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第4章:大人のデート
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アラームの音で真理の目が開く。
欠伸を噛み殺しながら着替えを用意し、入念にシャワーを浴びていく。
下着を装着し、洗面台の前でわずかに頬を染める。
――やっぱり、ちょっと大胆かなぁ?
だが豪華な下着は気分を高揚させる。
自分は『これから戦いに行くんだ』と自覚しながら、真理は自分の両頬を叩いた。
見られようと見られまいと、下着は『戦いに臨む服』なのだ。
ベッドの上に服を並べ、コーディネートを確認する。
順番に自分を着飾らせ、さらに気分が高揚していった。
化粧を施し、ジャケットを羽織る。
姿見の前で自分の出来栄えに満足し、会心の笑みを見せた。
今の自分が一番美しい――そう確信した。
小ぶりのショルダーバッグを肩に引っ掛け、時計を確認する。
午前九時三十分。待ち合わせの時間だ。
「――っと、いけない」
真理は小走りで玄関を飛び出し、エレベーターに飛び乗った。
****
『カフェ・ド・アルエット』の前では、拓海が空を見上げながら待っていた。
モスグリーンのジャケットに白い開襟シャツ。
ダークグリーンのスラックスに、白いスニーカー。
耳にはいつもと違うピアスをつけている。
「――ごめんなさい、待った?」
拓海が笑顔で真理に振り向く。
「いいや? ぜんぜん。
――それより、すごいね。
とっても綺麗だ」
真理が照れながら髪を触った。
「……そう?」
「スマホで撮影していいかな?」
「だーめ!」
笑い合いながら、拓海がさりげなく手を差し出す。
真理は緊張に気付かれないように、ゆっくりと拓海の手を取った。
大通りを、桜木町駅に向けてゆっくりと歩いて行く。
通り過ぎる何人かの男女が、真理や拓海に振り向いていた。
拓海が穏やかに告げる。
「気づいてる? 真理が目立ってるよ」
「拓海さんだって目立ってるじゃない」
――むしろ、拓海さんの顔の良さに振り向く女性の方が多くない?
そんな真理の不安を察したかのように、拓海が手を握り直した。
無言で伝わってくる気持ちを感じ、真理は胸の奥が熱く燃えていた。
こんな気持ちを味わうのは、何年振りだろう。
もしかしたら、生まれて初めてかもしれない。
それほどの高揚を拓海の手から感じ取っていた。
やがて歩道橋を渡り、桜木町駅が見えてくる。
真理と拓海は、手をつなぎながら駅前の映画館へ吸い込まれて行った。
****
拓海が窓口で当日チケットを購入し、席が半分埋まったシアターに二人で入る。
中央寄り後方の席を確保し、拓海が真理を座らせた。
「ちょっと飲み物買ってくるよ。
コーラでいい?」
真理がうなずくと、拓海が軽やかに通路に出てシアターから出ていった。
客は若いカップルが多そうだ。
平日水曜日の午前、こんな時間にデートができるのは、大学生がほとんどだろう。
真理はそっとハンカチを取り出し、手汗を拭った。
自分でも驚くほど緊張しているのがわかる。
――緊張してるの、バレてないかな。
二十八歳の女性として、大人びたところを見せてやるぞ、と決意していた。
拓海が無邪気な笑顔で、両手に紙コップを持って戻ってくる。
「はい、真理。
――どうしたの?」
うっかり拓海の笑顔に見惚れていた真理が、あわてて応える。
「なんでもないわ。
ありがとう、拓海さん」
澄ました笑顔でコーラを受け取り、一口飲んでからドリンクホルダーに置く。
拓海も一口飲んだ後、コーラをホルダーに置いた。
やがてシアターの照明が落とされ、アナウンスが響いてくる。
――おっと、マナーモードか。
真理がスマホを取り出し、マナーモードにセットする。
ついでに横目で拓海を見ると、ゆったりと椅子に座って真理を見つめていた。
「……どうしたの?」
「なんだか、嬉しくて」
そっと肘置きの上に差し出された手。
真理はスマホをバッグにしまってから、おずおずとその手に手を重ねる。
照明が真っ暗になり、予告編が開始された。
****
ロマンス映画を見ながら、真理は拓海と小声で感想を言いあった。
耳打ちで寄せられる顔に戸惑い、耳にかかる息に高揚する。
すっかり舞い上がってしまった真理は、映画の内容をほとんど覚えていなかった。
シアターが明るくなり、拓海が告げる。
「どうだった? 楽しめた?」
「うん、とっても!」
――映画じゃなく、拓海さんを、だけどね。
手を握られ、人の流れに乗りながらシアターを出ていく。
拓海が琥珀色の眼差しで真理を見つめた。
「お腹空いたでしょ、あっちに行こうか」
真理は黙ってうなずいて、拓海に手を引かれて歩く。
平日午前でも、桜木町駅前は混み合う。
そんな人混みから、真理を守るようにしながら拓海が歩いて行く。
再び歩道橋を渡り、ホテルのレストランに入っていった。
みなとみらいを一望できる窓際の席で、拓海が告げる。
「ここはビュッフェなんだ。
食べたいものはある?」
「うーん……」
正直、真理は食欲どころではなかった。
朝食も食べていないのに、空腹を感じない。
胸がいっぱいで、何を食べたらいいのかわからなかった。
拓海がニコリと微笑んで告げる。
「じゃあ適当にとってくるね」
拓海が席を立ち、料理を取りに行った。
混み合ったレストラン、その人波に消える拓海を見届け、真理は窓に目を向けた。
身近だが遠かった『みなとみらい』。
学生時代から知ってはいたが、目の当たりにすると感動すら覚えた。
遠くでは水平線が見えるほど海が広がり、船が行き交っている。
『カフェ・ド・アルエット』とは別の穏やかさがそこにはあった。
浮足立っていた真理の心が、少しずつ落ち着いて行く。
小さく腹の虫が鳴る頃、拓海が真理の元へ戻ってきた。
「はい、これが真理の分」
「ありがとう、拓海さん」
「じゃ、食べようか」
海を眺めながら、真理と拓海は料理を口にしていった。
――でもやっぱり、拓海さんは顔がきれいだな。
みなとみらいという場所にいても浮くほど綺麗な顔立ち。
先祖が外国の『あやかし』と言っていたが、その影響だろう。
日本人離れした拓海は、レストランでも輝いて見えていた。
拓海がフォークを置き、スマホを窓に向けた。
撮影音がして、画面を確認した拓海がスマホをテーブルに置く。
「何を撮影したの?」
「初めて真理と見た海を、記念にね。
これでいつでも、今の気持ちを思い出せるでしょ」
――何かを言わなきゃ。
胸が苦しくて、言葉が出てこなかった。
目の前の拓海という一人の男性に、真理は完全に翻弄されている。
そんな自分を自覚しながら、真理は平静を装い、食事を続けた。
****
レストランを出た真理と拓海は、みなとみらいを堪能していった。
観光客に混じりながら、赤レンガ倉庫までを歩いて行く。
拓海は『今日の記念に』と、小さな船のキーホルダーを二つ購入していた。
そのうち一つを真理に手渡す。
「もらってくれる?」
「……うん」
真理はキーホルダーを、大切にバッグにしまい込んだ。
遠目ではいつも見ていた大観覧車前を通り過ぎ、ドッグヤードガーデンまで戻っていく。
付近ではストリートパフォーマーが彫像芸を見せていた。
人だかりに紛れ、拍手とチップを送る。
手をつないでランドマークタワーに入り、喫茶店で一息ついた。
「ちょっとお手洗い行ってくるね」
「あ、じゃあ私も」
化粧室に入った真理は、ミラーの前で洗面台に両手をついて脱力していた。
――し、心臓がもたない!
真理の胸は鎮まることを知らなかった。
まさか地元横浜、身近なはずのみなとみらいで、こんなデートになるなど思いもしない。
鏡で顔を入念にチェックしていく――崩れてないよね?
軽く化粧を直し、髪を整えて気合を入れる。
――負けっぱなしじゃないからな!
真理は気合を入れて、席に戻っていった。
欠伸を噛み殺しながら着替えを用意し、入念にシャワーを浴びていく。
下着を装着し、洗面台の前でわずかに頬を染める。
――やっぱり、ちょっと大胆かなぁ?
だが豪華な下着は気分を高揚させる。
自分は『これから戦いに行くんだ』と自覚しながら、真理は自分の両頬を叩いた。
見られようと見られまいと、下着は『戦いに臨む服』なのだ。
ベッドの上に服を並べ、コーディネートを確認する。
順番に自分を着飾らせ、さらに気分が高揚していった。
化粧を施し、ジャケットを羽織る。
姿見の前で自分の出来栄えに満足し、会心の笑みを見せた。
今の自分が一番美しい――そう確信した。
小ぶりのショルダーバッグを肩に引っ掛け、時計を確認する。
午前九時三十分。待ち合わせの時間だ。
「――っと、いけない」
真理は小走りで玄関を飛び出し、エレベーターに飛び乗った。
****
『カフェ・ド・アルエット』の前では、拓海が空を見上げながら待っていた。
モスグリーンのジャケットに白い開襟シャツ。
ダークグリーンのスラックスに、白いスニーカー。
耳にはいつもと違うピアスをつけている。
「――ごめんなさい、待った?」
拓海が笑顔で真理に振り向く。
「いいや? ぜんぜん。
――それより、すごいね。
とっても綺麗だ」
真理が照れながら髪を触った。
「……そう?」
「スマホで撮影していいかな?」
「だーめ!」
笑い合いながら、拓海がさりげなく手を差し出す。
真理は緊張に気付かれないように、ゆっくりと拓海の手を取った。
大通りを、桜木町駅に向けてゆっくりと歩いて行く。
通り過ぎる何人かの男女が、真理や拓海に振り向いていた。
拓海が穏やかに告げる。
「気づいてる? 真理が目立ってるよ」
「拓海さんだって目立ってるじゃない」
――むしろ、拓海さんの顔の良さに振り向く女性の方が多くない?
そんな真理の不安を察したかのように、拓海が手を握り直した。
無言で伝わってくる気持ちを感じ、真理は胸の奥が熱く燃えていた。
こんな気持ちを味わうのは、何年振りだろう。
もしかしたら、生まれて初めてかもしれない。
それほどの高揚を拓海の手から感じ取っていた。
やがて歩道橋を渡り、桜木町駅が見えてくる。
真理と拓海は、手をつなぎながら駅前の映画館へ吸い込まれて行った。
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拓海が窓口で当日チケットを購入し、席が半分埋まったシアターに二人で入る。
中央寄り後方の席を確保し、拓海が真理を座らせた。
「ちょっと飲み物買ってくるよ。
コーラでいい?」
真理がうなずくと、拓海が軽やかに通路に出てシアターから出ていった。
客は若いカップルが多そうだ。
平日水曜日の午前、こんな時間にデートができるのは、大学生がほとんどだろう。
真理はそっとハンカチを取り出し、手汗を拭った。
自分でも驚くほど緊張しているのがわかる。
――緊張してるの、バレてないかな。
二十八歳の女性として、大人びたところを見せてやるぞ、と決意していた。
拓海が無邪気な笑顔で、両手に紙コップを持って戻ってくる。
「はい、真理。
――どうしたの?」
うっかり拓海の笑顔に見惚れていた真理が、あわてて応える。
「なんでもないわ。
ありがとう、拓海さん」
澄ました笑顔でコーラを受け取り、一口飲んでからドリンクホルダーに置く。
拓海も一口飲んだ後、コーラをホルダーに置いた。
やがてシアターの照明が落とされ、アナウンスが響いてくる。
――おっと、マナーモードか。
真理がスマホを取り出し、マナーモードにセットする。
ついでに横目で拓海を見ると、ゆったりと椅子に座って真理を見つめていた。
「……どうしたの?」
「なんだか、嬉しくて」
そっと肘置きの上に差し出された手。
真理はスマホをバッグにしまってから、おずおずとその手に手を重ねる。
照明が真っ暗になり、予告編が開始された。
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ロマンス映画を見ながら、真理は拓海と小声で感想を言いあった。
耳打ちで寄せられる顔に戸惑い、耳にかかる息に高揚する。
すっかり舞い上がってしまった真理は、映画の内容をほとんど覚えていなかった。
シアターが明るくなり、拓海が告げる。
「どうだった? 楽しめた?」
「うん、とっても!」
――映画じゃなく、拓海さんを、だけどね。
手を握られ、人の流れに乗りながらシアターを出ていく。
拓海が琥珀色の眼差しで真理を見つめた。
「お腹空いたでしょ、あっちに行こうか」
真理は黙ってうなずいて、拓海に手を引かれて歩く。
平日午前でも、桜木町駅前は混み合う。
そんな人混みから、真理を守るようにしながら拓海が歩いて行く。
再び歩道橋を渡り、ホテルのレストランに入っていった。
みなとみらいを一望できる窓際の席で、拓海が告げる。
「ここはビュッフェなんだ。
食べたいものはある?」
「うーん……」
正直、真理は食欲どころではなかった。
朝食も食べていないのに、空腹を感じない。
胸がいっぱいで、何を食べたらいいのかわからなかった。
拓海がニコリと微笑んで告げる。
「じゃあ適当にとってくるね」
拓海が席を立ち、料理を取りに行った。
混み合ったレストラン、その人波に消える拓海を見届け、真理は窓に目を向けた。
身近だが遠かった『みなとみらい』。
学生時代から知ってはいたが、目の当たりにすると感動すら覚えた。
遠くでは水平線が見えるほど海が広がり、船が行き交っている。
『カフェ・ド・アルエット』とは別の穏やかさがそこにはあった。
浮足立っていた真理の心が、少しずつ落ち着いて行く。
小さく腹の虫が鳴る頃、拓海が真理の元へ戻ってきた。
「はい、これが真理の分」
「ありがとう、拓海さん」
「じゃ、食べようか」
海を眺めながら、真理と拓海は料理を口にしていった。
――でもやっぱり、拓海さんは顔がきれいだな。
みなとみらいという場所にいても浮くほど綺麗な顔立ち。
先祖が外国の『あやかし』と言っていたが、その影響だろう。
日本人離れした拓海は、レストランでも輝いて見えていた。
拓海がフォークを置き、スマホを窓に向けた。
撮影音がして、画面を確認した拓海がスマホをテーブルに置く。
「何を撮影したの?」
「初めて真理と見た海を、記念にね。
これでいつでも、今の気持ちを思い出せるでしょ」
――何かを言わなきゃ。
胸が苦しくて、言葉が出てこなかった。
目の前の拓海という一人の男性に、真理は完全に翻弄されている。
そんな自分を自覚しながら、真理は平静を装い、食事を続けた。
****
レストランを出た真理と拓海は、みなとみらいを堪能していった。
観光客に混じりながら、赤レンガ倉庫までを歩いて行く。
拓海は『今日の記念に』と、小さな船のキーホルダーを二つ購入していた。
そのうち一つを真理に手渡す。
「もらってくれる?」
「……うん」
真理はキーホルダーを、大切にバッグにしまい込んだ。
遠目ではいつも見ていた大観覧車前を通り過ぎ、ドッグヤードガーデンまで戻っていく。
付近ではストリートパフォーマーが彫像芸を見せていた。
人だかりに紛れ、拍手とチップを送る。
手をつないでランドマークタワーに入り、喫茶店で一息ついた。
「ちょっとお手洗い行ってくるね」
「あ、じゃあ私も」
化粧室に入った真理は、ミラーの前で洗面台に両手をついて脱力していた。
――し、心臓がもたない!
真理の胸は鎮まることを知らなかった。
まさか地元横浜、身近なはずのみなとみらいで、こんなデートになるなど思いもしない。
鏡で顔を入念にチェックしていく――崩れてないよね?
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