11 / 37
①
あの日のこと
しおりを挟む
土曜日の午後2時頃だった。
会って、すぐにわかった。何となく、面影があった。
年齢相応に、カッコよくなっていた。
車に乗ると、すぐに車を走らせた。
「まさかね、こんな再会があるとはな」
「昇矢くんは会いたくなかった?」
「どうかな?」
「私、やっぱ、可愛くないよね」
「何?また、誰かに何か言われた?」
「うん」
少し行った公園の駐車場に停めた。
「色気ないって。女として見れないって」
「誰に言われたの?」
「付き合ってた人」
「へぇ」
「私って、そんなに魅力ない?」
「いや、俺はそんなことないと思うよ」
「ホントに?」
「ほら、笑うと可愛い」
「でも・・・キスもしてくれなかったんだよ」
「まぁ、人それぞれ、好みもあるしさ。でも、俺は、里桜ちゃんは魅力的だと思うよ」
「お世辞でも嬉しい」
「お世辞なんかじゃないって」
「好みとかって、昇矢くん意外の人はそうは思わないかもしれないよ」
「いやいや、そんなことないって」
「ううん、自信ない」
「大丈夫だって」
と言って、肩を軽く叩いた。
「だったらさぁ、私の事、抱ける?」
「え?」
「私、昇矢くんとエッチしたい」
「あのなぁ、そんな事、軽々しく言うんじゃない」
「やっぱ、無理なんだ?」
「里桜ちゃん?」
困らせてる。でも、何でか発してた。
「わかった。行こう」
そう言って、車を走らせ、ラブホテルの駐車場に停めた。
私は震えてる。自分で言ったのに。
「いいんだろ?」
「うん」
昇矢くんは肩を抱くように歩き出し、1室に入った。
部屋に入るとすぐに、昇矢くんはキスをした。
耳元で、
「シャワー浴びよう」
脱衣所で、先に自分が裸になり、私の服も脱がせた。
恥ずかしいけど、ずっと抱きつくようにしていた。
シャワーを浴びてから、すぐにベッドに行き、優しく全身を舐め、
「里桜、可愛いよ」
と言って、抱き合った。
互いに息が乱れてる。
「大丈夫?」
声が出ず、頷いた。
落ち着くまで、ずっと、優しく抱きしめてくれていた。
会って、すぐにわかった。何となく、面影があった。
年齢相応に、カッコよくなっていた。
車に乗ると、すぐに車を走らせた。
「まさかね、こんな再会があるとはな」
「昇矢くんは会いたくなかった?」
「どうかな?」
「私、やっぱ、可愛くないよね」
「何?また、誰かに何か言われた?」
「うん」
少し行った公園の駐車場に停めた。
「色気ないって。女として見れないって」
「誰に言われたの?」
「付き合ってた人」
「へぇ」
「私って、そんなに魅力ない?」
「いや、俺はそんなことないと思うよ」
「ホントに?」
「ほら、笑うと可愛い」
「でも・・・キスもしてくれなかったんだよ」
「まぁ、人それぞれ、好みもあるしさ。でも、俺は、里桜ちゃんは魅力的だと思うよ」
「お世辞でも嬉しい」
「お世辞なんかじゃないって」
「好みとかって、昇矢くん意外の人はそうは思わないかもしれないよ」
「いやいや、そんなことないって」
「ううん、自信ない」
「大丈夫だって」
と言って、肩を軽く叩いた。
「だったらさぁ、私の事、抱ける?」
「え?」
「私、昇矢くんとエッチしたい」
「あのなぁ、そんな事、軽々しく言うんじゃない」
「やっぱ、無理なんだ?」
「里桜ちゃん?」
困らせてる。でも、何でか発してた。
「わかった。行こう」
そう言って、車を走らせ、ラブホテルの駐車場に停めた。
私は震えてる。自分で言ったのに。
「いいんだろ?」
「うん」
昇矢くんは肩を抱くように歩き出し、1室に入った。
部屋に入るとすぐに、昇矢くんはキスをした。
耳元で、
「シャワー浴びよう」
脱衣所で、先に自分が裸になり、私の服も脱がせた。
恥ずかしいけど、ずっと抱きつくようにしていた。
シャワーを浴びてから、すぐにベッドに行き、優しく全身を舐め、
「里桜、可愛いよ」
と言って、抱き合った。
互いに息が乱れてる。
「大丈夫?」
声が出ず、頷いた。
落ち着くまで、ずっと、優しく抱きしめてくれていた。
0
あなたにおすすめの小説
行き場を失った恋の終わらせ方
当麻月菜
恋愛
「君との婚約を白紙に戻してほしい」
自分の全てだったアイザックから別れを切り出されたエステルは、どうしてもこの恋を終わらすことができなかった。
避け続ける彼を求めて、復縁を願って、あの日聞けなかった答えを得るために、エステルは王城の夜会に出席する。
しかしやっと再会できた、そこには見たくない現実が待っていて……
恋の終わりを見届ける貴族青年と、行き場を失った恋の中をさ迷う令嬢の終わりと始まりの物語。
※他のサイトにも重複投稿しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる