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終わり良ければ全て良し
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騒動の翌日、ルナは居間で刺繍をしていた。
リリアナと、ステファニーはレオノーラの婚約と結婚の為に招待状を作りはじめ、日取りや料理の相談をしていた。
アルマンは王宮に婚約証明書を提出に行き、留守だった。
ラファエルは、フェリクスとキース、アルバートと屋敷の庭で剣術と体術の特訓を受けていた。
レオノーラは、至急呼ばれた仕立て屋によって採寸とデザインを決めていた。そこにルシアンナも付き添っていたのだ。
ルナのいる居間に、バタバタと駆け込んできたルシアンナはひどく蒼ざめていた。
「ラファエルは?」
「お兄様なら庭で…」
といったところで、ルシアンナは走り出した。
その様子にルナもルシアンナを追いかけた。
「どうしたの?お姉様!」
ルシアンナはラファエルたちの所に駆け込むと、
「ラファエル、あんた私の為に喧嘩したのね?」
と言った。ルナはどきりとした、ルシアンナに知られてしまったのだ。
「仕立て屋の、縫い子がラファエルの喧嘩の事を知っていたの。その相手は私の知ってる人だったわ」
ルシアンナが言った。
「何があったの…!?」
ルシアンナはラファエルの腕をつかんだ
「あいつらは、ルシアンナの名誉を傷つけた」
ラファエルがばつが悪そうに言った。
「俺はだから、あいつらを殴りに行った。それだけだ」
ラファエルの言葉に、想像がついたのか
「バカじゃないの?私なんかのために…!」
ルシアンナははらはらと涙を流した。
「俺はブロンテ家の男だからね、家族を守りたいんだ」
「やぁね、あんたも良い男になったのね…!」
ルシアンナは、ラファエルの肩に頭を乗せて泣いていた。ラファエルはぽんぽんと背中を撫でて、慰めていた。
ラファエルの喧嘩の相手は、ルシアンナに求愛していた貴族の若者だったが、ルシアンナは相手にしなかった。しかし、近頃特定の相手、アルバートという存在が出来て、嫌がらせの噂を流したようなのだ。
フェリクスに言わせると、「息をする価値もない、男としてはゴミ」だそうだ。
ルナたちはラファエルとルシアンナをおいてそっとその場を離れた。
「いい男だな、ラファエルは」
フェリクスが微笑みながらルナに言った
「はい、自慢の兄なんです」
ルナも微笑みかえした。
一騒動があったけれど、ルナはなんだかとても幸せな気持ちになった。
リリアナと、ステファニーはレオノーラの婚約と結婚の為に招待状を作りはじめ、日取りや料理の相談をしていた。
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ラファエルは、フェリクスとキース、アルバートと屋敷の庭で剣術と体術の特訓を受けていた。
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ルシアンナが言った。
「何があったの…!?」
ルシアンナはラファエルの腕をつかんだ
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「俺はだから、あいつらを殴りに行った。それだけだ」
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「バカじゃないの?私なんかのために…!」
ルシアンナははらはらと涙を流した。
「俺はブロンテ家の男だからね、家族を守りたいんだ」
「やぁね、あんたも良い男になったのね…!」
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「いい男だな、ラファエルは」
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