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①
お返しはいらない‼
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入社して半年経った頃、私は大きなミスをしてしまった。
組み立てと、検査を一人でやっていた。
最終的な検査を別の人にもやってもらうのだけど、その日は別のチームの助っ人に行ってて、戻るのを待っていたら間に合わなくなった。私の作業が遅かったのもあったのだけど。それで、検査してもらったことにして出荷してしまった。
それが、不良品を出してしまったのだ。
私のせいだと落ち込んだ。
チームの人は、一人の責任ではない。と言ってはくれたが。
お昼は、外で食べる人、お弁当や買ってきたものを、自分のデスクで食べる人がいる。
私も大体が、コンビニなどで買ってデスクで食べてた。
その日は、食欲もなく、社内の自販機で飲み物だけ買って、前のベンチに座ってぼ~っとしてた。
私の職場は1階にあって、自販機があるのは2階だ。
「お疲れ~」
「お疲れ様です」
声をかけてくれたのは、配送担当の占詠蒼生さんだった。
占詠さんは、チームには属していない。
大体が社外に出てて、2階にトラックの配送口があるので、2階から出入りしている。
うちの会社は通勤には車は使えない。交通費は交通機関の利用分を定期で支払われる。
私は電車通勤だ。
占詠さんもベンチに座り、私の顔を覗き込むように、
「どうした?元気ないなぁ」
「え、ちょっと・・・」
「ん?」
「ミスしたから・・・」
「あぁ、一昨日の?」
「うん」
「ま、そうゆうこともあるよ、みんな」
「でも・・・」
「俺もさ、資格なしにここに入ったけど、何とかやれてる。運転好きだし、あちこち行って話すのも楽しいし、徐々に慣れていったよ」
私は俯いたまま聞いていた。
「はい、これあげる」
と、私の手に個装のチョコレートを差し出して、
「甘いもの食べて、元気だしな」
と言った。
「ありがとう」
私はすぐに開けて口に入れ、
「甘い」
「だろ?」
「美味しい」
「お、いい笑顔だ」
と、私の頭を撫で、行ってしまった。
組み立てと、検査を一人でやっていた。
最終的な検査を別の人にもやってもらうのだけど、その日は別のチームの助っ人に行ってて、戻るのを待っていたら間に合わなくなった。私の作業が遅かったのもあったのだけど。それで、検査してもらったことにして出荷してしまった。
それが、不良品を出してしまったのだ。
私のせいだと落ち込んだ。
チームの人は、一人の責任ではない。と言ってはくれたが。
お昼は、外で食べる人、お弁当や買ってきたものを、自分のデスクで食べる人がいる。
私も大体が、コンビニなどで買ってデスクで食べてた。
その日は、食欲もなく、社内の自販機で飲み物だけ買って、前のベンチに座ってぼ~っとしてた。
私の職場は1階にあって、自販機があるのは2階だ。
「お疲れ~」
「お疲れ様です」
声をかけてくれたのは、配送担当の占詠蒼生さんだった。
占詠さんは、チームには属していない。
大体が社外に出てて、2階にトラックの配送口があるので、2階から出入りしている。
うちの会社は通勤には車は使えない。交通費は交通機関の利用分を定期で支払われる。
私は電車通勤だ。
占詠さんもベンチに座り、私の顔を覗き込むように、
「どうした?元気ないなぁ」
「え、ちょっと・・・」
「ん?」
「ミスしたから・・・」
「あぁ、一昨日の?」
「うん」
「ま、そうゆうこともあるよ、みんな」
「でも・・・」
「俺もさ、資格なしにここに入ったけど、何とかやれてる。運転好きだし、あちこち行って話すのも楽しいし、徐々に慣れていったよ」
私は俯いたまま聞いていた。
「はい、これあげる」
と、私の手に個装のチョコレートを差し出して、
「甘いもの食べて、元気だしな」
と言った。
「ありがとう」
私はすぐに開けて口に入れ、
「甘い」
「だろ?」
「美味しい」
「お、いい笑顔だ」
と、私の頭を撫で、行ってしまった。
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