徒然伸びる雑草

ヤツカツイタチ

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ゲームをやるには圧倒的に時間が足りない人生

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自分の子供の頃、なんなら若かった頃はジャンルは問わず、最新ゲーム、人気ゲームなんぞを買ってプレーし、一人用のRPGでも、ゲームの内容、謎解き、キャラクターの育成、どこまで話を進めたか…等を話題として仲間と共有したり自慢したりしたものだ。
しかし昨今、ゲームをやるのが面倒、それよりもYの者、Vの者の配信したプレー動画を見たほうが楽しい、ゲームの内容も入ってくるから…とまぁ、なんかそんなでゲーム人口が先細りしている感じがあると思われる。とても悲しいことだ。(現在2026年1月現在)最新のFFの7のリメイクも仕様で最強モードが組み込まれるという話である。プレーヤーはこれで満足なのか?コレで良いのか?などと、昔ゲーマーだった自分も思うのである。

では何故、そのようなことになってしまったのか?を軽く考え友人と意見を交わした結果、見えてきたものがあった。”我々には圧倒的に時間がない、足りない”のだ。これに尽きる。
時間が足りないと考えられうる理由は大体がスマートフォンの普及が原因である。スマートフォンという個人端末、これが娯楽を無限に拡張し続けているのが原因だ。
さて、私も若い頃はゲーマー…といってもライト層であったが…まぁゲーム好きだったのだ。
新作のRPGやシミュレーションゲーム等を寝るまを惜しんでプレーし、発売して1週間以内にクリア、周回要素のあるゲームも周回を続け、一ヶ月は1つのゲームをプレーし続ける――そんな感じのゲーム好きであった。
イナイレも400時間やった、ポータブル時代のMHもかなりやった。まだ手元に残ってる。そのくらいゲームをやり続けていたのだ。
しかし昨今、もう新ハードを買ったりして新しいゲームをしようという気力がない。自分がもう老いぼれた人間だからか?と思って日々を過ごしていたのだが、最近ふと「スマホゲーのデイリーは確実にこなしているな…」と思い始め、その事に気がついた時に愕然とした。そうなのだ、毎日数種類のゲームを”掛け持ちした状態”でプレーしていたのだ。自分のやってることは、過去から今にかけて結局のところ変わらなかったのだ…プラットフォームがコンシューマーからソーシャル、スマートフォンゲームに移行していただけなのだ。
では何故、時間が足りないのか、頭の良い方ならお分かりいただけるであろう…複数のスマホゲーを掛け持ちするにあたり、1つのデイリーをこなすのに10~30分、これを3~6程掛け持ちすると、2時間近くかかってしまう。しかもこのデイリーは時限式で早ければ0時の更新、日程更新が遅いゲーム16時なんてのも存在する。日に複数回スマホでデイリーをクリアするために時間を奪われてしまっているのだ…

勿論これはこの私自身が”大変な愚か者”であることは間違いないのだが、このような感じに過ごしてしまっている若者も多数存在しているのではないか?と思ってしまったのだ。老いぼれた自分は日がなボケーとスマホやタブレットやPCの画面等を眺めて過ごしているのであるが、若者はもっとやるべき事があり、日々の生活を学校や会社などで『制限された状態』で過ごしている、と私は思っている(いや私も無職というわけではないのだが)その制限された生活の中で、友人や仲間とのコミュニケーションを図るために、様々なジャンルの情報を取り入れなければならないと私は考えている。流行りの音楽やショート動画を共有し合い、その上で自分のお気に入りの配信者の動画を見たりしているのであろう。話題のドラマやアニメをチェックし、流行っている簡単なゲームとかもやったりしているに違いない…この意見はオタク丸出しである私の矮小な想像力での考えであるが…
現代人には圧倒的に時間がないのだ。その上で手元の小型の端末には次々と新しいコンテンツが追加されていく状態だ。今でも足りない時間が今後もさらに足りなくなっていく。情報の取捨選択を常に求められている状態だ。

そこで最初の話題に戻そうと思うのだが、この圧倒的な時間の無さで『自分が作業をしなければいけない別に必要のない面倒な作業』という、ゲームのプレーと言うモノが上がる。と言ってもこれに関して言えば”そのことが自慢になる、賞賛される”というモノに関しては該当しないのであるが、そういうものは基本的に複数人でプレーする対戦物や競技として見られるゲームであろう、プロゲーマーも立派な職業であるし。
しかし、一人プレーのRPGやRPGシミュレーション、主にコンシューマー系のゲームに当てはまってしまうのだ。プレーヤー自身が配信者…あるいはSNS等で発表する場がある場合は、まだ「己の手でやろう」という発想は出てくるのだが、大半の人間はそのような場が存在しないのだ。そのような場の無い人間にとって、ゲームをすることに対して”現在では意味のない作業”と認識してしまう可能性が高い。「でもゲームは気になる…」という人間はゲームの内容や結果のみを望もうとする。そこで簡単に、楽しくそのような情報が手に入る…としてゲームの実況配信等を見に行ってしまうのだ。時間が無いと先に論じているのに配信を見るのはおかしい、余裕があるのでは?と諸兄も思う所であろうが『配信を見ている時間に手元で別の作業ができる』というメリットが大きいのだ。
中には配信をぼーっと見てしまう人も居るであろう、しかしこの状態は”現代では意味のない作業”をしていない時点で既に『効率が良い』事になるのだ。自覚しているかは怪しいところであるがこれは逆の発想である。己に正当性を持たせるために『とても効率がいい』と錯覚してしてしまっているのだ。
このような現状の中で世のゲーム会社は新作の大作ゲームを古株のゲームファンから切望されている状態である。ゲームを作っても売れるかどうか、この状況では難しくマーケティングも困窮を極めるであろう…すごい世の中になったものである…しかもSNSで情報が共有される世の中、少しの不満が大火に変わってしまう可能性も孕んでいるのだ…恐ろしいものである。
そして、現代人にはあまりにも時間がなく、時間を割いて大作ゲームなんてものをやる人間が、むしろ酔狂LVになってしまった。大作を作るような大きな会社は身動きが取れない状態で、かろうじて過去のIPに縋って細々とやっていく他なくなってしまったのではないだろうか…?

余計なことで脇道にそれてしまったが、つまるところゲームをやるにも時間が足りないのである、そして効率良く情報を得るのに、ゲーム配信がとても都合が良いのである。新作ゲームを、一般人が買わないようになってしまった図式を簡単にまとめてみた次第であった。
まぁ半分以上は自分の頭の中で考えた事なので、こういう意見がある、とでも思って頂ければ幸いである。
それでも自分はこれからのゲーム業界の未来を信じてスマホゲーを起動しよう。石配ってるはずだ。
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