
「お父様はこれからどう動くのでしょうか。
やはり、ロレコ子爵を捕縛するのですか?」
「今は処方された薬を、別の信頼できる医師に検査させている最中だ。
証拠が固まり次第、奴の身柄を捕縛し裁判にかけるらしい」
毒殺の証拠がある以上、ロレコ子爵の殺意は覆らない。
王族や高位貴族への暗殺行為は、死罪が与えられる――私のように。
「では、今すぐ事態が動くわけではありませんわね。
夕食の席にお母様は出てこられそうですか?」
アンリ兄様が嬉しそうに頷いた。
「ああ、シトラスのおかげで母上は久しぶりにベッドから起き上がる事もできている。
夕食を共に取るくらいは問題がないと父上が判断された」
「そうですか、それならよかっ――」
軽いめまいを覚え、私はぐらりと倒れかけた。
その体を、アンリ兄様が受け止めていた。
「――申し訳ありません、まだ体力が回復しきっていないのですわね。
でも夕食まで横になって居れば、大丈夫だと思いますわ」
アンリ兄様の胸の中で、その顔を見上げる。
そこには、眉をひそめて私を心配そうに見守る瞳があった。
「お兄様、何があったのですか? なんだか急に表情が豊かになったように思います」
アンリ兄様がハッとして目をそらした。
「……何でもない。だがシトラスはもう少し横になっているといい。時間になったら起こしに来る」
私はゆっくりと横たえられ、布団を首元まで被せられてしまった。
アンリ兄様は一度だけ私の手を強く握って「今日はありがとう」と小さくつぶやき、名残惜しそうに部屋から出ていった。
私は兄様を見送った後、握られた自分の手をまじまじと見つめていた。
冷血貴公子に、ありがとうって言われちゃった。
アンリ公爵令息から、敵意以外の眼差しで見つめられる日が来るとはなぁ。
なんだかしみじみしてしまう。
そこで私は、今回の事でエルメーテ公爵家という幸福な家庭を守ることが出来たのだと、ようやく気が付いた。
前回の人生で悲しい運命をたどった一家を、今回は救えたのだ。
加護を与えてくれた聖神様に感謝の祈りを捧げながら、私は夕食の時間を待った。
****
扉がノックされ、アンリ兄様が姿を現した。
「起きているか? そろそろ夕食の時間だ」
「はい、今支度をします」
私はレイチェルに起こしてもらい、髪の毛を整えてもらった。
服は聖女の法衣しかないので、着替える必要はない。
椅子から立ち上がると、目の前にアンリ兄様の手が差し出されていた。
その顔を見ると、どこか照れ臭そうにアンリ兄様が告げる。
「またふらついて転ぶと大変だ。私の手につかまれ」
至れり尽くせりが継続中?
私は小首を傾げながら「はい」と返事をして、その手を取った。
アンリ兄様にエスコートされながら階段を降りていき、一階の大きなダイニングへ向かっていく。
そこにはお父様とお母様が揃って待っていた。
「大丈夫かい? シトラス。身体が苦しいなら、無理に食事を一緒にしなくても構わないんだよ?」
お父様の言葉に、私は微笑みで応える。
「いえ、もうすっかり体力は回復しましたから大丈夫です。
それよりお腹が減ってしまいました。夕食が楽しみです!」
タイミングよく私のお腹の虫が鳴り、私は真っ赤になって俯いてしまった。
エルメーテ公爵一家の楽しそうな笑い声に包まれながら、私はゆっくりと席に腰を下ろした。
公爵家の夕食というのは、とんでもなく豪華だった。
前回の人生では見た事もない品々が並び、それでも私は身に着けた淑女の作法で料理を口に運んでいく。
「美味しい!」
鮮烈で味わい深い料理に、思わず言葉が口をついて出ていた。
その言葉に、お母様とアンリ兄様は微笑ましそうな眼差しを寄越してきた。
一方、お父様は思う所がありそうな眼差しだ。
――それはそうだろう、一度は十年間も公爵令嬢を経験した私が、料理一つで叫んでしまったのだ。
やはり、それだけぞんざいな扱いを受けていたのだな、と改めて痛感した。
お父様には、私のそんな思いが透けて見えたのだろう。
だがお父様も、その後は微笑ましそうに私を見つめていた。
久しぶりにお母様と食卓を囲めたアンリ兄様も、どこか楽しそうに食事を進めながら会話を交わしていた。
食後に紅茶を味わいながら、私はお母様に告げる。
「すっかりお元気になられたようで、本当に良かったです」
フォークも進んでいるようで、食事も普通に取れていた。
病弱な体質までは奇跡でも変えられないみたいだけど、すっかり健康体だ。
私が横になっている間に身なりも整えたようで、昼間見た時とは見違えるほど立派な公爵夫人がそこに居た。
お父様がワインを片手に私に微笑んだ。
「全てシトラスのおかげだ。今日だけでも、いくら感謝しても足りないくらいの恩を君に受けた。
アンリではないが、私もこの身に変えてでも君を守ると誓おう」
「お兄様ではないがって……お兄様もそんなことを仰ったのですか?」
私がアンリ兄様の顔を見ると一瞬視線が交差し、アンリ兄様は恥ずかしそうに目線を外してお父様に告げる。
「父上! それをこの場で言うのは無しでしょう?!」
「ははは! すまない、だが我ら一家がシトラスに感謝していると、どうしても伝えたくてね。
シトラスに対してだけは、アンリも表情が豊かになるようだ。それもとても良い傾向だと思う。
アンリは感情表現が苦手だが、シトラスと共に居れば、それも克服できるかもしれん」
お母様がワインを一口飲んだ後、嬉しそうに私に告げてくる。
「こうしてお酒を美味しく飲める日がまたやってくるだなんて、思いもしなかったわ。
全てシトラスのおかげよ。本当にありがとう」
「どういたしまして!
また何か具合が悪くなったらいつでも言ってください!
私がきちんと癒して差し上げますから!」
そうだ、私がこの家にいる限り、エルメーテ公爵家で死者なんて出すものか!
この幸福な家庭を、私は守るんだ!
私が天井に向かって小さくとったガッツポーズで、周囲が笑いをこぼした。
お父様たちだけじゃなく、控えている従者たちまでが笑みをこぼしたのだ。
「あ」
思わず赤くなってうつむき、膝に手を置いて縮こまっていた。
「そんなに照れないでくれ。可愛らしすぎて思わず笑ってしまった。許してほしい」
「いえ! 貴族令嬢らしくなかったと反省しています!」
私は恐縮しながら、ちびちびと食後の紅茶を飲んでいった。
ベッドサイドに目を向けると、アンリ兄様がこちらを見つめていた。
「目が覚めたか? 身体の具合はどうだ? 苦しくはないか?」
なんだか、急に言葉が増えたな?
どうしたんだろう?
「大丈夫です、お兄様。それより、お水を一杯いただけますか?」
「ああ、わかった」
アンリ兄様は、私が起き上がるのに手を添えて助けてくれたあと、コップに水を注いで手渡してくれた。
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「そんなに消耗することをしたのか?」
「何年もかけて身体に蓄積していた毒物を、全て消し去りましたから。ただ傷を癒すより、ずっと消耗したんです。
お母様は本当に危ない所でしたわ。あのままだったら、一年以内に命がなかったでしょう」
前回の人生でエルメーテ公爵やアンリ公爵令息が私――というかシュミット宰相派閥の人間に殺意を向けていたのは、この毒殺の真実を知ったからじゃないだろうか。
いつ知ったのかはわからないけれど、大切な家族を殺されたとすれば殺意くらい抱いて当然だ。
こんな時期に亡くなっていたのだとすれば、私がエルメーテ公爵家の次男や三男を知らないのも納得できた。
私はふと思い出してアンリ兄様に尋ねる。
「お父様はこれからどう動くのでしょうか。
やはり、ロレコ子爵を捕縛するのですか?」
「今は処方された薬を、別の信頼できる医師に検査させている最中だ。
証拠が固まり次第、奴の身柄を捕縛し裁判にかけるらしい」
毒殺の証拠がある以上、ロレコ子爵の殺意は覆らない。
王族や高位貴族への暗殺行為は、死罪が与えられる――私のように。
「では、今すぐ事態が動くわけではありませんわね。
夕食の席にお母様は出てこられそうですか?」
アンリ兄様が嬉しそうに頷いた。
「ああ、シトラスのおかげで母上は久しぶりにベッドから起き上がる事もできている。
夕食を共に取るくらいは問題がないと父上が判断された」
「そうですか、それならよかっ――」
軽いめまいを覚え、私はぐらりと倒れかけた。
その体を、アンリ兄様が受け止めていた。
「――申し訳ありません、まだ体力が回復しきっていないのですわね。
でも夕食まで横になって居れば、大丈夫だと思いますわ」
アンリ兄様の胸の中で、その顔を見上げる。
そこには、眉をひそめて私を心配そうに見守る瞳があった。
「お兄様、何があったのですか? なんだか急に表情が豊かになったように思います」
アンリ兄様がハッとして目をそらした。
「……何でもない。だがシトラスはもう少し横になっているといい。時間になったら起こしに来る」
私はゆっくりと横たえられ、布団を首元まで被せられてしまった。
アンリ兄様は一度だけ私の手を強く握って「今日はありがとう」と小さくつぶやき、名残惜しそうに部屋から出ていった。
私は兄様を見送った後、握られた自分の手をまじまじと見つめていた。
冷血貴公子に、ありがとうって言われちゃった。
アンリ公爵令息から、敵意以外の眼差しで見つめられる日が来るとはなぁ。
なんだかしみじみしてしまう。
そこで私は、今回の事でエルメーテ公爵家という幸福な家庭を守ることが出来たのだと、ようやく気が付いた。
前回の人生で悲しい運命をたどった一家を、今回は救えたのだ。
加護を与えてくれた聖神様に感謝の祈りを捧げながら、私は夕食の時間を待った。
****
扉がノックされ、アンリ兄様が姿を現した。
「起きているか? そろそろ夕食の時間だ」
「はい、今支度をします」
私はレイチェルに起こしてもらい、髪の毛を整えてもらった。
服は聖女の法衣しかないので、着替える必要はない。
椅子から立ち上がると、目の前にアンリ兄様の手が差し出されていた。
その顔を見ると、どこか照れ臭そうにアンリ兄様が告げる。
「またふらついて転ぶと大変だ。私の手につかまれ」
至れり尽くせりが継続中?
私は小首を傾げながら「はい」と返事をして、その手を取った。
アンリ兄様にエスコートされながら階段を降りていき、一階の大きなダイニングへ向かっていく。
そこにはお父様とお母様が揃って待っていた。
「大丈夫かい? シトラス。身体が苦しいなら、無理に食事を一緒にしなくても構わないんだよ?」
お父様の言葉に、私は微笑みで応える。
「いえ、もうすっかり体力は回復しましたから大丈夫です。
それよりお腹が減ってしまいました。夕食が楽しみです!」
タイミングよく私のお腹の虫が鳴り、私は真っ赤になって俯いてしまった。
エルメーテ公爵一家の楽しそうな笑い声に包まれながら、私はゆっくりと席に腰を下ろした。
公爵家の夕食というのは、とんでもなく豪華だった。
前回の人生では見た事もない品々が並び、それでも私は身に着けた淑女の作法で料理を口に運んでいく。
「美味しい!」
鮮烈で味わい深い料理に、思わず言葉が口をついて出ていた。
その言葉に、お母様とアンリ兄様は微笑ましそうな眼差しを寄越してきた。
一方、お父様は思う所がありそうな眼差しだ。
――それはそうだろう、一度は十年間も公爵令嬢を経験した私が、料理一つで叫んでしまったのだ。
やはり、それだけぞんざいな扱いを受けていたのだな、と改めて痛感した。
お父様には、私のそんな思いが透けて見えたのだろう。
だがお父様も、その後は微笑ましそうに私を見つめていた。
久しぶりにお母様と食卓を囲めたアンリ兄様も、どこか楽しそうに食事を進めながら会話を交わしていた。
食後に紅茶を味わいながら、私はお母様に告げる。
「すっかりお元気になられたようで、本当に良かったです」
フォークも進んでいるようで、食事も普通に取れていた。
病弱な体質までは奇跡でも変えられないみたいだけど、すっかり健康体だ。
私が横になっている間に身なりも整えたようで、昼間見た時とは見違えるほど立派な公爵夫人がそこに居た。
お父様がワインを片手に私に微笑んだ。
「全てシトラスのおかげだ。今日だけでも、いくら感謝しても足りないくらいの恩を君に受けた。
アンリではないが、私もこの身に変えてでも君を守ると誓おう」
「お兄様ではないがって……お兄様もそんなことを仰ったのですか?」
私がアンリ兄様の顔を見ると一瞬視線が交差し、アンリ兄様は恥ずかしそうに目線を外してお父様に告げる。
「父上! それをこの場で言うのは無しでしょう?!」
「ははは! すまない、だが我ら一家がシトラスに感謝していると、どうしても伝えたくてね。
シトラスに対してだけは、アンリも表情が豊かになるようだ。それもとても良い傾向だと思う。
アンリは感情表現が苦手だが、シトラスと共に居れば、それも克服できるかもしれん」
お母様がワインを一口飲んだ後、嬉しそうに私に告げてくる。
「こうしてお酒を美味しく飲める日がまたやってくるだなんて、思いもしなかったわ。
全てシトラスのおかげよ。本当にありがとう」
「どういたしまして!
また何か具合が悪くなったらいつでも言ってください!
私がきちんと癒して差し上げますから!」
そうだ、私がこの家にいる限り、エルメーテ公爵家で死者なんて出すものか!
この幸福な家庭を、私は守るんだ!
私が天井に向かって小さくとったガッツポーズで、周囲が笑いをこぼした。
お父様たちだけじゃなく、控えている従者たちまでが笑みをこぼしたのだ。
「あ」
思わず赤くなってうつむき、膝に手を置いて縮こまっていた。
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