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二十七話『ある意味一番楽しい』
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私たちのクラスはくじ引きの結果、お化け屋敷ではなくメイドカフェをやることになった。いわゆる萌系メイドではなく、クラシックタイプのメイド。
夢国さんはメイドカフェ選んでなかったけれど、嬉しそうだったなぁ。準備にも結構熱が入ってるし。
私や七津さんがポスターや看板を作る傍で、夢国さんはメイド担当の生徒に言葉遣いや所作の指導をしている。明日は本番ということで、指導の厳しさもヒートアップしていた。
「背中が曲がってますわよ」
「申し訳ありません! メイド長!」
いつの間にかメイド長になってるし。熱量といい緊迫感といい、メイドさんと言うより軍隊みたいになってきてる。
厳しい指導ではあるが、別の作業の時や練習終わりには仲良さそうに話している。会話の内容から察するに、指導を受けている生徒も楽しんでいるようだ。
その光景を、七津さんは喜び切れない表情で見ている。
「あんまり嫉妬しちゃダメだよ? 七津さん」
「わかってるけど~。あーちゃんに友達が増えていいことなんだけど~」
七津さんは体を左右にユラユラ。と言うよりグワングワンと振って唸っている。一定テンポで動くその姿はさながらメトロノーム。目は笑っているのに口は歪んでいる。
前は夢国さんが……。あれはどちらかというと自己嫌悪みたいなものだったけれど。七津さんもしっかり嫉妬ってするんだなぁ。私に紹介してくれた時は嬉しそうな顔してたけれど。
落ち着かせる方法がないかと考えていると、夢国さんがこちらに歩いてきた。ほんのりと赤い顔で、サラサラとした長い黒髪を指先でいじっている。
「あまり見られていると、落ち着かないのですが」
七津さんの前に立つと、顔を背けながら言った。恥ずかしくて落ち着かなかったのだろう。その様子を見た七津さんは、嬉しさが溢れ出したのかポワポワとした空気を纏って笑っていた。
「ごめんね~?」
「反省してませんわね。その顔は」
夢国さんはため息を吐くと、その場にペタンと座り込んで作業を手伝ってくれた。
「向こうは大丈夫なの?」
「ええ。人手は足りているらしいので。楓さんが動かなかった分の補填ですわ」
そう言うと夢国さんは、ペンを持って下書きをなぞり始めた。集中して作業を進めてくれていたが、途中で耳が真っ赤に染まって破裂しそうになっていた。七津さんはそれに気がついているのかいないのか、ただ嬉しそうに夢国さんの隣で作業している。
(恋人と一緒にいるべき。なんて気を遣われたとは言えませんわ)
心なしか、さっき夢国さんがいたグループがこっちを。夢国さんと七津さんを見て楽しそうにしている気がする。
「衣装届いたから、メイド組はサイズチェック兼ねて着替えてー」
当日給仕を担当する生徒は更衣室まで移動し、着替え終わった人から教室に戻ってきた。律儀に一人一人戻ってくるので、ちょっとしたファッションショーみたいになっている。
教室の内装も完成間近ということもあり、衣装と相まって本番感が出てきた。クラス全体のテンションが上がっている。
真打登場と言わんばかりに、最後は夢国さんが入ってきた。完成された立ち振る舞いに、感嘆の声が漏れる。一人だけ完成度が段違いだった。
夢国さんは本で見た使用人の動きと、普段から心がけている綺麗な立ち振る舞いの応用をしてるだけって簡単そうに言ってたけれど。やぱり一朝一夕でどうにかなるものじゃないと思う。
「あーちゃん超かわいいー!!」
感嘆の声で教室が溢れているのか、七津さんだけが歓喜の叫びをあげてハグしに走った。
いつもの光景が始めると思っていると、夢国さんはひらりと身を躱した。表情も、冷たい氷のように凛としている。どちらかといえばテンパリやすく照れ屋さんの夢国さんとは思えない。
ハグをし損ねて転びかけた七津さんだったが、持ち前の運動神経で体勢を立て直し、夢国さんの方に振り向いた。
完全にメイドさんになりきってる。本物見たことないから正しいのかどうかわからないけれど。
「お痛はいけませんよ」
夢国さんはおへそのあたりで手を揃え、お淑やかな笑顔で言った。それを見た七津さんは歓声を上げることも、さいどハグを仕掛けにいくことも、嬉しそうに笑うこともなかった。ただただ、ポーッと夢でも見ているかのように夢国さんを見つめていた。
完全に見惚れてるとかそういう目になってる。
「動くのにも問題はありませんわね。動けなければそもそもメイド服と呼べませんが」
確認して満足がいったのか、夢国さんは急にいつもの調子に戻った。あまりの変わり身の速さに私も唖然とする。
将来、気づいたら大物女優とかになってそうだな。夢国さん。
衣装のチェックも終わり、夢国さんたちは制服に着替えに戻って行った。七津さんは衝撃が大きすぎたのか、放心状態から戻って来れていない。受け身な夢国さんのカウンターパンチが思った以上の破壊力を秘めていた。
私もちょっとキュンときちゃいそうだった。
夢国さんたちが戻ってきても、七津さんは心ここに在らずのままだった。
「いつまで惚けてますの」
「すごい綺麗だったから、仕方ないんじゃないかな?」
素直な感想を伝えると、夢国さんは顔を赤くして私から顔を背けた。この反応をしてくれると、夢国さんが帰ってきてくれた気がする。
夢国さんは七津さんの前に座ると、軽いため息を吐いてペチペチと頬を叩いた。
「楓さん。起きてください。まだ夕刻前ですわよ」
十回ほど叩かれると、七津さんの意識が戻ってきた。叩いている夢国さんの手をそっと掴んで自分の頬に触れさせると、嬉しそうに笑った。
「おはよう、あーちゃん」
「……起きたなら、作業の続きしますわよ」
夢国さんの言葉に頷くと、七津さんは一瞬だけ夢国さんをギューっと抱きしめて作業を再開した。
クラス全体の尽力もあり、準備を滞りなく終わった。
テーブルクロスの敷かれたテーブル。四人がけが六席と二人がけが四席。教室の隅に茶葉やコーヒーの保管及び淹れるスペース。黒板には「喫茶ロイヤルベル」と書かれている。教室の入り口にある看板も同様だ。
「明日の本番。全力で頑張って。なにより、楽しみましょう!」
文化祭委員の挨拶でその日は解散となった。
私は少し残って、簡単な掃除をしてから帰ることにした。夢国さんと七津さんも付き合ってくれた。
ほんの僅かなゴミを回収し終えて下校しようとすると、雪菜先輩たちとばったり遭遇した。八戸波先生と何か話している。
「こんにちは、雪菜先輩。命先輩」
思い切って話しかけると、命先輩が「こんにちは」の時点でこちらに気づいて手を振ってくれた。空気からして、重たい話をしていたわけではなさそうだ。
「俺には挨拶なしか? 古町」
「先ほどさようならを言ったばかりなので。変かなって」
八戸波先生と少し話している間に、夢国さんと七津さんは命先輩に捕まっていた。命先輩は七津さん以上にハグ魔だと思う。夢国さんはモゾモゾとしているが、七津さんは夢国さんと一緒だからか特に不満はなさそうだ。
「古町さんたちは、出し物何になったの?」
「メイドカフェです。メイド喫茶かもしれませんけれど」
雪菜先輩は口に手を当てると、私のことをジッと見つめた。
「古町さんも、着るの?」
「いえ、私たちの中だと着るのは夢国さんだけです」
そう言うと、雪菜先輩は少し残念そうに「そっか」と言った。しかしその後もブツブツと何かを言っていた。
(他の人の目に付かないならその方が……)
「古町が作るお菓子は美味いからな。裏方は適任だと思うぞ」
八戸波先生が自慢げに私の頭をポンポンと叩いた。あまりにも不意打ちすぎて全身がゾワっとし、顔のあたりが熱くなった。
「つまり、古町さんのお菓子が食べられるの?」
「まあ、一応そうですかね」
嬉しさと恥ずかしさの感情に挟まれながら、冷静に雪菜先輩の質問に答える。
他の人も一緒に作るから、誰がどれとかはわからないけれど。
「明日、命と一緒に行くから。よかったら私のライブも観にきて。じゃあね。行くよ、命」
「はいは~い。みんなまたね~。絶対、亜里沙ちゃんのキュートなメイド見に行くから~」
雪菜先輩は質問する間もなく帰ってしまった。命先輩は命先輩でちゃんと話を聞いていたらしい。
ライブのことは気になるけれど、明日配られる校内パンフレットに書いてあるか。
「私が目的と言われると、途端に恥ずかしいですわね」
夢国が照れていると、七津さんはムスッとした顔で護るように夢国さんを後ろから抱き締めた。
「気負いすぎず、楽しめよ」
八戸波先生からの応援を受け取って、私たちは帰路についた。
明日の本番。絶対成功させるぞ。……表立って動いたりしないけれど。
夢国さんはメイドカフェ選んでなかったけれど、嬉しそうだったなぁ。準備にも結構熱が入ってるし。
私や七津さんがポスターや看板を作る傍で、夢国さんはメイド担当の生徒に言葉遣いや所作の指導をしている。明日は本番ということで、指導の厳しさもヒートアップしていた。
「背中が曲がってますわよ」
「申し訳ありません! メイド長!」
いつの間にかメイド長になってるし。熱量といい緊迫感といい、メイドさんと言うより軍隊みたいになってきてる。
厳しい指導ではあるが、別の作業の時や練習終わりには仲良さそうに話している。会話の内容から察するに、指導を受けている生徒も楽しんでいるようだ。
その光景を、七津さんは喜び切れない表情で見ている。
「あんまり嫉妬しちゃダメだよ? 七津さん」
「わかってるけど~。あーちゃんに友達が増えていいことなんだけど~」
七津さんは体を左右にユラユラ。と言うよりグワングワンと振って唸っている。一定テンポで動くその姿はさながらメトロノーム。目は笑っているのに口は歪んでいる。
前は夢国さんが……。あれはどちらかというと自己嫌悪みたいなものだったけれど。七津さんもしっかり嫉妬ってするんだなぁ。私に紹介してくれた時は嬉しそうな顔してたけれど。
落ち着かせる方法がないかと考えていると、夢国さんがこちらに歩いてきた。ほんのりと赤い顔で、サラサラとした長い黒髪を指先でいじっている。
「あまり見られていると、落ち着かないのですが」
七津さんの前に立つと、顔を背けながら言った。恥ずかしくて落ち着かなかったのだろう。その様子を見た七津さんは、嬉しさが溢れ出したのかポワポワとした空気を纏って笑っていた。
「ごめんね~?」
「反省してませんわね。その顔は」
夢国さんはため息を吐くと、その場にペタンと座り込んで作業を手伝ってくれた。
「向こうは大丈夫なの?」
「ええ。人手は足りているらしいので。楓さんが動かなかった分の補填ですわ」
そう言うと夢国さんは、ペンを持って下書きをなぞり始めた。集中して作業を進めてくれていたが、途中で耳が真っ赤に染まって破裂しそうになっていた。七津さんはそれに気がついているのかいないのか、ただ嬉しそうに夢国さんの隣で作業している。
(恋人と一緒にいるべき。なんて気を遣われたとは言えませんわ)
心なしか、さっき夢国さんがいたグループがこっちを。夢国さんと七津さんを見て楽しそうにしている気がする。
「衣装届いたから、メイド組はサイズチェック兼ねて着替えてー」
当日給仕を担当する生徒は更衣室まで移動し、着替え終わった人から教室に戻ってきた。律儀に一人一人戻ってくるので、ちょっとしたファッションショーみたいになっている。
教室の内装も完成間近ということもあり、衣装と相まって本番感が出てきた。クラス全体のテンションが上がっている。
真打登場と言わんばかりに、最後は夢国さんが入ってきた。完成された立ち振る舞いに、感嘆の声が漏れる。一人だけ完成度が段違いだった。
夢国さんは本で見た使用人の動きと、普段から心がけている綺麗な立ち振る舞いの応用をしてるだけって簡単そうに言ってたけれど。やぱり一朝一夕でどうにかなるものじゃないと思う。
「あーちゃん超かわいいー!!」
感嘆の声で教室が溢れているのか、七津さんだけが歓喜の叫びをあげてハグしに走った。
いつもの光景が始めると思っていると、夢国さんはひらりと身を躱した。表情も、冷たい氷のように凛としている。どちらかといえばテンパリやすく照れ屋さんの夢国さんとは思えない。
ハグをし損ねて転びかけた七津さんだったが、持ち前の運動神経で体勢を立て直し、夢国さんの方に振り向いた。
完全にメイドさんになりきってる。本物見たことないから正しいのかどうかわからないけれど。
「お痛はいけませんよ」
夢国さんはおへそのあたりで手を揃え、お淑やかな笑顔で言った。それを見た七津さんは歓声を上げることも、さいどハグを仕掛けにいくことも、嬉しそうに笑うこともなかった。ただただ、ポーッと夢でも見ているかのように夢国さんを見つめていた。
完全に見惚れてるとかそういう目になってる。
「動くのにも問題はありませんわね。動けなければそもそもメイド服と呼べませんが」
確認して満足がいったのか、夢国さんは急にいつもの調子に戻った。あまりの変わり身の速さに私も唖然とする。
将来、気づいたら大物女優とかになってそうだな。夢国さん。
衣装のチェックも終わり、夢国さんたちは制服に着替えに戻って行った。七津さんは衝撃が大きすぎたのか、放心状態から戻って来れていない。受け身な夢国さんのカウンターパンチが思った以上の破壊力を秘めていた。
私もちょっとキュンときちゃいそうだった。
夢国さんたちが戻ってきても、七津さんは心ここに在らずのままだった。
「いつまで惚けてますの」
「すごい綺麗だったから、仕方ないんじゃないかな?」
素直な感想を伝えると、夢国さんは顔を赤くして私から顔を背けた。この反応をしてくれると、夢国さんが帰ってきてくれた気がする。
夢国さんは七津さんの前に座ると、軽いため息を吐いてペチペチと頬を叩いた。
「楓さん。起きてください。まだ夕刻前ですわよ」
十回ほど叩かれると、七津さんの意識が戻ってきた。叩いている夢国さんの手をそっと掴んで自分の頬に触れさせると、嬉しそうに笑った。
「おはよう、あーちゃん」
「……起きたなら、作業の続きしますわよ」
夢国さんの言葉に頷くと、七津さんは一瞬だけ夢国さんをギューっと抱きしめて作業を再開した。
クラス全体の尽力もあり、準備を滞りなく終わった。
テーブルクロスの敷かれたテーブル。四人がけが六席と二人がけが四席。教室の隅に茶葉やコーヒーの保管及び淹れるスペース。黒板には「喫茶ロイヤルベル」と書かれている。教室の入り口にある看板も同様だ。
「明日の本番。全力で頑張って。なにより、楽しみましょう!」
文化祭委員の挨拶でその日は解散となった。
私は少し残って、簡単な掃除をしてから帰ることにした。夢国さんと七津さんも付き合ってくれた。
ほんの僅かなゴミを回収し終えて下校しようとすると、雪菜先輩たちとばったり遭遇した。八戸波先生と何か話している。
「こんにちは、雪菜先輩。命先輩」
思い切って話しかけると、命先輩が「こんにちは」の時点でこちらに気づいて手を振ってくれた。空気からして、重たい話をしていたわけではなさそうだ。
「俺には挨拶なしか? 古町」
「先ほどさようならを言ったばかりなので。変かなって」
八戸波先生と少し話している間に、夢国さんと七津さんは命先輩に捕まっていた。命先輩は七津さん以上にハグ魔だと思う。夢国さんはモゾモゾとしているが、七津さんは夢国さんと一緒だからか特に不満はなさそうだ。
「古町さんたちは、出し物何になったの?」
「メイドカフェです。メイド喫茶かもしれませんけれど」
雪菜先輩は口に手を当てると、私のことをジッと見つめた。
「古町さんも、着るの?」
「いえ、私たちの中だと着るのは夢国さんだけです」
そう言うと、雪菜先輩は少し残念そうに「そっか」と言った。しかしその後もブツブツと何かを言っていた。
(他の人の目に付かないならその方が……)
「古町が作るお菓子は美味いからな。裏方は適任だと思うぞ」
八戸波先生が自慢げに私の頭をポンポンと叩いた。あまりにも不意打ちすぎて全身がゾワっとし、顔のあたりが熱くなった。
「つまり、古町さんのお菓子が食べられるの?」
「まあ、一応そうですかね」
嬉しさと恥ずかしさの感情に挟まれながら、冷静に雪菜先輩の質問に答える。
他の人も一緒に作るから、誰がどれとかはわからないけれど。
「明日、命と一緒に行くから。よかったら私のライブも観にきて。じゃあね。行くよ、命」
「はいは~い。みんなまたね~。絶対、亜里沙ちゃんのキュートなメイド見に行くから~」
雪菜先輩は質問する間もなく帰ってしまった。命先輩は命先輩でちゃんと話を聞いていたらしい。
ライブのことは気になるけれど、明日配られる校内パンフレットに書いてあるか。
「私が目的と言われると、途端に恥ずかしいですわね」
夢国が照れていると、七津さんはムスッとした顔で護るように夢国さんを後ろから抱き締めた。
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