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六十八話『勉強と驚きと後悔』
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放課後の図書室。一学期のテスト期間の時と同じように、私と夢国さんと七津さんは互いに勉強を教え合っていた。
「ここの関係はね~」
今回は日本史のテストも実施されるからか、七津さんが活き活きとしている。得意科目がきたら任せてほしいと以前言っていたが、それにしても張り切っている。何より、分かりやすさ重視なおかげで覚えやすい。
もともと平均点は取れているけれど、この分ならクラス上位どころか、学年上位も狙えるかもしれない。そうしたら、先生褒めてくれるかな。
「七津さん、本当に日本史が好きなんだね」
「うん! あーちゃーんにだって負けないよ~。……一回しか勝ったことないけど」
七津さんは意気揚々とVサインを出したが、へにゃりとへこたれた。
一回だけって言うけれど、夢国さんの頭の良さを考えれば、それでも十分にすごいと思う。得意科目というか、好きな科目だから、悔しいって気持ちが他の教科と比べて大きいんだろうな。
「古町さん、少し宜しいですか?」
「うん。大丈夫だよ」
「ここの問いなのですが」
これまでに三回のテストを終えて、私は夢国さんに一教科も勝ったことがない。その夢国さんに勉強を教えるというのは、地頭の良さを見せつけられているようで多少複雑な気分になる。
夢国さんに計算の応用を教えている時、七津さんも覗き込むように夢国さんのワークを一緒に見ている。やや体重を乗っけられている状態なのだが、夢国さんは一切気にしない様子で問題を解いている。途中から覗き見た七津さんはよくわかっていないようで、難しそうな顔で首を傾げていた。
「解けましたわ」
「どれどれ……。さすが夢国さん、正解だよ」
夢国さんはほんの少しきっかけになるようなものを説明するだけで、大概の問題は解けてしまう。
「古町さんの教え方がお上手だからですわ」
謙遜するようにはにかむ夢国さん。憧れの自信に満ちたお嬢様を演じる夢国さんだが、褒められることへの耐性はそこまで高くないらしい。日によって、胸を張ったり恥ずかしがったりとまちまちだ。
「ヘルプミ~、あーちゃん」
夢国さんの疑問が解決すると、七津さんからのヘルプが入った。「仕方ないですわね」と、満更でもない様子で七津さんのノートを見る夢国さん。珍しい夢国さんからの接近だが、教えてもらっているからか七津さんも真面目に問題に取り組んでいる。
「できた~。ありがと~、あーちゃん」
問題を解くことができたら感謝のハグ。夢国さんは少し鬱陶しそうにしているが、それが照れ隠しであることは私にもわかる。寒さを凌ぐためなのか、最近は、以前よりも抵抗らしい抵抗をしなくなってきている。
その後も教え教えられの勉強会を続け、小休止を挟むことにした。テスト期間ということもあり、日頃から静かな図書室も普段以上に静かだ。休憩中、七津さんは夢国さんにべったりくっついている。夢国さんも体を預けて目を瞑っている。疲れているのだろうか。
二人は土日で息抜きにお出掛けたりしたのかな? 夢国さんは真面目だから、テスト期間中に遠出したりはしなさそうけれど。でも、七津さんに根負けしちゃったりしそうだなぁ。
ガララっ……
しばしゆったりしていると、唐突に図書室の扉が開いた。唐突に、などと言ったが、学内の自由に使える設備なのだから、誰が入ってくるのも問題ないのだが。なんとなく気になって扉の方を見た。
夢国さん自分が甘えてるところを私や先輩たち以外に見られるのが恥ずかしいのか、急に体を起こして姿勢を正した。急に離れられてしまったせいで七津さんは悲しげにしょんぼりしている。
「返却ーっ、て。なんだ、勉強会か? 熱心だな」
入ってきたのは八戸波先生。右手に本を抱えている。ホームルームの時は本当に眠かっただけのようで、今はだいぶスッキリした顔をしている。体調不良でなくてよかったと、ひとまず胸を撫で下ろした。
「何ニヤニヤしてるんだ、七津」
「えへへ~、なんでもないで~す」
八戸波先生の言葉に、振り向いて確認すると確かに七津さんがニヤニヤしていた。直前までしょんぼりしていたので、「?」が頭に浮かぶ。視線を七津さんだけに集中せず、関わっていそうな夢国さんにも目を向ける。すると、七津さんを視界に入れないようにしているのか、少し窓側に目線が動いていた。
なんか少し恥ずかしそう。あの反応の時の夢国さんは、何か積極的に動いていることが多い気がする。
それぞれ見るのではなく、二人セットで集中して見てみると、七津さんの左腕と夢国さんの腕が心なしか伸びているように見えた。
私の視線に気がついたのか、七津さんはニヤリと笑って自身の左腕を自分の体に軽く引き寄せて。すると、それに引っ張られるように夢国さんが少し七津さんに近づいた。
もしかして、しょんぼりした七津さんを見て、夢国さんから手を繋いだのかな? 夢国さんなりに頑張ってるんだ。口に出すとやめちゃうかもしれないから、ここは黙って別の話題に持って行こう。
「先生、どんな本借りていたんですか?」
「ちょっとした雑学本だよ。『不思議な進化』どちらかっていうと、図鑑か」
あ、私が前に借りようと思って読み切っちゃった本。先生、借りてたんだ。何か同じものに惹かれたみたいでちょっと。ううん、かなり嬉しい。先生、どの生き物がお気に入りかとか色々話したいな。沙穂さんから聞いた昔話も、先生の口から直接聞きたいし。
「古町さん。私たち、ちょっとトイレ行ってくる~」
「あの、楓さん? 私は別にーー」
「一人は寂しいから~」
そんな私の気持ちを知ってか知らずか。七津さんは夢国さんを引っ張って立ち上がった。文句ではなく疑問を浮かべる夢国さんの言葉を遮り、そのまま図書室を出て行った。八戸波先生は、少し振り回されている夢国さんを一歩下がって避けた。
「図書室も廊下も走りませんよ」
「ごめんなさ~い」
廊下に出たタイミングで図書室の先生から軽くお叱りを受けて、七津さんが元気な謝罪を返した。図書室の先生は厳しい先生ではないようで、特にそれ以上注意することも、一度引き止めるようなこともしなかった。
「子供は風の子、か。七津には気温関係ないな。返却お願いします」
「はい」
八戸波先生はポツリと呟くと、借りていた本をカウンターに置いた。返却処理を終えると本を受け取り、本棚に向かって歩いてきた。私たちが使っている席から見える列の隣の列に先生は入って行った。ここからでは、様子を伺えない。
せっかく七津さんが機会を作ってくれたんだし、二言三言。少しだけでもお話ししたい。
そう思って、待ち構えるように、八戸波先生が入って行った本棚が並ぶ列を眺める。しかし、場所を探すのに手間取っているのかなかなか出てこない。
わからないなら、一緒に探してあげようかな。そうすれば、先生とそのまま話せるかもしれなーー
「ーーなんだ、現代文の勉強じゃないのか」
「はひゃっ!」
あ、すごい変な声出ちゃった。
待ち構えていた八戸波先生は入っていた列ではなく、私のが少し体勢を変えれば見える列。私の後方からノートを覗き込むようにして現れた。
「び、びっくりさせないでくださいよ」
「ははっ、すまん。少し仕事でフラストレーションがな」
そう言って、八戸波先生は首に手を当ててはにかんだ。まだ少し私の中にショックが残っているようで、上手く次の話題が出てこない。さっきまであれだけ話したいことを考えていたと言うのに。
「……じゃ、俺は怒られねえうちに仕事戻るか。わからないことがあれば、遠慮なく聞けよ? 現代文限定だが」
テスト勉強の邪魔をしてはいけないと思ったのか、八戸波先生はそのまま足早に図書室を出ていってしまった。引き止めようとしたのだが、心臓のドキドキを止めるのに必死で脳が働いていなかった。
私の鼓動と脈拍が正常値に戻った頃、七津さんたちが戻ってきた。私の微妙な表情を見て、七津さんは上手くいかなかったことを察したようで、同様に微妙な顔をした。
「勉強の続き、しよっか」
「うん。そうだね。休憩、したもんね」
後悔をズルズル引き摺りながら再開した勉強会。幸いなことに、一度落ち着くという過程を挟んだからか、集中力はあまり削がれなかった。
……勿体ないことしたなぁ。……いや、勉強のためにとっておいたと考えよう。いい点とって、そこで先生と話すんだ。うん。
「ここの関係はね~」
今回は日本史のテストも実施されるからか、七津さんが活き活きとしている。得意科目がきたら任せてほしいと以前言っていたが、それにしても張り切っている。何より、分かりやすさ重視なおかげで覚えやすい。
もともと平均点は取れているけれど、この分ならクラス上位どころか、学年上位も狙えるかもしれない。そうしたら、先生褒めてくれるかな。
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「古町さん、少し宜しいですか?」
「うん。大丈夫だよ」
「ここの問いなのですが」
これまでに三回のテストを終えて、私は夢国さんに一教科も勝ったことがない。その夢国さんに勉強を教えるというのは、地頭の良さを見せつけられているようで多少複雑な気分になる。
夢国さんに計算の応用を教えている時、七津さんも覗き込むように夢国さんのワークを一緒に見ている。やや体重を乗っけられている状態なのだが、夢国さんは一切気にしない様子で問題を解いている。途中から覗き見た七津さんはよくわかっていないようで、難しそうな顔で首を傾げていた。
「解けましたわ」
「どれどれ……。さすが夢国さん、正解だよ」
夢国さんはほんの少しきっかけになるようなものを説明するだけで、大概の問題は解けてしまう。
「古町さんの教え方がお上手だからですわ」
謙遜するようにはにかむ夢国さん。憧れの自信に満ちたお嬢様を演じる夢国さんだが、褒められることへの耐性はそこまで高くないらしい。日によって、胸を張ったり恥ずかしがったりとまちまちだ。
「ヘルプミ~、あーちゃん」
夢国さんの疑問が解決すると、七津さんからのヘルプが入った。「仕方ないですわね」と、満更でもない様子で七津さんのノートを見る夢国さん。珍しい夢国さんからの接近だが、教えてもらっているからか七津さんも真面目に問題に取り組んでいる。
「できた~。ありがと~、あーちゃん」
問題を解くことができたら感謝のハグ。夢国さんは少し鬱陶しそうにしているが、それが照れ隠しであることは私にもわかる。寒さを凌ぐためなのか、最近は、以前よりも抵抗らしい抵抗をしなくなってきている。
その後も教え教えられの勉強会を続け、小休止を挟むことにした。テスト期間ということもあり、日頃から静かな図書室も普段以上に静かだ。休憩中、七津さんは夢国さんにべったりくっついている。夢国さんも体を預けて目を瞑っている。疲れているのだろうか。
二人は土日で息抜きにお出掛けたりしたのかな? 夢国さんは真面目だから、テスト期間中に遠出したりはしなさそうけれど。でも、七津さんに根負けしちゃったりしそうだなぁ。
ガララっ……
しばしゆったりしていると、唐突に図書室の扉が開いた。唐突に、などと言ったが、学内の自由に使える設備なのだから、誰が入ってくるのも問題ないのだが。なんとなく気になって扉の方を見た。
夢国さん自分が甘えてるところを私や先輩たち以外に見られるのが恥ずかしいのか、急に体を起こして姿勢を正した。急に離れられてしまったせいで七津さんは悲しげにしょんぼりしている。
「返却ーっ、て。なんだ、勉強会か? 熱心だな」
入ってきたのは八戸波先生。右手に本を抱えている。ホームルームの時は本当に眠かっただけのようで、今はだいぶスッキリした顔をしている。体調不良でなくてよかったと、ひとまず胸を撫で下ろした。
「何ニヤニヤしてるんだ、七津」
「えへへ~、なんでもないで~す」
八戸波先生の言葉に、振り向いて確認すると確かに七津さんがニヤニヤしていた。直前までしょんぼりしていたので、「?」が頭に浮かぶ。視線を七津さんだけに集中せず、関わっていそうな夢国さんにも目を向ける。すると、七津さんを視界に入れないようにしているのか、少し窓側に目線が動いていた。
なんか少し恥ずかしそう。あの反応の時の夢国さんは、何か積極的に動いていることが多い気がする。
それぞれ見るのではなく、二人セットで集中して見てみると、七津さんの左腕と夢国さんの腕が心なしか伸びているように見えた。
私の視線に気がついたのか、七津さんはニヤリと笑って自身の左腕を自分の体に軽く引き寄せて。すると、それに引っ張られるように夢国さんが少し七津さんに近づいた。
もしかして、しょんぼりした七津さんを見て、夢国さんから手を繋いだのかな? 夢国さんなりに頑張ってるんだ。口に出すとやめちゃうかもしれないから、ここは黙って別の話題に持って行こう。
「先生、どんな本借りていたんですか?」
「ちょっとした雑学本だよ。『不思議な進化』どちらかっていうと、図鑑か」
あ、私が前に借りようと思って読み切っちゃった本。先生、借りてたんだ。何か同じものに惹かれたみたいでちょっと。ううん、かなり嬉しい。先生、どの生き物がお気に入りかとか色々話したいな。沙穂さんから聞いた昔話も、先生の口から直接聞きたいし。
「古町さん。私たち、ちょっとトイレ行ってくる~」
「あの、楓さん? 私は別にーー」
「一人は寂しいから~」
そんな私の気持ちを知ってか知らずか。七津さんは夢国さんを引っ張って立ち上がった。文句ではなく疑問を浮かべる夢国さんの言葉を遮り、そのまま図書室を出て行った。八戸波先生は、少し振り回されている夢国さんを一歩下がって避けた。
「図書室も廊下も走りませんよ」
「ごめんなさ~い」
廊下に出たタイミングで図書室の先生から軽くお叱りを受けて、七津さんが元気な謝罪を返した。図書室の先生は厳しい先生ではないようで、特にそれ以上注意することも、一度引き止めるようなこともしなかった。
「子供は風の子、か。七津には気温関係ないな。返却お願いします」
「はい」
八戸波先生はポツリと呟くと、借りていた本をカウンターに置いた。返却処理を終えると本を受け取り、本棚に向かって歩いてきた。私たちが使っている席から見える列の隣の列に先生は入って行った。ここからでは、様子を伺えない。
せっかく七津さんが機会を作ってくれたんだし、二言三言。少しだけでもお話ししたい。
そう思って、待ち構えるように、八戸波先生が入って行った本棚が並ぶ列を眺める。しかし、場所を探すのに手間取っているのかなかなか出てこない。
わからないなら、一緒に探してあげようかな。そうすれば、先生とそのまま話せるかもしれなーー
「ーーなんだ、現代文の勉強じゃないのか」
「はひゃっ!」
あ、すごい変な声出ちゃった。
待ち構えていた八戸波先生は入っていた列ではなく、私のが少し体勢を変えれば見える列。私の後方からノートを覗き込むようにして現れた。
「び、びっくりさせないでくださいよ」
「ははっ、すまん。少し仕事でフラストレーションがな」
そう言って、八戸波先生は首に手を当ててはにかんだ。まだ少し私の中にショックが残っているようで、上手く次の話題が出てこない。さっきまであれだけ話したいことを考えていたと言うのに。
「……じゃ、俺は怒られねえうちに仕事戻るか。わからないことがあれば、遠慮なく聞けよ? 現代文限定だが」
テスト勉強の邪魔をしてはいけないと思ったのか、八戸波先生はそのまま足早に図書室を出ていってしまった。引き止めようとしたのだが、心臓のドキドキを止めるのに必死で脳が働いていなかった。
私の鼓動と脈拍が正常値に戻った頃、七津さんたちが戻ってきた。私の微妙な表情を見て、七津さんは上手くいかなかったことを察したようで、同様に微妙な顔をした。
「勉強の続き、しよっか」
「うん。そうだね。休憩、したもんね」
後悔をズルズル引き摺りながら再開した勉強会。幸いなことに、一度落ち着くという過程を挟んだからか、集中力はあまり削がれなかった。
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