14 / 58
風を感じて馬を駆る
しおりを挟む
マリアンナの手配したドレスメーカーは、まだ20歳くらいの女性でミリアといった。ミリアの作るドレスはとても素晴らしくて、フェリシアもすぐに気に入り早速注文をしたのだ。
マリアンナの依頼とあってか、ミリアも急ぎで作るといい張り切って帰っていった。
そしていよいよ、エリアルドから乗馬の招待を受けたその日、王宮から迎えの馬車が来てフェリシアは、イエローの乗馬服で出掛けた。
この日は、まだ肌寒いものの天気にも恵まれて乗馬日和。はじめてのコースには心が浮き立つ感じさえある。
馬車着き場でフェリシアを迎えたエリアルドは手を差し出して、降りるのをサポートする。
エリアルド自身もチョコレート色のコートとベージュのズボンとブーツ姿できっちりと乗馬服で登場していた。
「おはようフェリシア。乗馬服もとても良く似合うね」
「殿下も良くお似合いです」
馬車着き場からガーデン沿いにある回廊を歩き、王宮の裏手がわに向かう。その先には立派な乗馬用の厩舎が見えて、黒毛の馬と、青毛に白の鬣と尻尾が美しい馬だった。
「綺麗な馬…」
「気に入った?」
「もちろんです」
フェリシアは馬を撫でた。艶やか磨かれた毛並みがとても手に心地よい。
「早速行こうか?フェリシア」
「もちろん、走らせたくてうずうずします」
脚のせ台に乗り横乗りの鞍に座る。
「さすが軽々だね」
女性にしては背の高いフェリシアはスカートでも台があればさほど苦労なく乗る事ができる。
「その様子じゃ手加減はいらないかな?」
「お手柔らかにお願いします」
舞踏会と違い、このような場ならフェリシアとしても少しは気が楽である。
遠乗りの乗馬コースに馬首をめぐらせ、エリアルドの後ろを追うように並足で歩かせると、近衛騎士が4人ついてくる。
さすが見た目の近衛と噂されるだけありみな、整った顔立ちをしている。エリアルドとフェリシアが並んで走らせると、彼らは距離を離して着いてきていた。
緑の道の中に白っぽい茶色の道が延びてワクワクとさせられる。
道なりに進み、坂を上がりると、木漏れ日の美しい森の中の道へ入り、拓けた先にはきらきら光る湖面が眩しい。
そして湖の側で降りて馬を休ませる。 馬が水を飲み草を食んでしているのを木の幹にもたれ掛かりながら並んで立っていた。
「まだまだ行けるんだろう?」
エリアルドは冗談めかしていうと、フェリシアは笑った。
「いえ、こんなものです」
「横乗りなら?」
とエリアルドが言ってきた。
ドレスを着て乗馬をするなら、もちろん横のりしかない。それ以外…つまりは男のように乗るなら…。フェリシアはもっと上手く出来る。しかしそれは、レディらしからぬ振る舞いだ。
「誰かからフェリシア・ブロンテは大変なお転婆だとでもお聞きになりました?」
「まぁ、ね。しかし、手に追えない大変な暴れ馬ではないだろう?」
「暴れ馬だなんて失礼だわ」
そうフェリシアが言うとエリアルドは明るく声を上げて笑った。
(こんな風にも笑うんだ…)
「うん、君のお陰でいい感じで休息が出来た」
「お忙しいのですね、殿下」
「私がこうしていつも遊んでると思っていた?」
「いいえ、父は殿下は英邁な王になると申しておりました」
「ラファエルが…そうか」
「そうでなければ…。今回の事は無かったのではないでしょうか…」
「そのように、評される事は…嬉しくもあり…重たくもある」
その言葉にはっとした。
フェリシアがここのところ、重苦しく感じている気持ち。それはこのエリアルドの気持ちと近いのではないか…もっと重く大きい力なのだろう。
彼はずっとその立場に立っているのだから。
「君を、その重たい席に立たせようとしてる、私を恨む?それとも利用する?」
「いいえ…。私はそのどちらも望まない、今の私は…この国の平和を守る一石になるつもりです。それは…いつか王になる貴方を、少しでも支えたい…そう思っています」
「……心強いよ、フェリシア」
この人の隣に…私はいつか正式に立つ。そんな日が本当にやって来るのだろうか…。
「さぁ、帰りは競争して帰る?」
「加減はどうしますか?」
「しないよ、君がじゃじゃ馬か、そうでないか試してみたくなったから」
「殿下は意外と意地が悪いのね」
笑いながら馬に近づき、そして鞍に乗ると、
「先に走らせていいよ。道はわかるね?」
「では遠慮なく」
負けず嫌いの部分が出て、フェリシアは本気で馬を走らせたが、やはり負けてしまう。
「はぁ…はぁ…やっぱり、負けた…」
久しぶりとあって息が切れてしまう。
「いや、私も大人げなく本気で勝負してしまったよ。今日は楽しめた」
「わたくしも楽しかったです。殿下」
近くに近衛騎士たちがいるので言葉を改める。
「今度…王宮での舞踏会が決まったよ」
唐突なその言葉に戸惑いつつもフェリシアは返事をした。
「はい」
「新政派の、案だ」
「それは…」
つまりは……フェリシアの敵たちだ。
「私が、お忍びで君に会いに行ったのが気にくわなかったみたいだね」
エリアルドは表情に何も浮かべずに淡々と告げた。
「それで…」
「うん。若い未婚の令嬢を集めて他の娘たちも見てほしいと」
エリアルドは苦笑した。
「だから…気を付けるんだ。なにか仕掛けてくるかも知れない」
「わかりました…」
どくんと心臓が音を大きく立てた。
これは……それぞれの家の威信をかけた戦いで、勝つことを求められている。何かあるかもと、分かっていても逃げることは選択肢に用意されてはいない。
「……表だっては動けない時もある」
それは……、表だってフェリシアを助けられない、という苦悩が滲んでいた。
「はい、わかりました」
その言葉に出来るだけ力を込めてうなずいて見せると、
「そこでお茶でもしていこう」
「はい」
後はお茶とサンドイッチを軽く食べながら、エリアルドと過ごすとまた馬車で送られて帰宅する。
少しずつ、近づけたそんな気がして、以前よりも拒絶したい気持ちは薄れていた。けれど…あのキスは…どう捉えるべきか…。
やはり、仲を見せつけるそんなキスだったのか、と。
ふとそんな事を思案してしまう。
それは……何故なんだろう………。
マリアンナの依頼とあってか、ミリアも急ぎで作るといい張り切って帰っていった。
そしていよいよ、エリアルドから乗馬の招待を受けたその日、王宮から迎えの馬車が来てフェリシアは、イエローの乗馬服で出掛けた。
この日は、まだ肌寒いものの天気にも恵まれて乗馬日和。はじめてのコースには心が浮き立つ感じさえある。
馬車着き場でフェリシアを迎えたエリアルドは手を差し出して、降りるのをサポートする。
エリアルド自身もチョコレート色のコートとベージュのズボンとブーツ姿できっちりと乗馬服で登場していた。
「おはようフェリシア。乗馬服もとても良く似合うね」
「殿下も良くお似合いです」
馬車着き場からガーデン沿いにある回廊を歩き、王宮の裏手がわに向かう。その先には立派な乗馬用の厩舎が見えて、黒毛の馬と、青毛に白の鬣と尻尾が美しい馬だった。
「綺麗な馬…」
「気に入った?」
「もちろんです」
フェリシアは馬を撫でた。艶やか磨かれた毛並みがとても手に心地よい。
「早速行こうか?フェリシア」
「もちろん、走らせたくてうずうずします」
脚のせ台に乗り横乗りの鞍に座る。
「さすが軽々だね」
女性にしては背の高いフェリシアはスカートでも台があればさほど苦労なく乗る事ができる。
「その様子じゃ手加減はいらないかな?」
「お手柔らかにお願いします」
舞踏会と違い、このような場ならフェリシアとしても少しは気が楽である。
遠乗りの乗馬コースに馬首をめぐらせ、エリアルドの後ろを追うように並足で歩かせると、近衛騎士が4人ついてくる。
さすが見た目の近衛と噂されるだけありみな、整った顔立ちをしている。エリアルドとフェリシアが並んで走らせると、彼らは距離を離して着いてきていた。
緑の道の中に白っぽい茶色の道が延びてワクワクとさせられる。
道なりに進み、坂を上がりると、木漏れ日の美しい森の中の道へ入り、拓けた先にはきらきら光る湖面が眩しい。
そして湖の側で降りて馬を休ませる。 馬が水を飲み草を食んでしているのを木の幹にもたれ掛かりながら並んで立っていた。
「まだまだ行けるんだろう?」
エリアルドは冗談めかしていうと、フェリシアは笑った。
「いえ、こんなものです」
「横乗りなら?」
とエリアルドが言ってきた。
ドレスを着て乗馬をするなら、もちろん横のりしかない。それ以外…つまりは男のように乗るなら…。フェリシアはもっと上手く出来る。しかしそれは、レディらしからぬ振る舞いだ。
「誰かからフェリシア・ブロンテは大変なお転婆だとでもお聞きになりました?」
「まぁ、ね。しかし、手に追えない大変な暴れ馬ではないだろう?」
「暴れ馬だなんて失礼だわ」
そうフェリシアが言うとエリアルドは明るく声を上げて笑った。
(こんな風にも笑うんだ…)
「うん、君のお陰でいい感じで休息が出来た」
「お忙しいのですね、殿下」
「私がこうしていつも遊んでると思っていた?」
「いいえ、父は殿下は英邁な王になると申しておりました」
「ラファエルが…そうか」
「そうでなければ…。今回の事は無かったのではないでしょうか…」
「そのように、評される事は…嬉しくもあり…重たくもある」
その言葉にはっとした。
フェリシアがここのところ、重苦しく感じている気持ち。それはこのエリアルドの気持ちと近いのではないか…もっと重く大きい力なのだろう。
彼はずっとその立場に立っているのだから。
「君を、その重たい席に立たせようとしてる、私を恨む?それとも利用する?」
「いいえ…。私はそのどちらも望まない、今の私は…この国の平和を守る一石になるつもりです。それは…いつか王になる貴方を、少しでも支えたい…そう思っています」
「……心強いよ、フェリシア」
この人の隣に…私はいつか正式に立つ。そんな日が本当にやって来るのだろうか…。
「さぁ、帰りは競争して帰る?」
「加減はどうしますか?」
「しないよ、君がじゃじゃ馬か、そうでないか試してみたくなったから」
「殿下は意外と意地が悪いのね」
笑いながら馬に近づき、そして鞍に乗ると、
「先に走らせていいよ。道はわかるね?」
「では遠慮なく」
負けず嫌いの部分が出て、フェリシアは本気で馬を走らせたが、やはり負けてしまう。
「はぁ…はぁ…やっぱり、負けた…」
久しぶりとあって息が切れてしまう。
「いや、私も大人げなく本気で勝負してしまったよ。今日は楽しめた」
「わたくしも楽しかったです。殿下」
近くに近衛騎士たちがいるので言葉を改める。
「今度…王宮での舞踏会が決まったよ」
唐突なその言葉に戸惑いつつもフェリシアは返事をした。
「はい」
「新政派の、案だ」
「それは…」
つまりは……フェリシアの敵たちだ。
「私が、お忍びで君に会いに行ったのが気にくわなかったみたいだね」
エリアルドは表情に何も浮かべずに淡々と告げた。
「それで…」
「うん。若い未婚の令嬢を集めて他の娘たちも見てほしいと」
エリアルドは苦笑した。
「だから…気を付けるんだ。なにか仕掛けてくるかも知れない」
「わかりました…」
どくんと心臓が音を大きく立てた。
これは……それぞれの家の威信をかけた戦いで、勝つことを求められている。何かあるかもと、分かっていても逃げることは選択肢に用意されてはいない。
「……表だっては動けない時もある」
それは……、表だってフェリシアを助けられない、という苦悩が滲んでいた。
「はい、わかりました」
その言葉に出来るだけ力を込めてうなずいて見せると、
「そこでお茶でもしていこう」
「はい」
後はお茶とサンドイッチを軽く食べながら、エリアルドと過ごすとまた馬車で送られて帰宅する。
少しずつ、近づけたそんな気がして、以前よりも拒絶したい気持ちは薄れていた。けれど…あのキスは…どう捉えるべきか…。
やはり、仲を見せつけるそんなキスだったのか、と。
ふとそんな事を思案してしまう。
それは……何故なんだろう………。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
捨てられた地味な王宮修復師(実は有能)、強面辺境伯の栄養管理で溺愛され、辺境を改革する ~王都の貴重な物が失われても知りませんよ?~
水上
恋愛
「カビ臭い地味女」と王太子に婚約破棄された王宮修復師のリディア。
彼女の芸術に関する知識と修復師としての技術は、誰からも必要性を理解されていなかった。
失意の中、嫁がされたのは皆から恐れられる強面辺境伯ジェラルドだった!
しかし恐ろしい噂とは裏腹に、彼はリディアの不健康を見逃せない超・過保護で!?
絶品手料理と徹底的な体調管理で、リディアは心身ともに美しく再生していく。
一方、彼女を追放した王都では、貴重な物が失われたり、贋作騒動が起きたりとパニックになり始めて……。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる