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②
コトハジメ
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そして、2階のリビングに行って、話をした。
「俺さ、姉ちゃんとは、10歳も違うって言っただろ?」
「うん」
「だからさ、他ん家の子の親と比べて若くないし、子供の頃、嫌だったんだ。当時はね、あの家はおじいちゃんたちが住んでて、親父たちは通いだった。俺が保育園行くようになってからは、帰りも遅くて、いつも姉ちゃんといた。それでも、食べるものとか、いつも作ってあって、それを姉ちゃんが温めてくれて、みたいな。今思えば寂しかったのかなぁ。俺が小学校入ったすぐにじいちゃんが亡くなって、追うようにばあちゃんもなくなって。それから、あの家に越したんだけどさ。それでも、なんかな、成長とともに、逆に避けるようになって。とがってた時期もあったなぁ」
「私が最初に見たときとか?」
「そうだな。それとさ、親父が死んだ後に、俺、養子だってわかって」
「養子?」
「実の母さんは、未婚で生んで、その後に病死したって。だから、じいちゃんは俺に冷たかったんだなって思った。その頃、姉ちゃんが結婚して、後継ぎな感じになったから、俺は余計に俺の居場所なく感じてた。でも、出て行って、それからだな、俺もちゃんとしなきゃって思った。父さんには何も出来なかったけど、母さんには孝行しなきゃって」
「そっか」
「でも、何したらいいかわからなかった。そんな時に、橙香に会った。ただ、母さんの話し相手になってくれたらなぁって、最初は思ったんだ。だけど、それ以上だった。橙香に助けられたよ」
「私は何も」
「いや、助かったし、俺もな」
「泰之くんもって?」
「なんかさ、橙香といると、楽なんだよ」
「楽って、褒められている気がしない」
「褒めてるよ」
「泰之くんは、髪の長くて、綺麗な人がタイプなんじゃないの?」
「え、何で?」
「だって、前に・・・」
「ん?」
「デートしてたじゃん」
「あぁ、そうゆうこと?タイプってわからない。確かに、見かけよくて、よく気が利く子だったけど、なんかな、疲れるってゆうか」
「疲れる?」
「もういいじゃん。俺は、橙香が好きだ」
と言って、キスをした。
「俺さ、姉ちゃんとは、10歳も違うって言っただろ?」
「うん」
「だからさ、他ん家の子の親と比べて若くないし、子供の頃、嫌だったんだ。当時はね、あの家はおじいちゃんたちが住んでて、親父たちは通いだった。俺が保育園行くようになってからは、帰りも遅くて、いつも姉ちゃんといた。それでも、食べるものとか、いつも作ってあって、それを姉ちゃんが温めてくれて、みたいな。今思えば寂しかったのかなぁ。俺が小学校入ったすぐにじいちゃんが亡くなって、追うようにばあちゃんもなくなって。それから、あの家に越したんだけどさ。それでも、なんかな、成長とともに、逆に避けるようになって。とがってた時期もあったなぁ」
「私が最初に見たときとか?」
「そうだな。それとさ、親父が死んだ後に、俺、養子だってわかって」
「養子?」
「実の母さんは、未婚で生んで、その後に病死したって。だから、じいちゃんは俺に冷たかったんだなって思った。その頃、姉ちゃんが結婚して、後継ぎな感じになったから、俺は余計に俺の居場所なく感じてた。でも、出て行って、それからだな、俺もちゃんとしなきゃって思った。父さんには何も出来なかったけど、母さんには孝行しなきゃって」
「そっか」
「でも、何したらいいかわからなかった。そんな時に、橙香に会った。ただ、母さんの話し相手になってくれたらなぁって、最初は思ったんだ。だけど、それ以上だった。橙香に助けられたよ」
「私は何も」
「いや、助かったし、俺もな」
「泰之くんもって?」
「なんかさ、橙香といると、楽なんだよ」
「楽って、褒められている気がしない」
「褒めてるよ」
「泰之くんは、髪の長くて、綺麗な人がタイプなんじゃないの?」
「え、何で?」
「だって、前に・・・」
「ん?」
「デートしてたじゃん」
「あぁ、そうゆうこと?タイプってわからない。確かに、見かけよくて、よく気が利く子だったけど、なんかな、疲れるってゆうか」
「疲れる?」
「もういいじゃん。俺は、橙香が好きだ」
と言って、キスをした。
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